WS-Notification 仕様を実装しない独自の非同期サービスをテストするには、サービス要求または XML 要求に非同期コールバックを追加します。
始める前に
その非同期サービスを呼び出す Web サービス呼び出しまたは XML 呼び出しを手動で作成します。 呼び出しには、コールバックの受信側の URL を指定するエンドポイントが含まれていなければなりません。 このエンドポイントは、コールバックをテスターにリダイレクトするために使用されます。
サービスが WS-Notification 仕様を実装している場合は、代わりに「新規の WS-Notification 要求およびコールバックの作成」ウィザードを使用して非同期呼び出し構造を作成します。
非同期要求構造の作成を参照してください。
手順
- テスト・エディターで、Web サービスまたは XML 要求を選択して「追加」をクリックし、次に「非同期コールバック」をクリックします。 「新規非同期コールバックの作成」ウィザードが開きます。
- 「コールバック・エンドポイントの選択」ページで、コールバックのエンドポイント URL がある、要求の XML エレメントを選択します。
- Web サービスの Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルがある場合は、「次へ」をクリックします。 ない場合は、ステップ 5 にスキップします。
- 「メッセージを WSDL ポートにバインド」ページで、WSDL ファイルからポートを選択します。 サービスの WSDL ファイルがリストにない場合、「追加」をクリックしてワークスペースから WSDL ファイルを追加するか、または WSDL ファイルをインポートします。
- 「完了」をクリックします。 これで、テスト・エディターに、パラレル、受信、およびタイムアウト・エレメントを含むコールバック構造が生成されます。
次のタスク
コールバック構造内で、テスト・エレメントをパラレル、受信、およびタイムアウト・エレメントに追加し、そのテストの振る舞いを指定することができます。
- 並列 には、非同期要求が送信された後に実行されるテスト・エレメントが含まれます。
- 受信 にはコールバックのメッセージ・リターンが指定され、コールバックの受信後に実行されるテスト・エレメントが含まれます。
- タイムアウト には、指定された遅延時間を経過してもコールバックが受信されない場合に実行されるテスト・エレメントが含まれます。