スタブを使用して、サービスをシミュレートする
サービス・スタブによって、さまざまなテストや統合を目的とした実際のサービスの振る舞いをシミュレートすることができます。
サービス・スタブの概要
サービス・スタブは実際のサービスのシミュレーションであり、テスト環境では機能的に実際のサービスの代わりとすることができます。 スタブ・サーバーは、実際のアプリケーション・サーバーに代わります。
サービス・スタブの作成
WSDL (Web サービス記述言語) 仕様ファイルを使用して、サービス・スタブを生成できます。サービス・スタブは、元のサービスの振る舞いをシミュレートし、まったく同じインターフェースを使用することができます。
サービス・スタブの編集
サービス・スタブは、操作ごとに WSDL 仕様で単一のデフォルトの応答で 生成されます。 サービス・スタブを編集して、デフォルトの応答を変更したり、または実際のサービスをシミュレートできる条件付き応答を追加したりすることができます。
サービス・スタブのデプロイ
サービス・スタブをスタブ・サーバーにデプロイし、実行します。スタブ・サーバーは、サービス・スタブ実行専用の小規模なアプリケーション・サーバーです。 クライアント・アプリケーション、またはテストは、元のサービスの実際のアプリケーションではなく、スタブ・サーバーを参照します。
ログ・ファイルへのサービス・スタブ・アクティビティーの記録
サービス・スタブのログを使用することで、アプリケーションとスタブ・サーバーの間の対話をモニターすることができます。 このオプションを有効にすると、デプロイ済みのスタブごとに 1 つのログ・ファイルが作成されます。 ログ・ファイルは、書式設定された HTML レポートとして表示されます。
サービス・スタブのログ・レベルの設定
サービス・テストの記録中に、デバッグ目的で収集するログの詳細のレベルを設定することができます。
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