第 1 章 IBM WebSphere Application Server - Express のインストール要件
第 2 章 Windows での WebSphere Application Server - Express のインストール
第 3 章 Linux での WebSphere Application Server - Express のインストール
第 4 章 AIX 版 WebSphere Application Server - Express のインストール
第 5 章 Solaris 版 WebSphere Application Server - Express のインストール
第 6 章 HP-UX 版 WebSphere Application Server - Express のインストール
第 7 章 HTTP Web サーバー・セキュリティー・プラグイン
第 8 章 HTTP Web サーバー・セキュリティー・プラグインのインストール
第 9 章 チーム環境で作業するための WebSphere Application Server - Express のセットアップ方法
この「インストール・ガイド」の第 6 版 (2003 年 12 月) には、WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1 についての以下の情報を記載しています。
以下のフィックスおよびサポート情報については、www.ibm.com/software/webservers/appserv/express/support.html の製品サポート・サイトを参照してください。
例えば、5.0 から 5.0.1、または 5.0.2 から 5.1 へのアップグレード。
WebSphere Application Server - Express V5.1 に関して、以下の点に注意してください。
本書は、インストール CD のルート・ディレクトリーと製品インストール・ディレクトリーから HTML と Acrobat PDF の両方のバージョンで入手できます。いずれのバージョンも同じ内容です。install.html は、任意の Web ブラウザーで開くことができます。 install.pdf を開くには、 Acrobat Reader ソフトウェアがインストールされている必要があります (www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます)。
WebSphere Application Server - Express をインストールする前に、以下のハードウェアをインストールする必要があります。
WebSphere Application Server - Express をインストールする前に、以下のソフトウェアをインストールする必要があります。
以下のオペレーティング・システムのうちの 1 つ
表 1. Red Hat および SuSE オペレーティング・システムがサポートする各国語
| 英語のみ | 英語と各国語 | 1 バイト文字セット (SBCS) | 2 バイト文字セット (DBCS) (注 1 を参照) |
---|---|---|---|---|
Red Hat 7.2 | はい |
|
|
|
Red Hat 8.0 |
| はい | はい | はい (1) |
SuSE 7.2 | はい |
|
|
|
SuSE 8.1 |
| はい | はい |
|
(1) Red Hat 8.0 上で 2 バイト文字セットを使用する場合には、GTK 2.0 を GTK 2.2 以降にアップグレードする必要があります。 『(オプション) GTK 2.2.2 以降へのアップグレード』を参照してください。
警告:
WebSphere Application Server - Express が インストール済みで、サード・パーティーのプラグインをインストールしている場合、 対応するバージョン 5.1.1 用のプラグインを入手して再インストールする必要があります。
このパッケージには、次の 2 つの CD セットが含まれます。
インストールの使用法のシナリオ
重要: DB2 Universal Database Express Edition は、マシン上でアプリケーション・プログラムのデモンストレーション、テスト、 および開発の目的にのみ使用できます。いずれのプログラムも実動サーバーにはインストールできません。 詳しくは、同梱のご使用条件を参照してください。
このセクションは、Windows での WebSphere Application Server - Express のインストールについて説明します。 WebSphere Application Server - Express の主要なコンポーネントは、Application Server、Remote Agent Controller、および WebSphere Studio Site Developer (WSSD) です。この内のいずれかのコンポーネント、またはすべてのコンポーネントをインストールするように選択できます。 WSSD を使用して Application Server を管理したい場合は、 Application Server と一緒に Remote Agent Controller をインストールする必要があります。WebSphere Application Server - Express は、 CD-ROM またはユーザーがダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。
インストールについての注意事項
インストール・プログラムは、GUI ウィザード・パネルを使用せずに、 対話式コンソール・モードで実行できます。このコンソール・モードは、 アクセシビリティーを必要とするユーザーの方が適しています。「-accessibility」モードは、 視覚に障害のあるエンド・ユーザーに音による追加情報を提供します。 コンソール・モードで実行するには、 WebSphere Application Server - Express インストール CD のセットアップ・ディレクトリーから次のコマンドを実行します。
画面のプロンプトに従って、インストールを完了させます。注: 「-is:javaconsole」 オプションは重要です。 このオプションを指定しないと、 インストール・プログラムはハングします。 「-log @NONE」は、ログオフして、ログ情報をコンソールに表示させないようにします。 インストール中に問題が起きた場合は、ログ情報を収集するために、 このオプションを外すことをお勧めします。
重要: このバージョンを、以前のバージョンに上書きインストールしないでください。別のディレクトリーへインストールして共存させるか、 または以前のバージョンをアンインストールしてから、 同じディレクトリーにインストールすることができます。 インストール・プログラムが以前のバージョンのアプリケーション・サーバーを検出した場合には、ご使用のサーバー構成を 5.1 サーバーにマイグレーションするオプションが提示されます。詳しくは、「マイグレーション・ガイド」を参照してください。
重要: バージョン 5.1.1 Studio Site Developer IDE からバージョン 4.0.x のワークスペースを開こうとすると、このワークスペースはバージョン 5.1.1 のワークスペースに変換されます。プロジェクト名、プロジェクト・ソース・ファイル、およびプロジェクト Java ビルド・パス (クラス・パス) は保存されます。しかし、 ユーザー・インターフェースの設定、デバッグの設定、およびほとんどの設定は失われます。 既存のプロジェクトをバージョン 5.1.1 へ安全にマイグレーションする方法については、「マイグレーション・ガイド」を参照してください。
予防措置として、バージョン 5.1.1 にマイグレーションする前に、 バージョン 5.x のワークスペースのバックアップ・コピーをとることをお勧めします。
製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
1 枚目の製品インストール CD から WebSphere Application Server - Express をインストールするには、以下のステップに従ってください。
ヒント:
重要: 名前に 2 バイト文字またはドル記号などの特殊文字が含まれる ディレクトリーへはインストールしないでください。 DBCS が使用されていると、WebSphere テスト環境で、クラスパスの問題など予期しない結果になることがあります。
WebSphere Application Server - Express には、ダウンロード可能な複数のパーツがあります。 パーツはすべて自己解凍アーカイブで、すべてのパーツが必要です。
この製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
WebSphere Application Server - Express の電子イメージをインストールするには、 以下のステップに従ってください。
WebSphere Application Server - Express をインストールすると、インストール時に 選択した <Expressinstallpath> の下に、以下のディレクトリー構造が作成されます。
これらのディレクトリーのファイル数が大幅に異なる場合は、 インストールで問題が発生した可能性があります。 この問題を診断するには、 <Expressinstallpath>¥logs ディレクトリー内の expressInstallLog.txt ファイルを調べてください。
インストールが正常に完了していたら、 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere Application Server - Express 5.1」>「Studio Site Developer」メニュー項目を使用して、Site Developer を開始します。 Site Developer が開始したら、「ウェルカム (Welcome)」ページ上のリンクをたどって、Express サンプルをロードして実行します。
IBM Agent Controller は、常に Windows のサービスとしてインストールされ、 自動的に開始します。IBM Agent Controller は、Site Developer と Application Server の間の通信チャネルを提供します。 「コントロール パネル」>「管理ツール」>「サービス」をチェックして、IBM Agent Controller がリストされていて稼働していることを確認します。 問題が発生しているかどうか確認するには、<Expressinstallpath>¥RAC¥config ディレクトリーの servicelog.log ファイルを調べてください。
インストールが正常に完了しなかった場合は、<Expressinstallpath>¥logs ディレクトリー内の racInstallLog.txt を調べます。 racInstallLog.txt ファイルがない場合は、すでに IBM Agent Controller の別のバージョンがシステムに存在している可能性があります。 そのバージョンをアンインストールして、再度インストールし直します。
First Steps アプリケーションから「サーバー・インストールの検査 (Verify Server Installation)」を実行すると、Application Server インストールの基本操作を検査できます。First Steps はインストールの終了時、または「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere Application Server - Express 5.1」>「First Steps」を選択すると起動します。
あるいは、<Expressinstallpath>¥Express¥bin¥testServer.bat ファイルを実行すると、Application Server の操作を検査できます。このバッチ・ファイルは、このデフォルト構成を使用して Application Server を開始、停止することによりステップスルーします。 このバッチ・ファイルは、サーバーのインストールをテストするためだけに使用することに留意してください。
