2005/8/1
資料番号: GI88-8693-00
(英文原典: GI11-4685-05)
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IBM Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製しまたは配布することは、禁じられています。
本書は、IBM Rational® XDE™ バージョン 2003.06.15 サービス リリースの Microsoft .NET エディションに関するリリース ノートです。サービス リリースは累積的であるため、本書には、以前のサービス リリース (バージョン 2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14) に関する情報も含まれています。必要に応じて、特定のサービス リリース固有の情報が提供されています。
このリリース ノートは、Rational XDE バージョン 2003.06.00 のリリース ノートを補足するものです。したがって、元のドキュメントを参照するか、バージョン 2003.06.15 の新規製品インストール用のリリース ノートを参照してください。いずれも IBM Publications Center から入手できます (下記のメモを参照)。
メモ: 本書には、この製品がリリースに向けて準備されていた時点での正確な情報が記載されています。このファイルの最新バージョンは、IBM Publications Center (www.ibm.com/shop/publications/order) から入手することができます。 (IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスして [Search] フィールドに「IBM Publications Center」と入力します。)
- 本書の最新バージョンを IBM Publications Center で検索するには、"GI88-8693-00" を検索条件に指定してください。
- Rational XDE バージョン 2003.06.15 の新規製品インストール用リリース ノートの最新バージョンを検索するには、"GI88-8691-00" を検索条件に指定してください。
製品パッケージ固有の情報も含まれており、その場合にはその旨を明記しています。
追加の更新はこのサービス リリースで有効です。 このリリースに適用される更新があるかどうか判断するには、以下の手順に従います。
このサービス リリースで使用できる機能は、パッケージのオプションによって異なります。 インストールされているパッケージを確認するには、後に示す「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。 詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「IBM Rational モデリングのパッケージ」を参照してください。
このサービス リリースは、複合モデルの発行のサポート、および .NET Platform Edition のバグの修正を行います。
このサービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供します。
このサービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供します。
メモ: IBM Rational v2003.06.13 製品は、Microsoft Windows XP Professional SP2 を正式にはサポートしておらず、本書の情報は、Windows XP SP2 Release Candidate を使用して行ったテストに基づいています。本書の作成時には、Windows XP SP2 の正式リリース (production release) を最終テストに使用できませんでした。 Windows XP SP2 のサポートに関する最新情報については、IBM Rational ソフトウェア サポートにお問い合わせください。
以前の Rational XDE 2003.06.12 サービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供しました。
.NET Developer と Developer Plus Editions に対して
以前のバージョンの Rational XDE バージョン 2003.06.01 サービス リリースでは、以下を含むパフォーマンスとユーザビリティが改善されました。
このリリースのハードウェア要件は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 と同じです。
このサービス リリースには、新規のソフトウェア要件は含まれていません。
以前の Rational XDE バージョン 2003.06.13 サービス リリースには、Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 のフルサポートと、Windows 2000 Service Pack の具体的なサポートが含まれていました。Rational XDE バージョン 2003.06.13 サービス リリースには、広範な Windows XP Professional サポートが含まれていました。 Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースには、Windows NT 4 の新規サポートと拡張データベース サポートが含まれていました。 また、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン バージョン 1.4.1 へのアップグレードも推奨しました。その前の Rational XDE バージョン 2003.06.01 サービス リリースでは、Windows 2000 SP4 のサポートが追加されました。 このほかには、ソフトウェア要件の変更は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 以降ありません。
