IBM Rational® XDE® Modeler - .NET
IBM Rational® XDE® Developer - .NET Edition
IBM Rational® XDE® Developer Plus for .NET

リリース ノート

バージョン 2003.06.15、2005 年 8 月

(製品新規インストール用)

2005/8/1
資料番号: GI88-8691-00
(英文原典: GI11-4683-05)


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法的通知情報


サービス リリースの範囲

本書は、IBM Rational® XDE™ バージョン 2003.06.15 (英語版と日本語版) の Microsoft.NET エディションの新規製品インストール用リリース ノードです。製品パッケージ固有の情報も含まれており、その場合にはその旨を明記しています。

次に示すバージョンからアップグレードする場合、Rational XDE バージョン 2003.06.15 サービス リリースのリリース ノートを参照してください。

このサービス リリースのこのリリース ノートでは、追加された機能、ソフトウェア要件の変更、インストール情報、新規の互換性上の問題、追加された制約とガイドライン、上記のリリース以後の既知の障害と修正された障害が記述されています。

メモ: 本書には、この製品がリリースに向けて準備されていた時点での正確な情報が記載されています。 このファイルの最新バージョンは、IBM Publications Center (www.ibm.com/shop/publications/order) から入手することができます。 (IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスして [Search] フィールドに「IBM Publications Center」と入力します。)

追加の更新はこのサービス リリースで有効です。 このリリースに適用される更新があるかどうか判断するには、以下の手順に従います。

  1. IBM Japan の [ダウンロード&ドライバー検索] ページ、http://www.ibm.com/support/jp/all_download_drivers.html を参照してください。
  2. [検索] フィールドに「XDE」と入力して [ダウンロード タイプ (Download Type)] フィール ドから [更新] を選択します。
  3. [送信] をクリックします。
  4. 結果リストを見ます。

インストールする製品の選択

IBM Rational Rose と IBM Rational XDE は、パッケージとして販売 されていますが、これらの製品のインストールは別々に行います。これらの製品を組み合わせて使用することも できますが (ただし制限付きです)、ほとんどのユーザーの場合、どちらか一方のツールを主に使用する方が効果的です。 一般に、Rational XDE の方が Rational Rose よりも高度なモデリング機能 を備えているため、Rational XDE を選択することをお勧めします。しかし、場合に応じて Rational Rose を選択し、後で Rational XDE にマイグレーションすることもできます。 また一部のチーム メンバーが Microsoft Visual Studio 6 をサポートするためなどの目的で Rose を常に使用し続ける場合もあります が、この場合は、Visual Studio .NET をサポートするためなどの目的で他の メンバーと作業するときには Rational XDE を使用する必要あります。

どちらのツールをインストールすべきかを理解するために、以下の表を検討してください。

製品 目的... インストール
すべての IBM Rational Rose XDE ファミリ メンバー
  IBM Rational または Rational Rose のみでサポートされるサード パーティのアドインが必要 Rose*
  IBM Rational Rose を使用するチームと緊密な連携作業を行う必要がある Rose
  UNIX または Linux 上でモデリング タスクを行う必要がある
Rose UNIX
  Ada 言語サポートが必要 Rose UNIX
  すでに Rose を使用中のチームまたはプロジェクトで作業する Rose**
  すでに XDE を使用中のチームまたはプロジェクトで作業する XDE**
  XDE に移植されていない Rose に基づく多数の SoDA レポートがある
Rose
  Rose API を使用するカスタム ツールを開発済みである Rose
  コラボレーション図が必要 Rose
IBM Rational Rose XDE Modeler
  Rational Unified Process のビジネス モデリング作業分野と互換性のあるステレオタイプのビジネス モデリングが必要 Rose†
IBM Rational Rose XDE Developer for Java
  IDE (統合開発環境) として Eclipse を使用する XDE
  IDE として IBM WebSphere Studio を使用する
XDE
  Borland Jbuilder、Visual Age、その他の IDE を使用している Rose
IBM Rational Rose XDE Developer for Visual Studio
  Visual Studio .NET アプリケーションを設計および開発する
XDE
  スキーマ設計、データベースのリバース エンジニアリング、
O/R マッピング生成などのデータ モデリング タスクを行う
XDE
  Visual Studio 6 アプリケーションを設計および開発する
Rose
  ANSI C++ アプリケーションを設計および開発する
Rose‡
IBM Rational Rose XDE Developer Plus
  IBM Rational Rose XDE Developer Plus は、Rose XDE Developer for Java と Rose XDE Developer for Visual Studio を組み合わせたもので、
さらに Eclipse での ANSI C++ 開発のサポート、アプリケーション実行のビジュアル トレース、
および IBM Rational PurifyPlus のサポートが追加されています。

* XDE の出荷状況については、ご使用のアドイン プロバイダにお問い合わせください。
** 1 つのプロジェクト内で Rose と XDE を使用できるようにするには (例えば
Visual Studio 6 と Visual Studio .NET 開発の混合)、その プロジェクトを分解することができます。本書では、インターオペラビリティについては説明し ていません。詳しくは、IBM Rational ソフトウェア サポートにお問い合わせください。
†XDE 用 RUP 互換のビジネス モデリング プロファイルを別途ダウンロードできます。IBM Rational ソフトウェア サポートにお問い合わせください。
‡IBM Rational Rose XDE Developer Plus を購入した XDE ユーザーは、ANSI C++ も使用できます。

目次

このリリースでの新機能
  Rational XDE のすべての .NET Platform Edition に共通の新機能
  Rational XDE のすべての .NET Platform Developer Edition に共通の新機能
  Rational XDE Developer Plus for .NET の新機能
ハードウェア情報/ソフトウェア情報
  クライアント要件
インストールとアップグレード
  製品ビルド ID の特定
  インストール上の問題
  Rational XDE の以前のバージョンからのアップグレード
  インストール情報
ライセンスの適用
はじめに
  Rational XDE の起動
  ヘルプの表示
  IBM developerWorks Rational
互換性に関する問題
  ほかの Rational 製品との併用
製品に関するドキュメント
  ヘルプの動作
  データ モデリング
  モデリング
  ラウンド トリップ エンジニアリング
  Web 発行
このリリースを使用する際の制約とガイドライン
  ファイル管理と構成管理
  Rational XDE 拡張機能 (RXE)
  RequisitePro と XDE の統合
  ラウンド トリップ エンジニアリング
  Visual Trace
  レポート生成と Web 発行
障害と変更
  このリリースの既知の問題
  このリリースで修正された障害
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

このリリースでの新機能

この項にリストされている項目には、このリリースでの最も重要な新機能の概要が記述されています。 これらの機能について詳しくは、オンライン ヘルプを参照してください。

Rational XDE バージョン 2003.06.15 で使用できる機能は、パッケージのオプションによって異なります。 インストールされているパッケージを確認するには、後に示す「製品ビルド ID の特定」を参照してください。

詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「IBM Rational モデリングのパッケージ」を参照してください。

Rational XDE のすべての .NET Platform Edition に共通の新機能

オペレーティング システム

アセット ブラウザ

アセット ブラウザでは、RAS アセット — パターン、コード テンプレート、モデル — および、Rational XDE RAS Packager で作成するすべてのアセットに対してインターネット形式のインデックスの作成と表示を追加できます。

Rational XDE 拡張機能 (RXE) API

新しい Rational XDE モデリング プロジェクト

Rational Suite 製品の統合

パターンとコード テンプレートの強化

XMI モデル交換

Visual Studio .NET 統合の強化

UML 作図と印刷の強化

Web 発行の強化

チーム開発の強化

Rational XDE のすべての .NET Platform Developer Edition に共通の新機能

ラウンド トリップ エンジニアリングの新機能

パターンとコード テンプレートの強化

.NET コードの生成に使用する新規支援モデリング ダイアログ ボックス

データ モデリング

Rational XDE Developer Plus for .NET の新機能

Visual Trace

Visual Trace は、実行中の Visual Studio .NET C# または Visual Basic アプリケーションから、強化された UML シーケンス図を自動的に作成します。

Rational PurifyPlus

ハードウェア情報/ソフトウェア情報

クライアント要件

ハードウェア要件

以下の表に、Rational XDE のシステム構成の最小要件と推奨要件を示します。 Rational XDE は最小要件の構成でも実行できますが、企業レベルの開発は、リソースを推奨される構成かそれ以上の構成にすることによって強化されます。

パフォーマンスは、推奨システム構成に基づいています。 通常、利用可能なメモリを増やすと (メモリを追加するか、ほかのアプリケーションを閉じる)、特にサイズの大きいモデルで作業するときにパフォーマンスが向上します。 コードとモデルの同期は、FAT32 ファイル システムを使用してフォーマットされたハード ディスク ドライブを持つシステムで実行すると、パフォーマンスが大幅に低下します。 NTFS を強くお勧めします。

また、Rational XDE のワークスペースに必要なディスク領域は、作成するファイルのサイズと数によって大幅に異なります。 分析用の Rational XDE モデル ファイルは非常に小さくなることもありますが、企業レベルの開発のモデル ファイルは非常に大きくなることがあります。特に、生成したコードを計算に含めると非常に大きくなります。

ハードウェア構成とパフォーマンスについて詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「Rational XDE のパフォーマンス」を参照してください。

プロセッサ 500MHz の Pentium III クラスのプロセッサ。1 GHz 以上の Pentium III クラスのプロセッサを推奨。
使用可能な RAM

最小: 512 MB。推奨: 1 GB (Rational XDE Developer バージョンの場合)

使用可能なディスク領域

最小: インストール ドライブ用に 500 MB、ワークスペース用に 100 MB。推奨 : 2〜5 GB (ワークスペースの場合)

ビデオ 最低画面解像度: 800 x 600 ピクセル、256 色。推奨: 1024 x 768 ピクセル、16 ビット カラー以上
マウスまたはポインティング デバイス ボタンが少なくとも 2 つあるポインティング デバイス。

ソフトウェア要件

サポートされるオペレーティング システム

テスト済みでサポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。 

  • Windows NT 4 SP6a
  • Windows 2000 Professional、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Server、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows XP Professional Service Pack 1 または 2

メモ:

  • Windows NT は、Visual Studio .NET 2003 でサポートされていないオペレーティング システムです。
  • Visual Studio .NET 2003 を使用するには、Windows 2000 Service Pack 3 以上または Windows XP Professional が必要です。
  • Windows XP Service Pack 1 については、後に示す「インストール上の問題」のメモを参照してください。
オペレーティング システムの言語

以下の言語について、レベル 1 のサポートを行っています。

  • オランダ語
  • ヘブライ語
  • 中国語 (繁体字)
  • 韓国語

以下の言語について、レベル 2 のサポートを行っています。

  • 日本語
  • ドイツ語
  • 中国語 (簡体字)
  • フランス語
  • イタリア語
  • スウェーデン語

メモ:

  • XDE を日本語、2 バイト文字、拡張文字を含むパスにインストールすることはできません。
  • VOB ディレクトリに 16 ビット文字が含まれる場合、ClearCase 5.0 XDE ClearCase Type Manager インストーラは機能しません。 「既知の問題」の「インターナショナリゼーション」を参照してください。
サポートされるプラットフォーム
  • Microsoft Visual Studio .NET 2002
  • Microsoft Visual Studio .NET 2003

メモ:

  • Windows NT は、Visual Studio .NET 2003 でサポートされていないオペレーティング システムです。
インターネット ブラウザ
  • Internet Explorer 5.5、Service Packs 1 または 2
  • Internet Explorer 6、SP なしまたは SP1
  • Netscape 7.0
サポートされるデータベース

Rational XDE は、ANSI SQL 92 標準と以下のデータベース管理システム (DBMS) に対するデータ モデリングをサポートしています。

  • IBM DB2 UDB 5.2、6.1、7.0、8.0
  • IBM DB2 UDB zSeries 5.x、6.x、および 7.x
  • IBM DB2 UDB iSeries v5 r2
  • Windows NT 用の Oracle 7.3、8.x、および 9i
  • Microsoft SQL Server 6.5、7.0、2000
  • Sybase Adaptive Server 12.x
レポート生成と Web 発行 Web 発行を使用するには、Java プラグイン、バージョン 1.3.1 以上が必要です。これは、Sun Web サイト http://java.sun.com/products/ からダウンロードできます。 名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行する場合、バージョン 1.4.1_01 を使用する必要があります。
オンライン ドキュメントの表示と印刷 Rational XDE のドキュメントには Adobe® Acrobat® PDF 形式のものがあり、これを表示するには Adobe Acrobat Reader が必要です。Acrobat Reader with Search のインストール キットは、Adobe Web サイト http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/alternate.html からダウンロードできます。
Rational Unified Process と拡張ヘルプ Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプには、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 が必要であり、http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html からダウンロードすることができます。 
Rational RequisitePro RequisitePro と XDE の統合を使用するには、システムに RequisitePro バージョン 2003.06.15 をインストールしておく必要があります。

構成管理ソフトウェア

以下がサポートされています。

  • Rational ClearCase バージョン 2003.06.10 以上 と ClearCase LT バージョン 2003.06.10 以上
  • Rational ClearCase バージョン 2002.05.00 (最新の必須パッチ レベルがインストールされているもの)
  • Visual SourceSafe version 6.0c (Visual Studio .NET 2002 と共に)
  • Visual SourceSafe version 6.0d (Visual Studio .NET 2003 と共に)

システムの ClearCase パッチ レベルが以下のレベルより低い場合、最初のモデルを開いたときに警告メッセージが表示されます。

  • ClearCase v.2002.05.00 では、パッチ 15

使用している ClearCase のバージョンの最新のパッチ情報を確認するには、
http://www.ibm.com/software/rational/support/upgrades/patches.html

を参照してください。

ClearCase のインストールによってインストールされたパッチを確認するには、DOS コマンド プロンプト ウィンドウで cleartool -version コマンドを使用します。  

メモ:

  • モデルの整合性強化のために、ClearCase 2003.06.00 以上の最新のパッチをインストールするか、Visual Studio .NET の拡張 ClearCase メニューを無効にすることをお勧めします。 詳しくは、「既知の問題」の障害 240709 を参照してください。
  • ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしているユーザーは、後で示す障害 245044 を参照してください。

インストールとアップグレード

製品ビルド ID の特定

現在インストールしてある Rational XDE のパッケージとビルド ID を確認するには、[スタート] メニューから [プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[インストール済みの Rational Software 製品情報] をクリックして、インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティを実行します。

インストール上の問題

一般

オペレーティング システムと言語

Rational ClearCase との統合

Rational RequisitePro

Rational XDE の以前のバージョンからのアップグレード

インストール情報

これらの最新バージョンは、IBM Publications Center (www.ibm.com/shop/publications/order) でそのタイトルを検索すれば見つかります。

また、このリリース ノートで示されているインストール上の問題も確認してください。

ライセンスの適用

すでに XDE Floating License Enablement Kit をインストールしている場合は、この項を無視して構いません。 XDE 製品のライセンスの適用は、このサービス リリースの影響を受けません。

このサービス リリースを適用すると、v2003 IBM Rational XDE 製品でのフローティング ライセンス キーの使用を管理することができます。

XDE のライセンス実施を有効にするには

  1. サービス リリースをインストールします。
  2. 次のコマンドを実行します <rational_directory>\common\SetXDEFloating.exe。ここで、<rational_directory> は通常 C:\Program Files\Rational です。SetXDEFloating.exe の実行後、ユーザーが XDE を使用するにはライセンス キーが必要になります。

XDE でライセンス キーを使用するように設定した後で、次の手順を実行します。

  1. AccountLink からライセンス キーを入手します。 http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing にアクセスします。 IBM Web Management に登録して、[Request and Manage License Keys] をクリックします。 パスポート アドバンテージ (PA) のユーザーは、出荷内容に含まれる『Important Licensing and Installation Information』文書、または『Proof of Entitlement』証明書を参照することで、XDE ライセンス キーを取得することができます。 パスポート アドバンテージのユーザーではない場合は、最寄りの IBM Rational 代理店または IBM Rational ソフトウェア サポートから XDE ライセンス キーを取得することができます。
  2. IBM Rational ライセンス サーバーをインストールします。 License Server ソフトウェアを所有していない場合は、『IBM Rational Solutions for Windows CD-ROM』からインストールするか、https://www6.software.ibm.com/reg/rational/rational-i からダウンロードすることができます。 IBM Rational ライセンス サーバーのインストールと操作の手順については、『IBM Rational Solutions for Windows Online Documentation CD-ROM』に収録されている『IBM Rational ソフトウェア ライセンス管理ガイド』を参照してください。
  3. IBM Rational License Key Administrator を起動して、IBM Rational ライセンス サーバーでクライアント マシンを指定してください。

ライセンスの適用がアクティブになると、XDE は次の動作をします。

すべての XDE セッション中には、有効な XDE ライセンス キーが必要です。XDE セッションは、モデルを開くと開始し、すべてのモデルを閉じると終了します。 セッションの開始時に、ライセンス サーバーからのライセンス キーのチェックアウトが試行されます。 使用可能なライセンスがある場合は、XDE によって、セッションが継続している間そのライセンス キーがチェック アウトされます。 XDE ライセンス キーがライセンス サーバー上にない場合は、有効なキーがないことを通知する警告メッセージが表示されます。 この場合、XDE は動作を継続して、XDE を使用している間は、有効なライセンス キーが取得されるまでこのメッセージが表示され続けます。