setupwin32.exe を実行すると、Java インストール・プログラムが開始されてから、コントロールがコマンド・プロンプトに戻ります。インストールは実際には、バックグラウンドで引き続き実行されています。サイレント・インストールが完了したことを検査する簡単な方法がいくつかあります。
インストール・プログラムを実行する別の方法は、直接、Java インストール・プログラムを実行するためのコマンドを発行することです。複数のコマンド行パラメーターがインストール・プログラムに渡されないと、このプログラムは正しく作動しません。1 枚目の CD の util ディレクトリーには、syncInstall.bat というサンプル・バッチ・ファイルがあり、このファイルで同期インストールを実行できます。すなわち、インストールが完全に終了するまでは、コントロールはコマンド・プロンプトに戻りません。setupwin32.exe の場合と同じように、syncInstall.batコマンドにパラメーターを渡すことができます。このバッチ・コマンドは特に、サイレント・インストール・シナリオに役立ちます。
ユーザー自身で製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
すべてのデフォルト付きでサイレント・インストールを実行するには、 次のようなコマンドを使用します。
setupwin32.exe -silent
デフォルトの Express インストール先ロケーション「IBM/WebSphere/Express」を変更する場合は、 次のコマンドを使用します。
setupwin32.exe -silent -P waseBean.installLocation=c:¥<yourdirectory>
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに追加オプションを設定することもできます。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のようなコマンドを実行します。
setupwin32.exe -silent -options <fully qualified path>¥responsefile
注: WebSphere Application Server - Express は、WebSphere Studio Site Developer フィーチャーが選択された場合、CD からのサイレント・インストールをサポートしていません。その理由は、このフィーチャーには 2 枚目の CD が必要で、サイレント・インストールを実行していると、プログラムが 2 枚目の CD のプロンプトを出さないからです。WebSphere Studio Site Developer フィーチャーをサイレント・インストールでインストールするには、2 枚目の CD をハード・ディスクにコピーするか、あるいはこの CD を 2 次 CD ドライブにマウントし、「-media 2=<path to second CD>」オプションを使用してインストール・プログラムに 2 番目の CD イメージがある場所を指示します。
応答ファイルのサンプルは Express の ¥util¥responsefile.txt に組み込まれています。 このファイルは、応答ファイルのモデルとして使用できます。
WebSphere Application Server - Express をアンインストールするには、次のように操作します。
WebSphere Application Server - Express を完全に除去するには、残存しているディレクトリーを手動で削除します。
WebSphere Application Server - Express のアンインストールを実行しているとき、 表示されるフィーチャー・パネルには、インストール時に表示されるものよりも、 さらに追加されたいくつかのフィーチャーを表示します。これらの追加の フィーチャーは、Studio Site Developer フィーチャーのサブフィーチャーとして表示されます。 Studio Site Developer フィーチャーを選択または選択解除したい場合、すべてのサブフィーチャーが 選択または選択解除されていることを確認してください。
IBM Agent Controller は、Studio Site Developer と Application Server 間の通信メカニズムを提供します。 この Agent Controller は Windows の「サービス」としてインストールされ、「Local System」アカウントの下で実行するように構成されます。 必要であれば、Windows の「サービス」マネージャー・パネルを使用して、この構成を変更し、 IBM Agent Controller を別のユーザー・アカウントの下で実行させることができます。 Agent Controller は Application Server の開始に使用されるため、Agent Controller が実行されるアカウントは、Application Server の実行アカウントでもあります。
Studio Site Developer と Agent Controller 間のリンクを保護するためのさまざまなオプションがあります。このインストールでは、Studio Site Developer ユーザーに Agent Controller との接続を可能にするリンクが構成されます。 実動サーバー環境で Agent Controller を使用する際に、このセキュリティーのデフォルト値を変更することをお勧めします。
<Expressinstallpath>¥RAC¥bin¥RACSecurityOn.bat および RACSecurityOff.bat ファイルを使用すると、基本ログイン・セキュリティーを使用可能にしたり、使用不可にしたりできます。Studio Site Developer でセキュリティーを使用可能にする場合、 ユーザーは Agent Controller に接続しているオペレーティング・システムのユーザー名およびパスワードである、有効なユーザー名とパスワードの組み合わせを入力する必要があります。 ユーザー名とパスワードは、認証するために Agent Controller がオペレーティング・システムに転送します。 Windows ではドメイン・ネームのパスワードは認証されません。 ローカルのユーザー名とパスワードを入力してください。
IBM Agent Controller の SetConfig ユーティリティーを実行するには、 実行パスに Java がなければなりません。
WebSphere Application Server - Express 5.0 がすでにインストールされているマシンに WebSphere Application Server - Express 5.1 をインストールすると、IBM Agent Controller は 5.1.1 バージョンに更新され、5.1 Express サーバーを指すように構成されます。 その後、WebSphere Application Server - Express 5.1 を除去して、5.0 環境を復元するには、5.0 Application Server または Studio Site Developer コンポーネントを 再インストールして、IBM Agent Controller の 5.0 バージョンを復元する必要があります。 これらの 5.0 フィーチャーのいずれも、5.0 の IBM Agent Controller をインストールします。
このセクションでは、Windows での WebSphere Application Server - Express の インストールおよびアンインストールに関する既知の問題および制限について記載します。 この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、 README ファイルを参照してください。
装置名 (例えば、¥¥computername¥sharename) を指定せずにネットワーク・ドライブをマップした場合、 WebSphere Application Server - Express をインストールしようとすると、 「/wizard.inf(104) に指定されたウィザードをロードできないエラーが起こったため、ウィザードを続行できません」 というメッセージが表示されることがあります。 この問題の回避策は、装置名 (例えば、x:¥sharename) を指定することによって、 ローカル側でネットワーク・ドライブにマップすることです。
Novell NetWare ドライブにインストールしないでください。 Novell NetWare ドライブへのインストールは失敗します。
WebSphere Application Server - Express のインストールを開始する前に、管理者としてログオンする必要があります。
インストールに失敗して、時にはアンインストールによって _uninst ディレクトリーにファイルが残ることがあります。 この症状 (symptom) は、「アンインストールを実行しているときに、必要な JVM を検出できない」というメッセージです。 この場合は、以下のように手作業でアンインストールしてください。
インストールが失敗した場合は、 インストールされた WebSphere Application Server - Express ファイルを除去する必要があります。WebSphere Application Server - Express をインストールしようとしたディレクトリーが空の場合は、 インストールされたファイルはすでにインストール・プロセスによって除去されているため、 ユーザーが希望する場合には空のディレクトリーを削除することができます。
インストールに失敗した場合には、次のようにします。
このセクションは、Linux 版 WebSphere Application Server - Express インストールの説明です。WebSphere Application Server - Express の主要なコンポーネントは、Application Server、Remote Agent Controller、および WebSphere Studio Site Developer (WSSD) です。この内のいずれかのコンポーネント、またはすべてのコンポーネントをインストールするように選択できます。 WSSD を使用して Application Server を管理できるようにしたい場合は、 Application Server と一緒に Remote Agent Controller をインストールする必要があります。
WebSphere Application Server - Express は、 CD-ROM またはユーザーがダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。
インストールについての注意事項
インストール・プログラムは、GUI ウィザード・パネルを使用せずに、 対話式コンソール・モードで実行できます。このコンソール・モードは、 アクセシビリティーを必要とするユーザーの方が適しています。「-accessibility」モードは、 視覚に障害のあるエンド・ユーザーに音による追加情報を提供します。 コンソール・モードで実行するには、 WebSphere Application Server - Express インストール CD のセットアップ・ディレクトリーから次のコマンドを実行します。
画面のプロンプトに従って、インストールを完了させます。注: 「-is:javaconsole」 オプションは重要です。 このオプションを指定しないと、 インストール・プログラムはハングします。 「-log @NONE」は、ログオフして、ログ情報をコンソールに表示させないようにします。 インストール中に問題が起きた場合は、ログ情報を収集するために、 このオプションを外すことをお勧めします。
このバージョンを、以前のバージョンに上書きインストールしないでください。 別のディレクトリーへインストールして共存させるか、 または以前のバージョンをアンインストールしてから、 同じディレクトリーにインストールすることができます。 インストール・プログラムが以前のバージョンのアプリケーション・サーバーを検出した場合には、ご使用のサーバー構成を 5.1 サーバーにマイグレーションするオプションが提示されます。詳しくは、「マイグレーション・ガイド」を参照してください。