サポートされるオペレーティング システム | テスト済みでサポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。
メモ:
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サポートされるデータベース | Rational XDE は、ANSI SQL 92 標準と以下のデータベース管理システム (DBMS) に対するデータ モデリングをサポートしています。
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レポート生成と Web 発行 | Web 発行を使用するには、Java プラグイン、バージョン 1.3.1 以上が必要です。これは、Sun Web サイト http://java.sun.com/products/ からダウンロードできます。 名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行する場合、バージョン 1.4.1_01 を使用する必要があります。 |
Rational Unified Process と拡張ヘルプ | Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプには、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 が必要であり、http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html からダウンロードすることができます。 |
現在インストールしてある Rational XDE のパッケージとビルド ID を確認するには、[スタート] メニューから [プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[インストール済みの Rational Software 製品情報] をクリックして、インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティを実行します。
Rational XDE のビルド ID が 2003.06.15 以上になっている場合、アップグレードする必要はありません。
このサービス リリースは、Rational XDE バージョン 2003.06.00、2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14 の次のエディションに適用できます。
このサービス リリースは Rational XDE の評価版には適用しないでください。
古い Rational 製品が CD イメージから直接デスクトップまたはクライアント サーバーにインストールされている場合、アップグレードも CD を使用して行う必要があります。
古い Rational 製品がリリース領域を使用してインストールされている場合、アップグレードは、新しく割り当てられたリリース領域を使用して行う必要があります。
古い Rational 製品が製品ダウンロードを使用してインストールされている場合、アップグレードも製品ダウンロードを使用して行う必要があります。
元のインストールのソースが不明な場合、インストール ソースの場所を次のレジストリ キーから見つけることができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{Product
GUID}
“InstallSource” という名前の文字列値に、インストールに使用されたルート ディレクトリの場所が含まれています。CD インストールの場合、CDROM ドライブが表示されます。
たとえば、CDROM ドライブがドライブ名 E にマップされている場合、InstallSource の文字列値には “E:\Setup\” が表示されます。
ダウンロードまたは “エンタープライズ配置” インストール オプションを介して作成されたリリース領域からのインストールの場合、この値には、リリース領域またはダウンロードが展開された場所への完全なパスが含まれます。
ダウンロードの展開かリリース領域のどちらかを識別する唯一の方法は、ダウンロードが展開されたディレクトリにキャビネット ファイル (.cab の拡張子) が存在するかどうかで識別します。
InstallSource の文字列値に表示される場所に .cab 拡張子を持つファイルが 1 つ以上ある場合、ソースは、ダウンロードの展開か、ハード ディスクにコピーされた CD コンテンツです。
詳しくは、「インストールとアンインストール」の障害 454398 を参照してください。
このサービス リリースは、既にインストールされているバージョン 2003.06.00、2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14 のすべての Rational ソフトウェア製品 (選択不可) をアップグレードします。Rational XDE がアップグレードされるのは、バージョン 2003.06.00 以上 をインストールしている場合のみです。 インストーラは、インストールされている Rational XDE を自動的に検出して、その結果に応じて設定されます。