はじめに

Rational XDE の起動

Rational XDE は Visual Studio .NET 環境に完全に統合されるため、別に開くアプリケーションはありません。Visual Studio .NET 内でコードのモデリングを開始するだけです。 既存の Visual Studio .NET ソリューションがある場合にモデリングを開始する最も簡単な方法は、ソリューション エクスプローラでソリューションを選択し、[同期] を右クリックします。 既存のソリューションがない場合、1 つ以上のプロジェクトでソリューションを作成し、モデルを作成します。

UML モデルは、Visual Studio .NET でプロジェクト アイテムを管理するのと同様に管理する、プロジェクト アイテムとして保管されたファイルです。 XDE の使用について詳しくは、Rational XDE オンライン ヘルプのトピック「Rational XDE 入門」とトピック「Rational XDE を使用したアプリケーションのモデリングとコード生成」を参照してください。

ヘルプの表示

詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「ヘルプのヘルプ」を参照してください。

IBM developerWorks Rational

IBM developerWorks Rational (www.ibm.com/developerworks/rational) は、情報およびアイデアや最良実例の意見交換の場を提供しているオンライ ン コミュニティです。 このサイトの内容は、質の高い重要な情報を提供するために編集 されており、テクノロジおよびプロセス別に編成されています。これらのリソースの他、Web ベースの トレーニングへのリンクもあります。このサイトを使用して、次のことができます。

互換性に関する問題

ほかの Rational 製品との併用

Rational XDE と Rational ClearCase

Rational XDE と Rational PurifyPlus

Rational XDE と Rational RequisitePro

製品に関するドキュメント

Rational XDE に組み込まれているオンライン ヘルプへアクセスするための詳細は、上記の「ヘルプの表示」を参照してください。

ヘルプの動作

アクティブ コンテンツが含まれた HTML

この製品を Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で使用すると、オンライン ヘルプの使用時に警告メッセージが表示されることがあります。 これらの HTML ベースのヘルプ ファイルには、ローカル マシンのハード ディスク上にあるアクティブ コンテンツが含まれています。 障害 463810 も参照してください。

Rational Developer Network へのリンク

Rational Developer Network は、現在は IBM developerWorks Rational となったため、Rational XDE ヘルプ システムからの Rational Developer Network へのリンクは正しく機能しない可能性があります。 正しいページにジャンプしない場合は、http://www.ibm.com/developerworks/rational/ にアクセスして、ここから移動または検索してください。

データ モデリング

データベースの作成に関する情報

データベースを作成する手順が変更されました。[仕様を開く] メニュー項目は [Data Modeler] メニューから使用できなくなりました。代わりに [設定] ダイアログ ボックスを使用して、デフォルト データベースのターゲットを設定してから、データベースの要素を作成します。

次の情報は、Rational XDE でのデータ モデリング用に更新された「データベースの作成」トピックです。

データベースの作成

DDL またはデータベースを生成する前に、データベース ターゲットを指定し、データ モデル内のテーブルを «Database» としてステレオタイプ化されたコンポーネントに割り当てる必要があります。データ モデルごとに 1 つのデータベース コンポーネントのみを作成することをお勧めします。

データベースを作成するには

  1. デフォルト データベースのターゲットを設定します。
    1. [ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックします。
    2. [設定] ダイアログ ボックスで [Rational XDE] を展開し、続いて [Data Modeler] を展開して [データベース デフォルト] をクリックします。
    3. [データベース デフォルト] ページで、[デフォルト データベースのターゲット] リストからターゲットを選択し、[OK] をクリックします。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • ツールボックスの [Data Modeler] タブで [データベース] ツールをクリックし、次にダイアグラム ウィンドウ内でデータベースを配置する場所をクリックします。データベース コンポーネントがダイアグラム ウィンドウに表示され、[モデル エクスプローラ] にはデータ モデルの要素として表示されます。
    • [モデル エクスプローラ] で、データ モデルを右クリックし、次に [Data Modeler の追加] をポイントし、[データベース] をクリックします。データベース コンポーネントが、[モデル エクスプローラ] にデータ モデルの要素として表示されます。
  3. [モデル エクスプローラ] で、データベースをダブルクリックし、データベース ターゲットの名前付け規則に対応する固有の名前を入力します。

比較/同期ウィザードの機能拡張に関する情報

以下の情報は、Rational XDE でのデータ モデリングに関する文書には含まれていません。

データの比較と組み合わせ

比較/同期ウィザードは、[スキーマの選択] ダイアログ ボックスと、[同期オプションの選択] ダイアログ ボックスの代わりとなる新しい [比較] ダイアログ ボックスが追加されて拡張されました。 [比較] ダイアログ ボックスでは、比較および同期したいすべてのデータベース アイテムをスクロールして表示できると共に、ツールバー上の展開ボタンと折りたたみボタンを使用して、データ アイテムをアウトライン表示することもできます。

テーブルや列などの各データ アイテムは、色付きで網掛け表示されているため、そのアイテムのすべてのプロパティーとタグ付き値の始まりと終わりを区別しやすくなっています。

差分は、赤い三角印付きの赤フォントによって識別されます。 ツールバーには、インポート、エクスポート、削除、無視の各ボタンが配置されているため、差分のあるデータ アイテムに対してアクションを設定することができます。

ウィザードに追加された新機能の 1 つとして、組み合わせ機能があります。 組み合わせ機能を使用すると、データ モデルとデータベースまたは DDL 内では同一要素であるが、名前が異なる複数のデータ要素を対応付けることができます。 組み合わせを行うと、そのデータ要素のタグ付き値が保存されます。 組み合わせは、ツールバー上の [ペア] ボタンで操作します。

データ要素を組み合わせるには

  1. 任意のデータ アイテムをクリックします。
  2. [ペア] ボタンをクリックします。
  3. 対応するデータ アイテムをクリックします。

[アンペア] ボタンをクリックすることで、組み合わせたデータ アイテムを切り離すこともできます。

差分のある各データ アイテムにアクションを割り当てて、データ アイテムを組み合わせたら、[次へ] をクリックしてウィザードの処理を進めることができます。

モデリング

ダイアグラム ウィンドウでのイベント パラメータの編集に関する情報

以下の情報は、Rational XDE でのモデリングに関する文書には含まれていません (障害 247772)。

呼び出しイベント パラメータがダイアグラム ウィンドウで表示されるようになった

非限定子付きイベントのパラメータは、メッセージと同様に二重バックスラッシュまたは円記号 (\\) で囲まれています。 ダイアグラム ウィンドウを使用してパラメータをインラインで編集する際には、これらのパラメータは、特定のイベント向けに作成または変更されます。 ただし、限定子付きイベント (操作付きのイベント) では、操作パラメータが表示されます。 これらの操作パラメータを編集しても、そのイベントに追加のパラメータがあるかどうかにかかわらず、変更内容は無視されてダイアグラム ウィンドウに反映されません。

ラウンド トリップ エンジニアリング

C# と Visual Basic のコード生成時の初期ファイル構造の設定に関する情報

以下の情報は、Rational XDE の Visual Studio .NET エディションでのラウンド トリップ エンジニアリングに関する文書には含まれていません。

C# と Visual Basic 向けの初期ファイル設定

C# と Visual Basic のモデル要素をネストされた名前空間に追加して、コードを生成すると、初期コード ソース ファイルは、デフォルトではプロジェクトのルート ディレクトリに作成されます。 C# と Visual Basic 向けのコード生成オプションを設定することで、初期ファイルは、名前空間のネスト構造に対応するフォルダ構造内に作成されるようになります。

コード生成時の初期ファイルの場所を設定するには

  1. [オプション] ダイアログ ボックスを開いて、[ラウンド トリップ エンジニアリング] を展開し、[コード生成の設定] をクリックします。
  2. [ネストされた名前空間のディレクトリの作成] チェック ボックスをオンにします。
  3. [OK] をクリックします。

Web 発行

Publishing Multiple Models に関する情報 (XDE 2003.06.15 サービス リリース用)

以下の情報は、Rational XDE での Web 発行に関する文書には含まれていません (障害 141376)。

Publish Multiple Models

ユーザーは、モデルのリストを作成して、一度にそのリストのすべてのモデルを発行することができます。

複数モデルを発行する場合は、ルート ファイルのフルパスを指定する必要があります。 これは、ブラウザで開いて、各モデルのトップ レベルのビューを表示するファイルです。 ルート ファイルと同じフォルダまたは任意のモデルのサブフォルダに保管されたその他の生成済み HTML ファイルを開いた場合は、そのモデルの一部しか使用できません。

このモデル発行ツールでは、ルート ファイルとともに多数の ファイルが生成されるため、Publish Multiple Models 機能は、 これらのファイルを、発行される各モデル専用のフォルダを使用して整理します。

複数のモデルを発行する方法

  1. 発行するモデルのうち 1 つを開きます。
  2. [ツール] をポイントし、[Publish Multiple Models] をクリックします。
  3. [リストにモデルを追加 (Add Model to the list)] で [参照] をクリックしてモデルを指定します。
  4. モデルを発行する際の詳細レベルを選択します。
  5. [追加] ボタンをクリックして、選択したモデルをリストに追加します。
  6. 追加するモデルごとにステップ 3 から 5 を繰り返します。
  7. (オプション) リスト済みのモデルを削除するには、そのモデルを選択して [削除] ボタンをクリックします。
  8. [発行済みモデル ルート (Published model root)] で、[参照] をクリックして、モデルを発行するためのパスを指定します。
  9. [発行 (Publish)] をクリックして、リスト済みのモデルを発行します。
  10. [閉じる] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じ、リストを保存します。再びダイアログ ボックスが開き、同じモデルのリストを表示します。

発行後、モデル リストは、発行したモデル用にユーザーが指定した場所に保存されます。

このリリースを使用する際の制約とガイドライン

ファイル管理と構成管理

Rational XDE モデルとモデル ストレージ ユニット ファイルの管理

Visual Studio .NET ソリューション エクスプローラと Windows エクスプローラからアクセス可能なファイル操作の一部は、Rational XDE モデルとモデル ストレージ ユニット ファイルに対しては無効です。 次のガイドラインに従ってください。

Rational XDE モデルとモデル ストレージ ユニット ファイルに加えた変更のコミット

Rational XDE では、ユーザーはモデルをモデル ストレージ ユニット ファイルのセットに分割できます。 XDE モデル ファイルの変更を保存しても、その変更はすべての変更したストレージ ユニットには自動的に保存されません。 常に、モデルとストレージ ユニットの変更は、同時に保存してください。

Visual Studio .NET C++ プロジェクト

Rational XDE モデル ファイルを Visual C++ .NET プロジェクトに追加しないでください。 XDE ストレージ ユニットの処理と C++ .NET プロジェクト アイテムの処理の間には互換性の問題があります。

Microsoft Visual SourceSafe を使用したチーム開発

変更したファイルのチェックイン (保留中のチェックイン)

Rational XDE では、ユーザーはモデルをモデル ストレージ ユニット ファイルのセットに分割できます。 XDE モデル ファイルをチェックインしても、モデルのすべてのストレージ ユニットは自動的にはチェックインされません。 常に、モデルとストレージ ユニットは同時にチェックインしてください。

モデルのマージ

Microsoft Visual SourceSafe データベースを複数のチェックアウトができるように構成する場合、Visual SourceSafe データベースにファイルを追加する前に、Rational XDE モデル ファイルの拡張子のすべてを Visual SourceSafe でバイナリ ファイル形式として登録することをお勧めします。

これを実行するには、Visual SourceSafe アドミニストレータか Visual SourceSafe エクスプローラを使用します。 次の手順に従います。

  1. [ツール] メニューで [オプション] をクリックします。
  2. [ファイルの種類] タブをクリックします。
  3. [バイナリ ファイル] テキスト ボックスで、以下をバイナリ ファイル形式のリストに追加します。
    , *.mdx, *.agx, *.acx, *.clx, *.cbx, *.cix, *.cmx, *.cnx, *.dgx, *.enx, *.inx, *.iix, *.ifx, *.ndx, *.nix, *.obx, *.pkx, *.sgx, *.smx, *.ssx, *.ucx

この構成を実行する前に、データベースに既存の Rational XDE ファイルが存在する場合、SourceSafe エクスプローラですべての既存の成果物を見つけ、拡張子を登録した後、そのファイルのプロパティを使用して、形式をバイナリに手動で変更する必要があります。

この登録プロセスの効果は、テキストのマージが XDE ファイル上で実行されないということです。 これは、XDE Compare/Merge 機能が XDE モデルに対して、正しい比較またはマージの結果を生成するため理想的です。 SourceSafe データベースがバイナリ ファイル形式以外に対して複数のチェックアウトを許可している場合でも、バイナリとして登録されるファイルでは許可されません。

メモ: Visual SourceSafe アドミニストレータでアドミニストレータ アプレットを使用してこの設定を確認することは重要ですが、エンド ユーザーもエクスプローラを使用して、この設定を確認する必要があります。

Rational XDE 拡張機能 (RXE)

RequisitePro と XDE の統合

チームで RequisitePro と XDE の統合を使用する場合の推奨事項

チームで RequisitePro と XDE の統合を使用する場合、RequisitePro プロジェクトと XDE モデルの両方にパス マップを設定することによって、複数ユーザーの互換性が向上することがあります。 チームで RequisitePro と XDE の統合を使用し、以下の基準のいずれかを満たす場合は、このガイドラインに従うことを検討してください。

チームが RequisitePro プロジェクトと XDE モデルに対してパス マップを設定する可能性がある場合は、統合ヘルプのパス マップ設定に関する情報を参照してください。

メモ: Rational ClearCase UCM ユーザーは、通常、RequisitePro と XDE の統合をインテグレーション ビューから呼び出す必要はなく、開発ビューからのみ呼び出します。 ただし、インテグレーション ビューから統合を呼び出す必要がある場合は、パス マップを手動で更新して、作業するモデルの場所をインテグレーション ビューに正確に反映させる必要があります。 また、ヘルプで、「パス マップ」のトピックが Rational Rose にのみ適用されると記述している箇所は正確ではありません。 実際には、パス マップは RequisitePro と XDE の統合にも使用されます。

ラウンド トリップ エンジニアリング

サブユニットの分類子の追加、移動、削除は、モデル ルートの競合の原因になる

Rational XDE では、モデルの全体または一部が 1 つ以上のファイルに格納されます。 モデルが複数のファイルに分割されている場合、— メインの .mdx ファイル以外のファイル — はサブユニット (またはストレージ ユニット) と呼ばれます。コード ファイルの成果物が、それに関連付けられているモデル パッケージのセットと共にサブユニットとして並行構成に組み込まれていない場合、クラスをそれ自身が所有されている名前空間内に追加または削除するときは常に、モデル ルートをチェックアウトする必要があります。 (障害 51443)

たとえば、名前空間 N1 と N2 をそれぞれ所有する 2 人の開発者がいるとします。各名前空間には管理サブユニットが作成されています。 最初の開発者が名前空間 N1 から Class1 を削除する場合、この開発者は、モデル ルートをチェックアウトし、その後モデル ルートの変更をデリバーしてマージする必要があります。 この制約は、Class1 が、モデル ルートが所有するパッケージ内のコンポーネント Class1.cs からの要素所在関係のサプライヤであるため生じます。

回避策

モデル ルートの競合は、コード サブセットのファイル フォルダを作成し、対応するディレクトリ パッケージのサブユニットを作成して、追加、移動、削除の各操作に含まれるディレクトリ パッケージのみチェックアウトが必要にすることによって避けることができます。

次のいずれかを行うことができます。どちらも手順が説明されています。

コード側にチーム開発構成を設定するには

  1. 新しい.NET プロジェクトを作成します。
  2. チーム開発作業で個々の開発者が所有するコンポーネントと並行するフォルダを追加します。
    1. [ソリューション エクスプローラ] でプロジェクトを右クリックし、[追加] をポイントして、[新規フォルダ] をクリックします。
    2. コンポーネント、名前空間、開発者の名前に並行する名前を持つ新しいフォルダを提供します。
      個別の名前空間で作業している 2 人の開発者を持つプロジェクトでは、フォルダ、N1Developer と N2Developer を追加することができます。
  3. クラス ファイルを、フォルダを所有する開発者が作業する各フォルダに追加します。そのフォルダを右クリックし、[追加] をポイントして、[新しい項目の追加] をクリックし、続いて [クラス] をクリックします。
  4. 新しいクラス ファイルごとに、コードの名前空間が正しいか確認します。
    たとえば、N1Developer フォルダに追加された Class1.cs ファイルでは、名前空間 Project1.N1Developer を Project1.N1 に変更します。
  5. 作成するプロジェクトを同期するか、コード モデルを更新します。
  6. 開発者が所有するパッケージをサブユニットにします。
    1. モデル エクスプローラで、Artifacts パッケージとプロジェクト ディレクトリ パッケージを展開し、次に新しいディレクトリ パッケージ、N1Developer と N2Developer を見つけます。
    2. ディレクトリ パッケージを右クリックし、次に [ユニットの分割] をクリックします。
    3. 対応する名前空間、N1 を右クリックし、次に [ユニットの分割] をクリックします。
  7. 続いて、新しいクラスが、上記のステップ 2 で作成した、開発者が所有するフォルダに追加されます。