既存のプロジェクトを Studio Site Developer の以前のバージョンからバージョン 5.1.1 に安全にマイグレーションする手順については、 「マイグレーション・ガイド」を参照してください。
予防措置として、バージョン 5.1.1 にマイグレーションする前に、バージョン 4.0.x およびバージョン 5.0 のワークスペースのバックアップ・コピーをとることをお勧めします。
以下のステップに従って、この製品 CD から WebSphere Application Server - Express をインストールしてください。
コマンド・ウィンドウからの「setupLinux」の実行: コマンド・ウィンドウの 現行作業ディレクトリーが /mnt/cdrom で、CD からインストールする場合、 2 番目のインストール CD が要求されたときに、1 番目の CD をドライブから取り出すことができません。 これは、コマンド・ウィンドウの作業ディレクトリーが CD を指しているために、CD ドライブが 使用中であると見なされてしまうためです。 これを避けるために、コマンド・ウィンドウの作業ディレクトリーが /mnt/cdrom に設定されていないことを確認してください。 このことは、コマンド ./setupLinux を使用してインストールを開始するのではなく、 絶対パス /mnt/cdrom/setupLinux を使用する必要があることを意味します。
コマンド・ウィンドウからの「/opt/IBM/WebSphere/Express/AppServer/bin/collector.sh -Summary」の実行:
「mqver が見つかりません (mqver not found)」および「wempsservice が見つかりません (wempsservice not found)」というエラーが 表示される場合があります。 これらのエラー・メッセージは無視してもかまいません。
Linux での Cloudscape の実行
Linux で Cloudscape を使用するには、/opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/binディレクトリーに提供されている EXPcview.sh シェル・スクリプトを使用します。
この製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
WebSphere Application Server - Express の Linux CD イメージは、ダウンロード・サイズを小さくするために複数のパーツに分割されています。 各パーツは、テープ・アーカイブ (tar) ファイルで、すべて必要です。
WebSphere Application Server - Express の電子イメージをインストールするには、以下のステップに従ってください。
WebSphere Application Server - Express をインストールすると、/opt/IBM/WebSphere/Express51 ディレクトリーの下に、以下のディレクトリー構造が作成されます。
これらのディレクトリーのファイル数が大幅に異なる場合は、 インストールで問題が発生した可能性があります。 問題を診断するには、 /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressInstallLog.txt ファイルを参照してください。
最初に /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressInstallLog.txt ファイルを見てください。ファイルの一番下へ移動して、インストールの完了状況を検査します。インストールが正常に完了したら、wasexpress51 または /opt/IBM/WebSphere/Express51/SiteDeveloper/wasexpress51 を実行して Site Developer を開始します。 Site Developer が開始したら、 「ウェルカム (Welcome)」ページのリンクをたどって、Express サンプルの 1 つをロードして実行します。
インストールが正常に完了しなかった場合は、expressInstallLog.txt ファイルを調べてその理由を判別します。
インストールが正常に完了したら、 /opt/IBMRAC/bin/RAStart.sh を実行して、IBM Agent Controller を開始します。 問題が発生しているかどうか確認するには、/opt/IBMRAC/config/servicelog.log ファイルを見てください。
インストールが正常に完了しなかった場合は、 racInstallLog.txt を調べてその理由を判別します。
First Steps アプリケーションから「サーバー・インストールの検査 (Verify Server Installation)」を実行すると、Application Server インストールの基本操作を検査できます。First Steps は、インストールの終了時に起動します。あるいは「スタート」メニューから起動することもできます。
あるいは、/opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/bin/testServer.sh スクリプトを実行すると、Application Server の操作を検査できます。 このスクリプトは、このデフォルト構成を使用して Application Server を開始、停止することによりステップスルーします。 このスクリプトは、サーバーのインストールをテストするためだけに使用することに留意してください。
独自に製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
すべてのデフォルト付きでサイレント・インストールを実行するには、 次のようなコマンドを使用します。
./setupLinux -silent
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに追加オプションを設定することもできます。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のようなコマンドを実行します。
./setupLinux -silent -options <fully qualified path>/responsefile
注: WebSphere Application Server - Express は、WebSphere Studio Site Developer フィーチャーが選択された場合、CD からのサイレント・インストールをサポートしていません。その理由は、このフィーチャーには 2 枚目の CD が必要で、サイレント・インストールを実行していると、プログラムが 2 枚目の CD のプロンプトを出さないからです。WebSphere Studio Site Developer フィーチャーをサイレント・インストールでインストールするには、2 枚目の CD をハード・ディスクにコピーするか、あるいはこの CD を 2 次 CD ドライブにマウントし、「-media 2=<path to second CD>」オプションを使用してインストール・プログラムに 2 番目の CD イメージがある場所を指示します。
サンプル responsefile は Express の /util/responsefile.txt に組み込まれています。このファイルは、応答ファイルのモデルとして使用できます。
IBM Agent Controller は、Studio Site Developer と Application Server 間の通信メカニズムを提供します。
Studio Site Developer と Agent Controller 間のリンクを保護するためのさまざまなオプションがあります。このインストールでは、Studio Site Developer ユーザーに Agent Controller との接続を可能にするリンクが構成されます。 実動サーバー環境で Agent Controller を使用する際に、このセキュリティーのデフォルト値を 変更することをお勧めします。
/opt/IBMRAC/bin/RACSecurityOn.sh および RACSecurityOff.sh スクリプトを使用すると、 基本ログイン・セキュリティーを使用可能にしたり、使用不可にしたりできます。Studio Site Developer でセキュリティーを使用可能にする場合、 ユーザーは Agent Controller に接続しているオペレーティング・システムのユーザー名およびパスワードである、有効なユーザー名とパスワードの組み合わせを入力する必要があります。 ユーザー名とパスワードは、認証するために Agent Controller がオペレーティング・システムに転送します。
WebSphere Application Server - Express 5.0 がすでにインストールされているマシンに WebSphere Application Server - Express 5.1 をインストールすると、IBM Agent Controller は 5.1.1 バージョンに更新され、5.1 Express サーバーを指すように構成されます。 その後、WebSphere Application Server - Express 5.1 を除去して、5.0 環境を復元するには、5.0 Application Server または Studio Site Developer コンポーネントを再インストールして、IBM Agent Controller の 5.0 バージョンを復元する必要があります。 これらの 5.0 フィーチャーのいずれも、5.0 の IBM Agent Controller をインストールします。
警告:
Red Hat 8.0 上で 2 バイト文字セット (DBCS) を使用する場合には、 以下のステップを実行して、GTK を GTK 2.2.2 以降にアップグレードする必要があります。 GTK 2.2.2 の場合は、次のようにしてください。
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib/:$LD_LIBRARY_PATH
rpm -q libtiff-devel
インストールされていない場合は、Red Hat インストール CD からインストールしてください。
/usr/local/lib
./configure make make install /sbin/ldconfig
デフォルトでは、GTK 2.0.6 インストールが選択されています。必ずアプリケーションに GTK 2.2.2 を 使用させるには、毎回アプリケーションを起動する前に、コマンド行から次のサンプル・コマンドを 実行する必要があります。
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib/:$LD_LIBRARY_PATH export PATH=/usr/local/bin/:$PATH /opt/IBM/WebSphereExpress/SiteDeveloper/wasexpress51
GTK の使用について詳しくは、 developer.gnome.org/doc/API/2.2/gtk/gtk-building.html の Web サイトを参照してください。
Linux 上の WebSphere Application Server - Express をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
./uninstaller
WebSphere Application Server - Express を完全に除去するには、残存しているディレクトリーを手動で削除します。
このセクションでは、Linux での WebSphere Application Server - Express の インストールおよびアンインストールに関する既知の問題および制限について記載します。 この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、 README ファイルを参照してください。
インストールに失敗した場合には、次のようにします。