サービス リリースをインストールするには
[インストール済みの Rational Software 製品情報] ダイアログ ボックスに表示されるビルド ID を確認することによって、このサービス リリースのインストール済みのアプリケーションを確認できます。 詳細は、「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。
サービス リリースのみをコンピュータからアンインストールすることはできません。 サービス リリースをインストールする前の状態に Rational XDE を戻すには、Rational XDE をアンインストールして、Rational XDE を再インストールする必要があります。
メモ: Rational XDE を以前のバージョンに戻す場合、後で示す"既知の問題"の 障害 137334 を参照してください。
すでに XDE Floating License Enablement Kit をインストールしている場合は、この項を無視して構いません。 XDE 製品のライセンスの適用は、このサービス リリースの影響を受けません。
このサービス リリースを適用すると、v2003 IBM Rational XDE 製品でのフローティング ライセンス キーの使用を管理することができます。
XDE のライセンス実施を有効にするには
XDE でライセンス キーを使用するように設定した後で、次の手順を実行します。
ライセンスの適用がアクティブになると、XDE は次の動作をします。
すべての XDE セッション中には、有効な XDE ライセンス キーが必要です。XDE セッションは、モデルを開くと開始し、すべてのモデルを閉じると終了します。 セッションの開始時に、ライセンス サーバーからのライセンス キーのチェックアウトが試行されます。 使用可能なライセンスがある場合は、XDE によって、セッションが継続している間そのライセンス キーがチェック アウトされます。 XDE ライセンス キーがライセンス サーバー上にない場合は、有効なキーがないことを通知する警告メッセージが表示されます。 この場合、XDE は動作を継続して、XDE を使用している間は、有効なライセンス キーが取得されるまでこのメッセージが表示され続けます。
Rational XDE に組み込まれているオンライン ヘルプにアクセスするための詳細は、新規製品インストール用の『Rational XDE バージョン 2003.06.15 リリース ノート』の「はじめに」を参照してください。ダウンロードの手順については、上記の「サービス リリースの範囲」の項を参照してください。
この製品を Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で使用すると、オンライン ヘルプの使用時に警告メッセージが表示されることがあります。 これらの HTML ベースのヘルプ ファイルには、ローカル マシンのハード ディスク上にあるアクティブ コンテンツが含まれています。 障害 463810 も参照してください。
Rational Developer Network は、現在は IBM developerWorks Rational となったため、Rational XDE ヘルプ システムからの Rational Developer Network へのリンクは正しく機能しない可能性があります。 正しいページにジャンプしない場合は、http://www.ibm.com/developerworks/rational/ にアクセスして、ここから移動または検索してください。
データベースを作成する手順が変更されました。[仕様を開く] メニュー項目は [Data Modeler] メニューから使用できなくなりました。代わりに [設定] ダイアログ ボックスを使用して、デフォルト データベースのターゲットを設定してから、データベースの要素を作成します。
次の情報は、Rational XDE でのデータ モデリング用に更新された「データベースの作成」トピックです。
データベースの作成
DDL またはデータベースを生成する前に、データベース ターゲットを指定し、データ モデル内のテーブルを «Database» としてステレオタイプ化されたコンポーネントに割り当てる必要があります。データ モデルごとに 1 つのデータベース コンポーネントのみを作成することをお勧めします。
データベースを作成するには
- デフォルト データベースのターゲットを設定します。
- [ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックします。
- [設定] ダイアログ ボックスで [Rational XDE] を展開し、続いて [Data Modeler] を展開して [データベース デフォルト] をクリックします。
- [データベース デフォルト] ページで、[デフォルト データベースのターゲット] リストからターゲットを選択し、[OK] をクリックします。
- 次のいずれかの操作を行います。
- ツールボックスの [Data Modeler] タブで [データベース] ツールをクリックし、次にダイアグラム ウィンドウ内でデータベースを配置する場所をクリックします。データベース コンポーネントがダイアグラム ウィンドウに表示され、[モデル エクスプローラ] にはデータ モデルの要素として表示されます。