モデル側にチーム開発構成を設定するには

  1. 新しい .NET プロジェクトを作成し、次に、新しいコード モデルを取得するために、そのプロジェクトを同期します。
  2. コード モデルまたはルートの名前空間をクリックし、次に、[言語の追加] をポイントし、[名前空間] をクリックすることによって、開発者所有の名前空間を追加します。 たとえば、2 人の開発者に対して名前空間 N1 と N2 を追加することができます。
  3. 言語固有のクラスを名前空間に追加します。
    1. 名前空間を右クリックし、次に [言語の追加] をポイントし、[クラス] をクリックします。
    2. [言語クラスの追加] ダイアログ ボックスで、クラスの名前を入力します。
    3. [ソース ファイル] ボックスで、ディレクトリ パッケージの場所をファイル名に追加します。 たとえば、パッケージ N1Developer に所有される名前空間 N1 に追加された クラス Class1 に対しては、「N1Developer\Class1.cs」と入力します。
  4. プロジェクトを同期します。 新しいクラスは、新しいフォルダに作成されたファイルに生成されます。
  5. 対応するパッケージをモデル内のサブユニットにします。
    1. モデル エクスプローラで、Artifacts パッケージとプロジェクト ディレクトリ パッケージを展開し、次に新しいディレクトリ パッケージ、N1Developer と N2Developer を見つけます。
    2. ディレクトリ パッケージを右クリックし、次に [ユニットの分割] をクリックします。
    3. 対応する名前空間、N1 を右クリックし、次に [ユニットの分割] をクリックします。
  6. 続いて、上記のステップ 3 と同様に、新しいクラスが新しいフォルダに追加されます。

Visual Trace

ソケット接続

Visual Trace では、ソケットを使用して、トレース中のアプリケーションに接続します。 接続を確立できない場合は、次の警告が表示されます。 「Visual Trace は、ターゲットとソケット接続を確立できませんでした」(障害 514577)

次のオプションを検討してください。

レポート生成と Web 発行

マニュアル/ヘルプ

Rational XDE のレポート生成と Web 発行の機能についてのマニュアルは、\Program Files\Rational\XDE\Addins\webpub にある Adobe Acrobat ファイル、Reporting and Publishing_vsnet.pdf を参照してください。 この情報は、Rational XDE オンライン ヘルプには含まれていません。

レポート生成と Web 発行のダイアログ ボックスでは、状況依存のヘルプ ([F1] または [ヘルプ] ボタン) は使用できません。

Java プラグイン

Rational XDE の Web 発行の機能を使用するには Java プラグインが必要です。これは SUN Web サイトから入手できます。 プラグインは、発行したモデルを表示するいずれかのコンピュータにインストールする必要があります。 まだプラグインのダウンロードとインストールを行っていない場合は、最初に Rational XDE で Web 発行を使用する際に、これを行うよう求められます。

メモ: コンピュータがインターネットに接続されていない場合は、プラグインが必要であることは通知されず、発行の際にエラーとなります。

プラグインのダウンロードとインストールを行うには、次の点に注意してください。

Java プラグイン バージョン 1.4 をダウンロードしてインストールする場合、デフォルトのセキュリティ設定を変更して読み取りを許可する必要がある可能性があります。 次の手順に従って、デフォルトのセキュリティを変更します。

  1. ホーム ディレクトリの .java.policy ファイルを検索します。 ファイルが存在しない場合は作成します。
  2. ファイルの最後に次のセクションを付加します。
    grant codeBase "file:/-" 
    {
        permission java.io.FilePermission "«ALL FILES»", "read";        
    };
  3. ファイルを保存します。
  4. ブラウザを再起動します。

未使用のディスク領域

モデル発行には多くの未使用ディスク領域を必要とします。発行の際は、次のガイドラインを使用してください。

障害と変更

このリリースの既知の問題

次の表では、このリリースの既知の問題を説明します。これらには、Rational XDE バージョン 2003.06.15バージョン 2003.06.14バージョン 2003.06.13バージョン 2003.06.12バージョン 2003.06.01バージョン 2003.06.00 で確認されている問題が含まれます。

Rational XDE 2003.06.15

カテゴリ

ID

説明

マニュアル/ヘルプ
141376
オンライン ヘルプを更新して、複数モデルの発行に関する手順を含めます。上記の「製品に関するドキュメント」の「Web 発行」を参照してください。
1081391/APAR
IC45594

オンライン ヘルプを更新して、データベースの作成に関する修正された手順を含めます。上記の「製品に関するドキュメント」の「データ モデリング」を参照してください。

インストールとアンインストール
376974/APAR IC40695
サポートされていないシェルがあるシステムに Rational XDE をインストールすると、インストール エラーのメッセージが出される場合があります。インストール処理中には 、サポートされていないシェルを選択することができ、またデフォルトでそのシェルが選択されている場合があります。インストール ウィザードを 使用して、サポートされていないシェルでのインストールを続行すると、インストール エラーが発生したり、エラーが発生しなくても部分的にしかインストールされないことがあります。 このような場合、XDE は正しく機能しません。 サポートされているシェルを選択してから、インストールを続けてください。
レポート生成と Web 発行
463810
Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で Rational XDE を実行している場合、発行済みモデルを表示しようとするとエラー メッセー ジが出されることがあります。Service Pack 2 のデフォルトのセキュリティ制限に より、ユーザーは、アクティブなコンテンツを含むローカル Web ページを開 くことができません。その際、「Internet Explorer は、セキュリティ保護のため、 このファイルでユーザーのコンピュータにアクセスする可能性のあるアクテ ィブ コンテンツを表示することを制限します (To help protect your security, Internet Explorer has restricted this file from showing active content that could access your computer.)」というメッセージがブラウザに表示されます。

回避策: このセキュリティ制限に対処する方法は 2 つあります。

Windows XP Professional Service Pack 2 で Internet Explorer のデフォルトの設定を保持したままコンテンツを表示する方法

  1. メッセージ バーをクリックして、[ブロック コンテンツの許可 (Allow Blocked Content)] をクリックします。
  2. [セキュリティの警告 (Security Warning)] ダイアロ グ ボックスで [はい] をクリックして Web ページのコンテンツを表示します。

Internet Explorer の設定を編集して、コンテンツを表示する方法

  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] をポイントし、[インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. [セキュリティ] の [マイ コンピュータのファイルでのアクティブ コンテンツの実行を許可する] チェック ボックスをチェックします。
  5. 変更を適用し、ブラウザを再起動し、コンテンツにアクセスします。

Rational XDE 2003.06.14

カテゴリ

ID

説明

Data Modeler
139953

Rational XDE の .NET バージョンを使用している場合に、IBM DB2 zSeries データ モデルに接続できません。

回避策: ご使用のシステムに、DB2 Connect Personal Edition バージョン 8.1 (またはそれ以降) をインストールします。

140415

Rational XDE 2003.06.12 から 2003.06.13 以上にアップグレードする場合、ODBC ドライバがデータベースへの接続に対してサポートされなくなったことを認識しておく必要があります。

回避策: ほとんどのデータベース システムでは、JDBC Thin ドライバまたは ADO.NET を使用して接続します。詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング 」を参照してください。

140416, 140865

Rational XDE 2003.06.13 現在、IBM DB2 と Oracle データベースへの接続は変更されています。 また、サポートされているドライバのリストも変更されています。 場合により、テスト接続中に以下のエラー メッセージが表示されます。「指定された情報ではデータベースに接続できません。接続情報を確認してください。」

回避策: 詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング」を参照してください。

728904

クライアント接続ツールのバージョンによっては (DB2 UDB Personal Edition または DB2 Connect Personal Edition 8.1)、DB2 UDB データベース システムでの作業が停止する場合があります。 これが原因で、リバースエンジニアリング プロセスが、データベースから XDE のデータ モデルに進む際にフリーズすることがあります。

回避策: まずデータベースから DDL スクリプトを生成し、その後に DDL スクリプトからデータ モデルへのリバースエンジニアリングを行ってください。

マニュアル/ヘルプ
249279
.NET コード モデルを参照モデルにエクスポートするために、[参照モデルとしてエクスポート] コマンドに関する情報を含めるようにオンライン ヘルプを更新します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「ラウンド トリップ エンジニアリング」を参照してください。
インストールとアンインストール
460902/APAR
IC42702

Rational XDE - .NET 版を Microsoft Windows XP Professional、Service Pack 1 を実行するマシンにインストールすると、Rational XDE プロジェクトだけでなく、C#、Visual Basic、その他のプロジェクトで Visual Studio .NET が非常に遅くなる場合があります。

回避策: Windows XP SP1a にアップグレードします。Windows XP SP1 が必要な場合は、[Display Control Panel] の [Advanced Settings] パネルでハードウェア速度を遅くするとこの問題が緩和されます。

Rational XDE 2003.06.13

カテゴリ

ID

説明

マニュアル/ヘルプ
247772
オンライン ヘルプを更新して、ダイアグラム ウィンドウでのイベント パラメータの編集に対応します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「モデリング」を参照してください。
459662

モデルのフリーズに関するオンライン ヘルプでは予期される設定が正しく記述されていません。 「Include Models のフリーズ」のトピックの手順 3 および手順 4 では、unitPolicy ="1" を探すように説明されています。 しかし、mdx ファイルを開く際には通常 unitPolicy="0" が見つかります。

ラウンド トリップ エンジニアリング
138156

チーム開発環境で作業している場合に、あるユーザーが Rational XDE バージョン 2003.06.12 を使用してソリューションにアクセスする一方で、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE を使用して同じソリューションにアクセスすると、同期されていないアイテムが発生する可能性があります。 この同期問題は、バージョン 2003.06.12 のユーザーがソリューションを同期せずに閉じて、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE からこのソリューションを開いて、同じモデル要素を扱った場合に発生する可能性があります。

回避策: 次のいずれかを実行します。

  • ソリューションを同期してから、そのソリューションを閉じて構成管理ソリューションに変更を加えます。 これは最適な手法であり、多くの同期問題を防止するのに役立ちます。
  • ソリューションに追加の変更を加える前に、[シンクロナイザのリセット] コマンドを実行して、コードとモデルに対するそれまでのすべての変更内容が確実に同期されるようにします。
    1. プロジェクトをリベースした後に、共有ソリューションを開きます。
    2. [ソリューション エクスプローラ] でソリューションまたはプロジェクトのノードを右クリックするか、[モデル エクスプローラ] で
      モデル ルートを右クリックしてから、[シンクロナイザのリセット] をクリックします。
XDE 全般
247693/APAR IC40927
レーンに含まれる要素 (マージされているかどうかは問わない) 向けに作成されたホットスポットは、予想どおりの場所に配置されないことがあります。

Rational XDE 2003.06.12

カテゴリ

ID

説明

構成管理
243561

モデル要素の名前を変更したり、保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、[チェックアウト]、[編集]、[ヘルプ] のボタンのみがダイアログ ボックスに表示されます。 ダイアログ ボックスには、[キャンセル] ボタンがありません。

[チェックアウト] ボタンをクリックし、次にダイアログ ボックスで [キャンセル] ボタンをクリックすると、メモリ内の変更は、ロール バックされずに保持されます。

回避策: 保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、そのダイアグラムのストレージ ユニットを明示的にチェックアウトする必要があります。チェックアウトは、モデルを変更する前に行う必要があります。 モデルをチェックアウトしなかった場合、変更を保存しないでモデルを閉じることによって、復旧することができます。

245044

ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしている Rational XDE ユーザーは、XDE/ClearCase Type Manager インストーラの再インストールを要求されます。 これは、ClearCase パッチが、比較とマージ操作を XDE 比較/マージ機能へ導く ClearCase 管理ファイルの XDE バインドを上書きしたためです。

回避策: サーバーまたはクライアント上の XDE/ClearCase Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールします。この操作は、ClearCase パッチをインストールするたびに、実行する必要があります。 ClearCase の今後のパッチでこの問題に関する修正を確認してください。

Data Modeler
244321

Rational XDE で Petal Import を使用して既存の Rose モデルを 開く場合、以下を行う必要があります。

  1. データ モデルのデフォルト データベース ターゲットをリセットする。
  2. ドメイン データベース ターゲットをリセットする。
  3. 依存関係を使用して、ドメイン パッケージをデータ モデルに割り当てる。
244285

多対多関係ツールは、アポストロフィ ( ' ) を含むテーブル名を正しく解決することができません。

回避策: アポストロフィを削除するか、関係を手動で作成します。

多対多関係を手動で作成するには

  1. ダイアグラム内で、多対多関係に参加するテーブルを追加します。
  2. [ツールボックス] の [Data Modeler] タブで [テーブル] ツールをクリックし、次に多対多関係テーブルを含むダイアグラムをクリックします。 新しく作成されたこのテーブルは、交差テーブルです。
  3. 各多対多関係テーブルと交差テーブル間に、依存リレーションシップを追加します。 交差テーブルは、各依存リレーションシップの子テーブルになる必要があります。
  4. 各依存リレーションシップの多重度を [1..*] に設定します。
244364

DB2 UDB zSeries データ モデルを作成するとき、追加の DB2 テンプレートが表示されます。

回避策: 「DB2 zSeries」というタイトルのテンプレートのみを選択してください。ほかのテンプレート (MVS) は、Rational XDE の以前のバージョンのデータ モデルのテンプレートです。

244570

DB2 UDB zSeries の大きいテーブルスペースは、リバース エンジニアリング、またはデータベースや DLL ファイルを生成することができません。

244568

Rational XDE データ モデリングには、DB2 UDB zSeries バージョン 8 のサポートに制限があります。つまり、バージョン 7 の要素とステートメントのみがサポートされます。

データ モデルで DB2 UDB zSeries バージョン 8 を使用するには、DB2 UDB zSeries v6 と v7 のデータベース ターゲットをエンジニアリング ウィザードとデータベースのデフォルトで使用する必要があります。

このサポートは、DB2 UDB zSeries バージョン 8 の GA 前のバージョンを基にしています。

244557

DB2 UDB zSeries の関数をリバース エンジニアリングするとき、戻り値の型のデフォルトが smallint になります。

回避策: リバース エンジニアリングのプロセスを完了した後で、戻り値の型をリセットします。

244453

データベースから DB2 UDB zSeries をリバース エンジニアリングすると、テーブルスペースの消去規則がリバース エンジニアリングされません。

回避策: IsErase プロパティを使用して、テーブルスペースの消去規則を設定します。このプロパティを、ERASE YES の場合 True に設定し、ERASE NO の場合 False に設定します。

244569

データ モデルを検証するとき、算出後の列をデフォルト値として使用する列で未解決の識別子エラーが発生します。 これは無効なエラーです。

回避策: エラーを無視します。

244555

別のビューに依存しているビューは、データベースからユーザー定義のビューとしてリバース エンジニアリングされ、そのビュー間の依存関係が作成されません。

244571

データベースから DB2 UDB zSeries の null が使用可能な列をリバース エンジニアリングすると、Rational XDE は Null デフォルト値をその列に割り当てます。

回避策: DDL ファイルまたはデータベースを生成するときに列の構文を保持するには、その列から Null デフォルト値を削除します。

245539

テーブルから pk/fk を削除し、モデルを検証せずに比較と同期を使用して、テーブル全体を DDL ファイルにエクスポートしようとすると、ArrayOutofBoundsException エラーが表示されます。 このエラーが表示された場合、XDE を再起動する必要があります。

回避策: 比較と同期の操作を続行する前に、モデルを検証し (ベスト プラクティスの推奨に従って)、無効な関係を修正します。

245889/APAR IC39101

Data Modeler 用の Rational XDE ヘルプに次の情報を追加する必要があります。「論理データ モデルのデータ モデルへの変換を複数実行する場合、各変換に対して、論理データ モデルを異なるデータ モデル パッケージに再変換することができます。」各変換で論理データ モデルを同じデータ モデル パッケージに再変換する場合、XDE は次を実行しないため注意が必要です。

  • 論理データ モデルとデータ モデル間の同期。 論理データ モデルの要素を削除した場合、それらの要素は、データ モデルでは削除されません。
  • 外部キーのインデックスの生成。[クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスで指定した場合にも生成されません。
  • 一部の制約名の正しい生成。
マニュアル/ヘルプ
243667
RXE API 文書の Javadoc バージョンは、API のパターンとコード テンプレートの部分で使用される継承モデルを反映していません。 実際に使用される継承は以下のとおりです (インデントは、継承を示します)。
  • IRXEPatCTCalloutData
    • IRXECodeTemplatesExpansionData
    • IRXEPatCalloutData
      • IRXEPatVetoableCalloutData
        • IRXEPatternsOnArgumentValueCalloutData
        • IRXEPatternsOnBindCalloutData
        • IRXEPatternsOptionalElementCalloutData
        • IRXEPatternsWizardCleanUpCalloutData
        • IRXEPatternsWizardStartUpCalloutData
        • IRXEPatternsExpansionLocationCalloutData
      • IRXEPatAbortableCalloutData
        • IRXEPatExpansionCalloutData
          • IRXEPatternsPreExpandCalloutData
          • IRXEPatternsPostExpandCalloutData
        • IRXEPatternsPreApplyCalloutData
        • IRXEPatternsPostApplyCalloutData
        • IRXEPatternsErrorCalloutData
        • IRXEPatternsPostMappingCalloutData
        • IRXEPatternsCollectionCalloutData
      • IRXEPatElementCalloutData
        • IRXEPatternsMergeCalloutData
        • IRXEPatternsMatchCalloutData
        • IRXEPatternsScriptletCalloutData
  • IRXEPatApplicationMap
  • IRXEPatExpansionMap
  • IRXEPatCTCalloutUser
    • IRXECodeTemplatesExpansion
    • IRXEPatternsCallout
  • RXEPatCTArgumentTypes
  • RXEPatApplicationEvents
  • RXEPatNextOptions
  • RXEPatElementMergeBehaviors
245889/APAR IC39101
この表の「Data Modeler」の項の障害 245889 の説明を参照してください。
インストールとアンインストール
137334
Rational XDE バージョン 2003.06.12 をバージョン 2003.06.00 などの XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。 詳しくは、後で示す障害 137334 を参照してください。
インターナショナリゼーション
237570

