サービス・テストの作成中、テスト・エディターから要求を送信して、応答エレメントを記録または更新できます。
始める前に
サービス応答エレメントは、サービス要求エレメントの子です。 サービス・テストは、応答エレメントを使用して、呼び出しから、対応する応答があるまでの応答時間を測定します。 応答エレメントには、検査ポイントを組み込むこともできます。
要求エレメントの
「応答の更新」をクリックして、以下のいずれかのアクションを実行することができます。
- サービスからの応答を記録する: この方法では、要求を送信して、サービスからの実際の応答を記録します。 IBM® WebSphere® MQ トランスポート・プロトコルまたは JMS トランスポート・プロトコルを使用するサービスの場合は、複数の応答を記録できます。
- 現在の応答コンテンツを更新する: 応答がある場合に、そのコンテンツが置き換えられます。 複数の応答を受信した場合は、それらの応答の数および順序が更新されます。
重要: 応答コンテンツの更新後、置き換えられたコンテンツを参照していたデータ相関または検査ポイントは機能しなくなる可能性があります。
テスト・エディターを使用して、サービス・テスト内の応答エレメントを作成または編集できます。 サービス応答を追加する方法は 3 とおりあります。
- Web サービス記述言語 (WSDL) からの応答を生成する: サービスで WSDL を使用すると、WSDL が指定するコンテンツ構造を使用して応答が作成されます。
- テキスト応答を追加する: この応答タイプでは、応答のコンテンツを自由な形式で指定します。
- サービスからの応答を記録する: この方法では、要求を送信して、サービスからの実際の応答を記録します。
WebSphere MQ および JMS の要求には、複数の応答エレメントを含めることができます。
手順
サービス・テストに応答エレメントを追加するには、以下のようにします。
- テスト・エディターでテストを開いて、サービス要求エレメントを選択します。
- 「テスト・エレメント詳細」ページで、「応答の更新」をクリックします。 あるいは、サービス要求エレメントを右クリックして、とクリックします。 このアクションにより、サービス要求が実行されます。 要求が有効な場合は、「応答の更新」ウィンドウが開き、応答データが表示されます。
- 「リターン・プレビュー」ウィンドウで、応答のコンテンツが正しいか確認します。 WebSphere MQ プロトコルおよび JMS プロトコルで複数の応答を受信した場合、各応答を表示するには、矢印をクリックします。
- 応答のコンテンツを「フォーム」ビュー、「ツリー」ビュー、または「ソース」ビューで表示するには、「メッセージ」タブをクリックします。
- 応答に添付されたリソース・ファイルを表示するには、「添付」タブをクリックします。
- 応答のプロパティーを表示するには、「応答プロパティー」タブをクリックします。
- 受信した応答をテストで使用するには、「テストの更新」をクリックします。 これにより、応答エレメントが要求エレメントの子として作成されるか、既存の応答エレメントが新規データで更新されます。
次のタスク
応答エレメントを作成または更新した後は、応答コンテンツに関する検査ポイントを作成して、サービスの動作をテストできます。