- [モデル エクスプローラ] で、データ モデルを右クリックし、次に [Data Modeler の追加] をポイントし、[データベース] をクリックします。データベース コンポーネントが、[モデル エクスプローラ] にデータ モデルの要素として表示されます。
- [モデル エクスプローラ] で、データベースをダブルクリックし、データベース ターゲットの名前付け規則に対応する固有の名前を入力します。
以下の情報は、Rational XDE でのデータ モデリングに関する文書には含まれていません。
データの比較と組み合わせ
比較/同期ウィザードは、[スキーマの選択] ダイアログ ボックスと、[同期オプションの選択] ダイアログ ボックスの代わりとなる新しい [比較] ダイアログ ボックスが追加されて拡張されました。 [比較] ダイアログ ボックスでは、比較および同期したいすべてのデータベース アイテムをスクロールして表示できると共に、ツールバー上の展開ボタンと折りたたみボタンを使用して、データ アイテムをアウトライン表示することもできます。
テーブルや列などの各データ アイテムは、色付きで網掛け表示されているため、そのアイテムのすべてのプロパティーとタグ付き値の始まりと終わりを区別しやすくなっています。
差分は、赤い三角印付きの赤フォントによって識別されます。 ツールバーには、インポート、エクスポート、削除、無視の各ボタンが配置されているため、差分のあるデータ アイテムに対してアクションを設定することができます。
ウィザードに追加された新機能の 1 つとして、組み合わせ機能があります。 組み合わせ機能を使用すると、データ モデルとデータベースまたは DDL 内では同一要素であるが、名前が異なる複数のデータ要素を対応付けることができます。 組み合わせを行うと、そのデータ要素のタグ付き値が保存されます。 組み合わせは、ツールバー上の [ペア] ボタンで操作します。データ要素を組み合わせるには
- 任意のデータ アイテムをクリックします。
- [ペア] ボタンをクリックします。
- 対応するデータ アイテムをクリックします。
[アンペア] ボタンをクリックすることで、組み合わせたデータ アイテムを切り離すこともできます。
差分のある各データ アイテムにアクションを割り当てて、データ アイテムを組み合わせたら、[次へ] をクリックしてウィザードの処理を進めることができます。
以下の情報は、Rational XDE でのモデリングに関する文書には含まれていません (障害 247772)。
呼び出しイベント パラメータがダイアグラム ウィンドウで表示されるようになった
非限定子付きイベントのパラメータは、メッセージと同様に二重バックスラッシュまたは円記号 (\\) で囲まれています。 ダイアグラム ウィンドウを使用してパラメータをインラインで編集する際には、これらのパラメータは、特定のイベント向けに作成または変更されます。 ただし、限定子付きイベント (操作付きのイベント) では、操作パラメータが表示されます。 これらの操作パラメータを編集しても、そのイベントに追加のパラメータがあるかどうかにかかわらず、変更内容は無視されてダイアグラム ウィンドウに反映されません。
以下の情報は、Rational XDE の Visual Studio .NET エディションでのラウンド トリップ エンジニアリングに関する文書には含まれていません (障害 249279)。
参照モデルとしての .NET コード モデルのエクスポート
Visual C# .NET または VB.NET コード モデルを使用して作業する場合、モデルを参照モデルとしてエクスポートすることができます。 [ラウンド トリップ エンジニアリング] ツールバーで [参照モデルとしてエクスポート] コマンドを使用することにより、Model Explorer のコンテキストで、コード モデルのコピーを作成し、そのモデルのプロパティを変更して参照モデルに変換して、プロジェクトからビルドされたアセンブリとして同じフォルダに保存します。
このエクスポート操作は、コンポーネントを共有する際の参照モデル作成にも使用できます。 たとえば、開発の反復の終了時に、コンポーネントを他の人へ提供する場合があります。 文書の一部として、アセンブリをビルドしたプロジェクトと関連するコード モデルを提供することもあります。 他のユーザーが開発プロジェクトからこのアセンブリを参照して同期すると、このアセンブリと関連する参照モデルが、付属のコード モデルを使用せずに、XDE ラウンド トリップ エンジニアリング (RTE) によって作成されます。 これは意図的に行われるものです。 Visual Studio .NET エディションの XDE では、コード モデルと参照モデルは別個の 2 つのエンティティであり、一方を他方の代わりに使用することはできません。 現在、この 2 種類のモデルの間にはインターオペラビリティがありません。 プロジェクトからビルドされたアセンブリと同様にコード モデルの「リリース」処理を行えるようにするには、この [参照モデルとしてエクスポート] コマンドを使用してください。
プロジェクトからビルドされたアセンブリと一緒にプロジェクトのコード モデルを組み込む場合、このコード モデルを参照モデルとしてエクスポートしてから、アセンブリと一緒に組み込む必要があります。 これで、他のユーザーがアセンブリを直接参照すると、RTE エンジンがアセンブリと同じ場所に配置された参照モデルを自動的に検出します。 コード モデルが直接または間接的に参照する他のコード モデルの数によっては、複数の参照モデルが生成される場合があります。 生成されたモデルはすべて、アセンブリと一緒に組み込んでください。
