トレース・レベルの定義

デフォルトでは、同期サーバーはエラー・メッセージのみをトレース・ファイルに記録します。 しかし、診断の目的で、さらに詳しい情報を組み込むようにトレースをオンにすることができます。 トレースをオンまたはオフにするには、DSYTrace を使用します。

手順

トレースの開始

  1. コマンド・プロンプトをオープンします。
  2. %DSYINSDIR%/Server/bin ディレクトリーに変更します。
  3. コマンド・プロンプトで、次のように入力します。
    DSYTrace 1 -console
    

これで、すべてのトレース・メッセージが .trace ファイルに記録されるようになります。

トレースの停止

  1. コマンド・プロンプトをオープンします。
  2. %DSYINSDIR%/Server/bin ディレクトリーに変更します。
  3. コマンド・プロンプトで、次のように入力します。
    DSYTrace 0 -console
    

これで、トレースが停止されました。エラー・メッセージだけが .trace ファイルに記録されるようになります。

DSYTrace コマンドは、¥%DSYINSTDIR%¥Server¥properties¥com¥ibm¥mobileservices¥ ディレクトリーの DSYGdflt.properties ファイルにある Trace.Level を 変更します。トレースのオプションをさらに指定するには、コマンド行で オプションを付けずに DSYTrace とだけ入力するか、また は DSYGdflt.properties ファイルを テキスト・エディターでオープンし、Trace.var パラメーターを 変更します。 ここで、var は特定のパラメーター変数です。

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