IBM Rational Software Architect Refresh Pack 6.0.1 - リリース情報
Rational Software Architect、バージョン 6.0 または 6.0.0.1 用
このファイルの最新バージョンを表示するには、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rsa/60/html/readme/ja_JP/readme_601.html のリリース情報を参照してください。
コンテンツ
1.0 このリリースについて
1.1 このリリースの新機能
1.2 製品の修正履歴
2.0 インストール情報
2.1 ハードウェア要件
2.2 ソフトウェア要件
2.3 ソフトウェアの相互前提条件
3.0 既知の制限、問題、および回避方法
4.0 お客様サポート
5.0 特記事項および商標
1.0 このリリースについて
IBM® Rational® Software Architect Refresh Pack 6.0.1 には、バージョン 6.0 のリリースに対する機能強化と修正が含まれています。
1.1 このリリースの新機能
IBM Rational Software Architect Refresh Pack 6.0.1 は、以下のコンポーネント用の新機能を提供します。
Architectural Discovery
- ワーキング・セットを作成し、それを「アーキテクチャーのディスカバー」メニュー・オプションの項目として選択することができます。
- Architectural Discovery に関連する追加の機能強化
コンポーネント・テスト
- ユーザビリティーの強化。
- 等価クラスまたはテスト・データのテーブル行に、ブレークポイントを追加または削除する機能。
- 等価クラスまたはテスト・データのテーブル行をコピーしてペーストする機能。
- データ・テーブルの Java™ hashmap クラスのサポート。
- 既存のスタブが、スタブ・クラスまたはメソッドが名前変更 あるいは変更されると自動的に更新される。
- WebSphere® Application Server 6.0 での Session Bean のスタブのサポート。
- WebSphere Application Server 5.x および 6.0 での Entity Bean のスタブのサポート。
- 既存の EJB および Web サービスが、元のオブジェクトが変更されると自動的に更新される。
- コマンド行からヘッドレス・モードでテストを実行する機能。
Crystal Reports
- ユーザビリティーの強化
- BusinessObjects Enterprise XI と連動するアプリケーションの開発
- 既存のアプリケーションをアップグレードして BusinessObjects Enterprise XI ライブラリーを使用する機能
コード・レビュー
- コマンド行から静的分析を実行する機能
- 新規のセキュリティー・ルール
- XML/HTML レポート
データ・ツール
- Derby v10.0 のサポート
- SQLJ の機能強化
デバッガー
- Document Object Model (DOM)、Eclipse Modeling Framework (EMF)、および Service Data Objects (SDO) に論理構造が提供されるようになりました。 論理構造は、「変数 (Variables)」または「式 (Expressions) 」ビューの「論理構造の表示 (Show Logical Structure)」ボタンを使用可能にすることによって表示できます。論理構造は、DOM、EMF、または SDO の要素を表示している間、基礎となる実装を適宜非表示にします。
- JSP ファイルをデバッグするとき、JSP 2.0 の暗黙オブジェクト変数は、「変数 (Variables)」ビューの新規の「JSP 暗黙変数 (JSP Implicit Variables)」グループに適切に配置されます。現在の範囲内のユーザー定義変数はビューに表示されますが、グループ化はされません。デフォルトでは、元の不定形式の Java 変数は非表示ですが、メニュー・アクションを使用して表示することができます。
資料
- インフォメーション・センターに含まれる新規トピック
Enterprise Generation Language (EGL)
- EJB Web トランザクションのサポート
- EGL ユーザーが各種 Web サービスを作成およびアクセスするための、EGL サービスのパーツ・タイプ
- EGL パーツ参照ビューの機能強化
- データベースからリレーショナル表定義を行い、それらを表すために EGL レコード・パーツを作成する、EGL SQL 検索のパフォーマンスの向上
- ソース・エディターを使用しないで DataItem パーツを作成するための新規ダイアログ・ボックス
- 以下についての EGL 言語の機能拡張:
- IMS™ & DL/I のサポート
- Boolean データ型
- データベース表からのコンボ・ボックスのデータの取り込み
- 追加の文字列関数
- すべての EGL 型を割り当てステートメントの戻り値の型として有効にすることが可能
- SQL Server のサポート
ポータル・ツール
- ビジネス・プロセス・ポートレット用の共通コードを生成するための、ポートレット・ウィザード (JSR 168 API および IBM Portlet API 用の両方) および「ページ・データ」ビュー (Faces ポートレット専用) のオプション
- WebSphere Portal v5.1.0.1 に更新されたデフォルトの wps.ear ファイル
- WebSphere Portal 5.1.0.1 から使用できる新規ポートレット API をサポートするために更新された WebSphere Portal v5.1 スタブ・コード
- ポータル・プロジェクトでの変更が、ポータル・サーバーを再始動しなくても、管理コンソールを使用してアプリケーションを再始動することによってポータル・サーバーに適用できる
Rational Product Updater
