サブスクリプション・セットがアクセスする情報の指定

このタスクは、グループがデータおよびファイルにアクセスできるようにするためのより大きなタスクの一部 です。以下のステップを完了したら、『データおよびファイルへのアクセスのためのグループの使用可能化』に戻ってください。

モバイル・ユーザーのグループがデータおよびファイルにアクセスできるようにするには、レプリケーション・サブスクリプションにサブスクリプション・セットを関連付けます。 レプリケーション・サブスクリプションは、レプリケーションで使用可能なデータ・ソースとして表およびファイルを定義するサブスクリプションである必要があります。

例えば、訪問看護グループが、vnurse.prc と 呼ばれる Palm OS アプリケーションを使用して仕事を行うと仮定します。 vnurse.prc Palm OS アプリケーションは、 ソース・サーバー上にある PATIENTS 表および SCHEDULES 表における患者および スケジュール情報にアクセスします。看護婦が DB2 Everyplace 同期サーバーを使用してユーザー・デバイスにこのデータを複製するためには、次の 2 つのレプリケーション・サブスクリプションを定義する必要があります。

サブスクリプションを定義した後は、サブスクリプションをサブスクリプション・セット に関連付けてから、そのサブスクリプション・セットを VNURSE グループに 割り当てて、訪問看護婦が必要なデータを複製できるようにします。 訪問看護婦は、自分のデータを同期させたときに、 リソース・ファイルの最新コピーだけでなく、PATIENTS 表および SCHEDULES 表 に対する更新も受け取ります。

サブスクリプション・セットと関連付けるサブスクリプションの数に制限はありません。

手順

サブスクリプションをサブスクリプション・セットに関連付けるには、 次のようにします。

  1. 「サブスクリプション・セットの作成」ノートブックの 「サブスクリプション」ページへ進みます。
  2. 使用可能サブスクリプション」リスト において、サブスクリプション・セットに割り当てるサブスクリプションを 選択します。複数のサブスクリプションを順次選択するに は、Ctrl キーを押しながら選択します。連続した複数のサブスクリプションを選 択するには、シフト・キーを押したまま選択します。
  3. >」をクリックして選択されたサブ スクリプションを割り当てるか、「>>」を クリックしてすべての使用可能なサブスクリプションを一度に割り当てます。 割り当てられたサブスクリプションが、「選択済みサブスクリプション」 リストに表示されます。

使用可能サブスクリプション」リストにサ ブスクリプションが表示されない場合は、サブスクリプションを作成する必 要があります。 ここで「作成」をクリックして、 「JDBC サブスクリプションの作成」ノートブック、 「DataPropagator サブスクリプションの作成」ノートブック、 「ファイル・サブスクリプションの作成」ノート ブック、または「カスタム・サブスクリプションの作成」ノートブックを オープンするか、後でサブスクリプションを作成して、後でサブスクリプション・セットを サブスクリプションに関連付けることができます。

関連した概念

関連したタスク