このトピックでは、サーバー・グループからサーバーのクローンを作成する前に
行っておく必要のあるセットアップ作業について説明します。
このタスクは、複数サーバー環境の構成のメインタスクの一部です。
このステップを完了したら、複数サーバー環境の構成に戻ります。
手順
- サーバー・グループ内のすべてのサーバーに、完全修飾されたホスト名を使用した
静的 IP アドレスが割り当てられているようにします。
- DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.2.1 をインストールします。
- 各物理サーバーに DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.2.1 をインストールします。
- サーバーをリブートした後で、フィックスパック 5 をインストールします。
可能な場合には、デフォルトをそのまま受け入れてください。
- すべての DB2 サービスを停止します。
Windows NT ワークステーションを使用している場合には、JDBC レベルを 2.0 に
切り替えてください。¥Program Files¥java12 ディレクトリー
内の usejdbc2.bat ファイルを変更してください。
- DB2 サービスを再始動します。
- WebSphere Application Server バージョン 4.0 (FixPak 2 および FixPak 3) を
インストールします。
- 各物理サーバーに IBM DB2 Everyplace をインストールします。
インストール・タイプとして「複数サーバー環境 (Multiple Server Environment)」を選択してください。
- サーバー・グループ内の他の各物理サーバーごとにステップ 1 〜 5 を繰り返します。
- WAS サーバーを選択し、
選択した WAS サーバーに IBM_DB2_Everyplace.ear ファイル
をインストールします。
- スクリプトを実行します。
- WAS サーバーが UNIX プラットフォームにある場合
には、${DSYINSTDIR}/Server/installableApps/unix にあるスクリプトを実行します。
dsy_was40_install.sh
"$(WebSphere Application Server installation home)" adminnodename "$DSYINSTDIR" "$DSYQLLIBINSTDIR"
- WAS サーバーが Windows プラットフォームにある場合
には、%DSYINSTDIR%¥Server¥installableApps¥nt にあるスクリプトを実行します。
dsy_was40_install.bat "WebSphere Application Server installation home" adminnodename "%DSYINSTDIR%" "%DSYQLLIBINSTDIR%"
このコマンドは、DB2 Everyplace 上にアプリケーション・サーバーを
作成し、DB2 Everyplace EAR ファイルをインストールします。
さらに、サーブレット・リダイレクターが要求の経路指定に使用するプラグイン構成を
再生成し、DB2 Everyplace 同期サーバーを開始します。
- Web ブラウザーをオープンして、DB2 Everyplace EAR ファイルがインストール
されていることを検査します。
http://hostname/db2e/db2erdb と入力してください。
サーバーが実行されている場合には、サーブレット名およびその他の関連情報
を含むメッセージが戻されます。
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