リモート WSDL ファイルの同期化

URL から Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルを利用できる Web サービスでは、使用する WSDL が常に最新であることが必要になる場合があります。 WSDL を同期化することにより、ワークスペース内の WSDL のローカル・コピーがリモート WSDL と定期的に同期化されるようになります。

始める前に

有効な WSDL ファイルがあることを確認してください。 WSDL がテスト環境に対して正しい構文を使用していることも確認します。 一部の WSDL ファイルでは製品が動作しない場合があります。

WSDL 同期は、URL からインポートされたリモート WSDL でのみ機能します。

WSDL 同期は、ワークベンチが開始されたときか、指定された期間が経過した後の、いずれかのときに実行されます。 リモート WSDL が変更されると、WSDL のローカル・コピーが更新されます。 変更内容によってはマージが実行され、WSDL を使用するすべてのサービス要求が更新されます。 操作が削除または名前変更された場合や、サービス要求の XML 構造が変更された場合など、WSDL に対する変更がサービス要求に自動的に適用できない場合には、テストにエラーのマークが付けられます。

手順

同期化されたリモート WSDL をインポートするには、以下のようにします。

  1. Generic Service Client を開き、「要求」タブをクリックして、「WSDL ファイルの追加」WSDL ファイルの追加をクリックします。
  2. 「WSDL ファイルの追加」ウィンドウで、「URL からインポート」をクリックし、Web からリモート WSDL をダウンロードしてインポートします。
  3. 「URL からの WSDL のインポート」ページで、リモート WSDL の URL を入力します。 プロキシーまたは企業ファイアウォールを介して接続する場合は、「プロキシーのプロパティー」をクリックして、ネットワーク設定を指定します。
  4. 「同期ポリシー」エリアで、WSDL を同期化するかどうか、およびいつ同期化するかを指定します。
    • リモート WSDL を更新したくない場合は、「同期しない」を選択します。
    • ワークベンチを開始するたびに WSDL を同期する場合は、「セッション起動時に同期」を選択します。
    • 同期間隔を日数で指定する場合は、「同期間隔」を選択します。
  5. 「OK」をクリックします。 WSDL が「呼び出しライブラリー」に追加されます。

次のタスク

WSDL がインポートされた後に、同期設定を変更できます。これを行うには、Generic Service Client の「呼び出しライブラリー」またはテスト・ナビゲーターで WSDL を右クリックしてください。 次に、「WSDL 同期」を選択します。 「WSDL 同期」ウィンドウには、最新の同期の日付も表示されます。

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