このセクションでは、DB2 Everyplace を QNX Neutrino または組み込み Linux のモバイル・デバイスに インストールする方法について説明します。 これらのモバイル・デバイスにはさまざまな形式があります。 使用するモバイル・デバイスのタイプに応じて、いくつかのインストール・オプションがあります。
モバイル・デバイスへのファイルの転送についての追加情報は、モバイル・デバイス に付属している資料を参照してください。QNX Neutrino をご使用の場合は、 「QNX Neutrino Software Developer's Kit (SDK)」も参照してください。
手順
%DSYINSTDIR%/Clients/Linux/database/procここで、proc はプロセッサー・タイプを示します。
libisyncxpt.so libimsaconfig.so libimsadb2e.so libimsafile.so libisyncore.so libisyncconf.so libwbxml.so goISync
環境変数の設定
環境変数 LD_LIBRARY_PATH を、DB2 Everyplace CLI 共用ライブラリー (libdb2e.so) が インストールされているパスに設定します。 例えば、DB2 Everyplace CLI 共用ライブラリーが /DB2e/database/x86 に 保管されている場合には、次のステートメントを使用して /DB2e/database/x86 を 既存の LD_LIBRARY_PATH に追加してください。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/DB2e/database/x86
暗号化サポートのセットアップ
このセクションは、QNX Neutrino モバイル・デバイスにのみ適用されます。 QNX Neutrino デバイスで暗号化を使用可能にするには、mqueue プロセスが 開始されていなければなりません。
暗号化ライブラリーを初期化した後でアプリケーションが予期しない終了をする場合は、 ライブラリーが破壊されている可能性があります。
サンプル・アプリケーションの実行
サンプル・アプリケーションは、DB2 Everyplace データベースと DB2 Everyplace 同期サーバーの パッケージに組み込まれています。
QNX Neutrino および Linux 用の DB2 Everyplace サンプル・アプリケーションについての詳細は、DB2 Everyplace サンプル・アプリケーションの概要を参照してください。
DB2 Everyplace 同期サーバーのサンプルである goISync は、インストールされた ディレクトリーから実行できます。最初に実行した後、 このディレクトリーに /data という サブディレクトリーが作成されます。
初めて goISync を立ち上げるときに、同期の設定を行ってください。 設定は次のように行います。
これで、同期をとる準備ができました。
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