- Rational Product Updater は、新規の更新をインストールした後、古いファイルをシステムから削除できるようになりました。「クリーンアップ」機能を使用して、インストール済みの製品が使用するディスク・スペースを大幅に削減したり、古いファイルをパージすることができます。追加情報については、Rational Product Updater ヘルプのトピック「古いファイルの削除 (Removing outdated files)」を参照してください。
注: この機能は、6.0.1 Refresh Pack と以降の更新をインストールした後でのみサポートされます。
RequisitePro® との連携
- UML に加えて要求をドメインにリンクできるようになりました。
- クラス、操作、およびフィールドなどの Java 要素
- プロジェクト、フォルダー、およびファイルなどのリソース要素
- Web サービス、EJB、および JServices などの J2EE 要素
- 要求の情報を「プロパティー」ビューで編集することができます。
- データベース要求を作成、削除、および変更できるようになりました
- WebSphere Business Integration との連携の改良
- 要求とドメイン要素の間のリンクに対するユーザビリティーの向上
実行時分析
- 実行時分析に対するパフォーマンスとスケーラビリティーの向上
- オブジェクト参照子グラフのスケーラビリティーと再設計
- パフォーマンスのコール・グラフと統計データを収集する、新規のスケーラブルなプロファイル・モード
- パフォーマンスのプロファイル作成のための、事前に集計されたデータ収集
- ローカリゼーションとアクセス可能性の向上
チーム開発
- 差分および競合リストを双方向および 3 方向の比較およびマージ・セッションで保存できるようになりました
- Eclipse Modeling Framework (EMF) 比較サポートの機能が強化されました
追跡可能性
- モデル照会にステレオタイプ情報が表示されるようになりました
- モデル照会に要素が検出されるモデルが表示されるようになりました
- モデル照会にクラスやインターフェースなどの要素のタイプが表示されるようになりました
- 「モデルの照会結果 (Model Query Results)」ビューに、「プロパティー」ビューのプロパティーが表示されるようになりました
UML ダイアグラム
- ダイアグラムの中の会社ロゴのような一般イメージを、プロファイルとステレオタイプを作成せずに表示できるようになりました
- メソッドの完全なメソッド・シグニチャーを、デフォルトまたはメッセージ単位で表示できるようになりました
- メッセージ上のツールのヒントはより包括的になり、関連するメッセージでの操作の完全なメソッド・シグニチャーを表示します
- ダイアグラムのページ印刷のグローバル設定に対する向上
- デフォルトのページ設定は、システム・ロケールに基づいて初期設定されるようになりました
- UML ダイアグラムに関連する追加の機能強化
UML 変換
- UML から XSD への新規の変換は、XML スキーマの UML モデルをソースとして受け入れ、そのスキーマをファイル内に生成します
- UML から EJB への変換で EJB リファレンスが生成されるようになりました
- UML から EJB への変換は、クラスからインターフェースへの実現を、実装を処理するのと同じ方法で処理するようになりました
- UML から EJB への変換が WBI 変換用の WBI ワークフローをサポートするようになりました
- UML から Java への変換が、インターフェースを処理するのと同じ方法で列挙を処理するようになりました
- UML から Java への変換において、同じ要素を続いて変換する際のサポートが改善されました
- 変換構成の機能強化
- 変換ユーザー・インターフェースの機能強化
- UML 変換に関連する追加の機能強化
Java 用の UML ビジュアル編集
- コレクション・タイプの「関連として表示」コマンドで、タイプと多重度に対してプロンプトが出されるようになりました
- フィールド作成ウィザードでフィールドを生成する際に、完全修飾名を指定する(または指定しない)オプションが加えられました
Web ツール
- JSF ウィジェット・ライブラリーの Faces クライアント・コンポーネント用のクライアント・データの追加メディエーターのサポート (PeopleSoft、SAP、Siebel、EJB、Domino®)。
- 「ページ・データ」ビューに Faces Managed Beans フォルダーが追加されました。このフォルダーには、プロジェクトに定義された Managed Bean が表示されます。
- 新規サンプル・ページ・テンプレート。
- JSTL 1.1 のサポート。
Web サービス
- Web サービスのオブジェクト・ランタイム・フレームワーク 8.2 のサポート
1.2 製品の修正履歴
この Refresh Pack には、Rational Software Architect Fix Pack 6.0.0.1 が含まれています。
この Refresh Pack には、以下のコンポーネントの問題に対する修正が含まれています。
適用できる場合、APAR 番号が括弧で囲まれています。
Agent Controller
(JR21559) この修正は、JUnit クラスのプロファイル作成時に見つからなかった RemoteTestRunner クラスに関する問題を解決します。
コンポーネント・テスト
(PK05453) この修正は、コンポーネント・テストが完了前に停止し、「Test Execution Harness error: null」というエラー・メッセージが表示されるという問題を解決します。
Crystal Reports
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK04031) Crystal Report を作成し、「データベース・エキスパート (Database Expert)」ウィザードを使用してデータベースに接続するときに、エラーが発生する。
- (PK04886) 実行時に、すべてのデータベース・フィールドが表示されているのに、レポートのツールバーが表示されない。
データ・ツール
この修正は、以下の問題を解決します。