このコマンドを使用する際は、以下の情報を考慮してください。
- このコマンドは Model Explorer からのみ使用可能です。
- このコマンドは、Model Explorer で選択されたモデルのうち少なくとも 1 つがコード モデルである場合のみ表示されます。 (選択された項目はすべてモデルである必要があります。)
- 現在、このコマンドは C# .NET コード モデルと VB.NET コード モデルについてのみサポートされています。
- 生成された参照モデルの名前はアセンブリの名前と同じで、モデル ファイルの名前と一致します。
- エクスポートされたコード モデルがストレージ ユニットまたはサブユニットに編成される場合、このコマンドはこれらも同様にコピーします。 ただし、モデルをアセンブリと一緒に組み込むときには、すべてのサブユニットがコピーされていることを確認してください。 サブユニットは通常、モデルと同じ名前のフォルダーにあります。)
- このコマンドはモデル参照の後に再帰的に続き、確実に、このコード モデルによって参照されるすべてのコード モデルがエクスポートされ、新しく生成された参照モデルを指し示すように依存関係が修正されるようにします。 単一のコード モデルのみをエクスポートする場合でも、そのコード モデルが多数の他のコード モデルに依存していると、処理に時間がかかることがあります。
- エクスポートされたモデルのクロージャ内に参照モデルが存在する場合、それらの参照モデルはそのままになります。 XDE と共に出荷される標準の .NET 参照モデルの場合、これらは正しく解決されます。 しかし、クロージャ内に標準でない参照モデルがある場合、エクスポート処理の最後に未解決の参照がないか、生成されたモデルを確認する必要があります。 未解決の参照がある場合、モデルを開く際にエラー メッセージが表示されます。 この時点で、正しいモデルを検索し、障害のある参照を修正できます。
- このコマンドはリバースできません。 そのため、このコマンドの処理の終了時には操作を元に戻すためのオプションはありません。
- このコマンドには、ファイル システム上に 1 つまたは複数のモデル ファイルが生成される以外、システムの他の部分への 2 次的影響はありません。
以下のいずれかの条件に当てはまる場合、このコマンドはエラーで終了します。
- モデル、または、モデルのサブユニットがダーティーである。
- 処置はモデルを保管することです。
- プロジェクトのアセンブリが見つからない。 アセンブリの場所と名前はプロジェクト設定から判断します。
- 処置はプロジェクトまたはソリューションをビルドすることです。
- モデルのいずれかをコピーできない。
- 処置は、十分なディスク スペースと権限があるかを確認することです。
- モデルを参照モデルにするためのモデル内のプロパティ設定の操作に失敗する。 通常、Model Explorer で先に生成された参照モデルを開いている場合に発生する問題です。 しかし、上記の場合以外でこの問題が起きるときは、以下の 2 つめの回避策を試行してください。 この問題が頻繁に起きる (そして、参照モデルを開いていることが原因でない) 場合、IBM Rational のソフトウェア サポートに連絡してください。
- 1 つめの回避策は、このコマンドの前回の実行時に生成された参照モデルを明示的に開いている場合、これらの参照モデルをすべて閉じることです。
- 2 つめの回避策は、VS.NET セッションを再起動することです。
以下の情報は、Rational XDE の Visual Studio .NET エディションでのラウンド トリップ エンジニアリングに関する文書には含まれていません。
C# と Visual Basic 向けの初期ファイル設定
C# と Visual Basic のモデル要素をネストされた名前空間に追加して、コードを生成すると、初期コード ソース ファイルは、デフォルトではプロジェクトのルート ディレクトリに作成されます。 C# と Visual Basic 向けのコード生成オプションを設定することで、初期ファイルは、名前空間のネスト構造に対応するフォルダ構造内に作成されるようになります。
コード生成時の初期ファイルの場所を設定するには
- [オプション] ダイアログ ボックスを開いて、[ラウンド トリップ エンジニアリング] を展開し、[コード生成の設定] をクリックします。
- [ネストされた名前空間のディレクトリの作成] チェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
以下の情報は、Rational XDE での Web 発行に関する文書には含まれていません (障害 141376)。
Publish Multiple Models
ユーザーは、モデルのリストを作成して、一度にそのリストのすべてのモデルを発行することができます。
複数モデルを発行する場合は、ルート ファイルのフルパスを指定する必要があります。 これは、ブラウザで開いて、各モデルのトップ レベルのビューを表示するファイルです。 ルート ファイルと同じフォルダまたは任意のモデルのサブフォルダに保管されたその他の生成済み HTML ファイルを開いた場合は、そのモデルの一部しか使用できません。
このモデル発行ツールでは、ルート ファイルとともに多数の ファイルが生成されるため、Publish Multiple Models 機能は、 これらのファイルを、発行される各モデル専用のフォルダを使用して整理します。
複数のモデルを発行する方法
