DB2 Everyplace ソリューションのコンポーネント

モバイル・データの同期をとるための DB2 Everyplace ソリューションには、 以下の主要コンポーネントがあります。

DB2 Everyplace データベース・エンジン
モバイル・デバイス上で実行されるソフトウェア。ソース・システムにある データのローカル・コピーへアクセスし、変更することを可能に します。DB2 Everyplace データベース・エンジンとデータベース・ソフトウェアを使用する アプリケーションの作成方法については、「DB2 Everyplace アプリケーション開発ガイド」を 参照してください。

DB2 Everyplace 同期サーバー
ソース・データベースとターゲット・データベース間の双方向のデータ同期を管理する クライアント/サーバー・プログラム。

同期サーバーは、モバイル・デバイス上の同期クライアント・ソフトウェアと ソース・サーバー上の DB2 UDB データベースまたは JDBC データベース間 を仲介します。 モバイル・デバイス管理センター (同期サーバーのための グラフィカル管理ツール) により、 ユーザー・グループによってアクセスされるデータのサブセットおよびファイルの定義 を可能にします。同期サーバーは、ユーザーがデータの同期を要求するたびに この管理情報にアクセスします。

DB2 Everyplace Mobile Application Builder
モバイル・デバイス用 DB2 Everyplace アプリケーションの迅速な作成およびテスト を可能にするアプリケーション開発ツール。 このツールの詳細について は、DB2 Everyplace Mobile Application Builder のオンライン・ヘルプを参照してください。

図 8 は、ソリューションのツールがどのように連携して動作するかを示しています。

図 8. DB2 Everyplace ソリューション・ツールの動作方法

図 1 の開始。2 つのボックスがあります。 1 つはアプリケーション開発を表し、もう 1 つは同期を表しています。アプリケーション 開発を表すボックスには、DB2 Everyplace (データベース・エンジン) を表す アイコンがあります。DB2 Everyplace のアイコンからは、Mobile Application Builder を表すアイコンに向かう矢印があり、下に「開発」と書かれてい ます。Mobile Application Builder からは、DB2 Everyplace アイコンに戻る矢印が あり、「テスト」と書かれています。2 つのボックスのあいだにも矢印があり、 「実動に移動」と書かれています。同期を表すボックスには、3 つのイメージがあり ます。最初のイメージは、モバイル・デバイスである DB2 Everyplace (データベース・エンジン) を 表しています。2 番目のイメージは、多層システムである DB2 Everyplace 同期サーバーを 表しています。3 番目のイメージは、ソース・システムである DB2 Universal Database を 表しています。イメージの中に稲妻マークがあり、最初のイメージと 2 番目のイメージ、および 2 番目のイメージと 3 番目のイメージが稲妻マークで結ばれています。2 つの稲妻マークは同期を表しています。図 1 の終了。

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