- (JR20955) データベース列定義に、iSeries™ 上の DB2® に接続する「BIGINT」タイプがない。
- (PQ99856) MS SQL サーバーへの接続を最新表示するとテーブルが表示されなくなる。
- (PK01166) Java パーサーは #SQL 文節を解釈できないため、SQLJ ファイルでインポートを編成することができない。
- (JR21146) 「設定」ウィンドウで設定されているデータベース設定を変更しても、製品の再始動後にデフォルトの設定に戻る。
- (PK01434) 「データ (Data)」>「SQL クエリー設定 (SQL query preference)」ページで SQL クエリーから返される最大行の設定が機能しない。
- (JR21566) データ・アクセス Bean が、DriverManager 接続を使用する Web アプリケーションで使用する目的で Java Bean を生成する際に、ホスト変数の atSign (@) プレフィックスを使用する Sybase SQL を認識しない。
資料
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK00809) オンライン・ヘルプが正しく開かないことがある。
- (PK05226) デフォルトのインターネット・ブラウザーとして Mozilla が設定されているときに、この製品からムービー・ファイルを開こうとすると、そのムービー・ファイルを開けないことがある。
- (PK00162) この修正は、XML パースペクティブの文書化されていない問題を解決します。
- (PK05450) 「データ表への行編集の追加」トピックが不完全である。
- (PQ98935) Struts マイグレーション情報が不完全である。
- (PK00601) Web サービスの注釈に対するサポートがないことが明確に文書化されていない。
- (PK07304) 高度な J2EE ツール開発用の API が使用不可である。
Enterprise Generation Language (EGL)
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK08014) EZE 文字列関数 EZESCOPY、EZESCNT、および EZESCMPR を使用するプログラムが、ソース・パラメーターに必ずしも CHA フィールドを指定しない。
これらのプログラムが EGL にマイグレーションされるとき、EGL エディターは、マイグレーションされたエラーのある関数に、ソース・パラメーターは文字列でなければならないというフラグを立てる。
- (JR21472) リンケージでのライブラリー・フィールドは、libctest.so ではなく libctest に設定する必要がある。
- (JR21484) リスト・ボックスに高さの値を指定すると、データが表示されない。
- (PK08163) EGL ファイルを印刷すると、テキストが同時に実行される。
全般
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK03944) フランス語のシステム・ロケールを使用するとき、ローカライズされた内容がセントラル・バッファー・キーワード・フィールドに表示されない。
- (PQ99825) ダイアグラムが選択されている場合、「ページ設定」ウィンドウに表示されるデフォルトの用紙サイズを全体的に変更することができない。
- (PK03784) ダイアグラムを印刷するとき、印刷ジョブが「SWTError: これ以上のハンドルがありません (SWTError: No more handles)」というエラー・メッセージを出力して失敗することがある。
- (PK06269) WebSphere Application Server を J2EE パースペクティブからシャットダウンすると、Java 実行可能ファイルがシャットダウンしないことがある。
J2EE ツール
この修正は、以下の問題を解決します。
- (JR21364) 既存の EJB プロジェクトにすでに配置済みの EJB クライアントの JAR プロジェクトを作成する場合、最初に EJB プロジェクトからすべてのデプロイメント・コードを削除する必要がある。
- (JR21371) 生成された EJB プロジェクトの Java ソース・ファイルが、プロジェクト交換フォーマットとしてエクスポートされない。
- (PK03466) EJB のコンテキスト・メニューにある「配置 (Deploy)」オプションが、EJB プロジェクトではサーバー・ターゲットが必要であることを示さずに使用不可になる。
- (PK04454) 前のバージョンの製品からワークスペースをインポートし、配置ディスクリプター・エディターを開くと、エラーが発生する。
- (JR21622) Web モジュールにある同じ名前を持つファイルは、正常にインポートされないことがある。
- (PK05376) EAR ファイルがバイナリー EJB プロジェクトを参照する場合、配置ディスクリプター・エディターの「配置 (Deployment)」ページを編集することができない。バイナリー EJB プロジェクトのインポート後、EAR ファイルをエクスポートできない。
- web.xml ファイルを保存するときに、どのファイルが読み取り専用かをエラー・メッセージが示さない。
JavaServer Faces
この修正は、以下の問題を解決します。
- (JR21916) コンバーターを追加するときに、バリデーターを追加する JavaScript™ が発行されない。
- (JR21280) 入力支援が使用可能な場合に、数値フィールドで「すべて選択」を使用できない。
- (JR21390) imemode=active、autotab=true、および maxlength が設定されている入力フィールドに入力して TAB を押すと、カーソルが次のフィールドに移動しない。
- (JR21461) JSF ポートレットの実行中にポータル環境でロケールを手動で設定すると、JSF facescontext が更新されない。
- (JR21467) 入力フィールドでマイナス文字を最初の文字として使用することができない。
- (PK04917) JSF カレンダーが日本語ではなく英語で表示される。