作図面で使用されるデフォルト フォントが適切でない言語があります (特に、アジア言語)。

回避策: ユーザーは、([ツール] メニューの) [オプション] ダイアログ ボックスで [Rational XDE] を展開し、続いて [外観] を展開して [一般] をクリックし、デフォルトのフォント フェースを変更する必要があります。ユーザーの文字セットをサポートするフォントを選択します。 また、[設定対象] リストから [新規モデルのデフォルト] を選択し、すべての新規モデルに対して変更が適用されるようにします。

245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) を起動して、RUP の拡張ヘルプを起動すると、エラー メッセージが英語で表示されます。 回避策については、「XDE 全般」の 障害 245756 を参照してください。

ラウンド トリップ エンジニアリング
135148
Visual Studio .NET 2002 シェルは、[オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [オプション] をクリック) の 64 ページのみサポートします。 これらのページは、以下のレジストリ キーのレジストリ エントリによってそれぞれ識別されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\7.0\ToolsOptionsPages

Visual Studio .NET の標準インストールで XDE がインストールされている場合は、[オプション] ページの数は、前述の制限を超えます。 このため、Rational XDE の次の 2 ページは、Visual C++ 設定の [オプション] ダイアログ ボックスでは、表示されない場合があります。

  • Rational XDE\Round-Trip Engineering\Visual C++ Settings\Visual C++ Initial File Settings
  • Rational XDE\Round-Trip Engineering\Visual C++ Settings\Visual C++ Containers

この結果、この影響を受けたページでは設定を構成することができません。

回避策:

  • 使用されていないページのレジストリ エントリのいくつかを手動で削除します。
  • Visual Studio .NET 2003 にアップグレードします。
  • Microsoft 社は、Visual Studio .NET 2002 の今後のサービス パックに修正を含める可能性があります。VS .NET 2002 のサービス パックが入手可能かどうかを MSDN ダウンロード サイトで確認してください。
135490

Rational XDE モデルのプロジェクトを Visual Studio .NET 2002 で作成し、続いて IDE を Visual Studio .NET 2003 にアップグレードする場合、プロジェクトを再度開いたとき、[ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの各参照アセンブリ モデルのバージョンが重複して表示される場合があります。 この状態は、XDE を Visual Studio .NET 2003 に再インストールし、プロジェクトを開き、次にそのプロジェクトを同期するか、モデルを開いた後で発生します。

この重複したモデルは、実際には個別のバージョンです。 新規 IDE バージョンにアップグレード後、各参照アセンブリ モデルの Visual Studio 2002 と 2003 バージョンが [ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの下に表示されます。 アセンブリ モデルへの参照は Visual Studio .NET 2003 バージョン (vs7rte\vsnet\Models\v1.1\*.mdx) を正しくポイントしますが、明らかに重複したアセンブリ モデルの表示が分かりづらい場合があります。 ただし、この状態は、同期に影響を及ぼしたり、実際問題の原因になることはありません。

回避策:

使用されていない重複した参照モデルをプロジェクトから削除するには

  1. Visual Studio .NET 2003 でプロジェクトを開きます。
  2. [ソリューション エクスプローラ] でその他のファイル プロジェクト内の参照モデル ファイルを選択します。
  3. [プロパティ] ウィンドウで、ファイル パス プロパティを表示します。
  4. \vs7rte\vsnet\Models\v1.0 ディレクトリにある参照モデルに対して、モデルを右クリックし、次に [削除] をクリックします。
  5. 重複する参照モデルに対してそれぞれ、手順 2 から 4 を繰り返します。
  6. ソリューションを閉じて (必要に応じて保存してから)、Visual Studio .NET を終了します。
    次回 VS .NET を開くときには、この問題は発生しません。

メモ: この手順は、モデル ファイルをプロジェクト アイテムとしてその他のファイル プロジェクトから削除しますが、ファイル システムからは削除しません。正しいモデルを間違って削除した場合、そのモデルは、次の同期のときにプロジェクト内でもう一度作成されます。

136904

Rational XDE 2003.06.12 の Visual C++ サポートの機能を使用するとき、Visual Studio .NET 2003 (devenv.exe) が永久的にハングすることがあります。これは、以下のプラットフォームで実行されているときに発生します。

  • Windows 2000 Professional SP2、SP3、SP4
  • Windows 2000 Server SP2、SP3、SP4

回避策: この問題がこの条件下で発生した場合、コンピュータの電源をオフにしてから、再度オンにして再起動する必要があります。Windows 2000 カーネルのこの問題は、Microsoft サポート ケースの SRX031219604116 に該当します。 関連するサポート技術情報 (KB) の記事と修正パッチについては、http://support.microsoft.com/?id=837443 でサポート技術情報番号 837443 を参照してください。 IBM Rational のユーザーはまた、http://support.microsoft.com に一覧表示されているフリーダイヤル番号を使用し、この問題に関する KB 番号 (837443) を照会することで、修正パッチについて Microsoft のサポートに直接問い合わせることができます。

137334

Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。

回避策: 同期するときに、次の手順に従います。

  1. C# Class Library プロジェクトを作成します。
  2. 同期するには、ツールバーから [同期] ボタンをクリックします。
    [不明な RAS ファイル タイプ] ダイアログ ボックスが開きます。
  3. .mdx」と入力し、[OK] をクリックします。
    [RTE.ModelMonitor.UpgradeProfile] ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [OK] をクリックします。
    同期を完了します。
  5. デフォルトのディレクトリにある rte.prx プロファイルを削除します。 通常これは、
    C:\Documents and Settings\user\Application Data\Rational\XDE\Profiles です。

次回同期するときには、正しいプロファイルが適用されます。

137444

Microsoft Visual Studio .NET 2003 で Rational XDE を使用している場合、Managed C++ Windows Form プロジェクトを含むソリューションで Visual C++ ラウンド トリップ エンジニアリング機能を使用し、そのプロジェクトに新しいフォームを追加すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。

「このファイルのデザイナに、デザインできるクラスがないため、デザイナを表示できませんでした。」

フォームをデザイナで開くことに失敗し、デザイナ フォームとタスク リストの両方にこのメッセージが表示されます。 このエラーは特に Windows 2000 で頻繁に発生し、「メモリ不足」が原因です。

回避策: 連続メモリを解放するには、次のようにしてください。

  1. ソリューションを閉じます (必要に応じて、まず、[すべてを保存] を使用します)。
  2. Visual Studio .NET を閉じます。
  3. Visual Studio .NET を起動します。
  4. ソリューションを開きます。 フォームが正しく開かれます。
RXE
243418
RXEMenuExtender ターゲット タグ <AppendSelection> は、現在選択されている特定の要素にのみ付加されます。要素のグループ化されたセットは付加されません。
244495
メニュー拡張機能と呼ばれるプログラムでモデルを閉じる場合、モデルが引き続きモデル エクスプローラ内に表示されます。
244507
この文書で参照されているメニュー拡張機能のサンプルは、適切なターゲット プログラムも含め、C:\Program Files\Rational\XDE\Addins\RXEMenuExtender\examples に保管されています。 このパスは、ユーザーによるインストールの場所に応じて変更されます。
244508
このリリースでは、IRXEDiagram.renderImage( ) は GIF 形式をサポートしていません。
244558
.NET の構成管理制御下のモデル内のすべての管理ユニットは、XDE Menu Extensions がそれらを修正しようとするため、XDE Menu Extensions を実行する前に明示的にチェックアウトする必要があります。
244560
構成管理制御ディレクトリにモデルを作成して保存するメニューから実行する RXE スクリプトが、.NET シェルの下の構成管理システムに追加されません。 これらのモデルは、Eclipse シェルの下の構成管理システムにのみ追加されます。
レポート生成と Web 発行
243697

テキストなどの特定の要素タイプをフィルタする場合、関連するリンクを持たないホット スポットが、発行されるモデルに作成されることがあります。

回避策: モデルを発行する前にすべてのフィルタを削除してください。

375379
外部ファイルをモデル要素にリンクする場合、そのリンクのファイル参照を絶対パスまたは相対パスで指定することができます。 相対パスで指定したファイル参照は、Web に正しく発行されません。

回避策: モデルを Web に発行する場合、すべてのリンクされたファイルに絶対パスのみ指定します。

リンクされた外部ファイルに絶対パスを指定するには、次に従います。

  1. [モデル エクスプローラ] で、外部ファイルをリンクさせるモデル要素を右クリックし、[UML の追加] をポイントし、[URL] をクリックします。
  2. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで、[すべてのファイル参照に相対パス表現を使用する] チェック ボックスをオフにします。
  3. [参照] をクリックしてモデル要素にリンクするファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。
  4. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
XDE 全般
232204
ASP.NET と XDE Web サービス間の同期は、Windows NT 4 ではサポートされていません。Visual Studio.NET の既知の問題であり、回避策はありません。
239560, 241074
XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式を使用して、大きいモデルをインポートまたはエクスポートする場合、Rational XDE のインポートとエクスポートのプロセスがハングまたは遅くなるか、java.lang.OutOfMemoryError メッセージが表示されます。 ハングまたはエラー メッセージを防ぐには、Java Virtual Machine (JVM) サイズのデフォルト設定を 256 MB からさらに大きいサイズに変更する必要があります。

次の手順に従ってレジストリ内の JVM サイズの設定を増やします。

  1. Rational XDE と Microsoft Visual Studio .NET を閉じます。
  2. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を開きます。
  3. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「regedit」と入力し、次に [OK] をクリックします。
  4. 次のレジストリ キーを見つけます。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\RationalSoftware\RJCB\JVMs\XdeJavascriptJvm.
  5. JvmOptions 文字列値を見つけます。
  6. "-Xmx256m" JVMOptions 文字列値を "-Xmx448m" などの大きいサイズに変更します。

メモ: JVM の実サイズは、コンピュータの物理 RAM のサイズより小さくし、1K (または 1024 バイト) ずつの増分にする必要があります。

243239

Rational XDE モデルを XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式でエクスポートする場合、ClassicRose プロファイルがエクスポートしようとしているモデルに適用され、そのモデルに XDE で作成した実現関係と抽象化関係が含まれる場合、以下の影響のないエラー メッセージが表示される場合があります。

  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Visibility" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Friend" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityTo" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityFrom" は見つかりませんでした。

このエラー メッセージは、UML/XMI. に UML:Realization メタクラスがないために表示されます。 XMI エクスポートでは、「Realize」としてステレオタイプ化された Rational XDE 実現関係と抽象化関係は、「Realize」としてステレオタイプ化された UML:Abstraction としてエクスポートされます。 Rational XDE への XMI インポートでは、ステレオタイプが「Realize」に なっているすべての抽象化は、XDE では実現関係になります。

244167

Microsoft Windows 2000 Terminal Server を SP3 から Service Pack 4 (SP4) にアップグレードし、次に Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを使用しようとすると、パッケージのロードに失敗する場合があります。

次に、Microsoft Visual Studio .NET を終了するとき、次のアプリケーション エラーが表示される場合があります。

"0x791bad3a" の命令が、:0x00000050" のメモリを参照しました。メモリが "read" になることはできませんでした。

この動作は、以下の条件と合致した場合に起こります。

  • ターミナル サーバーに制限付きユーザー (管理者権限を持たないユーザー) としてログ オンしている。
  • ターミナル サーバーで Windows 2000 SP4 が実行中であり、.NET Framework 1.0 SP2 以下がインストールされている。
  • .NET Framework 1.1 以上をターミナル サーバーにインストールしていない。

回避策: これは、Microsoft の既知の問題です。http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=823485 を参照してください。
この問題を回避するには、Microsoft .NET Framework 1.1 を Windows 2000 SP4 ベースのターミナル サーバーにインストールします。

244643, 244687

Rational XDE モデルを Unisys 1.3.5 ファイル形式でエクスポートする場合、複数状態アクションと最終状態アクション (継続時アクション、退状時、入状時など) がエクスポートされません。 Unisys 1.3.5 ファイルを XDE にインポートする場合、1 つのアクション (継続時アクション) のみインポートされます。 すべてのアクション (UninterpretedActions) は、エクスポートとインポートが正常に行われます。

回避策: モデルを Unisys 1.3.5 形式にエクスポートする前に、アクティビティ モデル要素内に所在する複数のアクションを削除します。

244776
シグナル イベント、呼び出しイベント、時間イベントなど、複数のイベントを Rational XDE の遷移に追加することができます。 ただし、複数のイベントを持つ遷移を含む XDE モデルを Unisys 1.3.5 XMI ファイル形式にエクスポートする場合、同じモデルを XDE にインポートすることはできません。

回避策: 複数のイベントを遷移に関連付ける場合、遷移ごとに 1 つのイベントを追加します。

245150
特定の文字列に割り当てられた Change プロパティを持つ変化イベント モデル要素をエクスポートする場合、XMI ファイルに生成された内容が間違っています。 属性、「body」が 2 回生成され、エクスポート結果が構文上不正になります。

回避策: エクスポートされた XMI ファイル内の重複する属性「body=」を「language=」に変更します。

245408

1 つの制約を複数のモデル要素に関連付けると XMI インポート中に XDE がハングする原因になります。

回避策: 1 つの制約を 1 つのモデル要素にのみ関連付けます。

245427
SubactivityState 参照を持つアクティビティ グラフは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、SubactivityState の ActivityGraph 参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245430
分類子参照を持つオブジェクト フロー状態は、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、オブジェクト フロー状態の分類子参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245432
操作参照を持つ呼び出しイベントは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、呼び出しイベントの操作参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプは動作しません。 このほか、関連するエラー メッセージが英語で表示され、ローカライズされていません。

回避策: Sun JRE 1.4.1 をインストールします。

JRE プラグインをインストールするには、以下の操作の 1 つを実行します。

  • CD から RUP をインストールしている場合、JRE プラグイン インストーラを次の Rational の共通ディレクトリから実行することができます。
    [INSTALLDIR]\common\rwp\JRE_plugins\j2re-1_4_1-windows-i586-i.exe
    ここで [INSTALLDIR] は、インストールされている Rational 製品のディレクトリです。 例、
    C:\Program Files\Rational
  • 次の Sun Java Web サイトのリンクから JRE をダウンロードしてインストールします。
    http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html

この代替策としては、所属する組織の技術サポート要員にご連絡ください。

インストールを完了したら、RUP または拡張ヘルプを再起動します。

Rational XDE 2003.06.01

カテゴリ

ID

説明

RequisitePro との統合
59126, 238444
Rational RequisitePro と XDE の統合を使用すると、Rational XDE を閉じる際の JVM エラー メッセージの原因になります。
Visual Trace
241395, 514239
Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。 エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。

Rational XDE 2003.06.00

カテゴリ

ID

説明

比較とマージ (Compare/Merge)
239157

XDE の比較とマージ セッション中に報告される競合の数が、競合ナビゲーション ボタンとメニュー項目の状態と矛盾して見える場合があります。 たとえば、[次の未解決差分に移動] ボタンとメニュー項目が使用できないときに、ステータス バー インジケータは未解決の差分が 2 つ残っていると表示します。 これは、競合を解決する際に、削除や、クラスの削除によるクラス名の変更が伴うために、解決した競合に応じて、競合解決の伝搬により自動的にほかの競合が解決される場合に生じます。 この場合、競合解決が自動的に伝搬して削除されたクラスのビューをダイアグラムから削除し、これにより依存する競合を解決します。 ただし、自動的に解決した競合は、競合数に正確に反映されない場合があります。

ステータス バーの統計が未解決の差分が残っていると示していても、次や前の未解決の差分に移動できない (淡色表示されている) 場合は、競合数が不正です。実際には、すべての競合が解決されています。 この場合には、マージ セッションを保存して終了する際、または、ClearCase にマージ セッションをコミットする際、未解決の競合についての警告はすべて無視できます。

241028
比較とマージ セッション中に、[ClearCase のセッションを保存してコミット] をクリックした後で [再ロード] ダイアログ ボックスが表示される場合、シェルのフリーズを避けるために、[再ロード] ダイアログ ボックスで [いいえ] をクリックします。
511988, 513261
3 つ以上のモデルを融合させる場合に、競合する差分が、競合するはずであるにもかかわらず、競合を起こさないことがあります。

