サブスクリプション・セットとは ?

サブスクリプション・セット はレプリケーション・サブスクリプションの コンテナーです。 サブスクリプション・セットをグループに割り当てて、そのメンバーが、アプリケーションの一部である レプリケーション・サブスクリプションに定義されているデータやファイルにアクセスできようにします。 割り当てることができるサブスクリプションは DataPropagator サブスクリプション、JDBC サブスクリプション、 ファイル・サブスクリプション、カスタム・サブスクリプションのいずれかです。 各サブスクリプション・セットに含めるサブスクリプションの数に制限はありません。

ユーザーがデバイス上のユーザー・ソフトウェアの同期を開始するときに、同期する サブスクリプション・セットを選択します。 このサブスクリプション・セットのメニューは、ユーザーのグループに関連したサブスクリプション・セットの リストから作成されます。

モバイル・ユーザー・グループが、そのメンバーが必要とするデータおよびファイル にアクセスできるようにするには、表およびファイルをレプリケーション用に使用可能な データ・ソースとして定義するレプリケーション・サブスクリプションに サブスクリプション・セットを関連付けます。

たとえば、巡回医療サービスのグループが、ジョブを実行するのに vnurse と 呼ばれるアプリケーションを使用するとします。 vnurse アプリケーションは、エンタープライズ・サーバー上の PATIENTS 表と SCHEDULES 表内の患者およびスケジュール情報にアクセスします。 看護婦が DB2 Everyplace 同期サーバーを使用してユーザー・デバイスにこのデータを複製するためには、次の 2 つのレプリケーション・サブスクリプションを定義する必要があります:

サブスクリプションを定義した後、サブスクリプションをサブスクリプション・セットに関連付け、 サブスクリプション・セットを VNURSE グループに割り当て、医療巡回サービスで必要なデータを 複製できるようにします。 巡回医療サービスがデータを同期化すると、「PATIENTS」表および「SCHEDULES」表で更新し、 リソース・ファイルの最新のコピーを受け取ります。

サブスクリプション・セットに関連付けることのできるサブスクリプションの 数には制限はありません。

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