- (PK05685) 編集のために Faces JSP ページを開くとエラーが発生する。
- (PK06353) イメージ・ボタンでは、通常のイメージのみが使用されている場合、JSFImage を構成するために JavaScript 呼び出しを発行できない。
- (PK06354) JavaScript のパフォーマンスの向上。
- (JR21795) VariableResolution 中のイントロスペクションによるパフォーマンスの低下。
- (PK06630) ポートレット・プロジェクト内に Faces JSP ファイルのサブビューを定義すると、Faces JSP が破壊される。
- (PK06790) データ表に mailto リンクを指定できない。
- (JR21858) カレンダー・ボタンの z-index が Firefox で正しく管理されない。
- (JR21887) Faces JSP ファイルを編集するとき、「Faces コマンド・イベントの編集 (Edit Faces Command Event)」オプションを Faces コマンド・ハイパーリンクのポップアップ・メニューから使用できない。
- (PK07608) MaskConverter を含むフィールドが空のままの場合、変換エラーが発生する。
- (PK01397) InitialPanelId 変数が Java Bean 値のバインディングで機能しない。
- (PK04661) デラックス・ページャーが正しく表示されない。
- (JR21428) Faces データ表で Goto ページャーを使用すると、それがドロップダウン・ボックスではなく入力テキスト・フィールドとして表示される。
- (PK03696) テーブル列の中にカレンダー・ピッカーを挿入すると、サーバー上でページが実行されているときに、カレンダー・ピッカーが列の外側に広がる。
- (JR21523) SiteMinder ソフトウェアが /. の文字を含む URI 要求をフィルターする。これにより、JSF アプリケーションの実行が妨げられる。
- (JR21846) JSF ページャーにより予期しない出力が生成される。
- (PK07849) DatePicker が現在の日付を誤った曜日で表示する。
モデルの公開とレポート
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK05416) アクティビティー図を表示する Web に公開された HTML ページで「入力ピン」または「出力ピン」をクリックすると、ブラウザーが「このページは表示できません (The page cannot be displayed)」というエラー・メッセージを返す。
- (PK02095、PK02096) モデルを公開するとき、エラー・メッセージが表示されることがある。
- (PK05715) モデルを公開すると、生成された出力にクラスの属性と操作が表示されないことがある。
- (PK05799) ネストされたアクティビティーを含むモデルを発行する場合、生成された出力のネストされたアクティビティーへのリンクをクリックすると、ブラウザーが「このページは表示できません (The page cannot be displayed)」というエラー・メッセージを返す。
モデリング
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK07722) 2 つの構造にネストされたアクティビティー要素の接続が、それを保持する構造がドラッグされてより大きい構造に戻されたとき、表示されなくなる。
- (PQ99569) 「モデル・エクスプローラー」ビューでサブシステムを右クリックしたときに、別のサブシステムを作成または追加するオプションが表示されない。
- (PQ99589) パーティションを折りたたんで展開すると、アクティビティー図をサイズ変更できなくなることがある。
- (PQ99821) 停止ノードをライフラインに追加すると、そのライフラインにメッセージを接続できなくなる。
- (PK01450) コンポジット構造図に追加されたパーツの多重度を、「一般プロパティー (General Property)」ウィンドウを使用して変更することができない。
- (PK02216) メッセージ名を変更すると、相互作用図に重複したメッセージ番号が作成される。
- (PK03015) Rational Rose® シーケンス図のオブジェクトを図の下に移動すると、Rational Rose モデルのインポーターがシーケンス番号に余分なゼロが付いたメッセージを作成する。
- (PK03313) セントラル・バッファーとデータ・ストアのオブジェクト・ノードが、アクティビティー図でそれらと関連するタイプを反映しない。
- (PK03316) 制御フロー・プロパティーの「全般」ページでガード本体を変更した場合、その変更がアクティビティー図に即座に表示されない。
- (PK03402) 「モデル・エクスプローラー」ビューでモデル要素に URL を接続できるときに、コンピューター上の文書に相対パスを指定する場合、ポップアップ・メニューを使用して「モデル・エクスプローラー」ビューからファイルを開くことができない。
- (PK03634) 結合フラグメントから、対象外のライフラインでメッセージを作成することができる。対象外のライフラインではメッセージを作成できません。
- (PK06024) 相互作用での要素の移動または削除ができてしまう。移動または削除すると、相互作用が破壊されることがあります。
パターンと再利用可能アセット
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK00759、PK00986) factory method または abstract factory パターンを適用し、product パラメーター、または abstract factory か product パラメーターを UML インターフェースにバインドすると、検証時に警告メッセージが表示される。
- (PK01031) factory method パターンを適用すると、「パラメーターの関係」ウィンドウですでに存在するファクトリー・マッピングを作成することができる。