インストールに失敗して、時にはアンインストールによって _uninst ディレクトリーにファイルが残ることがあります。 この症状 (symptom) は、「アンインストールを実行しているときに、必要な JVM を検出できない」というメッセージです。 この場合は、以下のように手作業でアンインストールしてください。
このセクションは、AIX 版 WebSphere Application Server - Express インストールの説明です。 AIX 上にインストールできる WebSphere Application Server - Express の主要なコンポーネントは、 Application Server および Remote Agent Controller です。この内のいずれかのコンポーネント、または両方のコンポーネントをインストールできます。 Windows または Linux 上の Studio Site Developer を使用して AIX 上の Application Server を管理できるようにしたい場合は、 Application Server と一緒に Remote Agent Controller をインストールする必要があります。 ブラウザー・ベースの管理コンソールを使用して、 Application Server を管理できます。
WebSphere Application Server - Express は、 CD-ROM またはユーザーがダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。
システムに WebSphere Application Server - Express の前のコピーがインストールされている場合は、 先へ進める前にそれをアンインストールします。
インストール用の製品 CD は 1 つしかありません。 以下のステップに従って、この製品 CD から WebSphere Application Server - Express をインストールしてください。
この製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
WebSphere Application Server - Express の AIX CD イメージは、ダウンロード・サイズを小さくするために複数のパーツに分割されています。
各パーツは、テープ・アーカイブ (tar) ファイルで、すべて必要です。 WebSphere Application Server - Express の電子イメージをインストールするには、以下のステップに従ってください。
WebSphere Application Server - Express をインストールすると、/opt/IBM/WebSphere/Express51 ディレクトリーの下に、以下のディレクトリー構造が作成されます。
これらのディレクトリーのファイル数が大幅に異なる場合は、 インストールで問題が発生した可能性があります。 /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressInstallLog.txt ファイルを参照してください。
最初に /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressracInstallLog.txt ファイルを見てください。ファイルの一番下へ移動して、インストールの完了状況を検査します。インストールが正常に完了したら、 /opt/IBMRAC/bin/RAStart.sh を実行して、IBM Agent Controller を開始します。 問題が発生しているかどうか確認するには、/opt/IBMRAC/config/servicelog.log ファイルを見てください。
インストールが正常に完了しなかった場合は、 racInstallLog.txt を調べてその理由を判別します。
First Steps アプリケーションから「サーバー・インストールの検査 (Verify Server Installation)」を実行すると、Application Server インストールの基本操作を検査できます。First Steps は、インストールの終了時、または /opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/bin/launchFirstSteps.sh スクリプトを実行すると起動します。
あるいは、/opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/bin/testServer.sh スクリプトを実行すると、Application Server の操作を検査できます。 このスクリプトは、このデフォルト構成を使用して Application Server を開始、停止することによりステップスルーします。 このスクリプトは、サーバーのインストールをテストするためだけに使用することに留意してください。
独自に製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
すべてのデフォルト付きでサイレント・インストールを実行するには、 次のようなコマンドを使用します。
./aix/setupAIX -silent
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに追加オプションを設定することもできます。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のようなコマンドを実行します。
./aix/setupAIX -silent -options <fully qualified path>/responsefile
サンプル responsefile は Express の/util/responsefile.text に組み込まれています。このファイルは、応答ファイルのモデルとして使用できます。
IBM Agent Controller は、Studio Site Developer と Application Server 間の通信メカニズムを提供します。
Studio Site Developer と Agent Controller 間のリンクを保護するためのさまざまなオプションがあります。このインストールでは、Studio Site Developer ユーザーに Agent Controller との接続を可能にするリンクが構成されます。 実動サーバー環境で Agent Controller を使用する際に、 このセキュリティーのデフォルト値を変更することをお勧めします。
/opt/IBMRAC/bin/RACSecurityOn.sh および RACSecurityOff.sh スクリプトを使用すると、 基本ログイン・セキュリティーを使用可能にしたり、使用不可にしたりできます。 Studio Site Developer でセキュリティーを使用可能にする場合、 ユーザーは Agent Controller に接続しているオペレーティング・システムのユーザー名およびパスワードである、有効なユーザー名とパスワードの組み合わせを入力する必要があります。 ユーザー名とパスワードは、認証するために Agent Controller がオペレーティング・システムに転送します。
AIX 版 WebSphere Application Server - Express をアンインストールするには、 以下のステップに従ってください。
./uninstaller
このセクションでは、AIX での WebSphere Application Server - Express の インストールおよびアンインストールに関する既知の問題および制限について記載します。 この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、 README ファイルを参照してください。
インストールに失敗した場合には、次のようにします。
インストールに失敗して、時にはアンインストールによって _uninst ディレクトリーにファイルが残ることがあります。 この症状 (symptom) は、「アンインストールを実行しているときに、必要な JVM を検出できない」というメッセージです。 この場合は、以下のように手作業でアンインストールしてください。
システムに WebSphere Application Server - Express の前のコピーがインストールされている場合は、 先へ進める前にそれをアンインストールします。
以下のステップに従って、この製品 CD から WebSphere Application Server - Express をインストールしてください。
インストールについての注意事項
コマンド・ウィンドウからコマンド「/opt/IBM/WebSphere/Express/AppServer/bin/collector.sh -Summary」を実行する場合、「mqver が見つかりません (mqver not found)」および「wempsservice が見つかりません (wempsservice not found)」というエラーが 表示される場合があります。 これらのエラー・メッセージは無視してもかまいません。
この製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
WebSphere Application Server - Express の Solaris CD イメージは、ダウンロード・サイズを小さくするために複数のパーツに分割されています。 各パーツは、テープ・アーカイブ (tar) ファイルで、すべて必要です。
WebSphere Application Server - Express の電子イメージをインストールするには、以下のステップに従ってください。
WebSphere Application Server - Express をインストールすると、/opt/IBM/WebSphere/Express51 ディレクトリーの下に、以下のディレクトリー構造が作成されます。
これらのディレクトリーのファイル数が大幅に異なる場合は、 インストールで問題が発生した可能性があります。 /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressInstallLog.txt ファイルを参照してください。
独自に製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
すべてのデフォルト付きでサイレント・インストールを実行するには、 次のようなコマンドを使用します。
./solaris/setupSolaris -silent
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに追加オプションを設定することもできます。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のようなコマンドを実行します。
./solaris/setupSolaris -silent -options <fully qualified path>/responsefile
Solaris 版 WebSphere Application Server - Express をアンインストールするには、 以下のステップに従ってください。
./uninstaller
このセクションでは、Solaris での WebSphere Application Server - Express の インストールおよびアンインストールに関する既知の問題および制限について記載します。 この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、 README ファイルを参照してください。
インストールに失敗した場合には、次のようにします。
インストールに失敗して、時にはアンインストールによって _uninst ディレクトリーにファイルが残ることがあります。 この症状 (symptom) は、「アンインストールを実行しているときに、必要な JVM を検出できない」というメッセージです。 この場合は、以下のように手作業でアンインストールしてください。
このセクションは、HP-UX 版 WebSphere Application Server - Express インストールの説明です。 HP-UX 上には、WebSphere Application Server - Express の Application Server コンポーネントのみを インストールできます。ブラウザー・ベースの管理コンソールを使用して、 HP-UX 上の Application Server を管理します。
