Web サービス・テスト・エディターの概要

テスト・エディターを使用すると、記録したテストを検査またはカスタマイズできます。

テスト・エディターには、テストの Web サービス呼び出しエレメントが連続した順序でリストされます。

テスト・エディター・ウィンドウには 2 つの主要なエリアがあります。 左側のエリア、「テスト・コンテンツ」には、テストのテスト・エレメントが発生順に表示されます。 右側のエリア、「テスト・エレメント詳細」には、テスト階層で現在選択されている項目 (テスト、呼び出し、メッセージ・リターン、または検査ポイント) の詳細情報が表示されます。

ウィンドウ・イベントは Citrix テストの基本テスト・エレメントであり、Citrix サーバーにより描画されるグラフィックス・オブジェクト (実際のウィンドウ、ダイアログ・ボックス、メニュー、ツールチップなど) を表します。 ウィンドウを作成、破棄、移動、またはサイズ変更するたびに、ウィンドウ・イベントが記録されます。 ウィンドウが最初のオカレンスであるウィンドウ作成イベントは、太字で表示されます。 一般に、ウィンドウ・オブジェクトはタイトルによって識別されます。メニューやツールチップなど、ウィンドウ・タイトルがない場合は、テスト・エディターではウィンドウ ID 番号が使用されます。

サービス要求ノード名は自動的に更新されます。または、カスタム・コードかデータプールを使用してさまざまな名前を付けることができます。データプールをノード名に適用するには、テスト・エディターでそのノード名を選択します。 テスト・エディターの要求詳細エリアで、「ノード名を自動更新」をクリアし、名前を選択して、それをデータプールと置き換えます。

Web サービス呼び出しには、Web サービス呼び出しの結果を表示する Web サービス・メッセージ・リターン・エレメントが含まれることがあります。XML メッセージ・コンテンツは、「フォーム」、「ツリー」、または「ソース」のいずれかのビューで表示できます。 各ビューには、異なるフォームで同じメッセージ・コンテンツが表示 されます。

メッセージ・リターン・エレメントには、実際に戻された結果が予期される基準と一致するかどうかを検査する検査ポイント・エレメントが含まれることがあります。

一部のアクションでは、強調表示されているデータがあります。 この強調表示は、そのデータがデータプール候補 または参照として使用できることを示します。 詳しくは、『データ相関の概要』を参照してください。

サービス呼び出しおよびメッセージ・リターンで、XML に含まれる値、または XML フラグメントに対してデータプールおよびデータ相関を使用できます。 XML フラグメントでデータ相関を使用するには、「ツリー」ビューに切り替えて、XML エレメントを右クリックし、 「XML フラグメントの作成」を選択します。

Web サービス・テストの色分けを表示または変更する場合には、「ウィンドウ」>「設定」>「テスト」>「テスト・エディター」をクリックし、次に「色とフォント」タブをクリックします。

選択したテスト・エレメントにエレメントを追加するには、「追加」をクリックします。 または別の方法として、テスト・エレメントを右クリックして、メニューからアクションを選択することもできます。

表示される選択項目は、その前に選択した内容によって異なります。 例えば、Web サービス呼び出し内では Web サービス・メッセージ・リターンを追加できます。 「挿入」ボタンも同様の働きをします。 選択したエレメントの前にエレメントを挿入するには、このボタンを使用します。 「除去」ボタンでは、項目を削除できます。


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