回避策: 各セッションで一度に 2 つのモデルを融合する、連続したいくつかのマージ セッションを、すべてのモデルが融合されるまで実行します。

513914

Rational ClearCase が独立ユニットであるダイアグラムを開いて XDE マージ セッションを起動する際、[モデル エクスプローラ] からダイアグラムが開けない場合があります。 これは、ダイアグラムを開くのに必要な特定の情報がダイアグラム ユニットの親ユニットにあるため、マージ セッション中には存在しないという場合に発生します。

回避策: マージ セッションの完了後にモデルを開けば、問題なくダイアグラムを開くことができます。

構成 管理
26272

Rational XDE または Microsoft Visual Studio .NET を使用しているときに構成管理オプションを変更すると、予期しない動作の原因になり、新しいオプション設定が認識されない場合があります。 Microsoft 社は、Visual Studio .NET version 2002 におけるこの障害を認識しています。

この障害は次の手順で再現します。

  1. ソース管理下の Visual Studio .NET プロジェクトを開きます。
  2. [ツール] メニューで [オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスで、[ソース管理] の [全般] をクリックします。
  4. [チェックイン状態の項目が編集されるとき何もしない] を選択し、[チェックインしてある項目の編集を許可] を選択します。
  5. プロジェクト内でチェックインしてある項目を修正します。
  6. 修正を元に戻します。
  7. [オプション] ダイアログ ボックスに戻り、[チェックイン状態の項目が編集されるときチェックアウトを確認する] を選択します。
  8. プロジェクト内でチェックインしてある項目を修正します。
    この時点で、修正した項目のチェックアウトに関するメッセージが表示されるものと予測しますが、メッセージは表示されません。

回避策: 1 回のセッションでソース管理の設定を 2 度目に変更した後は、Visual Studio .NET のセッションを再開します。

238559

Microsoft Visual Source Safe を構成管理ソフトウェアとして使用し、チェックアウトしたモデル ファイルをほかのユーザーと共有している場合、XDE では、削除などの特定の操作を実行しようとすると、エラーが表示される場合があります。

回避策: チェックアウトしたモデル ファイルを読み取り専用にして、XDE を再起動します。

239662

古いモデルをアップグレードする場合、足りないモデル サブユニット ファイルがあると、プロファイルのアップグレード プロセスが正常に完了しません。

回避策: Rational Developer Network で、このような状態のモデルを修復するユーティリティを利用できます。このユーティリティ (Rational XDE v2003 Model Repair Tool) が見つからない場合は、IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合わせください。

240362

ClearCase の動的ビューを使用している場合に、モデルやサブユニットをチェックインし、新しく分離されたユニットをソース管理に追加する、コンポジット オブジェクトのサポート ダイアログ ボックスをトリガすると、2 番目のダイアログ ボックスで操作に失敗します。

回避策: ソリューション エクスプローラかモデル エクスプローラで保留チェックインを通して新しいサブユニットを追加します。ClearCase エクスプローラを使用して、2 番目のダイアログ ボックスがチェックアウトされた状態になる親ディレクトリをチェックインする必要があります。 この動作は、動的ビューに固有のものです。トリガされたサブユニットのソース管理への追加操作は、スナップショット ビューを使用すると期待どおり動作します。

240709

モデルの整合性強化のために、ClearCase 2003.06.00 以上の最新のパッチをインストールするか、Visual Studio .NET の拡張 ClearCase メニューを無効にすることをお勧めします。 拡張 ClearCase メニューを無効にするには、[オプション] ダイアログ ボックス内の [Rational ClearCase] の [一般] ページの [ソース コード管理のメニュー項目を上書きする] チェック ボックスをクリアにします。

510701

複数の競合する管理ユニットを更新をする場合、XDE ではすべての管理ユニットがマージされないことがあります。 Rational XDE Developer - .NET Edition では、コンポジット オブジェクト バージョン管理 (COV) の機能は、モデルのあるサブユニットのソース管理ステータスの変更によってトリガされます。 事後処理は、すべての正しいマージ操作をトリガしない場合があります。 この障害は、Rational ClearCase を単独ストリーム モードで XDE と共に使用している場合に適用されます。

たとえば、複数のユーザーが XDE で作業し、ClearCase を単独ストリーム モードで使用しているとします。

  1. ユーザー 1 が新規ソリューションを作成します。
  2. ユーザー 1 がソース管理にソリューションを追加します。
  3. ユーザー 1 が Rational XDE ベース モデルを作成します。
  4. ユーザー 1 がモデルに以下を追加します。
    Package1
        Class1
    Package2
        Class1
        Diagram1
  5. ユーザー 1 が両方のクラスを Diagram1 にドラッグします。
  6. ユーザー 1 がユニットを分割します。
  7. ユーザー 1 がルート ノードを選択して保存します。
  8. ユーザー 1 がルート ノードをチェックインし、次のメッセージが表示されます。「ソース管理システムでモデルの整合性を確実にするために、次のファイルがチェックインされています。<ファイルのリスト>"
  9. ユーザー 1 が [OK] をクリックします。
  10. ユーザー 1 がユーザーのソリューションをチェックインします。
  11. ユーザー 2 がツールの外側からユーザーのビューを更新します。
  12. ユーザー 2 がソリューションを開きます。
  13. ユーザー 1 が Package1 と Package2 の名前を変更します。
  14. ユーザー 1 がこの変更をチェックインします。
  15. ユーザー 2 が Package1 と Package2 の名前を、ユーザー 1 が使用した名前と異なる名前に変更します (2 つの競合を作成)。
  16. ユーザー 2 がこの変更をチェックインします。
  17. ユーザー 2 は、どのバージョンを選択するか尋ねられたとき、ビュー内の現行バージョンを保持します。

最初のマージが実行されますが、2 番目 (またはその後) のマージは失敗します。

回避策: このユーザーは、チェックインを実行して、個別のサブユニットでマージする必要があります。

510974
Visual Studio .NET の外側のアプリケーションまたはツールを使用して、構成管理操作を実行しようとすると、問題が発生する場合があります。 たとえば、パッケージが Rational XDE の外側からチェックアウトされて、次に XDE を使用してチェックインすると、チェックインに失敗します。

回避策: この場合、チェックイン操作をもう一度実行すると、チェックインに成功します。ただし、Rational では、構成管理操作は常に、シェル内から実行することをお勧めします。

512493

チェックインを実行後、「保留中のチェックイン」ダイアログ ボックスにまだチェックアウト状態のファイルが 3 つ (Project1.vssscc、Project1.vspscc、Model1.mdx.rcsiproj.cm ) あるために別のアクティビティを要求されることがあります。これらの 3 つのファイルは、Visual Studio .NET の内部ファイルです。このメッセージは情報メッセージで、ユーザーのアクションは必要ありません。

512637

[最新バージョンの取得] コマンドを使用して、モデルの最新バージョンを要求すると、サブユニットが再ロードされない場合があります。 これは、プロジェクトにソース管理下のサブユニットを持つ Rational XDE モデルが含まれ、そのサブユニットの一部が別のビューで更新されているが、モデル ファイルが変更されていないときに発生する場合があります。 この問題は次の手順で再現します。

  1. ソース管理にチェックインされている Visual Studio.NET プロジェクトを開きます。
  2. モデルを開きます。
  3. モデル ルート ファイル (.mdx) を選択して、右クリックし、次に [最新バージョンの取得] をクリックします。
    再ロードされません。

回避策: この動作は、コンポジット オブジェクト バージョン管理 (COV) の制約によります。モデル ファイルは操作の結果として変更されないため、COV 機能がトリガされず、ほかのモデル要素も更新されません。 更新が必要な場合、実際に更新が必要な要素を選択する必要があります。

512638

一定の条件下では、コンポジット オブジェクト バージョン管理 (COV) の実装で、モデルとそれに関連付けられたサブユニットの更新に失敗します。 この問題は、XDE のサブユニットがチェックインされかつ、チェックイン中にマージが実行されて、サブユニットのより最新のバージョンが利用可能になった場合に発生します。 チェックインされたサブユニットにはモデルの整合性に影響を及ぼす変更が含まれている場合があるので、モデルとそれに関連付けられたサブユニットはチェックインされたより最新のバージョンが反映されて更新される必要があります。

この障害の前提条件は次のとおりです。

  • ClearCase VOB が利用可能。
  • 各ユーザーは、その VOB の、ユーザー独自のスナップショット ビューを持っている。
  • Visual Studio .NET は、Rational ClearCase を使用するように構成されている。

次のシナリオは、この問題を再生します。

  1. ユーザー 1 が新しいプロジェクト P1 とそれに関連付けられたソリューションを作成します。
  2. ユーザー 1 がソース管理にソリューションを追加します。
  3. ユーザー 1 が新しいモデル M1 を作成します。
  4. ユーザー 1 がパッケージ P1 を作成して、それを個別のユニットにします。
  5. ユーザー 1 がモデルをチェックインします。
    モデルがほかのすべてのサブユニットと共にチェックインされます。
  6. ユーザー 2 がモデルの最新バージョンを取得するために、ユーザーのビューを更新します。
  7. ユーザー 2 が Visual Studio .NET を開始して、ソリューションを開きます。
  8. ユーザー 2 がモデルを開きます。
  9. ユーザー 2 が、P1 をチェックアウトします。
  10. ユーザー 2 がパッケージ P2 をパッケージ P1 の下に追加して、それを個別のユニットにします。
  11. ユーザー 2 がモデルをチェックインします。
    モデルがほかのすべてのサブユニットと共にチェックインされます。
  12. ユーザー 1 が、P1 をチェックアウトします。
    より最新バージョンのファイルが利用可能であるという旨のメッセージがダイアログ ボックスに表示されます。 ユーザーは、現行バージョンか新しいバージョンのいずれをビューにチェックアウトするか選択するように要求されます。
  13. ユーザー 1 が、パッケージの現行バージョンのチェックアウトを選択します。
  14. ユーザー 1 がクラス C1 をパッケージ P1 に追加します。
  15. ユーザー 1 がサブユニットに対してはチェックアウト状態を選択して、P1 をチェックインします。

この結果ではなく、より適切な結果は、パッケージ P1 の ユーザー 1 のバージョンをユーザー 2 が作成したバージョンとマージして、クラス C1 とパッケージ P2 の両方がパッケージの一部になるようにすることです。 モデルとそれに関連付けられたフォルダは、更新されてパッケージ P2 のファイルに取り込まれます。 モデルは再ロードされて、パッケージ P2 とクラス C1 の両方が、ユーザー 1 のワークスペースで可視になります。 モデル M1 のサブユニットのすべてが、P1 を除いて、チェックインされます。

512740

ソース管理下のプロジェクトに新しい Rational XDE モデルを追加する場合、関連付けられたソリューション ファイルをチェックアウトするように要求されます。

回避策: ソリューション ファイルのチェックアウトを選択して、操作を継続します。

513319

Visual SourceSafe リポジトリに保管され、作業ディレクトリに既に存在するプロジェクトに対して、Visual Studio .NET の [ソース管理で開く] コマンド ([ファイル] メニューの [ソース管理] コマンド ) を使用する場合、Rational XDE モデルのサブユニットは更新されません。

この障害は、モデルを Microsoft Visual SourceSafe のソース管理下に置いている Rational XDE ユーザーに適用されます。 この障害は、次の条件で発生します。

  • ソリューションとプロジェクトが既に Visual SourceSafe のソース管理下にある。
  • ソリューションとプロジェクトが既にソース管理から開かれ、ファイルを作業ディレクトリで見つけることができる。
  • プロジェクトに サブユニットとを持つ Rational XDE モデルが含まれている。
  • Rational XDE モデルのより最新のバージョンがリポジトリに存在する。

次に、Visual Studio. NET プロジェクトを [ファイル] メニューの [ソース管理] をポイントし、[ソース管理で開く] をクリックすることによって開く場合、Rational XDE モデルが更新されますが、サブユニットは更新されません。

回避策: プロジェクトを開く前に、Visual SourceSafe コマンドを使用して、作業ディレクトリを手動で更新します。これにより、すべての Rational XDE モデルのサブユニットが作業ディレクトリ内でも確実にリフレッシュされます。

513367

モデルを Rational ClearCase のソース管理下に置くユーザーが、[オプション] ダイアログ ボックス内の [ソース管理] フォルダの [一般] ページの [チェックインするときに項目のチェックアウト状態を保持] チェック ボックスをオンにすると、次の問題が発生する場合があります。Rational XDE 内で提供されているコンポジット オブジェクト バージョン管理 (COV) の機能は、COV の実行結果として以前にチェックインされていたサブユニットを、新しく作成されたサブユニットとして最初にチェックインするときに実行されません。

回避策: COV 操作に含まれる、新しく作成されたサブユニットの構成管理ステータスをリフレッシュします。この問題は、Visual Studio .NET がソース管理下でファイルを処理する方法に起因します。

514765

サブユニットは、ソリューション項目 (つまり、プロジェクトではなくソリューションによって直接所有されるモデル) のモデルに追加してはなりません。 ソリューション項目のモデルにサブユニットを追加すると、ソリューションを再度開いた時に、XDE が開こうとする個別のサブユニットに対して、次のエラー メッセージが表示されます。「選択したファイルは Rational XDE ユニット ファイルです。Rational XDE で別に開くことはできません。代わりに、対応するモデル ファイル (.mdx) を開いてください。」この警告は無視して構いませんが、このような場合、サブユニットを追加しないことをお勧めします。

データ モデリング
240103

DB2 の接続に JDBC を使用する場合、XDE の JDBC ドライバ パスが DB2 クライアントを指し示していることを確認する必要があります。 この確認を行うには、次の手順に従います。

  1. XDE を起動する前に、[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックして、regedit.exe と入力します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Rational Software\XDE\AddIns\Data Modeler registry key に移動し、JdbcDriverPath の値をクリックし、このパスが有効で、db2java.zip ファイルを指し示していることを確認します。
マニュアル/ヘルプ
134957

XDE のこのリリースでは VC++ 機能はサポートされていませんが、Rational XDE の Visual C++ 機能を説明しているヘルプ トピックには、XDE オンライン ヘルプ システムの一部として含まれています。 これらのトピックは、テクニカル プレビューとしてマークされています。 VC++ 機能を備えた XDE のテクニカル プレビュー リリースは、別個の製品として利用できます。 これは、XDE の今後の主要なリリースに含まれる予定です。

242208

データ モデリングのオンライン ヘルプに、ドメインを論理データ モデルの属性に割り当てることができるとありますが、 この機能はサポートされていません。

244074
既存のモデルをプロジェクトに追加する場合、モデルが壊れるのを防ぐために、正しいメニュー コマンドを使用することが重要です。 既存のモデルをプロジェクトに追加するには、[ソリューション エクスプローラ] でプロジェクト ノードを右クリックし、[追加] をポイントして、[既存モデルの追加] をクリックします。 サブユニットはプロジェクト フォルダにコピーされないため、[既存項目の追加] コマンドは使用しないでください。
インストールとアンインストール
58682
Rational RequisitePro を RequisitePro と XDE の統合の一部としてインストールする場合、管理者は、管理者の許可を得ていないユーザーが RationalXDE から RequisitePro を使用する前に、RequisitePro に入る必要があります。 ユーザーより先に RequisitePro に入らないと、XDE がフリーズする場合があります。

223368 (65785)

インストール イメージのファイルのサイズが大きいため、インストールの前にウイルス対策プログラムのアクティブなスキャン機能を一時的に無効にすることをお勧めします。 この機能を無効にしないと、インストールを完了できない場合があります。
236721

過度に長いインストール パス名が指定されると、次のエラーが発生します。

エラー 1320。指定されたパスは長すぎます: <pathname>

この後、[キャンセル] をクリックしてこのインストールをキャンセルすると、インストーラは終了しますが、%INSTALLDIR%\RCSI\ フォルダとその内容がシステムに残ります。 RCSI フォルダとその内容は手動で削除する必要があります。

236727
インストーラは、インストール先のディレクトリが Windows の有効なディレクトリかどうかをチェックしません。 誤った文字を含むディレクトリ名など、適切でないディレクトリ名を入力す ると、インストールは完了しますが、インストールされた製品は正常に動作し ません。
237629

XDE の Visual Studio .NET Edition をインストールし、その後、同じシステムに XDE for Java もインストールした場合、.mdx とその他のモデリング ファイルの関連は、XDE for Java 製品に関連付けられます。 XDE for Java 製品をアンインストールする場合、ファイル関連に関連付けられているアイコンはアンインストールされます。 この場合、XDE の VS .NET Edition は残りますが、ファイル アイコンのいくつかは失われ、Windows の一般的なアイコンで表示されます。

