IBM Sync では DB2 Everyplace 同期サーバーを使用して、モバイル・デバイスと企業の データ・ソースとの間でデータやアプリケーションを同期させることができます。IBM Sync を 構成する前に、モバイル・デバイス管理センターでユーザー、グループ、 サブスクリプション、およびサブスクリプション・セットを定義しておく必要があります。
IBM Sync はグラフィック・インターフェースを持つ同期アプリケーションで、IBM 同期クライアント C-API を使用します。 これは、Palm OS、Windows CE、および Symbian プラットフォームで使用できます。 Win32、Neutrino、および Linux プラットフォームでの同期をテストするために、 コマンド行プログラム (testisync) も備わっています。
コマンド行プログラム (testisync) を使用して、Win32、Neutrino、および Linux プラットフォームでの同期をテストできます。 IBM Sync と testisync は両方とも、IBM 同期クライアント C-API の使用方法を示すサンプル・プログラムです。 IBM Sync と testisync はオープン・ソースであり、DB2 Everyplace Software Development Kit から入手できます。
クライアント・ソフトウェアは、同期を取るたびに、 クライアントの構成 (クライアント・グループに割り当てられたサブスクリプション・セットおよび サブスクリプション) を更新すべきかどうかをチェックします。 例えば、サブスクリプションで参照するファイルを最新表示する場合は、 次の同期時に、サブスクライブしたすべてのユーザーに新規バージョンをダウンロード するために、サブスクリプションが変更されたことを示すフラグが設定されます。
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