IBM® WebSphere® Java MQ プロトコルを使用するサービス要求のトランスポート設定を記述するトランスポート構成を作成できます。トランスポート設定およびセキュリティー設定は、任意のサービス要求に関連付けることができます。
このタスクについて
このトピックでは、MQ サーバー設定を指定するための手順を示します。単一の MQ サーバーがある場合、
「デフォルトの Java MQ プロトコル構成 (Default Java MQ protocol configuration)」オプションを使用することを選択できます。新しい要求に対して別の MQ サーバーを指定する必要がある場合は、このトピックの手順を使用して、新規トランスポート構成を作成できます。
手順
- 「Generic Service Client」
をクリックし、「トランスポート」タブをクリックします。
- 新規の Java MQ トランスポート構成を作成するために、「構成」で「Java MQ」を選択します。
- 「Java MQ プロトコル構成の作成」にトランスポート構成の名前を指定します。
- 以下のステップを「設定」タブで実行します。
- ホスト: MQ サーバーのホスト名または IP アドレスを指定します。
- ポート: MQ サーバーで使用するポート番号を指定します。
- チャネル: メッセージの送受信に使用され、サーバーで指定された MQ 通信チャネル。このフィールドは大/小文字を区別します。
- キュー・マネージャー: サーバーで指定された MQ キュー・マネージャー。
- オプション: 資格情報の使用: セキュア・サーバーにアクセスするには、接続で必要なログイン資格情報を指定します。
- オプション: 必要に応じて、以下のステップを「SSL」タブで実行します。
- キュー・マネージャーへの接続で SSL を使用する場合は、「MQ SSL の使用」チェック・ボックスを選択します。
- ピア名: SSL で使用するキュー・マネージャーの識別名 (DN)。SSL 証明書で識別名を使用できます。MQ では、MQEnvironment の sslPeerName 変数を使用して DN パターンが指定されます。指定されたパターン名に「ピア名」が一致する場合にのみ接続が成功します。
- 暗号スイート: トランスポート通信の暗号化に使用する選択可能な暗号スイートを 1 つ選択します。
- FIPS 必須: このオプションは、要求された暗号スイートが WebSphere MQ で FIPS 認定暗号方式を使用する必要があるかどうかを指定します。
- 鍵リセット・カウント: 秘密鍵が再ネゴシエーションされるまでに SSL 会話内で送受信可能な非暗号化バイトの総数。ブランクのままにするか、ゼロ (デフォルト) に設定した場合、秘密鍵は再ネゴシエーションされません。この値は、暗号化スイートが指定されなければ無視されます。有効な値は、0 から 999,999,999 までの範囲内の整数です。
- SSL 構成: 接続で SSL 設定を選択するか、「SSL 構成」をクリックして新規 SSL 構成を作成します。SSL 構成の作成を参照してください。
- オプション: 「オプション」タブを使用して、選択した MQ キューでアクション (読み取り、書き込み、参照など) を構成します。 をクリックして構成オプションを選択します。
- オプション: 「拡張」タブを使用して、メッセージを読み取るためのキュー・マネージャーの接続数や一時的宛先設定を指定したり、応答を要求に関連付けたりします。
- 接続をテストするには、「トランスポートのテスト」をクリックしてから、「OK」をクリックします。 MQ サーバーを指定するための新規トランスポート構成を作成しました。
次のタスク
これで、Java MQ 要求を構成済みサーバーに送信できるようになりました。
WebSphere Java MQ エンドポイント要求の送信を参照してください。