回避策: アイコンを復元するには、XDE for VS.NET 製品を再度インストールします。

241162
Rational XDE バージョン 2003 の Rational Installer では、Microsoft Windows XP の「Run As」機能の使用はサポートされていません。ローカルの管理権限のあるアカウントにログインし、このアカウントから直接セットアップを実行してください。
447036
XDE は、ネットワーク共有のフォルダにインストールされた場合、正常に動作しません。 ローカル ドライブを使用してください。
593408, (78359),
594321, (80161)
XDE の Java Edition と .NET Edition の両方を同じシステムにインストールする場合、両方のツールボックスに、両方のラウンド トリップ エンジニアリング ツールが表示されます。 たとえば、C# ツールと Java ツールが両方の環境に表示されます。 ただし、ツールが機能するのは、それを供給している環境のみです。
596111, (83538)
XDE をインストールする際、インストール パスに # の文字を使用することはできません。
インターナショナリゼーション
595383, (82143)
Web 発行で必要となる Java プラグインをダウンロードする際、日本語のオペレーティング システムを稼動している場合は、Sun Web サイトから JRE のインターナショナル バージョンを選択する (Netscape の場合) か、適切なロケールを選択する (Internet Explorer の場合) 必要があります。
236978
XDE のインストールは、Enterprise または Silent のインストール場所のパス名に日本語または多バイト文字が含まれていない場合にのみ成功します。 同様に、CD イメージを共有されている場所にコピーし、このパスからのインストールを試みる場合、共有名に日本語または 2 バイト文字を含めることはできません。 コンピュータの CD ドライブを共有し、ほかのユーザーがここにマッピングしてインストールできるようにする場合、共有名に日本語または 2 バイト文字を含めることはできません。
240590
XDE は、拡張文字を含むパスにインストールすることはできません。
449850

Rational XDE のダイアグラムをコピーして Microsoft Word に貼り付けると、ダイアグラムに含まれる日本語と全角文字が正しく表示されない場合があります (これは日本語版と英語版の Microsoft Word の問題です)。

回避策: すべての図形を選択し、選択された図形のフォントを MS UI Gothic など適切なフォントに変更した後、図形をコピーして Microsoft Word (または別のアプリケーション) に貼り付けます。

595075
Rational XDE の日本語版では、適切な言語のフォントがプリンタにインストールされていない場合、バックスラッシュなどの一部の文字は、ダイアグラム ウィンドウに表示されていると同様に印刷されない場合があります
596709 (84595)
« と » は中国語 (簡体字) ではサポートされていません。このため、作図面に図形を追加する場合、[モデル エクスプローラ] の名前の前に 2 つの疑問符が付けられます (??)。 2 つの疑問符は、その名前のそれ以降の編集でも同様に追加されます。
パターン とコード テンプレート
47714

パターンは統一モデリング言語 (UML) タイプ関連のテンプレート パラメータを保有し、また、これと同じ名前の関連をパターンのルート コンテキストに含みます。 パターンを拡張すると、ルート コンテキストの関連はターゲット領域のテンプレート引数の値へ正しく置換されますが、検証エラーが報告されます。

回避策: [パターン エクスプローラ] で、テンプレート パラメータの関連タイプ要素のマージ振る舞いを [置換] に設定します。ただし、回避策を用いた場合、パターンを再度適用すると関連が複製されます。

135407

以前のバージョンの製品によるモデルでは、外部コード テンプレートのバインドが、正しくアップグレードされません。 モデル アップグレード後にも、アップグレード済みのモデル内で外部コード テンプレート バインドが機能しています。ただし、モデルから外部コード テンプレートへのパスが間接的である必要がある場合には、バインドは適切な使用法ではありません。 この現象が発生する一般的な状況は、あるモデルが構成管理下にあり、さまざまなユーザーがさまざまなパスを使用してコード テンプレートを表示している場合、またはコード テンプレート バインドがパターン アプリケーションを使用してあるモデルから別のモデルへコピーされる場合などです。

回避策: アップグレード済みのモデル内で外部コード テンプレートに対するすべてのバインドを検索し、検索したバインドをそれぞれ ([バインドの編集] コマンドを使用して) 開きます。これにより、バインドは正しい形式に復元されます。

237735

パターンの適用により作成されたビュー要素は、そのパターンを再度適用したときに複製される場合があります。

回避策: [パターン エクスプローラ] でダイアグラム上のマージ ヒントを [置換] または [保存] に設定して既存のダイアグラムを破棄して新しく作成するか、変更にマージする代わりに既存のものを保持して新しく追加します。

50679

COM コールアウトを持つパターンまたは COM コード テンプレートを拡張するパターンをユーザーが適用した後、プレビュー モードまたは、拡張またはコード生成モードのいずれの場合も、COM.dll ファイルに対するどのような修正も認識されません。

回避策: 必要に応じてファイルを修正してから、Rational XDE をシャットダウンまたは再起動します。

50899

[パターンの適用] ウィザードまたは [パターンの適用] ダイアログ ボックスの [キャンセル] をクリックすると、ダイアログ ボックスが表示されてバインドを保存するかどうか確認が表示されます。 [いいえ] を選択しても、バインドを保存する場合があります。

回避策: 元に戻すか、追加したバインドを削除します。

50911

エクスポート ウィザードで、RAS をエクスポートする場合、ソリューションは、[すべてのプロジェクトのエクスポート] オプションが選択されたとき、プロジェクトとしてリストされます。 ただし、ソリューションのエクスポートは失敗します。

回避策: エクスポート ウィザードの [個々のリソースの (成果物) のエクスポート] オプションを選択することによって、ソリューションをエクスポートします。

50964

構成管理制御モデル内の同じメソッドに 2 人の開発者がそれぞれコード テンプレートを追加した場合、コード テンプレートはチェックインされるがマージされない場合があります。 コード テンプレートのうち 1 つだけがマージされ、もう一方は再度バインドが必要です。

回避策: 同じモデル要素に、コード テンプレートを並行して追加しないようにします。

134791

RXE .NET コールアウトを持つパターンを適用する場合、アセンブリ ファイルがありません、アセンブリにクラスがありません、コールアウト コードによってスローされた例外などのエラー メッセージがレポートされません。

回避策: 出力メッセージを、進行状況をレポートするコールアウト コードに追加します。

134833

[パターン エクスプローラ] の [ツールボックスの更新] ボタンをクリックしても、[ツールボックス] に表示されているパターンのプロパティは更新されません。

回避策: 既存の [ツールボックス] パターン アイテムを更新するには、[ツールボックス] のアイテムを右クリックして [削除] をクリックします。[パターン エクスプローラ] で、パターンの [ツールボックス] ノードをクリックし、[パターン プロパティ] ウィンドウの [ツールボックスの更新] ボタンをクリックします。

134864

パターンを再度適用すると、パターンを以前に適用したときに追加された要素を削除しない場合があります。 たとえば、スクリプト名 get<%=attributeParamName%> を指定したパターンで操作を追加する場合、最初のパターン適用で attributeParamName テンプレートパラメータの引数を Foo とすると、操作 getFoo がモデルに追加されます。ユーザーは属性の名前を Bar に変更し、パターンを再適用します。 新しい操作 getBar を適用しても古い getFoo は削除されません。

回避策: なし。

135007

パターン コールアウトやパターン制約が適用できる場合、ほとんどのパターン コールアウトやパターン制約により、[出力] ウィンドウやエラー メッセージ ボックスにエラー メッセージが正しく追加されます。 ただし、メッセージによっては [タスク] ウィンドウに追加されるものもあります。

回避策: 制約についてはありません。 コールアウトの場合、メッセージを追加して、[出力] ウィンドウに表示するように指定します。

135205

モデルをこのリリースにアップグレードすると、ネストされたバインド済みコラボレーションにそれぞれリンクされている、初めて生成された URL または追加された URL の所有権が変更されます。 リンクの所有権は、ネストされたバインド済みコラボレーションを所有する、«Asset» パッケージへ転送されます。ネストされたバインド済みコラボレーションが所有する、ほかの URL は変更されません。

回避策: モデルのアップグレード前にバインド済みコラボレーションが所有する URL を削除し、後で URL を手動で追加します。

135133

[プロパティ] ウィンドウでパターン プロパティ ([拡張は有効です] または [ネストされたバインドの拡張]) を変更しても、[パターン プロパティ] ウィンドウ内が必ずしも更新されるとは限りません。

回避策: [パターン エクスプローラ] のパターンを閉じて、再度開きます。

230370

パターン エクスプローラでは、[元に戻す] コマンドは機能しません。

回避策: フォーカスを [モデル エクスプローラ] かダイアグアム ウィンドウに変更して、元に戻す操作を実行します。

237480

ダイアログ ボックスのサブコンポーネントがほかのコンポーネントより小さい場合、パターンやコード テンプレートのダイアログ ボックスによっては、サイズ上の問題が断続的に表示される場合があります。

回避策: 通常、このようなサイズ上の問題を修正するには、コンポーネントの隣の内部枠をドラッグすることにより、内部コンポーネントのサイズを調整します。また、多くの場合、ダイアログ ボックス全体のサイズ変更によっても、内部コンポーネントのサイズが正しく調整されます。

239096

『オブジェクト指向ソフトウェアにおける再利用のためのデザインパターン』に基づいて C# パターンを検証すると、破損した参照が Facade Pattern に 1 つ以上含まれている。

回避策: Facade または SubsystemClass 構成要素の刺激を手動で再定義します。

58765

Iterator Pattern に選択した値を適用すると、コードにエラーが発生します。

回避策: Iterator Pattern にデフォルト値を適用してから、必要に応じて構成要素の名前を変更します。

51293, 135029

構成管理制御下のモデルの場合、17 以上のコード テンプレートを同じモデルに追加すると、モデルをチェックインまたはマージしたときに、17 番目の要素が要素のバインド内に 2 回表示される場合があります。

回避策: CM で管理されたモデル要素に 17 以上のコード テンプレートをバインドしないようにします。

595148

ルート コンテキストに含まれるダイアグラムには、パターンを再適用した結果、ターゲット領域のダイアグラム内に複製された要素が含まれる場合があります。

回避策: [パターン エクスプローラ] で、ダイアグラム上のマージ ヒントを [置換] または [保存] に設定します。置換の振る舞いでは、既存のターゲット ダイアグラムは破棄され、パターン ダイアグラムで置き換えられます。 保持の振る舞いでは、ターゲットの領域にダイアグラムが追加されます。

ラウンド トリップ エンジニアリング
48440, 51029
「class」のような C# と Visual Basic の予約語は、コード内では、言語固有の構文 (@class、[Class]) を使用してエスケープされます。 Rational XDE のこのリリースでは、エスケープ構文は、モデルに保管されません。 最初のコード生成で、任意のエスケープ文字 (たとえば、@template) を生成することはできません。

Rational XDE の以前のバージョンで作成された Visual Basic .NET コード モデルに、エスケープされたキーワードの名前が含まれる場合、モデルを現行リリースにアップグレードするには、手動による特別な手順がいくつか必要です。 Visual Basic .NET コードでは、通常キーワードとなる識別子が角カッコで囲まれている場合、まだ識別子として扱われます。

たとえば、次のコードを検討してみます。

Public Class [Sub]
Dim [Event] As Integer
End Class

通常、SubEvent はキーワードですが、Event という名前のフィールドを持つ Sub と名付けられたクラスが定義されます。 Rational XDE の以前のリリースでは、そのようなコードをモデルと同期した場合、モデル要素の名前にそのコードにあるすべての角カッコも含まれました。 上記コードのモデリングでは、[Sub] という名前の UML クラスと [Event] という名前の UML 属性になりました。

Rational XDE の現在のリリースでは、角カッコはモデルの名前から自動的に削除されます (一方、コードには角カッコはそのまま残されます)。 上記コードのモデリングでは、Sub という名前の UML クラスと Event という名前の UML 属性になります。

ただし、以前のリリースで作成された既存のモデルをアップグレードする場合、角カッコは、アップグレードの処理中にモデル内で名前から自動的に削除されません。 アップグレード後にモデルとコードが最初に同期されるとき、Rational XDE ではタスク アイテムを [タスク リスト] ウィンドウに追加することによって、検証エラーをレポートします。 角カッコ ([Sub][Event] など) は、モデル内の正式な名称ではありません。同期は、この検証エラーのために中止されます。

継続するには、タスク アイテムをダブル クリックして、モデル エクスプローラ内で問題を見つけ、手動で名前を訂正します。 角カッコは、モデル内の名前から手動で削除する必要があります ([Sub]Sub に変更するなど)。 いったん、これらの変更が行われると、同期は検証エラーなしに継続できます。

51443
モデル ルートの競合は、サブユニット内の分類子の追加、移動、削除のいずれかが原因です。 詳細と回避策については、「ラウンド トリップ エンジニアリング」 のガイドラインを参照してください。
RXE (パターンとコード テンプレート)
134740

[OnArgumentValue] コールアウトは、設計されたとおり、パターン適用ツールでユーザーが引数を選択するごとに呼び出されます。 [OnArgumentValue] コールアウトが、選択した引数値を拒否すると、この値は引数値としてテンプレート パラメータに追加されません。 ただし、[OnArgumentValue] を使用すると、既存の値セットを考慮して、新しい要素をそのセットに追加するかどうか決定する作業は行いません。

回避策: [PreExpand] コールアウトなどの別のコールアウトを追加することにより、パターン適用の後半で不要な要素を削除します。

134761

[OnBind] のコールアウトまたは制約が失敗すると、パターン設計者による失敗のメッセージのテキストが [出力] ウィンドウに正しく表示されます。 ただし、[パターンの適用] ダイアログ ボックスを使用して [エラー メッセージ] ダイアログ ボックスを開いた場合、設計者のテキストはこのダイアログ ボックスに表示されません。 [パターンの適用] ウィザードを使用した場合、エラー メッセージは表示されません。 [OnBind] 評価が失敗しても、[パターンの適用] ダイアログ ボックスの [適用] ボタンは有効です。

回避策: なし。

135180

[PreApply] コールアウトで [生成済み] 要素の名前値を正常に指定することができません。 名前の値を指定しないと、生成された要素を作成できません。

回避策: なし。

Visual Trace
440352
Visual Studio .NET で Visual Trace 機能を使用し、ユーザーのアプリケーションに C# 構造が含まれている場合、この構造は、トレース シーケンス図には表示されません。
513464
事後フィルタリングの結果として、トレース シーケンス図の生存線がこれに対するまたはこれからのメッセージを持たない場合、[シーケンス図の生成] 操作により作成したシーケンス図に含まれません。
513630
ASP.NET アプリケーションをトレースするとき、Visual Studio .NET のスタートアップの後生成された最初と 2 番目のトレース シーケンス図には、コードを参照するための情報が含まれていないことがあります。 3 番目とその後のトレース シーケンス図には、適切な情報が含まれ、トレース シーケンス図から [コードの参照] メニュー項目を使用できます。
514229

Microsoft Visual Studio .NET 2003 では、Visual Trace ウィザードの [クラスの選択] ペインの同じ名前空間から多くの C# クラスを選択すると (たとえば、500 個以上)、仮想メモリを消耗して、各種のエラー メッセージの原因になることがあります。 この問題は、Microsoft SR#12455 障害番号 129398 が原因です。

回避策: 一度により少ない数のクラスを選択します。

レポート生成と Web 発行
(85508) , 597125

UNC パスを使用して発行したモデルを表示できません。 Java ツリーは正常にロードしません。

回避策: ネットワーク ドライブをリモート コンピュータにマッピングしてリモート システムからこれを表示するか、発行したモデルをローカル コンピュータにコピーしてローカルで表示します。

(87752), (87858), 598186, 598244
レーン内に含まれるアクティビティでは、現在ホットスポットはサポートされていません。
373221

Rational Suites と Rational XDE を共にインストールしている場合、どちらかの製品をアンインストールすると、ダイアグラムを含む、レポートの画像をサポートできなくなります。

回避策: 製品を再インストールすることにより、この制限は解消されます。

374053

デフォルトのブラウザとして Netscape 6.0 を使用している場合、[Open web page upon completion] チェック ボックスをオンにして、モデルのレポートを生成したり、モデルを発行すると、Netscape はほかのウィンドウの背景で開きます。

回避策: ステータス行をクリックするか、[Alt] を押しながら [Tab] を押して、Netscape ウィンドウを手前に出します。または、Internet Explorer をデフォルトのブラウザに設定します。

374617, 458596

モデルを発行する際、最初にそのモデルを開いたときに、「Page cannot be displayed」(ページを表示できません) というエラー メッセージが表示されることがあります。

回避策: XDE のモデル エクスプローラがモデルのコンテンツにアクセスできないかぎり、Web 発行機能もそのモデルのコンテンツにアクセスできません。たとえば、モデル エクスプローラで表示されない制約は発行されません。 モデル エクスプローラのフィルタ設定に基づいて、表示される要素が決定されます。

モデル エクスプローラのフィルタ設定を変更するには

  1. [ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックします。
  2. [Rational XDE] を展開して [モデル エクスプローラ] をクリックし、[フィルタの設定] ボタンをクリックします。 [モデル エクスプローラのフィルタ設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [以下の要素を表示する] リストで、モデル エクスプローラに表示するすべてのモデル要素を選択します。 選択しなかったすべての要素は、発行時に非表示になります。
  4. [OK] をクリックします。
XDE 全般
14296
Rational XDE のツールボックスを [ウィンドウ] メニューの [フローティング] コマンドを使用して “フロート” に設定し、次にツールボックスを小さくすると、サイズ変更されたツールボックスに、図形を含むほかのタブにアクセスするためのスクロールダウン ボタンが含まれません。
25105
Guest アカウントを使用してログイン中に、Visual Studio .NET で Rational XDE を使用しようとすると、[パッケージの読み込みエラー] ダイアログ ボックスが表示される原因になります。 このダイアログ ボックスを閉じると、別のエラーのダイアログ ボックスが表示されます。 このため、Guest アカウントで XDE を使用することはできません。 これは、Visual Studio .NET の既知の問題です。
50796