WebSphere Application Server - Express は、 CD-ROM またはユーザーがダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。
システムに WebSphere Application Server - Express の前のコピーがインストールされている場合は、 先へ進める前にそれをアンインストールします。
以下のステップに従って、この製品 CD から WebSphere Application Server - Express をインストールしてください。
インストールについての注意事項
コマンド・ウィンドウからコマンド「/opt/IBM/WebSphere/Express/AppServer/bin/collector.sh -Summary」を実行する場合、「mqver が見つかりません (mqver not found)」および「wempsservice が見つかりません (wempsservice not found)」というエラーが 表示される場合があります。 これらのエラー・メッセージは無視してもかまいません。
この製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
WebSphere Application Server - Express の HP-UX CD イメージは、ダウンロード・サイズを小さくするために複数のパーツに分割されています。 各パーツは、テープ・アーカイブ (tar) ファイルで、すべて必要です。
WebSphere Application Server - Express の電子イメージをインストールするには、以下のステップに従ってください。
WebSphere Application Server - Express をインストールすると、/opt/IBM/WebSphere/Express51 ディレクトリーの下に、以下のディレクトリー構造が作成されます。
これらのディレクトリーのファイル数が大幅に異なる場合は、 インストールで問題が発生した可能性があります。 /opt/IBM/WebSphere/Express51/logs/expressInstallLog.txt ファイルを参照してください。
First Steps アプリケーションから「サーバー・インストールの検査 (Verify Server Installation)」を実行すると、Application Server インストールの基本操作を検査できます。First Steps は、インストールの終了時、または /opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/bin/launchFirstSteps.sh スクリプトを実行すると起動します。
あるいは、/opt/IBM/WebSphere/Express51/Express/bin/testServer.sh スクリプトを実行すると、Application Server の操作を検査できます。 このスクリプトは、このデフォルト構成を使用して Application Server を開始、停止することによりステップスルーします。 このスクリプトは、サーバーのインストールをテストするためだけに使用することに留意してください。
独自に製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
すべてのデフォルト付きでサイレント・インストールを実行するには、 次のようなコマンドを使用します。
./hpux/setupHPUX -silent
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに追加オプションを設定することもできます。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のようなコマンドを実行します。
./hpux/setupHPUX -silent -options <fully qualified path>/responsefile
HP-UX 版 WebSphere Application Server - Express をアンインストールするには、 以下のステップに従ってください。
./uninstaller
このセクションでは、HP-UX での WebSphere Application Server - Express の インストールおよびアンインストールに関する既知の問題および制限について記載します。 この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、 README ファイルを参照してください。
インストールに失敗した場合には、次のようにします。
インストールに失敗して、時にはアンインストールによって _uninst ディレクトリーにファイルが残ることがあります。 この症状 (symptom) は、「アンインストールを実行しているときに、必要な JVM を検出できない」というメッセージです。 この場合は、以下のように手作業でアンインストールしてください。
WebSphere Application Server - Express の Web サーバー・プラグイン機能へようこそ。
Web サーバー・プラグインを使用すれば、Web サーバー・マシンと Express Application サーバー・マシンを分離して、セキュリティーとパフォーマンスを向上させることができます。 また一般的に、分離させることによって、 Web サイトのアーキテクチャーにさらに柔軟性を持たせることができます。
これらのプラグインは、HTTP(S) を介して WebSphere Application Server - Express と通信します。
Web サーバー・プラグインのインストールには、 必要なすべてのコンポーネントが含まれており、 サポートされるプラットフォーム上に以下の Web サーバーが自動的に構成されます。
Apache Web Server |
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IBM HTTP Web Server |
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Microsoft Internet Information System (IIS) |
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iPlanet (Sun ONE) Web Server |
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Lotus Domino Web Server |
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WebSphere Application Server - Express |
注 #1
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注:
Apache Web Server |
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IBM HTTP Web Server |
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Microsoft Internet Information System (IIS) |
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iPlanet (Sun ONE) Web Server |
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Lotus Domino Web Server |
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WebSphere Application Server - Express |
以下の注 #1 を参照
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注:
これは、Web サーバー・プラグイン・ファイルおよびライブラリーがインストールされるロケーションです。 WebSphere Application Server - Express がマシンにインストールされている場合、デフォルト・ロケーションは <ExpressInstallDir>/Plugins です。
注: インストール・ディレクトリーは、ライセンス・ファイル、製品ファイル、JVM、およびアンインストールがインストールされるロケーションです。ランタイムで必要な Web サーバー・プラグイン・ファイルは、<InstallDir>/../AppServer にインストールされます。
Example directory Struture: C:¥ - Program Files -IBM -WebSphere - Plugins - AppServer
Web サーバーが Express Application サーバーと同じマシンにインストールされている単一層環境の場合、Web サーバー・プラグインは、WebSphere Application Server - Express ディレクトリー <ExpressInstallDir>/AppServer に配置されます。これにより、Web サーバー・プラグインと Express Application サーバーがシームレスに統合されます。 この結果、再生成済み plugin-cfg.xml のデフォルト・ディレクトリーは、構成された Web サーバーが使用する同じロケーションに入ります。 したがって、plugin-cfg.xml ファイルを再生成したあと、それを手動でコピーしたり、ほかへ移動したりする必要はありません。
これは、WebSphere Application Server - Express を稼働するマシンのホスト名です。この情報は、 適切な値をプラグイン構成ファイル (plugin-cfg.xml) に挿入するために収集されます。 デフォルト値は、ローカル・ホストのホスト名です。 WebSphere Application Server - Express が別のマシンで稼働している場合には、 リモート・サーバーのホスト名を入力してください。
インストールするために選択する各 Web サーバー・プラグインごとに、その構成ファイルのロケーションを入力するように求められます。インストールを続けるには、このファイルが存在していなければなりません。
詳しくは、セクション『Web サーバー構成に対する自動的な変更』を参照してください。
詳しくは、セクション『Web サーバー構成に対する自動的な変更』を参照してください。
このセクションでは、手動で完了できるインストールをタスクとして実行しているときに Web サーバー構成ファイルに対して行われる変更について説明します。 以下のステップはインストール・プロセスによって自動的に実行されるものですが、ここでは参考用としてリストしています。
これらの変更には、Web サーバー・プラグイン・ライブラリーの参照と、Web サーバー・プラグイン構成ファイル (plugin-cfg.xml) のロケーションの参照の追加が含まれます。
このタスクのステップ
ファイル構成のモデルとして、以下のエントリーを使用します。注: <pluginsInstallRoot> は、WebSphere Application Server - Express プラグインのインストール・ルートです。
LoadModule ibm_app_server_http_module/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/mod_ibm_app_server_http.so WebSpherePluginConfig /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/config/cells/plugin-cfg.xml
