HTTP トランスポート構成の作成

サービス要求のトランスポート設定を記述する HTTP トランスポート構成を作成できます。 トランスポート設定およびセキュリティー設定は、任意のサービス要求に関連付けることができます。

始める前に

Secure Sockets Layer (SSL) 認証を使用している場合は、ワークスペース内に有効な鍵ファイルがあることを確認してください。

SOAP セキュリティーを使用している場合は、正しいライブラリーおよび構成ファイルを備えた環境が構成されていることを確認してください。

手順

  1. 「Generic Service Client Generic Service Client を開くツールバー・ボタンをクリックして Generic Service Client を開き、「トランスポート」タブをクリックします。 これにより、「トランスポート構成」ページが開きます。
  2. 「トランスポート構成」ページで、「HTTP 構成の作成 (Create an HTTP configuration)」 (HTTP 構成の作成) をクリックして、新規 HTTP トランスポート構成を作成します。
  3. 新規トランスポート構成の「名前」を入力します。
  4. HTTP トランスポートに関する以下のオプションを指定します。
    HTTP/2
    HTTP/2 プロトコルを使用するサービスをテストするには、このチェック・ボックスを選択します。
    HTTP キープアライブの使用
    要求の後に HTTP 接続を存続させるには、このオプションを選択します。 IBM® Rational® AppScan® を使用している場合、このオプションは使用不可です。
    SSL の使用
    このオプションを選択して、SSL 構成を使用します。 SSL 構成を作成するか、既存の構成を選択するには、「SSL の構成」をクリックします。
    プラットフォーム認証
    このセクションでは、サービスへのアクセスに必要な認証のタイプを指定します。 認証が不要な場合には、「なし」を選択します。
    基本 HTTP 認証
    基本認証に使用する「ユーザー名」「パスワード」を指定するには、このオプションを選択します。
    NTLM 認証
    Microsoft NT LAN Manager (NTLM) 認証プロトコルを使用するには、このオプションを選択します。 NTLM では、ユーザー確認のための質問への応答認証を使用します。 このビューには、ネゴシエーションされる内容 (クライアントによってサポートされ、サーバーに要求される)、および認証される内容 (サーバーからのユーザー確認のための質問にクライアントが応答する) がリストされます。
    Kerberos 認証
    クライアントとサーバーの間で Kerberos 認証プロトコルを使用するには、このオプションを選択します。
    プロキシー・サーバーを介した接続
    HTTP 接続でプロキシー・サーバーまたは企業ファイアウォールを経由する必要がある場合は、プロキシー・サーバーの「アドレス」および「ポート」を指定します。 プロキシーに認証が必要な場合は、「基本プロキシー認証」または「NTLM プロキシー認証」のいずれかを選択します。
    プロキシー認証
    このセクションでは、プロキシーへのアクセスに必要な認証のタイプを指定します。 認証が不要な場合には、「なし」を選択します。
    基本プロキシー認証
    基本認証に使用する「ユーザー名」「パスワード」を指定するには、このオプションを選択します。
    NTLM プロキシー認証
    Microsoft NT LAN Manager (NTLM) 認証プロトコルを使用するには、このオプションを選択します。 NTLM では、ユーザー確認のための質問への応答認証を使用します。 このビューには、ネゴシエーションされる内容 (クライアントによってサポートされ、サーバーに要求される)、および認証される内容 (サーバーからのユーザー確認のための質問にクライアントが応答する) がリストされます。
    カスタム・クラス
    着信メッセージまたは出力メッセージを変換するためのカスタム Java™ コードを使用した複雑な下位レベルの処理が通信プロトコルに必要な場合は、このオプションを選択します。 「参照」をクリックして、対応する API を使用した Java クラスを選択します。 このオプションは、IBM Security AppScan では使用できません。
    SSL 認証について詳しくは、『SSL 構成の作成』を参照してください。
  5. 「OK」をクリックして新規構成を作成します。

次のタスク

作成されたら、HTTP トランスポート・プロトコルを使用するサービス要求でその新規構成を使用できます。 Generic Service Client の「構成」リストを使用して、既存の構成を編集するか、構成の複製を作成します。

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