オンデマンドのレプリケーション

オンデマンド・レプリケーション機能により、いつでもレプリケーションを要求することができます。 この方法を使用するか、レプリケーションを一定間隔で自動的に実行するように設定するかのいずれかを 選択することができます。

同期サーバー・サーブレットを開始すると、最初のレプリケーションが通常通りに行われます。 後続のレプリケーションは、dsyreplicate コマンドを使用して 要求できます。

制約事項

以下の制約事項が適用されます。

• 同期サーバー・サーブレットが稼働しているマシンとは別のマシン から dsyreplicate コマンドを発行しなければならない場合には、 両方のマシンが同じ同期サーバー制御データベース (DSYCTLDB) を使用するように構成されている 必要があります。
• dsyreplicate コマンドは、それぞれのミラー・データベース ごとに発行しなければなりません。
• ミラー・データベースが DataPropogator サブスクリプションを使用する場合、コマンドは、ミラー・データベースがあるマシンと同じマシンで発行しなければなりません。

手順

1. DB2 UDB コマンド・ウィンドウをオープンします。
2. Windows では、%DSYINSTDIR%¥Server¥bin に変更します。 UNIX では、$DSYINSTDIR/Server/bin に変更します。
3. dsyreplicate コマンドを発行して、レプリケーションを要求します。

   dsyreplicate [-timeout timeout] mirror_database_name
   

   ここで、timeout に指定するのは、同期サーバーがすべての同期活動を静止させる のを、dsyreplicate が待つ最大時間 (秒) です。 レプリケーションの制限時間を 指定するものではありません。レプリケーションに制限時間はありません。すなわち、データが多ければレプリケーションにもそれだけ多くの時間がかかることになります。

   例えば、dsyreplicate m_vnurse などです。

   注:

   デフォルトのタイムアウトは 5 秒です。

4. DB2 コマンド・ウィンドウをクローズします。

関連したタスク

• DB2 Everyplace サブスクリプションのための DataPropagator の構成
• DataPropagator サブスクリプション・セットと DB2 Everyplace 表サブスクリプションの関連付け
• DataPropagator 表サブスクリプションの作成

関連した解説

• DataPropagator サブスクリプションに関するデータ・ソースの制約事項