DB2 Everyplace Update Tool を使用すると、同期クライアント・ユーザーは 容易にクライアント・ソフトウェアをアップグレードすることができます。 モバイル・デバイスをサービス・ステーションに持ち込んでファイルを 検索する代わりに、DB2 Everyplace Update Tool を立ち上げて 新しい IBM Sync ファイルをダウンロードすることができます。 このツールは、以下のプラットフォームで使用可能です。
前提条件
DB2 Everyplace Update Tool を使用して同期クライアント・ソフトウェアを更新する前に、 以下のステップを実行する必要があります。
手順
モバイル・デバイスから Update Tool を実行するには、以下のようにします。
Symbian オペレーティング・システムでは、更新ツールはデフォルトで、 すべての IBM 同期クライアント DLL を C:¥System¥Libs に 配置し、サンプル・アプリケーションを C:¥System¥Apps¥ISync に 配置します。これらのパスは、「拡張 (Advanced)」パネルで変更することができます。 ファイルがサーバーから正常にダウンロードされると、 最終更新プロセスの一環として新規ターゲット・ディレクトリーを指定するように 求めるダイアログ・ウィンドウがオープンします。 このターゲット・ディレクトリーは、バージョン 8 のクライアントで構成ファイル とデータ・ファイルが保管されるディレクトリーであり、 デフォルトでは C:¥System¥Data¥ISync に なっています。IBM 同期クライアント バージョン 7 からの構成ファイルは、 バージョン 8 で、この新規ターゲット・ディレクトリーにコピーされます。 更新ツールでは「コントロール パネル」の 「アプリケーションの追加と削除」で表示される DB2 Everyplace および同期サーバー・アプリケーションのバージョンは更新されません。 個々の DLL をダウンロードする代わりに、サーバーにある DSYDeploy.properties ファイル を変更して、ISync.sis および DB2e.sis のみ をダウンロードすることもできます。 この 2 つのファイルが受信されて C:¥System¥Libs に 配置された後で、それらを手操作でデバイスにインストールすると、 正しいバージョンが反映されます。
Windows CE オペレーティング・システムの場合、更新ツールはデフォルトで、 すべての IBM 同期クライアント DLL を ¥Windows に配置し、 サンプル・アプリケーションを ¥Windows¥Start に 配置します。 これらのパスは、「拡張 (Advanced)」パネルで変更することができます。 ファイルがサーバーから正常にダウンロードされると、 最終更新プロセスの一環として新規ターゲット・ディレクトリーを指定するように 求めるダイアログ・ウィンドウがオープンします。 このターゲット・ディレクトリーは、バージョン 8 のクライアントで構成ファイル とデータ・ファイルが保管されるディレクトリーであり、 デフォルトではルート・ディレクトリー (¥) になっています。IBM 同期クライアント バージョン 7 からの構成ファイルは、 バージョン 8 で、この新規ターゲット・ディレクトリーにコピーされます。
関連したタスク
関連した解説