- (PK01034) factory method および abstract factory パターンの UML から Java への変換で、必要なすべての import ステートメントが生成されるとは限らない。
- (PK01194) factory method パターンを適用し、すべてのパラメーターをバインドして、UML から Java への変換を実行すると、クラス ConcreteCreator に対して生成されるコードが factory method パターンではなく abstract factory パターンを参照する。
ポータル・ツール
この修正は、以下の問題を解決します。
- 「問題 (Problems)」ビューに wps プロジェクトに対する警告メッセージが表示される。
- (PK05532) PeopleSoft メディエーター・ツールのターゲット・サーバー設定が、コンポーネント・インターフェースについて文書化されていない。
Rose モデルのインポート
(PK04703) この修正は、Rational Rose モデルをインポートするときに発生する問題を解決し、ネストされたアクティビティー図はトップレベルのアクティビティーまでレベルが上げられます。
実行時分析
この修正は、以下の問題を解決します。
- リーク分析が統計 TPTP ビューのデータを取り込む。
- Leakbot が AS/400® をサポートする。
Struts
この修正は、以下の問題を解決します。
- (JR20375) 標準 Struts taglib プレフィックスを使用しない限り、JSP ファイル内の Struts リンクが解決されない。
- (JR21130) html:form タグのアクション・プロパティーで JSP 式を使用したときの不必要な警告。
- (JR21212) この修正は、コンテキスト・ルートが「/」のときにアクション・フォワードによりリンク切れが発生するという問題を解決します。
チーム開発
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK08150) 別のモデル内にプロパティーがある関連の名前を変更し、モデルを保存すると、それをその前のバージョンと比較することができなくなる。
- (PK03751) パレットを使用して、IBM Rational ClearCase® でソース管理されたダイアグラムに要素を追加すると、モデルをチェックアウトするようプロンプトが 3 回出される。
追跡可能性
(PK02656) この修正は、モデル分析を実行するときに分析が失敗してダイアログ・ボックスがヌル・メッセージとともに表示され、ログ・ファイル内に例外が生成される問題を解決します。
UML ダイアグラム
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK08295) アクティビティー図に複数のパーティションが含まれる場合、ダイアグラムのオープンとクローズの後、最後のパーティションの内容が正しく表示されないことがある。
- (PK00504) シーケンス図のメッセージの実装インターフェースからの操作を選択できない。
- (PK02750、PK05550、PK07043、PK04863、PK07040、PK02301) ダイアグラムを開いたとき、「パーツを作成できません (Unable to create Part)」というエラー・メッセージを受信することがある。その後、エディターに「このエディターの作成中にエラーが発生しました (An error has occurred when creating this editor)」というもう 1 つのエラー・メッセージが表示される。
- (PQ99510) 印刷すると、印刷出力にアクティビティー図のヘッダーが含まれる。
- (PK03783) ダイアグラムを GIF、BMP、JPEG、JPG、または SVG イメージなどのイメージ・ファイルとして保存すると、保存は失敗し、エラー・メッセージは表示されない。
- (PK02577) 関連クラスと関連の間のコネクターを選択できず、それを別のアプリケーション内にコピーしたりペーストしたりできず、ダイアグラムをイメージ・ファイルとして保存するときに表示されない。
- (PK02588) 関連クラスのアンカーが表示されないことがある。
- (PK07934) 制御フォーカスが予想通りにライフラインに接続されない。
- (PK03005) ビジネス・ユースケース・アイコンを表示する場合、クラスのような「図形イメージ」を使用するときに、ビジネス・ユースケース・アイコンが正しく表示されない。
- (PK03584) アクティビティー図で、制御フローまたはオブジェクト・フローにガードを追加するとき、ダイアグラムを閉じてから再度開かない限り、表示されない。
- (PK04600) 結合フラグメントにあるシーケンス図のメッセージをサイズ変更すると、2 つのライフラインの真ん中に実行のオカレンスが表示されることがある。
- (PK05071) 関係フィルターを設定して、関連クラスへのすべての関係、または関連クラスからのすべての関係を表示することができない。
- (PK06221) シーケンス図をコピーおよびペーストすると、要素のいくつかがコピーされないことがある。
UML 変換
(PK06465) この修正は、インターフェースを実装した抽象クラスに対して UML から Java への変換を実行するときに発生する問題 (クラスに対して、1 つは抽象メソッドで、もう 1 つは抽象メソッドではないという 2 つのメソッドが作成される) を解決します。
Java 用の UML ビジュアル編集
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK07632) 静的メソッドのシーケンス図にあるメソッドを可視化する際、最初に作成したダイアグラムの名前を変更している場合には 1 つのメソッドしか可視化できない。別のメソッドを可視化しようとすると、エラーを受信します。
- (PK07637) 静的メソッドのシーケンス図にあるメソッドを可視化すると、可視化されるメソッドを含むクラスがネストされたパッケージ内にある場合、ダイアグラムが現在のパッケージ内に作成され、同じダイアグラムが 1 つ上のパッケージ・レベルに作成される。ダイアグラムのいずれかを削除すると、両方のダイアグラムが削除されます。
