サーバー・グループにおけるロード・バランシングの効果を活用するためには、
この複雑な環境をどのようにセットアップするのかを十分に考慮することが重要です。以下の事項について考慮してください。
- ソース・データベース、DB2 Everyplace の制御データベース (DSYCTLDB) および
メッセージ・データベース (DSYMSGDB)、および WebSphere Application Server の
データベース・リポジトリー (WAS40) を、リモート・サーバーにインストールする。
これらのデータベースのうちの 1 つ以上を別個のサーバーで
実行すると、Single Point of Failure を避けることができます。
- WebSphere Application Server および DB2 Everyplace を
インストールする前に、DB2 Everyplace 制御データベースおよびメッセージ・データベース、
ならびに WebSphere Application Server データベース・リポジトリー
をカタログする。事前にこれを行っておくと、余分な構成タスクを回避できます。
- DPropR がレプリケーションのために使用できるように、各ミラー・データベース
をローカル・データベースとしてカタログする。
- セキュリティー対策用に、HTTP サーバーを別の物理マシンにインストールする。
これを簡単に行う方法としては、ローカル WAS データベース以外に何も含まない
サーバーに WAS をインストールし、すべてのセットアップが終わった後で
プラグイン構成を WebSphere にコピーする方法があります。
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