以下のステップでは、DataPropagator コンポーネント上の DB2 Everyplace の
要件を指定します。
読者は、「DataPropagator Guide and Reference」を参照して、
コンポーネントを正しく作成してください。
前提条件
ソース・データベースとミラー・データベースが存在し、DB2 UDB レプリ
ケーション・センターと DB2 Everyplace モバイル・デバイス管理センターを
実行するマシン上でカタログに入れられていることを確認します。
手順
- DB2 UDB レプリケーション・センターをオープンします。
- ソース・データベース上に、キャプチャー・コントロール表を作成します。
- ミラー・データベース上に、キャプチャー・コントロール表とアプライ・コントロール表を
作成します。ミラー・データベース上のキャプチャー・スキーマ
は ASN にする必要があります。
- ソースとミラーの両方のキャプチャー・コントロール・サーバー・データベースで、レプリケーションを使用可能にします。データベース
に LOGRETAIN=RECOVERY がまだない場合
は、Backup Wizard がオープンして、バックアップが開始されるはずです。
- ソース・データベース内に、レプリケーションのための表を登録します。
- すべての列をキャプチャーするには、「行キャプチャー規則 (Row
Capture Rule)」が必要です。
- ターゲット表のフル・リフレッシュが許可されている必要があります。
- ソース表を複数のターゲット表に複製する場合は、
ターゲット表が DB2 Everyplace サブスクリプションの一部であるかどうかとは無関係に、
「レプリカ・ターゲット表からのキャプチャーの変更 (Capture changes from replica target
table)」を
選択してください。
- 「競合検出
レベル (Conflict Detection Level)」は「標準 (Standard)」検出にします。
- ミラー・データベースに対する DataPropagator サブスクリプション・
セットを作成するには、「サブスクリプション・セットの作成」ウィンドウにある
「情報の設定 (Set information)」ページを使用します。
- 「名前の設定 (Set name)」フィールドで、
サブスクリプション・セットの名前を入力します。
この名前は、DB2 Everyplace Data Propagator 表サブスクリプションの名前でなければなりません。
- 「アプライ修飾子」フィールドに、
アプライ修飾子に使用する名前を入力します。
- 「コントロール・サーバー別名のキャプチャー (Capture control server alias)」フィールドに、ソース・データベースの
名前を入力します。
- 「キャプチャー・スキーマ (Capture schema)」
フィールドの下矢印キーをクリックして、キャプチャーを構成したときに
使用したスキーマを選択します。
- 「ターゲット・サーバー別名 (Target server alias)」フィールドに、ミラー・データベースの名前を入力します。
- 「サブスクリプション・セットを
アクティブにする (Activate the subscription set)」の横のチェック・ボックスを選択します。
- 「データ・ブロック化因数 (Data blocking factor)」を「0」に設定します。
- セット・メンバーにトランザクション処理を使用するため、
「アプライを許可 (Allow Apply)」の横の
チェック・ボックスを選択し、「アプライをコミットする前に適用されるトランザクション数 (Number of transactions applied before Apply commits)」をゼロ以外の値に設定します (推奨値は 20)。
- 「ソースからターゲットへ (Source-to-target)」ページをオープンします。
- 「レプリカ・ターゲット (Replica Target)」の
タイプとして、サブスクリプション・セットのメンバーを追加します。
- 各表の「ターゲット - 表 (Target-Table)」索引の作成で、
ソース表の主キーがターゲット表の主キーとして作成されるようにします。
最初のレプリケーションで、DB2 Everyplace がフル・リフレッシュを開始します。
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