- (PK04644) 静的メソッドのシーケンス図の中でメソッド本体を可視化すると、メソッドのいくつかがシーケンス図に組み込まれないことがある。
- (PK06663) 受信オブジェクトのコンストラクターを選択することができない。
WebSphere Business Integration との連携
(PK07078) この修正は、WebSphere Business Integration モデルをインポートするときに発生する、アクティビティー図に表示される関係が多すぎるという問題を解決します。
Web ツール
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK04049) JSP タグ属性が、タグ本体に含まれる JSP 式で有効として認識されない。
- (PK03176) XDIME スキーマをスキーマ・カタログに追加するとき、コンテンツ支援が動作しない。
- (PK04263) JSP ファイル内のスクリプトレットを編集するときにパフォーマンスが低下する。
- (PK04708) 動的 JSP 組み込みを構文解析できない。
- (PK07042) 動的 Web プロジェクトがページ・テンプレートを使用している場合、Clean/Build シーケンスがトリガーとなって、ページ・テンプレート、およびそれらに依存する他のすべてのページのチェックアウトがされる。チェックアウトが行われた後、ページに変更は加えられません。
- (PK04440) Page Designer の「プレビュー」ページのパフォーマンスが低下する。
XDE モデルのインポート
この修正は、以下の問題を解決します。
- (PK05815) XDE™ モデルを製品内にインポートすると、「モデルを開くときのエラー」というエラー・メッセージを受信することがある。
- (PK03399) IBM Rational XDE からインポートされたシーケンス図のテキストのメモの位置が保持されない。
XML ツール
この修正は、以下の問題を解決します。
- (JR20662) 同じネーム・スペースを持つ XML および XSD の変換に関する問題。
- (JR21336) DTD から XSD を生成すると、正しい出力が提供されない。
- (PK06505) XML ファイル選択ダイアログ・ボックスで「開く」ボタンをクリックすると、開発環境が応答を停止する。
2.0 インストール情報
IBM Rational Software Architect Refresh Pack 6.0.1 のインストール、インストールの前提条件、コマンド行からのインストール、および更新サーバーのローカル・ミラーのセットアップの詳細については、http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rsa/60/install_instruction/601/nl/install_ja_JP.html のインストール手順を参照してください。
2.1 ハードウェア要件
Rational Software Architect をインストールするためのハードウェア要件については、インストール手順 (install_dir\rsa_prod\install.html) を参照してください。
注: WebSphere Portal v5.x テスト環境のいずれかをインストールするための推奨されるハードウェア要件は、以前は Rational Software Architect のインストールの場合と同じでしたが、変更されました。WebSphere Portal v5.x テスト環境のハードウェア要件は、次のように改訂されました。
- 最低 Intel Pentium III 800 MHz プロセッサーの代わりに、最低 Intel(R) Pentium(R) IV 1.4 GHz プロセッサーが必要 (これ以上を推奨)。
- 最低 768 MB の RAM の代わりに、最低 1.0 GB の RAM が必要 (1.5 GB の RAM を推奨)。
2.2 ソフトウェア要件
この Refresh Pack は、IBM Rational Software Architect 6.0 または 6.0.0.1 に使用する目的でインストールすることができます。この Refresh Pack をインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.1 をインストールしておく必要があります。
2.3 ソフトウェアの相互前提条件
3.0 既知の制限、問題、および回避方法
このリリース情報には、製品資料の作成前に処理できなかった問題や制限などのリリース固有の情報が含まれています。
4.0 お客様サポート
Rational Software Architect の製品ホーム・ページは www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/ です。
よくある質問 (FAQ)、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報については、サポート・ページ (www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/index.html) を参照してください。
5.0 特記事項および商標
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本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。
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本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または
サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の
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評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。
本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。
IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、
改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、
便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは
ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では
ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、
自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと
その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、
および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、
本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
Intellectual Property Dept. for Rational Software
IBM Corporation
20 Maguire Road
Lexington, MA
02421-3112
USA
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること
ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で
決定されたものです。
そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、
その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。
さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。
実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、
もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、
他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。
IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、
予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。
より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。
これらの名称はすべて架空のものであり、
名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・
プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに
準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、
いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、
配布することができます。
このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。
従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が
あることをほのめかしたり、保証することはできません。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。
© (お客様の会社名) (西暦年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。
© Copyright IBM Corp. 2000, 2005. All
rights reserved.
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は
表示されない場合があります。
プログラミング・インターフェース情報
プログラミング・インターフェース情報は、プログラムを使用して
アプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。
一般使用プログラミング・インターフェースにより、お客様はこのプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。
ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合が
あります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアの
デバッグ支援のために提供されています。
警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、
プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。
商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
- AIX
- AS/400
- ClearCase
- Cloudscape
- DB2
- developerWorks
- Domino
- IBM
- IMS
- iSeries
- Rational
- Rational Rose
- RequisitePro
- WebSphere
- XDE
- z/OS
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Windows および Windows NT は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Intel および Pentium は、Intel Corporation およびその子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。