注: インストール・ルートは、オペレーティング・システム・プラットフォームごとに異なっていることがあります。例えば、AIX インストール・ルートは、バージョン 5 では /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/ です。
LoadModule ibm_app_server_http_module <pluginsInstallRoot>¥bin¥mod_ibm_app_server_http.dll WebSpherePluginConfig <pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml
以下の項目をファイルを構成するためのモデルとして使用します。
LoadModule was_ap20_module/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/mod_was_ap20_http.so WebSpherePluginConfig /opt/IBM/WebSphere/Express51/plugins/config/cells/plugin-cfg.xml
注: インストール・ルートは、オペレーティング・システム・プラットフォームごとに異なっていることがあります。例えば、AIX インストール・ルートは、バージョン 5 では /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/ です。
LoadModule was_ap20_module <pluginsInstallRoot>¥bin¥mod_was_ap20_http.dll WebSpherePluginConfig <pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml
注: IBM HTTP Server 1.3.26 ディレクティブ LoadModule ibm_app_server_http_module が IBM HTTP Server 2.0 httpd.conf ファイルに入っている場合は、IBM HTTP Server を開始できません。 バージョン 2 サーバーを開始するには、このディレクティブをコメント化するか削除しなければなりません。
以下の項目をファイルを構成するためのモデルとして使用します。
LoadModule app_server_http_module/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/mod_app_server_http.so WebSpherePluginConfig /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/config/cells/plugin-cfg.xml
大部分の Apache Web サーバーは拡張 API (EAPI) サポートではコンパイルされません。mod_app_server_http.so プラグイン・モジュールを備えた Web サーバーを開始しているときに、次のようなメッセージが出た場合は、EAPI バージョンのモジュールを使用してください。
[Tue Jul 2 13:20:14 2002] [warn] Loaded DSO /opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin/mod_app_server_http.so uses plain Apache 1.3 API, this module might crash under EAPI! (please recompile it with -D EAPI)
EAPI モジュールを使用するには、mod_app_server_http.so ではなく、mod_app_server_http_eapi.so をポイントするように httpd.conf ファイルを構成してください。
LoadModule app_server_http_module/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/mod_app_server_http_eapi.so WebSpherePluginConfig /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/config/cells/plugin-cfg.xml
注: インストール・ルートは、オペレーティング・システム・プラットフォームごとに異なっていることがあります。例えば、AIX インストール・ルートは、バージョン 5 では /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/ です。
LoadModule app_server_http_module <pluginsInstallRoot>¥bin¥mod_app_server_http.dll WebSpherePluginConfig <pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml
大部分の Apache Web サーバーは拡張 API (EAPI) サポートではコンパイルされません。mod_app_server_http.dll プラグイン・モジュールを備えた Web サーバーを開始しているときに、次のようなメッセージが出た場合は、EAPI バージョンのモジュールを使用してください。
[Tue Jul 2 13:20:14 2002] [warn] Loaded DSO C:¥WebSphere¥AppServer¥bin¥mod_app_server_http.so uses plain Apache 1.3 API, this module might crash under EAPI! (please recompile it with -D EAPI)
EAPI モジュールを使用するには、mod_app_server_http.dll ではなく、mod_app_server_http_eapi.dll をポイントするように httpd.conf ファイルを構成してください。
LoadModule app_server_http_module <pluginsInstallRoot>¥bin¥mod_app_server_http_eapi.dll WebSpherePluginConfig <pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml
以下の手順に従って、HTTP トランスポート・プラグインが Domino バージョン 5.05 または 5.06 で作業できるようにします。インストール・ウィザードはこの変更を行いません。 以下の手作業手順を実行してください。
注: Domino Web Server Application Programming Interface (DSAPI) フィルター・ファイルが指定済みの場合は、スペースを使って WebSphere Application Server プラグイン・ファイルを区切ってください。
WebSphere Application Server インストール・ルート・ディレクトリーをポイントするように WAS_HOME 環境変数を設定します。
変数 Plugin Config を、パス HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > IBM > WebSphere Application Server > 5.1.0.0 の下のレジストリーに追加します。この変数の値を plugin-cfg.xml ファイルのロケーション (<pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml) に設定します。
ここで、<pluginsInstallRoot> は WebSphere Application Server - Express プラグインのインストール・ルート・ディレクトリーです。
02/12/2001 03:05:09 PM JVM: Java virtual machine initialized WebSphere Application Server DSAPI filter loaded 02/12/2001 03:05:10 PM HTTP Web Server started
以下の項目をファイルを構成するためのモデルとして使用します。
次のディレクティブを obj.conf ファイルに組み込みます。
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/libns41_http.so" Init fn="as_init" bootstrap.properties=" /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/config/cells/plugin-cfg.xml" Service fn="as_handler"
注: インストール・ルートは、オペレーティング・システム・プラットフォームごとに異なっていることがあります。例えば、AIX インストール・ルートは、バージョン 5 では /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/ です。
obj.conf ファイルの "<Object name=default>" の後に次の 1 つのディレクティブを追加します。
Service fn="as_handler"
magnus.conf ファイルの末尾に次の 2 つのディレクティブを追加します。
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/bin/libns41_http.so" Init fn="as_init" bootstrap.properties="/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/config/cells/plugin-cfg.xml"
注: インストール・ルートは、オペレーティング・システム・プラットフォームごとに異なっていることがあります。例えば、AIX インストール・ルートは、バージョン 5 では /opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins/ です。
次のディレクティブを obj.conf ファイルに組み込みます。
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="<pluginsInstallRoot>¥bin¥libns41_http.dll" Init fn="as_init" bootstrap.properties=" <pluginsInstallRoot>¥config¥cells¥plugin-cfg.xml" Service fn="as_handler"
obj.conf ファイルの "<Object name=default>" の後に次の 1 つのディレクティブを追加します。
Service fn="as_handler"
magnus.conf ファイルの末尾に次の 2 つのディレクティブを追加します。
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="<pluginsInstallRoot>¥bin¥libns41_http.dll" Init fn="as_init" bootstrap.properties=" <pluginsInstallRoot>:¥config¥cells¥plugin-cfg.xml"
以下の手順に従って、インストール・ウィザードによる Internet Service Manager (IIS) Web サーバーの構成方法を複製します。
ここで、<pluginsInstallRoot> は WebSphere Application Server - Express プラグインのインストール・ルート・ディレクトリーです。
アプリケーションを WebSphere Application Server - Express にデプロイした後で、Web サーバー・プラグイン構成ファイル plugin-cfg.xml の再生成が必要です。
WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1.0 の場合は、WebSphere Express Application Server の現行構成に基づき、genPluginCfg スクリプトを使用して plugin-cfg.xml ファイルを再生成します。
ここで、<ExpressInstallDir> は WebSphere Application Server - Express のインストール・ルート・ディレクトリーです。
ここで、<PluginInstallRoot> は WebSphere Application Server - Express プラグインのインストール・ルート・ディレクトリーです。
以下の状態では、plugin-cfg.xml ファイルの手動編集が必要です。
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1" ?> <Config> <Log LogLevel="Error" Name="C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Express51¥Plugins¥logs¥http_plugin.log" /> <VirtualHostGroup Name="default_host"> <VirtualHost Name="*:7080" /> <VirtualHost Name="*:80" /> <VirtualHost Name="*:7443" /> </VirtualHostGroup> <ServerCluster Name="server1_DefaultNode_Cluster"> <Server Name="DefaultNode_server1"> <Transport Hostname="myHostname.raleigh.ibm.com" Port="7080" Protocol="http" /> <Transport Hostname="myHostname.raleigh.ibm.com" Port="7443" Protocol="https"> <Property name="keyring" value=" C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Express51¥Plugins¥etc¥plugin-key.kdb" /> <Property name="stashfile" value=" C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Express51¥Plugins¥etc¥plugin-key.sth" /> </Transport> </Server> <PrimaryServers> <Server Name="DefaultNode_server1" /> </PrimaryServers> </ServerCluster> <UriGroup Name="default_host_server1_DefaultNode_Cluster_URIs"> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/UTC/*" /> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/CustomHomePageExample/*" /> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/YourCoExpressExample/*" /> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/CustomerServiceExample/*" /> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/DocumentMgmtExample/*" /> <Uri AffinityCookie="JSESSIONID" AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/SurveyExample/*" /> </UriGroup> <Route ServerCluster="server1_DefaultNode_Cluster" UriGroup="default_host_server1_DefaultNode_Cluster_URIs" VirtualHostGroup="default_host" /> </Config>
Web サーバーが WebSphere Application Server - Express とは別のマシンにインストールされている場合は、生成した plugin-cfg.xml ファイルを Web サーバー・マシン上の <PluginsInstallRoot>/config/cells ディレクトリーに移動する必要があります。 その結果、plugin-cfg.xml ファイルで参照されたパスを手動で編集する必要があります。 その後で genPluginCfg スクリプトを使用した場合、更新結果がマージされ、パス項目の手動更新結果が保存されます。
例: export SHLIB_PATH=/usr/lib:/lib
製品 CD-ROM は Rockridge 拡張機能付きの ISO-9660 フォーマットになっています。 CD-ROM を手動でマウントしなければならない場合があります。CD_ROM のマウントまたはアンマウントには root 特権が必要です。
HP-UX で CD_ROM をマウントするには、以下の手順を実行します。
/usr/sbin/pfs_mountd &
/usr/sbin/pfsd &
<device_file> <mount_point> <filesystem_type> <translation_method>
例: /dev/dsk/c0t0d0 /cdrom pfs-rrip ro,suid 0 0
/usr/sbin/pfs_mount /cdrom
/usr/sbin/pfs_umount /cdrom
例: export WAS_HOME=/opt/IBM/WebSphere/Express51/Plugins
WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1 には、Snoop という名前の事前インストール済みアプリケーションが含まれており、これを使用して、Web サーバー・プラグインがインストールされて正しく構成されていることを検査することができます。Web サーバー・プラグインのインストール時にインストールされる Web サーバー・プラグイン構成ファイル plugin-cfg.xml は、Snoop アプリケーションをテストするよう事前に構成されます。ただし、Web サーバー・プラグインは、この資料で説明するように再生成することもできます。
ヒント: プラグイン構成ファイルを再生成したら、必ず Web サーバーを再始動してください。
Web サーバー・プラグインのテスト手順
http://yourHostName:7080
ヒント: Web サーバーの始動に失敗した場合には、問題の解決方法について、本書の『トラブルシューティングのヒント』のセクションを参照してください。
注: WebSphere Express Application Server の内部トランスポート 7080 を指定しないでください。Web サーバー・プラグインは内部トランスポート 7080 を使用すると、サーバーに対してプロキシーとして動作します。以下の URL は、Web サーバーがデフォルト HTTP ポート 80 で listen していると見なします。
http://yourHostName
Web サーバー・プラグインがインストールされて正しく構成されると、WebSphere Application Server のデフォルト・アプリケーション Web ページがブラウザーに表示されます。
最初の試行事項: Web サーバー・プラグインを構成した後に、Web サーバーの始動に失敗する最も共通の理由は、plugin-cfg.xml ファイルに無効な、あるいは誤った情報が含まれるため、Web サーバーで構文解析できないことです。たいていの場合、この問題は、以下のいずれかの条件で発生します。
HTTP プラグイン・コンポーネント (IBM HTTP Server、Apache、IIS などの HTTP サーバーから Websphere Application Server - Express に要求を送信するコンポーネント) に問題が発生した場合は、以下のステップを実行してみてください。
これらのファイルが問題の原因を示していない場合は、以下の追加ステップを実行してください。
プラグイン問題判別ステップ
プラグインは非常に読みやすいトレースを提供しますので、問題を解決する上で役立ちます。config/plugin-cfg.xml ファイルの LogLevel 属性を「トレース (Trace)」に設定すると、要求処理をたどりながら、何が問題であるかを突き止めることができます。 大まかには、プラグインは以下の処理をします。
この処理は、単一要求に対するトレースを読み取ることで非常に明確に確認できます。
[Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: --------------------System Information-------------------- [Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: Bld date: Jul 3 2002, 15:35:09 [Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: Webserver: IIS [Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: Hostname = SWEETTJ05 [Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: OS version 4.0, build 1381, 'Service Pack 6' [Thu Jul 11 10:59:15 2002] 0000009e 000000b1 - PLUGIN: ---------------------------------------------------------------
ws_common: websphereGetStream: アプリケーション・サーバーとの接続に失敗しました、OS err=%d
ここで、%d は connect() 呼び出しが失敗した原因に関連する OS 固有のエラー・コードです。 このエラーは、さまざまな原因で発生します。
plugin-cfg.xml ファイルの再生成は、ブラウザー・ベースの管理コンソールを使用して行うことも、GenPluginCfg スクリプト (<ExpressInstallDir>/AppServer/bin 内) を使用して行うこともできます。
使用法: GenPluginCfg [[-option.name optionValue]...] 有効なオプション: -config.root configroot_dir (デフォルトの環境変数 CONFIG_ROOT が取られる) -cell.name cell (デフォルトの環境変数 WAS_CELL が取られる) -node.name node (デフォルトの環境変数 WAS_NODE が取られる) -server.name server (単一サーバー・プラグイン生成に必要) -output.file.name file_name (デフォルトの configroot_dir/plugin-cfg.xml が取られる) -destination.root root (マシン構成のインストール・ルートが使用される) -destination.operating.system windows/unix (マシン構成のオペレーティング・システムが使用される) -debug yes/no (デフォルトの「no」が取られる)例:
IBM HTTP Server
技術情報およびサンプル・コード
文書の更新
オンライン・ヘルプ・システムに記載されていない WebSphere Application Server - Express に関する最新情報については、次の Web サイトを参照してください。
