SQLRowCount - 行カウントの入手

目的

仕様: DB2 CLI 1.1 ODBC 1.0 ISO CLI

SQLRowCount() は、表に対して実行された、両方向スクロール・カーソル・ステートメント での UPDATE、INSERT、DELETE、または SELECT に影響を受ける、表中の行数を戻します。

SQLExecute() または SQLExecDirect() を、この関数を 呼び出す前に呼び出す必要があります。

構文

SQLRETURN   SQLRowCount      (SQLHSTMT          StatementHandle,   /* hstmt */
                              SQLINTEGER   FAR  *RowCountPtr);     /* pcrow */

関数の引き数

表 78. SQLRowCount の引き数

データ・タイプ 引き数 用途 説明
SQLHSTMT StatementHandle 入力 ステートメント・ハンドル。
SQLINTEGER RowCountPtr 出力 影響された行数が保管される場所へのポインター。

使用法

入力ステートメント・ハンドルによって参照される、最後の実行ステートメントが UPDATE、INSERT、または DELETE ステートメントではない場合、あるいはこのステートメントが正常に実行されなかった場合、 この関数は RowCountPtr の内容を -1 に設定します。

ステートメントによって影響を受けた可能性のある他の表の行は、このカウントには含まれていません。

戻りコード

診断

表 79. SQLRowCount の SQLSTATE

SQLSTATE 説明 解説
40003

08S01

通信リンク障害。 関数の完了前に、アプリケーションとデータ・ソース間の通信リンクに障害が発生した。
58004 予期しないシステム障害。 回復不能なシステム・エラー。
HY001 メモリー割り振りの失敗。 DB2 CLI が、関数の実行または完了のサポートに必要なメモリーを割り当てることができない。アプリケーション・プロセス用のプロセス・レベル・メモリーをすべて使い切った可能性があります。オペレーティング・システムの構成を調べてプロセス・レベル・メモリーの制限についての情報を入手してください。
HY010 関数のシーケンス・エラー。 StatementHandle に対して、SQLExecute() または SQLExecDirect() が呼び出される前に関数が呼び出された。
HY013 予期しないメモリーの処理エラー。 DB2 CLI が、関数の実行または完了のサポートに必要なメモリーにアクセスできなかった。

制約事項

なし。

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