サービス・スタブは、操作ごとに WSDL 仕様で単一のデフォルトの応答で
生成されます。 サービス・スタブを編集して、デフォルトの応答を変更したり、または実際のサービスをシミュレートできる条件付き応答を追加したりすることができます。
手順
サービス・スタブの振る舞いを編集するには、以下のようにします。
- テスト・ナビゲーターで、スタブをダブルクリックして
スタブ・エディターを開きます。 スタブによってシミュレートされる各操作は、操作エレメントで表されます。操作エレメントには、条件を記述した
「ケース」エレメントが
含まれています。 各ケースには応答エレメントが含まれています。
ケース・エレメントは、テスト検査ポイントと似ており、
表示スタイルは同じです。
- 操作のデフォルトの応答を変更するには、以下のようにします。
- 操作および「ケース: デフォルト」エレメントを展開し、応答エレメントを選択します。 「ケース: デフォルト」エレメントは、
他に一致するケース条件が存在しない場合のサービス・スタブの応答を
記述します。
- 「メッセージ」コンテンツを編集して、サービス・スタブによって戻される XML コンテンツを指定します。
- 条件付きの応答ケースを追加するには、以下のようにします。
- 操作を右クリックして、、「含むケース」、または「照会のケース」を選択します。
これらの条件付きケース・タイプは、サービス・テストにおける、
等価、
包含 および
照会 検査ポイントに似ています。
- 着信したメッセージ・コンテンツ全体が、指定されたメッセージ・コンテンツと完全に一致する場合にスタブによって戻される応答を指定するには、「等しいケース」を
使用します。
- 着信したメッセージ・コンテンツの一部が、指定されたメッセージ・コンテンツと一致する場合にサービス・スタブによって戻される応答を指定するには、「含むケース」を
使用します。
- XPath 照会が指定された基準と一致する場合にサービス・スタブによって戻される応答を指定するには、「照会ケース」を
使用します。
必要な数のケース・エレメントを追加して、元のサービスの振る舞いをシミュレートすることができます。
「上へ」および
「下へ」ボタンを使用して、ケース条件を評価する順序を変更します。 最初に一致した条件のみが実行されます。
デフォルトのケースは、除去できません。常に操作内の最後のケース・エレメントです。
- 応答エレメントを選択して、「メッセージ」コンテンツを編集して、サービス・スタブによって戻される XML コンテンツを指定します。 XML コンテンツ表示モードの変更には、「フォーム」、
「ツリー」および「ソース」ビューを使用します。
- を選択するか、または「保存」ツールバー・ボタンをクリックします。
次のタスク
サービス・スタブの編集が完了したら、スタブをスタブ・サーバーにデプロイできます。