このセクションでは、WebSphere Application Server - Express の Web サーバー・セキュリティー・ プラグイン・フィーチャーのセットアップ方法について説明します。 Web サーバー・セキュリティー・プラグイン・フィーチャーは、WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1.1 に付属の Web サーバー・プラグイン CD から インストールする必要があります。
Web サーバー・セキュリティー・プラグインにより、ユーザーは Web サーバー・マシンと Express Application サーバー・マシンを分離して、セキュリティーおよびパフォーマンスを 向上させることができます。 また一般的に、分離させることによって、 Web サイトのアーキテクチャーにさらに柔軟性を持たせることができます。
これらのセキュリティー・プラグインは、HTTP(S) を介して WebSphere Application Server - Express と通信します。
Web サーバー・プラグインのインストールには、 必要なすべてのコンポーネントが含まれており、 サポートされるプラットフォーム上に以下の Web サーバーが自動的に構成されます。
Web サーバー・セキュリティー・プラグインは、 ユーザーの HTTP Web サーバーと同じマシンにインストールする必要があります。 したがって、HTTP Web サーバー・プラグインをインストールする前に、HTTP Web サーバーが マシンにすでにインストールされていることを確認してください。
以下のトピックについての詳細は、 Web サーバー・プラグイン CD に入っている README ファイルを参照してください。
CD から HTTP Web サーバー・セキュリティー・プラグインをインストールするには、 以下のステップに従ってください。
これは、Web サーバー・プラグイン・ファイルおよびライブラリーがインストールされるロケーションです。 WebSphere Application Server - Express がマシンにインストールされている場合、デフォルト・ロケーションは <ExpressInstallDir>/Plugins です。
注: インストール・ディレクトリーは、ライセンス・ファイル、製品ファイル、JVM、およびアンインストールがインストールされるロケーションです。ランタイムで必要な Web サーバー・プラグイン・ファイルは、<InstallDir>/../AppServer にインストールされます。
ディレクトリー構造の例は、以下のとおりです。
C:¥ Program File¥IBM¥WebSphere¥Plugins
C:¥ Program File¥IBM¥WebSphere¥Appserver
Web サーバーが Express Application サーバーと同じマシンにインストールされている単一層環境の場合、Web サーバー・プラグインは、WebSphere Application Server - Express ディレクトリー <ExpressInstallDir>/AppServer に配置されます。これにより、Web サーバー・プラグインと Express Application サーバーがシームレスに統合されます。 この結果、再生成済み plugin-cfg.xml のデフォルト・ディレクトリーは、構成された Web サーバーが使用する同じロケーションに入ります。 したがって、plugin-cfg.xml ファイルを再生成したあと、それを手動でコピーしたり、ほかへ移動したりする必要はありません。
これは、WebSphere Application Server - Express を稼働するマシンのホスト名です。この情報は、 適切な値をプラグイン構成ファイル (plugin-cfg.xml) に挿入するために収集されます。 デフォルト値は、ローカル・ホストのホスト名です。 WebSphere Application Server - Express が別のマシンで稼働している場合には、 リモート・サーバーのホスト名を入力してください。
インストールを選択した各 Web サーバー・プラグインごとに、 その構成ファイルのロケーションを入力するプロンプトが出されます。 インストールを続けるには、このファイルが存在していなければなりません。
ユーザー自身で製品をバンドルする場合、 WebSphere Application Server - Express Plugin-ins のインストール・プログラムをサイレント・インストールできます。 WebSphere Application Server - Express Plug-ins のサイレント・インストールを行うには、 -silent コマンド行オプションを使用します。 サイレント・インストール時には、インストール・コマンドを呼び出した後でウィザード・パネルを見ることができません。
応答ファイルを使用して、サイレント・インストールに適切なオプションを設定する必要があります。 インストール CD にあるサンプル応答ファイルのテンプレートを参照してください。 応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うには、次のコマンドを実行します。
Windows の場合:
install.exe -silent -options <fully qualified path>/responsefile
Linux および Unix の場合:
linux/setupLinux -silent -options <fully qualified path>/responsefile
Unix プラットフォームのサンプル:
WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1 には、Snoop という名前の事前インストール済みアプリケーションが含まれており、これを使用して、Web サーバー・プラグインがインストールされて正しく構成されていることを検査することができます。Web サーバー・プラグインのインストール時にインストールされる Web サーバー・プラグイン構成ファイル plugin-cfg.xml は、Snoop アプリケーションをテストするよう事前に構成されます。ただし、Web サーバー・プラグインは、この資料で説明するように再生成することもできます。
ヒント: プラグイン構成ファイルを再生成したら、必ず Web サーバーを再始動してください。
Web サーバー・プラグインのテスト手順
http://yourHostName:7080
ヒント: Web サーバーの始動に失敗した場合には、問題の解決方法について、本書の『トラブルシューティングのヒント』のセクションを参照してください。
注: WebSphere Express Application Server の内部トランスポート 7080 を指定しないでください。Web サーバー・プラグインは内部トランスポート 7080 を使用すると、サーバーに対してプロキシーとして動作します。以下の URL は、Web サーバーがデフォルト HTTP ポート 80 で listen していると見なします。
http://yourHostName
Web サーバー・プラグインがインストールされて正しく構成されると、WebSphere Application Server のデフォルト・アプリケーション Web ページがブラウザーに表示されます。
WebSphere Application Server - Express の HTTP Web サーバー・セキュリティー・プラグインを アンインストールするには、以下のステップに従ってください。
Linux および UNIX プラットフォーム上の WebSphere Application Server - Express の HTTP Web サーバー・プラグインをアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
./uninstaller
デフォルトでは、Concurrent Versions System (CVS) プラグインは、WebSphere Application Server - Express とともに 自動的にインストールされます。 最新バージョンの CVS サーバーは、www.cvshome.org から入手できます。CVS を使用するためには、CVS クライアントをインストールする必要はなく、CVS サーバーをインストールするだけで済みます。 CVS のインストールおよび使用の詳細については、チームのオンライン・ヘルプを参照してください。 また、WebSphere Application Server - Express の CVS チーム・サポートに関する記事が www.ibm.com/websphere/developer/library/techarticles/0108_karasiuk/0108_karasiuk.html にあります。
ソフトウェア構成管理 (SCM) システムとして、CVS の代わりに Rational(R) ClearCase(R) を 使用することができます。 Rational ClearCase の詳細については、www.ibm.com/software/awdtools/clearcase/ を参照してください。
CVS サーバーも Rational ClearCase クライアントあるいはサーバーも、自動的に インストールされることはありません。 これらは WebSphere Studio から別々にインストールする必要があります。
SCM チーム・アダプター (Eclipse ではチーム・プロバイダーと呼ばれる) を介して、 その他のいくつかの SCM リポジトリーを WebSphere Application Server - Express に組み込むことができます。 IBM ビジネス・パートナーが提供する SCM 製品およびアダプターのリストを検索するには、 www-3.ibm.com/software/awdtools/studioappdev/about/ に アクセスして、「Further reading」セクションから 「SCM Adaptor Vendors」を選択します。 このリストから、SCM 製品ベンダーの Web サイトにアクセスし、 選択した SCM アダプターをダウンロードすることができます。IBM は、これらのアダプターを保証するものではありません。 サポートや詳しい情報が必要な場合は、SCM 製品ベンダーに直接お問い合わせください。
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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〒106-0032
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本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
Lab Director
IBM Canada Ltd. Laboratory
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本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、 IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
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本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでの プログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次の ように、著作権表示を入れていただく必要があります。
(C) (お客様の会社名) (年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。 (C) Copyright IBM Corp. 2000, 2003. All rights reserved. (C) Copyright IBM Japan 2003.
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