DB2 Everyplace SQL ステートメント・サポートの概要

サポートされている実行可能な SQL ステートメントは、コマンド行プロセッサー (CLP) を使用してモバイル・デバイスから対話式に実行するか、またはアプリケーション・プログラム内で使用して DB2 Everyplace データベース内のデータにアクセスすることができます。表 14 は、DB2 Everyplace によってサポートされる SQL ステートメントをリストアップしたものです。

表 14. サポートされている SQL ステートメント

SQL ステートメント 機能
CALL DB2 Everyplace 同期サーバーのリモート照会およびストアード・プロシージャー・アダプター (AgentAdapter) を 使用して、リモート・ストアード・プロシージャーを呼び出します。
CREATE INDEX 索引を作成します。
CREATE TABLE 表を定義します。
DELETE 表から 1 行以上を削除します。
DROP データベースから表または索引を削除します。
EXPLAIN SELECT ステートメントのアクセス・パス選択に関する情報を取得します。
GRANT ユーザーに暗号化特権を付与します。
INSERT 表に 1 行以上を挿入します。
REORG TABLE 指定された表に関連する無駄なストレージを除去または削減します。
REVOKE ユーザーの暗号化特権を取り消します。
SELECT 1 つ 以上の表から照会された結果表を指定します。
UPDATE 表の 1 行以上の中の 1 列以上の値を更新します。

SQL が報告する SQLState メッセージは、DB2 Everyplace SQL エンジンによって報告 されるすべての SQLSTATE のリストです。

SQL ステートメントの長さは 64,000 文字を超えてはなりません。

カタログには、 DB2 Everyplace によって管理される DB2 Everyplace システム・テーブル DB2eSYSTABLES、DB2eSYSRELS、および DB2eSYSCOLUMNS が含まれています。

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