IBM® Rational® Performance Tester を使用している場合、パフォーマンス・スケジュールへのスタブ・サーバーのデプロイメントを自動化できます。
始める前に
1 つまたは複数のサービス・スタブが既に作成されている必要があります。
注: このトピックは、IBM Rational Service Tester for SOA Quality には適用されません。
手順
スケジュールでのスタブ・デプロイメントを自動化するには、以下のようにします。
- テスト・ナビゲーターで、スケジュールをブラウズし、ダブルクリックします。 スケジュールが開きます。
- スケジュールで、トップレベルのエレメントを選択し、
をクリックします。 「サービス・スタブ・サーバー・ロケーション」ウィンドウが開きます。
- 既存のリモート・スタブ・サーバー・ロケーションを選択するか、ま
たは新規ロケーションを作成します。 リモート・ロケーションを作成するには、以下のようにします。
- をクリックします。 「ロケーションの追加」ウィンドウが開きます。 ウィザードの最初のページで、リモート・ロケーションの一般プロパティーを指定します。
- 「ホスト名」に、リモート・コンピューターの IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を入力します。例えば localhost です。
- 「名前」に、リモート・コンピューターの記述名を入力します。
- 「デプロイメント・ディレクトリー」フィールドに、テスト資産を保管するリモート・コンピューター上のディレクトリーを入力します。例えば C:¥tmp です。 ディレクトリーが存在しない場合は新たに作成され、スケジュールの実行時に必要な一時ファイルがこのディレクトリーに保管されます。
- 「オペレーティング・システム」フィールドでリモート・コンピューターのオペレーティング・システムを選択して、「次へ」をクリックします。 ウィザードの 2 番目のページで、このロケーションの IP 別名割り当てプロパティーを指定します。
- 複数のスタブ・サーバーを単一のコンピューターにデプロイする場合、
「IP 別名割り当てを使用可能にする」を選択して、各スタブ・サーバーが独自の IP アドレスを保有しているかのように見せることができます。
- 「すべてのネットワーク・インターフェースの IP アドレスを使用」を選択して、リモート・ロケーションですべてのネットワーク・インターフェースの IP アドレスを使用するか、または
「次のネットワーク・インターフェースの IP アドレスのみを使用」を選択して、ネットワーク・インターフェースのサブセットのアドレスを使用します。 インターフェースの名前を追加するには「追加」をクリックし、インターフェース名を変更するには「編集」をクリックします。 ネットワーク・インターフェースを eth0、eth1 の形式で指定します。
この形式を使用しない場合、接続の試行は失敗します。
- 「次へ」をクリックします。 このウィザードの 3 番目のページでは、ファイルのロケーションを指定します。
- 新規のリモート・ロケーションの情報を保管するプロジェクト・ディレクトリーおよび「ファイル名」を指定して、
「完了」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。 新規のサービス・スタブ・サーバーがスケジュールに作成
されます。
- サービス・スタブ・サーバーを選択して、
をクリックします。
- 「スタブの選択」ウィンドウで、サーバーにデプロイするスタブを選択して、
「OK」をクリックします。 複数のスタブを選択するには、
Control キーを押し下げたままにします。
タスクの結果
スケジュールを実行すると、スタブ・サーバーはテストの
最初にデプロイされます。 スケジュールが終了すると、スタブ・サーバーは停止し、リモート・ロケーションから
除去されます。
注: スケジュールでは、ユーザー・グループが実行を開始する前に、スタブ・サーバーを正常にデプロイできるだけの十分な時間があることを確認する必要があります。 これを行うには、ユーザー・グループを選択して、
をクリックし、30 秒の遅延を指定します。