ファイル・サブスクリプションの作成

必要なファイルにユーザーがアクセスできるようにするには、1 つまたは複数のファイル・サブスクリプションを定義します。 複数の表を入れることのできる DataPropagator サブスクリプションとは異なり、 ファイル・サブスクリプションには 1 つのファイルしか入れることができません。したがって、ユーザー・グループが複数のファイルに対するアクセス権を必要とする場合は、 複数のファイル・サブスクリプションを作成する必要があります (次に、 『サブスクリプション・セットがアクセスする情報の 指定』で説明されているようにそれらをサブスクリプション・セットに割り当て、 『データおよびファイルへのアクセスのためのグループの使用可能化』で説明されているように、サブスクリプション・セットを グループに割り当てます)。複数のサブスクリプションで、1 つのフ ァイルを参照することはできません。

グループにサブスクライブするファイルは、ソース・サーバーにある どのファイルでも構いません。ファイル・サブスクリプションは、 データおよびアプリケーション・ファイルをユーザーに対して配布あるいは更新する際に 便利な方法として使用することができます。例えば、 モバイル・デバイスにインストールしたいアプリケーション・ファイルであったり、 Palm OS アプリケーションが動作するのに必要なリソース・ファイルであったり、 朝の会議の議事録を含むフラット・ファイルであったりする場合が考えられます。

ファイル・サブスクリプションを作成するには、次のようにします。

  1. 「ファイル・サブスクリプションの作成」ノートブックをオープンします。 『同期オブジェクトの作成』を参照してください。
  2. サブスクリプションを識別します。
  3. 暗号化レベルを指定します。
  4. ソース・ファイルの名前を指定します。
  5. デバイス・タイプの名前を指定します。
  6. サブスクリプションを使用するサブスクリプション・セット を指定します。
  7. OK」をクリックします。

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