サブスクリプションのソース表、ターゲット表、および特権の指定

各 JDBC サブスクリプションごとに 1 つ以上の表を定義する必 要があります。 サブスクリプションに複数の表を指定すると、それらの表は、サブスクリプションの作成時に 追加した順序と同じ順序で同期化されます。 この順序は、 「レプリケーション・サブスクリプションの定義」ウィンドウで表のリストを見るとわかります。

異なる 2 つのサブスクリプションに同じソースおよびターゲット表を指定してはなりません。 同じソース表を複製する 2 つのサブスクリプションを作成したい場合には、別のターゲット表を 使用してください。

このタスクは、JDBC サブスクリプションを作成するためのより大きなタスクの一部 です。以下のステップを完了したら、 『JDBC サブスクリプションの作成』に戻ってください。

手順

サブスクリプションに表を追加するには、次のようにします。

  1. 「JDBC サブスクリプション」ノートブ ックの「識別」ページで、 「サブスクリプションの定義」をクリックします。「レプリケーション・サブスクリプションの定義」ウィンドウがオープンします。
  2. 「レプリケーション・サブスクリプションの定義」ウィンドウで「追加」を クリックします。 「表の追加」ウィンドウ がオープンします。
  3. 「表の追加」ウィンドウで「」リストを使用し、 そのサブスクリプションに追加するレプリケーション・ソースを選択します。

    フィルター」をクリックして、表リスト中の使用可能な表を制限するために使用されるソース・フィルターを変更します。「フィルター」ウィンドウがオープンします。

    % シンボルはワイルドカードです。「ソース・スキーマ」および「ソース表」フィールドで、% と 入力すると、表リスト内のすべての使用可能な表を表示します。

  4. Lotus Domino では、「表の追加」ウィンドウの「詳細 (Advanced)」をクリックして、適切な列に対する主キーを選択します。詳細に ついては、Lotus Domino のデータにアクセスするための JDBC ドライバーの構成を参照してください。
  5. ターゲット・スキーマ」フィールドは、表 がモバイル・デバイス上で持つスキーマを指定します。スキーマを指定しないと、システムはデフォルトでソース表のスキーマを使用します。
  6. ターゲット表」フィールドに、表が モバイル・デバイス上で持つ名前を指定します。名前を指定しないと、システムはデフォルトでソース表の名前を使用します。
  7. アクセス権」で、このレプリケーション・ソースに対して、このサブスクリプションのユーザーに与えたい SQL アクセス権を選択します。 たとえば、巡回医療サービスの何人かのメンバーがデータの挿入、更新、または削除を許可されていても、 訓練中の看護婦はデータの表示しか許可されていない場合、異なる 2 つのサブスクリプションを作成して、異なるアクセス権を取り扱うようにする必要があります。 これらのサブスクリプションは、 別々のミラー表を使用していなければなりません。SQL アクセス権につ いての詳細は、「DB2 ユニバーサル・データベース 管理の手引き デザインおよびインプリメンテーション 」を参照してください。
  8. オプショナル:「デバイスでの暗号化」チェック・ボックスを選択します。これで、モバイル・デバイス・データベースの暗号化機能が使用可能になります。(暗号化は、Windows CE、Windows 32 ビット版および Palm OS の各クライアント・プラットフォームでのみ使用できます)。
  9. オプショナル:「選択済み DB2 ソースで定義されている制約の使用」チェック・ボックスを選択します。これにより、 ターゲット表に対して、選択した DB2 ソース表からの制約が使用可能になります。
  10. オプショナル:「選択済み DB2 ソースで定義されている索引の使用」チェック・ボックスを選択します。これにより、 ターゲット表に対して、選択した DB2 ソース表からの索引が使用可能になります。
  11. オプショナル:「ソース表 スペース (Source table space)」フィールドの下矢印キーをクリックして、表スペースを選択し ます。表スペースを選択しないと、DB2 Everyplace がデフォルト表スペースに 表を作成します。
    注:
    このオプションを使用できるのは、DB2 ソースの場合だけ です。DB2 on iSeries はサポートされていません。
  12. オプショナル:「ミラー表スペース (Mirror table space)」フィールドの下矢印キーをクリックして、表スペースを選択し ます。表スペースを選択しないと、DB2 Everyplace がデフォルト表スペースに 表を作成します。
  13. 追加」をクリックして、レプリケーション・ソースをサブスクリプションに 追加します。「クローズ」をクリックして 「表の追加」ウィンドウをクローズします。

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