Rational XDE の使用でメモリを多く必要とする場合、Java 仮想マシン (JVM) が「OutOfMemoryError」エラー メッセージを表示する場合があります。

回避策: デフォルトでは、JVM で使用できる最大サイズを 256 MB にします。[-Xmx] オプションを使用して、JVM で使用できるメモリを増やすことができます。 [-Xmx] オプションを増やすには、次のレジストリ キーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Rational Software\RJCB\JVMs\XdeJavascriptJvm

JvmOptions という名前の文字列値を修正します (この文字列値にはほかのオプションもあります)。 [-Xmx$m] オプションを増やすことができます。ここで、$ は、使用する JVM のメモリの量をメガバイトで示します。 たとえば、512 MB に設定するには、文字列を「-Xmx256m」から「-Xmx512m」に変更します。

51429

Rational XDE の以前のリリースからモデル (.mdx ファイル) をアップグレードする場合、
次のエラー メッセージが表示されて、モデルのロードに失敗することがあります。「Modeler エラー: モデル ファイル <path> のロードに失敗しました。」

回避策: Rational XDE の現在のリリースを使用して、モデル ファイルが所在するソリューションを開きます。モデルを開くとき、モデルがアップグレードされて、正しく開かれます。

(57053), (26760), (26931)
Rational XDE では、プリンタによっては破線が正しく印刷されません。 これは、UML の依存関係やメッセージでは目立ちます。
58722

Microsoft Visual Studio .NET 2002 の [ツール] メニューの [オプション] をクリックしても、[オプション] ダイアログ ボックスが開かない場合があります。この問題は、VS .NET 2002 が約 64 オプション ページのみをサポートすることによります。 各ページは、次のレジストリ キーのレジストリ エントリによってそれぞれ識別されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\7.0\ToolsOptionsPages

VS .NET の標準インストールで XDE がインストールされている場合、オプション ページのほとんどすべてが使用されます。 サード パーティのソフトウェアを追加インストールすると、前述の障害が発生する原因になることがあります。

回避策:

  • サード パーティのソフトウェアをアンインストールします。
  • 使用されていないページのレジストリ エントリのいくつかを手動で削除します。
  • VS .NET 2003 にアップグレードします。
  • Microsoft 社による VS .NET 2002 の今後のサービス パックでの修正を確認してください。
(71118)

シーケンス図の拡大縮小率を 75% か 50% に設定する場合、生存線上部のボックスを使用した自動サイズ調整で問題が発生します。 長い名前の場合、ボックスをテキストに合わせて自動調整する代わりに、削除されます。

回避策: 拡大縮小率を微調整し、ボックスが自動サイズ調整されるようにします。

(73746), (73381)

図のコンテンツを Windows Terminal Server またはリモート デスクトップ接続を介して Microsoft Word などのローカル アプリケーションにコピーする場合、図形とコネクタの一部分が貼り付けたイメージ内から失われます。

(77069, 77219, 83365, 84240, 84569)
XDE の外でファイルをダブルクリックしてもモデルを開けません。
81963
ツールボックスの図形の名前を 90 文字以上の名前に変更すると、ツールボックスの図形がアイコン ビューに表示されるとき Rational XDE がクラッシュする原因になります。
135018
場合によっては、Rose モデルを XDE にインポートすると、属性のタイプの指定子 (*, &, []) が削除されます。 これは、集約が使用されて、*、&、[] のいずれかがメンバー オブジェクトで使用されている場合か、タイプ自身がモデル内に存在し、インポートしている.mdl ファイルが Rose の最新のリリースからの場合に発生します。
217562 (28247)
Rational XDE に .rtf ファイルを追加して開くには、シェルの Open コマンドのパス名をその .rtf ファイル用に編集する必要があります。 パス名は、引用符で囲む必要があります。
227795 (78248)

一部の Rational XDE 操作は、大文字と小文字を区別します。これは、モデルの依存関係でエラーや問題になる場合があります。 たとえば、プロジェクトを削除し、次にこれと同じ名前でも、大文字小文字の表記が違うプロジェクトを再度作成する場合、モデル間の依存関係は失われます。

回避策: プロジェクトに名前を付ける場合、一貫して大文字を使用します。

236849

モデル テンプレートをサポートされていない文字を含む名前 ("ÿ" ALT+0255 など) で保存しようとすると、[新しいファイル] ダイアログ ボックスがモデル テンプレート ファイルを保存せずに閉じる原因になります。エラーはレポートされません。

回避策: モデル テンプレート ファイルの名前にサポートされていない文字列を使用しないようにします。

239534

Rational XDE の以前のバージョンを使用して作成したモデルは Rational XDE version 2003 へアップグレードできます。モデルのアップグレード処理を始める前に、モデルのアップグレード処理に加えるすべてのモデルファイルに、読み取り専用属性が設定されていないことを確認します。 詳しくは、Rational XDE ヘルプのモデルのアップグレードに関する説明を参照してください。

240108
Rational は、モデルをその他のファイル フォルダに保存しないようにすることをお勧めします。

240402

変換した Rose モデル (.mdl) ファイルを保存するとき、[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスに、ターゲット モデルに対して指定した正しい拡張子が表示されません。 正しいファイル拡張子は、.mdx です。 ファイル拡張子を訂正せずに保存を続けると、変換した .mdl ファイルを .mdx ファイルとして保存するように要求されます。 ただし、保存した .mdx ファイルは、希望どおりには、プロジェクト内の .mdl ファイルと置き換えられません。

回避策: [既存モデルの追加] または [既存項目の追加] コマンドを使用することによって、.mdx ファイルをプロジェクトに手動で追加します。

240476

Visual Studio .NET の異なる 2 つのインスタンスで同じモデルを並行して編集するとき、編集されたモデルがその他のファイル プロジェクトの一部になっている場合、モデルが一方のインスタンスで変更されたときに再ロードされません。

回避策: モデルが言語プロジェクトの一部であり、その他のファイル プロジェクトの一部ではないようにします。

511588
場合によっては、XDE のツール ウィンドウ (モデル エクスプローラなど) が、Visual Studio .NET のツール ウィンドウ (ソリューション エクスプローラなど) にドッキングされ、[自動的に隠す] が有効になっているとき、ドッキングされているツール ウィンドウとほかのツールバー間のフォーカスを変更すると、Visual Studio またはコンピュータが応答しなくなる場合があります。 これは、Visual Studio .NET の既知の問題です。
514290
[ソリューション エクスプローラ] 内でモデル フォルダを削除したり、名前を変更しないでください。 そうしないと、関連するすべてのサブユニットの参照が無効になります。
589837 (56712)

コネクタの線のスタイルを任意角から直角へ変更すると、任意角に直角が含まれる場合に、最適化されないことがあります。 線のスタイルを任意角から直角へ変更すると、ラインが直角で構成されている場合でもコネクタの経路を変更できます。 経路の変更では、最短のパスに最適化され、変換中に複雑な直角の経路を変更します。

回避策: 手動で経路を調整します。

590299 (61999)
Rational XDE では、任意角スタイルを使用してシーケンス図にメッセージ コネクタが作成されます。 手動で線のスタイルを直角のみに変更しないでください。レイアウトの結果を予測することができません。
592401 (75906)
呼び出しイベントが参照操作 (操作を遷移にドラッグ アンド ドロップすることによって) と一緒に設定された場合、作図面か [モデル エクスプローラ] に表示されるそのイベント名は、参照操作名になり、実際のイベント名は [プロパティ] ウィンドウに表示されます。 参照操作の名前を変更する場合、作図面と [モデル エクスプローラ] の呼び出しイベントの表示名もまた、それに応じて変更されます。
592414 (75944)

テンプレート モデル (たとえば、visualmodel.mdx や GettingStarted.mdx) を Windows エクスプローラから直接開く場合、ファイルは、非テンプレート モデルとして直ちに更新されます。 この方法で開かれたテンプレートから作成されるモデルはすべて、同じモデル識別子 (GUID) を持ちます。これは、一定のモデルの相互参照で失敗する原因になります。

回避策: テンプレート モデルを Windows エクスプローラで開かないようにします。すでにこの操作を行ってしまった場合、製品 CD からテンプレート モデルを再インストールしてください。

このリリースで修正された障害

次の表はこのリリースで修正された障害について説明しています。 この表には、Rational XDE バージョン 2003.06.15、バージョン 2003.06.14、バージョン 2003.06.13、バージョン 2003.06.12、バージョン 2003.06.01、バージョン 2003.06.00 におけるすべての修正がリストされています。

カテゴリ

ID

説明

コード テンプレート
86074
コード テンプレートの拡張時に、エラーが発生した場合、レポートされるエラーの行番号が間違っている場合があります。
86889

カンマを含む文字列を持つコード テンプレート パラメータをバインドするとき、カンマの後のテキストが切り捨てられます。 たとえば、「this.a=A, this.b=B」では、「this.a=A」のみがバインドされます。 セミコロンが文字列パラメータで使用されている場合にも問題が発生します。

比較とマージ (Compare/Merge)
66277

深くネストされた要素を持つモデルを比較およびマージする場合、クラッシュ (シェル全体が消える) またはロックアップする可能性があります。 深くネストされた要素とは、ネストのレベルが 80 を超える要素のことです。 比較とマージ セッションは、直接または ClearCase Type Manager で呼び出すことができます。 この問題は、javaw.exe によって提供されているスタック サイズの制限、256Kb が原因です。ほとんどのユーザーには、これは、非現実的です。 次の回避策をスタック領域の不足問題に使用できます。

  1. 元のサーバー実行可能ファイル javaw.exe のコピーを C:\Program Files\Rational\common\java\jre1.3.1_02 bin サブディレクトリに保存します。
  2. bin サブディレクトリのコマンドラインで、次のコマンドを実行することによって、スレッド スタック サイズを変更します。editbin /stack:1048576 javaw.exe、ここで 1048576 は、バイトで示された新しいスタック サイズです。スタック サイズを 1048576 に増やすと、要素のネストを 100 レベルを優に超す深さまで可能にします。 モデルがこれより深くネストされている場合、引き続きこの問題が発生します。ネストが深くならないようにモデルの構成を検討するか、必要に応じて、スタック サイズをさらに増やします。 スタック サイズの過度の増加 (4MB 以上) は、パフォーマンスが劣化する原因になる場合があります。
  3. Microsoft Visual C++ に含まれている Microsoft dumpbin ユーティリティを実行することによって、新しい設定を確認できます。 次のコマンドを実行します : dumpbin /headers javaw.exe。出力には、次のように、スタック サイズが、1 行に 16 進数形式で表示されます: 100000 サイズのスタック予約。
83420

Rational XDE は、参照モデルを物理的なある場所から別の場所にコピーするとき (移動ではなく)、モデルの相互参照を参照モデルの新しい場所に自動的に解決しません。 たとえば、2 つのモデル、Model A と Model B が開発ビューにあり、Model A が Model B (モデルの相互参照) を参照しているとします。 これらのモデルを含むプロジェクトを統合ストリームにデリバーするとき、Model A のモデル間相互参照は、引き続き、開発ストリームにある Model B のバージョンをポイントします。 開発ストリームと統合ストリームが同期されない場合、これは、エラーまたはデータ損失の原因になります。

89539
コレクションの 1 つ以上の要素が 1 つの比較/マージ コントリビュータから削除されて、複数の要素が別のコントリビュータの同じ場所に追加されると、比較/マージ中に、ほかの規則 (たとえば、パラメータの一致) が有効でない限り、新しい要素は、マージの結果に間違った順序で追加されます。 ただし、データは失われません。

513643

 

XDE で作業を行う際、2 人のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、同じ名前のストレージ ユニットを作成する場合があります。 ユーザーがその作業のチェックインまたはデリバーを試みることにより、マージが起動されると、ClearCase はユーザーに 2 つのストレージ ユニットのどちらかを選択するように要求し、XDE の比較とマージはそれぞれユーザーにこれらのストレージ ユニットに関連付けられた 2 つのモデル要素のどちらかを選択するように要求します。 このような状況では、一貫して選択することが重要です。 つまり、1 人のユーザーのストレージ ユニットを選択したら、そのストレージ ユニットに関連付けられた、そのユーザーのモデル要素を選択する必要があるということです。 たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、class1.clx というファイルの独立したユニットとして class1 を作成するとします。 ClearCase のディレクトリ マージは、2 つの Class1.clx ファイルのうち、どちらをマージするディレクトリに入れるかを問い合わせ、XDE の比較とマージは、2 つの Class1 モデル要素のうち、どちらをマージするモデルに入れるかを問い合せます。 ClearCase のディレクトリ マージでユーザーが 1 人目のユーザーの Class1.clx ファイルを選択したら、XDE の比較とマージ セッションでも、1 人目のユーザーの Class1 モデル要素を選択する必要があります。

モデル要素の名前は異なるがストレージ ユニットは同じである場合には、似たような状況が発生しますが、その振る舞いは異なります。 たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンのストレージ ユニット class1.clx で最初に class1 を作成するとします。 その後、1 人目のユーザーが class1 というモデル要素名を myclass に変更します。 そのストレージ ユニット名は class1.clx のままです。 この場合、ClearCase ディレクトリ マージでは、ディレクトリに入れることができるのは 1 つの class1.clx のみですが、XDE 比較とマージでは、class1 と myclass の両方をマージ結果のモデルに入れることができます。 マージしたモデルは、存在しないストレージ ユニットを見つけることができません。 この状況から復旧するには、存在しない class1.clx ファイルを他の名前に変更し、ユニットのないモデル要素のショートカット メニューの [ユニットの参照] コマンドを使用してこの名前変更したファイルを検索します。 名前変更は、ClearCase Explorer を使用するか、[cleartool] コマンド ラインで行い、名前変更したファイル (元の名前のファイルを含む) の履歴を残します。

構成管理
88055, 90056
インストール パスに、英数字以外の文字が含まれている場合、Rational XDE は起動しません。 インストール中に警告は表示されません。
69389
モデルに、まだ保存されていない新しいサブユニットが含まれる場合に [すべてを保存] 操作を実行すると、プロジェクトが先に保存されて、次に、そのサブユニットが保存されます。 多だし、プロジェクトを保存した後で、新しいサブユニットを保存すると、プロジェクトがもう一度更新されます。 このため、プロジェクトをもう一度保存する必要があります。
69975

プロジェクトをソース管理から追加したり、Rational XDE 内でソース管理からファイルを開くと、無限ループの原因になることがあります。

73670

ソリューションをソース管理に追加する場合、Visual Studio .NET はまず、いくつかのテンポラリ ファイルをソース管理に追加します。 これらのファイルの 2 つは、ClearCase 4.2 がインストールされた Visual Studio .NET では、チェックアウトされた状態のままになる場合があります。

86549
ダイアグラムの図形を、マージ結果に合わせるようにサイズ変更しなければならないモデルをマージする場合、サイズ変更がすぐに表示されません。(PositionalGeneralView) Extent に対するマージ中に選択した項目は問題になりません。
87013

マージ セッションで、2 つのステレオタイプが競合する場合、ステレオタイプは、通知なしにマージしたモデル内で削除されます。 この状態は、2 人のユーザーが並行してモデル ユニットで作業し、それぞれが同じモデル要素のステレオタイプを異なる値に変更したときに発生します。 リポジトリに変更を提出した最初のユーザーに対しては、この問題は発生しません。 ただし、リポジトリに変更を提出した 2 番目のユーザーは、マージ操作をトリガします。 この操作中、2 つのステレオタイプは、暗黙のうちに破棄されます。

87414
Rational ClearCase 内からモデル ファイルを比較およびマージするとき、ClearCase は、Rational XDE Compare/Merge 機能を起動しようとします。 通常 ClearCase インストール プログラムによって作成されるレジストリ キーがない場合、次のエラー メッセージが表示されます。
「-extNamingSuffix パラメータの後に拡張命名接尾辞がありません。」
239946
XDE バージョン 2002 リリース 2.1 サービス リリースの VOB ルート登録場所を介して解決するモデルの相互参照を作成したユーザーは、これらのモデルが XDE バージョン 2003.06.xx で最初に開かれるときに、スナップショット ビューを使用する必要があります。これにより、これらのモデルがアップグレードされます。 モデルをアップグレードしてチェックインすると、これらのモデルに ClearCase の動的ビューでアクセスできます。
246156

リベース、更新、デリバーの操作中により新しいバージョンのモデルがロードされる可能性があるため、これらの操作の 1 つを実行する場合は、次を実行することをお勧めします。

  1. 保存していない変更をすべて保存します。
  2. 操作 (リベース、更新、デリバー) を実行します。
  3. [モデル エクスプローラ] で [すべて再ロード] ボタンをクリックします。
データ モデリング
84695
比較および同期するには、比較する DDL またはデータベースのスキーマを同じにする必要があります。 スキーマの名前が異なる場合、比較と同期は、差分を表示しません。
84604

