図 6 は、
同期をとる時に、ソース表の変更内容がユーザーのモバイル・デバイス上の
DB2 Everyplace 表にどのようにアプライされるかを示しています。
同期サーバーは、ユーザーが最後に同期
をとった以降に行われたすべての関係するソース・データの変更内容をユーザーに
送信します。同期サーバーは、ユーザーがサブスクリプションしているデータに
ついての変更のみを送信します。
図の番号は、その後に続く説明に対応しています。
図 6. ソース・データベースへの変更内容がモバイル・データベースにアプライされる仕組み

- ソース・システム上で継続して実行されている DB2 DataPropagator キャプチャー・プログラム
は、DB2 ログから VNMEDICALRECORD ソース表に対する変更内容を取り込み、
それらを変更データ表に書き込みます。
- DB2 DataPropagator アプライ・プログラムは、変更データ表の変更内容を
ミラー表 VNMEDICALRECORD にアプライします。
更新の矛盾が確認された場合、このステップの処理で
解決されます。
- データに対する変更内容は、同期応答メッセージとして中間層システム上の
出力キューに送信されます。
- 同期クライアント・ソフトウェアは、出力キューから同期応答メッセージを
取り出します。クライアントからの取り出し要求は認証されます。
- データに対する変更内容は、表のクライアント・ローカル・コピーにアプライされます。同期セッションが終了します。
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