データ・ソースにアクセスするための同期サーバーの構成

このトピックでは、モバイル・デバイス管理センターに JDBC ドライバーを作成し、データ・ソース上のデータと同期するために必要な構成タスクの概要を説明します。

前提条件

JDBC サブスクリプションについては、表 1 のドライバーがサポートされています。

データ・ソース	サポートされるドライバー
Oracle 8i (8.1.7)	Oracle Thin ドライバー 8.1.7 classes111.zip
DB2 iSeries バージョン V5R1 for OS/400	Toolbox for Java V5R1 注: The DB2 UDB JDBC Driver for AS400 はサポートされていません。
Microsoft SQL Server 2000	SQL Server 2000 Driver for JDBC Service Pack 3a
Sybase Adaptive Server Enterprise バージョン 11.93	Sybase jConnect 5.5 for JDBC
Informix Server バージョン 9	Informix JDBC ドライバー 1.5
Lotus Domino Server、バージョン 5.8	Lotus Domino Driver for JDBC、バージョン 1.1
Cloudescape バージョン5.2.1	Cloudscape Network Server

制約事項

DB2 on iSeries の場合:
- DB2 on iSeries のロッキング・セマンティクスのために、ソースの同時 DELETE 操作は限定的にサポートします。トランザクションに DELETE 操作が含まれているときにレプリケーションを並行して行うと、トランザクションはロールバックしないはずです。ロールバックした場合は、整合性を得るために、サブスクリプションを削除して、再び作成してください。
- サブスクライブした表に関する表と行のロック待機時間は、ロック待機中のタイムアウトを防止するために、同期サーバーでは高い数値に設定してください。
Sybase の場合:
- レプリケーションのときに、ソース・データベース内のデータをデータベース・アプリケーションが変更し、その変更内容がレプリケーションと矛盾した場合は、矛盾を起こしているモバイル・デバイスの変更内容はリジェクトされ、次の Sybase のメッセージがログに記録されます。
```
com.sybase.jdbc2.jdbc.SybSQLException: Your server command 
 (family id #0, process id #30) encountered a deadlock situation.
  Please re-run your command. 
```
- サブスクライブされた表の主キーは、同一のステートメント内で非主キーとして更新されない場合があります。
SQL Server の場合:
- サブスクライブした表に関する表と行のロック待機時間は、ロック待機中のタイムアウトを防止するために、同期サーバーでは高い数値に設定してください。
- サブスクライブされた表の主キーは、同一のステートメント内で非主キーとして更新されない場合があります。

手順

サポートされる JDBC ドライバーを使用して同期サーバーを構成するには、以下のようにします。

同期サーバーの構成ファイル (dsysetjavahome.bat) に JDBC ドライバーのクラスパスを追加します。
Lotus Domino のみ: Lotus Domino のデータにアクセスするための JDBC ドライバーの構成に記載の追加の構成ステップを実行します。
モバイル・デバイス管理センターに JDBC ドライバーを指定します。

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