外部キーには、[プロパティ] ウィンドウに keylist プロパティが表示されます。これは、希望する列を参照するように更新することができます。

  1. テーブルを 3 つ作成します (この時点ではデータベースは関係ありません)。
  2. 2 つのテーブルがもう 1 つのテーブルの親になるようにテーブル間で関係を描画します。
  3. 2 つの親テーブルに主キーを追加します。
    これにより、主キーが移行され、2 つの独自の外部キーが子テーブルに追加されます。
  4. 子テーブルでキー制約の 1 つを選択します。 [プロパティ] ウィンドウで、もう 1 つの外部キーと同じ列をポイントするように、列の名前を変更します。
85065

単一のパッケージ内で複数のテーブルを選択するには、次の手順に従います。

  1. [モデル エクスプローラ] で要素を、[要素のタイプ] または [ステレオタイプ] 別に並べ替えて、すべての要素をグループ化します (例、テーブルからテーブル、ビューからビュー)。
  2. モデル エクスプローラ] で最初のテーブルを選択し、次に最後のテーブルへ移動します。 [Shift] を押しながら、[モデル エクスプローラ] で最後のテーブルをクリックします。これにより、変換が必要なテーブルがすべて選択されます。

メモ: 隣り合っていないテーブルを選択する必要がある場合は、[Shift] の代わりに [Ctrl] を押しながら選択するテーブルをそれぞれクリックします。

85718

特定予約関数を含むビュー列は、フォワード エンジニアリングできません。

90627
データ モデルの [オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[Rational XDE] を展開して [データ モデル] をクリック) は、機能しません。 モデルに対してデータ モデル オプションを設定するには、別の手順を使用する必要があります。
241098

データ モデルが存在しない場合、[変換] メニューの [クラスからテーブルへ] コマンドを使用しても [クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスが開きません。

マニュアル/ヘルプ
242208

データ モデリングのオンライン ヘルプに、ドメインを論理データ モデルの属性に割り当てることができるとありますが、 この機能はサポートされていません。

375451
Visual Trace のヘルプに、次のテキストを含める必要があります。「トレ ースするアプリケーションを開始する前に Visual Trace を有効にする必要があります。」
598017

「テンプレート パラメータのテンプレート引数の追加」に関する古い文書です。
インストールとアンインストール
86673

Rational XDE バージョン 2002 を Rational XDE バージョン 2002 リリース 2 にアップグレードする場合、インストールの概要のウィンドウにファイル、ntvauth.dll に関連する メッセージが表示されることがあります。このメッセージは無視しても問題ありません。今後のアップグレードでは、表示されません。

87239
Rational XDE をインストールするとき、インストール パスの最後にバックスラッシュ ("\") を置かないでください (例、C:\Program Files\Rational\)。これは、製品の不完全なインストールの原因になります。 回避策: インストールに成功するには、"\" 文字をパスの最後に置かずに指定します (例、C:\Program Files\Rational)。
137827

Rational XDE バージョン 2003.06.12 をアンインストールすると、必要な 2 つの DLL が削除されることがあります。これらのファイルは、バージョン 2003.06.00 を含む XDE の別のバージョンをインストールしても再インストールされません。必要な 2 つの DLL とは msvcr71.dll と msvcp71.dll であり、いったんアンインストールが完了すると再インストールすることができます。 これらの DLL が失われたかどうかを確認するには、システム ディレクトリ (通常は C:\Windows\System32) を確認します。 また、これらのファイルを紛失した場合、モデル内でダイアグラムを開くときに、次のエラー メッセージが表示されます。

「An error occurred in IRSWindowPane::CreatePane() during opening a document window」

447417
次の問題は、Rational XDE Developer Plus Edition にのみ該当します。XDE の SitePrep 領域を適切に設定するには、直接 SitePrep.exe を使用しないことをお勧めします。Setup.exe を使用し、[エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] を選択して、SitePrep 領域を作成してください。 直接 SitePrep.exe を使用すると、SitePrep 領域が適切に設定されず、不適切な設定領域からインストールが実行されるとハングする可能性があります。
インターナショナリゼーション
240169, 240232,
594953, 595310, 596012, 596551
XDE は、日本語または 2 バイト文字を含むパスにインストールすることはできません。
593705

名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。

パターンのサポート
65804

[パターン プロパティ] ウィンドウの 1 行のテキスト フィールドは、編集を完了するための [Enter] または [Tab] の使用をサポートしていません。

85844

新しいモデルをパターン アセットに追加するとき、[パターン アセットの追加] ダイアログ ボックスの [アセットのモデルとして使用] オプションは機能しません。 新しいモデルを作成するプロジェクトを指定することができる [プロジェクトの選択] ダイアログ ボックスを起動にする代わりに、パターンが、現在選択されているモデルの下に作成されます。

86081

Invoker、Command、Receiver、ConcreteCommand、State の多重度の値は、GoF/C# Command パターンでは設定されません。

86082

Visitor、ConcreteVisitor、Element、ConcreteElement、ObjectStructure の多重度の値は、GoF/C# Visitor パターンでは設定されません。

90669

以前に Rational XDE Modeler Edition がインストールされていたコンピュータに Rational XDE Professional をインストールするとき、[Patterns] メニューが更新されません。

RequisitePro との統合
59126, 238444
Rational RequisitePro と XDE の統合を使用すると、Rational XDE を閉じる際の JVM エラー メッセージの原因になります。
ラウンド トリップ エンジニアリング
136715

Rational XDE では、Microsoft Visual Studio .NET Web プロジェクトをソース プロジェクトからのコンテンツなしに新規モデル ファイルにリバース エンジニアリングします。

HTML タグを検出するとき、大文字小文字を区別しないように Rational XDE HTML パーサーを変更することによって修正されました。 パーサーがファイルを解析できない場合は、エラーがレポートされ、同期を中止しないで次のファイルの解析が継続されます。 aspx、asmx、ascx ファイルの記述が、VS.NET 7.0 と 7.1 の両方で強化されました。

137288

リバース エンジニアリングされたクラスがコード テンプレートの拡張内のコードに追加され、予期しない動作の原因になります。 クラスにバインドするコード テンプレートがある場合、モデル内のそのクラスに追加されたネスト クラス、フィールド、操作のいずれかが、同期中にコード内のコード テンプレート拡張内に生成されることがあります。 この追加されたアイテムは、次回の同期で、コード テンプレート拡張中に削除されます。

137427
コード テンプレートをクラスにバインドすることによって、ユーザーがクラス内の要素を [モデル エクスプローラ] から削除するのを防ぎます。 バインドされたコード テンプレートを持つモデル要素、またはステレオタイプをユーザーが変更したモデル要素で補助同期を実行すると、モデルのその要素内でユーザーが行った削除は、同期の際に無視されます。
244203/APAR IC37806

クラスにバインドされた XDE コード テンプレートは、データ損失の原因になります。 クラスのモデル要素を修正中にコード テンプレートをそのクラスへバインドすると (たとえば、パラメータを操作に追加する)、同期の際にそのクラスが削除される原因になります。

RXE
239228

汎化、依存、実現の場合、終端要素にアクセスするためのメソッドまたはプロパティは反対の終端を返します。 例えば、次のようになります。

  • IRXEGeneralization.SuperElementSubElement を返します。
  • IRXEGeneralization.SubElementSuperElement を返します。
  • IRXEDependency.SupplierElementClientElement を返します。
  • IRXEDependency.ClientElementSupplierElement を返します。
  • IRXERealization.SpecificationElementImplementationElement を返します。
  • IRXERealization.ImplementationElementSpecificationElement を返します。
240004

IRXEReference.Resolve() メソッドと IRXEReference.getRefModel() メソッドは常に Null を返します。 resolve() に対する呼び出しは、可能な場合は参照を解決しますが、Null を返します。

図形
56264, 66330

ダイアグラム内の図形で、属性または操作の可視性インジケータをクリックすると、その要素の可視性の変更に使用できる選択リストが呼び出されます。 ただし、マウス クリックを検出して、選択リストを呼び出す「ホット スポット」は、コンポーネントの図形上で少しずれています。

77353

操作名を入力するとき、一部の構文は、クラス図形または [モデル エクスプローラ] で適切に受け入れられません。 たとえば、"<%aClass.getName()%>" として入力した名前は、"<%aClass.getName() : %>" として構文解析されます。これにより、以降のパターン拡張エラーが発生します。

Visual Studio .NET 統合
23100
Visual C# インデクサは、このリリースではモデリングされません。 これらをソース コードで自由に使用することはできます。 XDE では修正しません。
31058

既存のクラスの Visual C# 名前空間を変更するために、[モデル エクスプローラ] でドラッグ アンド ドロップ操作を使用すると、同期で問題が発生します。

55830, 69828
メンバー関数を同期するとき、複数の関数パラメータの名前を変更するか、パラメータの順序を変更すると、同期エラーが発生することがあります。
56589
ネストされているクラスの名前と、そのクラスが含まれるクラスの名前が同一の場合、同期エラーの原因になります。
58359

[ツールボックスのリセット] を使用して、ツールボックスをカスタマイズすることはできません。

77786, 73269

一定の条件下で、[モデル エクスプローラ] ツール ウィンドウで [自動的に隠す] 機能を使用すると、Visual Studio .NET のユーザー インターフェイスが応答しなくなる原因になることがあります。

83297
[コード プロパティ] ウィンドウ (Rational XDE ラウンド トリップ エンジニアリング ウィンドウ) がフォーカスされているとき、[F1] を押しても、Rational 状況依存ヘルプ ウィンドウが呼び出されません。 その代わりに、「Visual Studio .NET ヘルプ」トピックの [プロパティ] ウィンドウが表示されます。
90593
[モデル定義] ウィンドウでは、アンパサンド (&) を含むテキストは、その後のモデル定義がコード内で生成されたとき、アンパサンドを含む行からモデル定義の最後まで切り捨てられる原因になります。
Visual Trace
241144
XDE が、名前に日本語または 2 バイト文字を含むディレクトリにインストールされている場合、Visual Trace が、デバッグまたは実行セッションの起動時に、Rational XDE を終了する原因になります。
241476

ユーザーが Microsoft Visual Studio .NET 2003 を使用し、Windows の Debugger Users グループのメンバーの場合、Visual Trace で監視するために選択したクラスのリストは、いったん Class Selection Wizard を閉じると保持されません。

241395, 514239
Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。 エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。
446505

Visual Trace は、Microsoft .NET Framework version 1.1 上の ASP.NET アプリケーションのトレースをサポートしていません。

447942

Visual Trace は、ユーザーが起動するアプリケーションと、IDE アクションの結果として起動するその他のプロセスとを、区別できるとは限りません。 このため、Visual Trace は自動的にプロセスのトレースを試み、次 の警告が表示される場合があります。「Visual Trace では一度 に 1 つのアプリケーションのトレースしかサポー トされません。(Visual Trace supports only tracing one application at a time.)このコンピュータで追跡されている他のアプリケーションをすべて停止し、アプリケーションを再スタートしてください。」

514577

次の障害は、ソリューション 187450534 と関連しています。詳細について技術サポートに問い合わせる場合、この番号を使用してください。

Visual Trace では、ソケットを使用して、トレース中のアプリケーションに接続します。 接続を確立できない場合は、次の警告が表示されます。 「Visual Trace は、ターゲットとソケット接続を確立できませんでした」

Web モデリング (ASP.NET)
90112

モデルの要素にコードが存在する場合、その ImplementationFile プロパティの値を変更し、次に、その要素のコードを同期するか、生成するとエラーが [タスク リスト] に表示されます。

レポート生成と Web 発行
(71502), (79902), (85797), (85867), 591378, 594158, 597257, 597295
発行機能を使用するには、Java プラグインが必要です。Java プラグインは、Rational XDE のインストールには含まれません。
(84246), (86198), 596528, 597457

発行したモデル ツリーでは、単一引用符 (‘) を含むモデル要素名は、単一引用符で途切れます。

(85176), (86419) , 596972, 597557
複数のモデルを連続して発行する場合、モデル内のすべてのアクションを妨げる、次のメッセージが表示される場合があります。「クライアント「RSE Client」のための読み込みアクションが開いています。(A read action is open on behalf of client ‘RSE Client’.)」
(87286), (87521) , 597948, 598061
「Getting Started」のサンプル モデル ファイルは、同じ Rational XDE セッション中に一度発行されていると、完全に発行しない場合があります。
(87337), (87519) , 597968, 598060
ユーザー名に拡張文字が含まれる場合、パス エラーが発生します。 これは、モデルの発行とレポートの生成を妨げ、次のメッセージが表示される原因になります。 「ParameterFile.txt\ProjectConsole.ini が存 在しません (ParameterFile.txt\ProjectConsole.ini does not exist.)」
(87410), (87819) , 598009, 598224
ホットスポットが、発行されたサイトのみならず、作成されたレポートにも作成されます。 これらのレポートのホットスポットは不正で、存在しないファイルにリンクします。 ただし、作成されたレポートは正しく表示、印刷できます。
241330

ほかのユーザーがインストールした Rational XDE のインストールを使用する場合、モデルを発行しようとすると、追加のコンポーネントをインストールするよう求められる場合があります。 提案されるインストールは必要ありません。[キャンセル] をクリックしてください。 発行は正常に進みます。

[キャンセル] をクリックせずにプロセスを終了させると、2 つ目のダイアログ ボックスが表示され、再起動するように指示されます。 [いいえ] をクリックしてください。 [OK] をクリックすると、XDE が再起動され、発行されたモデルが不完全になります。

372979

発行されたモデルでは、MessageEnd オブジェクトとの関係に依存する表示は失敗します。 これによって影響を受けるものは次のとおりです。

  • 送信側/受信側テーブル
  • 操作とメッセージ間の参照を含むシーケンス図のシーケンス要素
241771

Windows NT 上に Rational XDE Developer Plus をインストールしている場合、空のモデルを保存すると、そのモデルに Rational RequisitePro 適用プロファイルが割り当てられます。

374690
グローバル アクションを含むモデルを発行する場合は、それらのアクションは、発行されるモデルには表示されません。
XDE 全般
238301

印刷プレビュー時、またはテキストエディタなどのほかのアプリケーションに図形を貼り付けたときに、モデルの相互参照の修飾子が正しい位置に表示されません。

238555

特定の内部処理を起動してダイアグラムを開く、保存済みのモデルを開く場合、このモデルに対して変更していなくても、このモデルは保存済みではない状態または変更済みの状態 ([モデル エクスプローラ] 内のモデル名の隣にアスタリスクを付けた状態) で表示されます。 データを損失することなく、変更内容を保存または破棄できます。

238740

サブユニットで作業する場合、[ファイル] メニューの [すべて保管] コマンドを使用して作業を保存することをお勧めします。 [保存] コマンドを使用する (または、[Ctrl] を押しながら [S] を押す) と、作業は一貫して保存されない場合があります。

たとえば、1 つのサブユニットを変更し、これにより、ほかの 2 つのサブユニットに変更が生じる場合があります。 最初のサブユニットのみを保存し、ほかの 2 つを保存しないと、ディスクに保存されたファイルは互いに整合の取れていない状態となります。 代わりに、[ファイル] メニューから [すべてを保存] をクリックした場合は、3 つの変更済みファイルがすべてディスクに保存され、ディスク上のファイルの一貫性が保たれます。

241211

ソース管理されているモデル内でダイアグラムを開き、ダイアグラム要素での以前の変更により改ページ位置を更新する必要がある場合、ファイルをチェックアウトするよう求められます。 しかし、[キャンセル] をクリックしてもダイアログ ボックスは閉じられません。 これは、[オプション] ダイアログ ボックスの [ソース管理] の [全般] ページで選択した [チェックアウトを確認する] 設定をオンにしている場合に発生します。

241325
モデルのアップグレード プロセス中 (特に英語以外のモデル)、XDE の印刷設定が正しくアップグレードされない場合があります。
245970

モデル ファイルを Rational Rose から Rational XDE にインポートする場合、ステレオタイプを持つクラスは、ダイアグラム ウィンドウでは非常に大きくなります。

246125
Rational XDE Developer Plus for .NET Platform Edition のユーザーが Rational PurifyPlus、PureCoverage、Quantify 製品のいずれかを起動すると、次のようなライセンス エラー メッセージが表示される場合があります: 「PurifyNT のチェックアウトに失敗しました: FLEXlm エラー - 18、ライセンス サーバーはこの機能をサポートしていません (Failed to check out a key for PurifyNT: FLEXlm Error - 18, License server does not support this feature)」。 これは、XDE とともに追加の Rational 製品をインストールする際に起こることがあります。
246155
Rational XDE (Developer Plus for .NET Platform Edition) に対してライセンスの適用をアクティブにした場合、PurifyPlus に対して Rational Suite ライセンス キーを使用すると Visual Studio .NET が終了時にクラッシュする原因になります。 この条件が問題である場合、IBM 代理店までご連絡ください。代替ライセンス キーを提供できるかどうかを調べることができます。
589765 (55216)
Windows 2000 [ユーザー補助のオプション] の [ハイコントラスト] 表示オプションを使用する場合、Rational XDE の図でカーソルを表示できません。

IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。 詳しくは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ をご参照ください。

IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、お客様がご自身でサポート情報を検索することができます。 IBM Rational ソフトウェア サポートのホームページは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/で参照できます。