応答エレメントの手動追加

サービス応答エレメントを追加して、サービス要求の受信コンテンツを指定できます。 テスト・エディターを使用して、既存のサービス・テスト内の応答エレメントを作成または編集できます。

始める前に

サービス応答エレメントは、サービス要求エレメントの子です。 サービス・テストは、応答エレメントを使用して、呼び出しから、対応する応答があるまでの応答時間を測定します。 応答エレメントには、検査ポイントを組み込むこともできます。 IBM® WebSphere® MQ および JMS の要求には、複数の応答エレメントを含めることができます。

要求のタイプに応じて、さまざまなタイプの応答エレメントを手動で作成できます。
  • Web サービス記述言語 (WSDL) からの応答: Web サービスの場合、この応答タイプでは、WSDL ファイルを使用して、応答の指定の XML 構造が作成されます。
  • XML 応答: この応答タイプでは、空の応答エレメントが作成されます。この空の応答エレメントの中に、予期される XML 構造を手動で作成する必要があります。 XSD カタログ内の XML スキーマ定義 (XSD) 文書を使用すると便利です。
  • テキスト応答: この応答タイプでは、空の応答エレメントが作成されます。この空の応答エレメントには、自由な形式のテキストを含めることができます。

あるいは、サービスが返す実際の応答コンテンツを記録することで、応答コンテンツを自動的に作成および更新することができます。 詳しくは、サービスからのサービス応答の更新を参照してください。

手順

サービス・テストに応答エレメントを追加するには、以下のようにします。

  1. テスト・エディターでテストを開いて、サービス要求エレメントを選択します。
  2. 以下のいずれかのエレメントを作成します。
    • Web サービス要求の場合は、「追加」 > 「WSDL からの応答」とクリックします。
    • 応答に XML コンテンツが含まれると予期される場合には、「追加」 > 「XML 応答」とクリックします。
    • 応答にプレーン・テキストが含まれると予期される場合には、「追加」 > 「テキスト応答」とクリックします。
    このアクションにより、対応する応答エレメントがテストに作成されます。 要求で WebSphere MQ または JMS 形式を使用する場合は、複数の応答を作成できます。
  3. 応答エレメントのメッセージ・コンテンツを、サービスが返す実際のコンテンツに反映されるように編集します。
    1. 応答のコンテンツを「フォーム」ビュー、「ツリー」ビュー、または「ソース」ビューで表示するには、「メッセージ」タブをクリックします。
    2. 応答に添付されたリソース・ファイルを表示するには、「添付」タブをクリックします。
    3. 応答のプロパティーを表示するには、「応答プロパティー」タブをクリックします。

次のタスク

メッセージ・リターンの作成後は、コンテンツに関する検査ポイントを作成して、サービスの動作をテストできます。

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