DataPropagator サブスクリプションの作成

DataPropagator サブスクリプションは、ソース表にあるデータを どのようにモバイル・デバイスの表と同期させるかを指定します。 作成する各サブスクリプションは、1 つ以上の表を参照することができます。

制約事項

DataPropagator サブスクリプションの場合、ミラー・データベースは、レプ リケーション・エンジンと同じサーバー上に 置く必要があります。DataPropagator キャプチャー・プログラムで、リモート・データベース をキャプチャーすることはできません。

前提条件

DB2 Universal Databaseにおいて表がレプリケーション・ソースとして定義されていること、 および表に対して 1 つ以上のヌルにはできない、主キー列が定義されていることを 確認します。 (レプリケーション・ソースの定義の詳細について は、「DB2 Universal Database レプリケーションのガイドおよびリファレンス」を参照してください。)

手順

DataPropagator サブスクリプションを作成するには、次のようにします。

  1. モバイル・デバイス管理センターに「DataPropagator サブスクリプションの 作成」ノートブックをオープンします。
  2. サブスクリプションを識別します。
  3. 暗号化レベルを指定します。
  4. エンタープライズ・システム上のソース・データベースをモバイル・デバイス上の ターゲット・データベースにマップします。
  5. ミラー・データベースを識別します。3 層構造において同期をセットアップする場合は、ミラーは中間層システムに置きます。
  6. ソース表をサブスクリプションに追加して、それらの表に対してどの SQL 特権 を許可するかに関する情報を指定します。
  7. オプショナル: ソース表においてどのように データのフィルター操作を行うかを指定します。

    例えば、ソース表におけるすべてのデータをすべての同期において複製したいか。 特定の行のみなのか。 サブスクリプションに対して指定するデータ・フィルター操作は、 サブスクリプションを使用するすべてのグループに適用されます。

  8. 同期化要求をどのようにバッチ処理するかを、 あるレプリケーション処理から次のレプリケーション処理の間の 経過時間を定義することによって指定します。
  9. グループに代わってソース・システムにアクセスするために使用する ユーザー ID およびパスワードを指定します。
  10. OK」をクリックします。

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