iscServiceOpen()

目的

iscServiceOpen() は、新規サービス・ハンドルをオープンします。

構文

isy_INT32 iscServiceOpen(
    isy_CONST isy_TCHAR* host,
    isy_CONST isy_TCHAR* port,
    isy_CONST isy_TCHAR* username,
    isy_CONST isy_TCHAR* password,
    isy_CONST isy_VOID*  reserved,
    HISCSERV*            phServ);
 

関数の引き数

表 120 は、iscServiceOpen() 関数で使用される有効な引き数をリストしたものです。

表 120. iscServiceOpen() の引き数

使用法

iscServiceOpen() は、ホスト名およびポート番号によって識別される特定のサービスの新規ハンドルを要求するために使用します。 ユーザー名およびパスワードは、サービスを要求する際に指定します。 処理が正常に行われると、サービス・ハンドル (HISCSERV) が *phServ を介して戻されます。 処理が正常に行われなかった場合は、*phServ は NULL となり、エラー・コードが戻されます。

戻りコード

• ISCRTN_Succeeded: 正常
• ISCRTN_OutOfMemory: メモリー不足
• ISCRTN_ResourceBusy: リソースがロック状態である (例えば、別のアプリケーションなどによって)
• ISCRTN_NotPermitted: リソースにアクセス不能である (例えば、読み取り不可の場合など)
• ISCRTN_NotFound: リソースが見つからない (例えば、パスが見つからない場合など)
• ISCRTN_Failed: その他

制約事項

なし。

関連した概念

• 同期クライアント C/C++ サンプル・アプリケーション

関連したタスク

• C/C++ を使用した DB2 Everyplace 同期クライアント・アプリケーションの開発

関連した解説

• IBM 同期クライアント C-API バージョン 8.1 と バージョン 7.2 の比較
• IBM 同期クライアント C-API のデータ・タイプ
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• iscServiceClose()
• iscServiceOpenEx()