- 発行するモデルのうち 1 つを開きます。
- [ツール] をポイントし、[Publish Multiple Models] をクリックします。
- [リストにモデルを追加 (Add Model to the list)] で [参照] をクリックしてモデルを指定します。
- モデルを発行する際の詳細レベルを選択します。
- [追加] ボタンをクリックして、選択したモデルをリストに追加します。
- 追加するモデルごとにステップ 3 から 5 を繰り返します。
- (オプション) リスト済みのモデルを削除するには、そのモデルを選択して [削除] ボタンをクリックします。
- [発行済みモデル ルート (Published model root)] で、[参照] をクリックして、モデルを発行するためのパスを指定します。
- [発行 (Publish)] をクリックして、リスト済みのモデルを発行します。
- [閉じる] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じ、リストを保存します。再びダイアログ ボックスが開き、同じモデルのリストを表示します。
発行後、モデル リストは、発行したモデル用にユーザーが指定した場所に保存されます。
Rational XDE バージョン 2003.06.13 以上を使用する場合は、データ モデリング データベース接続のアップグレードが必要です。 正しいセットアップ手順と接続パラメータについての詳細は、以下の IBM サポート & ダウンロード Web サイトにある技術情報を参照してください。
「既知の問題」に挙げられている Data Modeler 障害も参照してください。
以前のサービス リリースでは、Rational Rose バージョン 8.0 以下を使用して作成されたペタル モデル ファイルのみを開くことができます。 このサービス リリースでは、Rose バージョン 8.1 を使用して作成されたペタル モデル ファイルをインポートする場合、Rose の [名前を付けて保存] 機能を使用して、バージョン 8.1 ペタル モデル ファイルを Rose バージョン 8.0 として保存する必要があります。 いったん、ペタル モデル ファイルを Rose の以前のバージョンに保存すると、このファイルを XDE のこのリリースで開くことができます。 (これは、Rational XDE 2003.06.12 サービス リリースでは問題ありません。)
次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースの既知の問題を説明します。
カテゴリ |
ID |
説明 |
マニュアル/ヘルプ | 141376 |
オンライン ヘルプを更新して、複数モデルの発行に関する手順を含めます。上記の「製品に関するドキュメント」の「Web 発行」 を参照してください。 |
1081391/APAR IC45594 |
オンライン ヘルプを更新して、データベースの作成に関する修正された手順を含めます。上記の「製品に関するドキュメント」の「データ モデリング」を参照してください。 |
|
インストールとアンインストール | 376974/APAR IC40695 |
サポートされていないシェルがあるシステムに Rational XDE をイ ンストールすると、インストール エラーのメッセージが出される場合があります。インストール処理中には 、サポートされていないシェルを選択することができ、またデフォルトでそのシェルが選択されている場合があります。インストール ウィザードを 使用して、サポートされていないシェルでのインストールを続行すると、インストール エラーが発生したり、エラーが発生しなくても部分的にしかインストールされないことがあります。 このような場合、XDE は正しく機能しません。 サポートされているシェルを選択してから、インストールを続けてください。 |
レポート生成と Web 発行 |
Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で Rational XDE
を実行している場合、発行済みモデルを表示しようとするとエラー メッセー
ジが出されることがあります。Service Pack 2 のデフォルトのセキュリティ制限に
より、ユーザーは、アクティブなコンテンツを含むローカル Web ページを開
くことができません。その際、「Internet Explorer は、セキュリティ保護のため、
このファイルでユーザーのコンピュータにアクセスする可能性のあるアクテ
ィブ コンテンツを表示することを制限します (To help protect your security,
Internet Explorer has restricted this file from showing active content
that could access your computer.)」というメッセージがブラウザに表示されます。 回避策: このセキュリティ制限に対処する方法は 2 つあります。 Windows XP Professional Service Pack 2 で Internet Explorer のデフォルトの設定を保持したままコンテンツを表示する方法
Internet Explorer の設定を編集して、コンテンツを表示する方法
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カテゴリ |
ID |
説明 |
Data Modeler | 139953 |
Rational XDE の .NET バージョンを使用している場合に、IBM DB2 zSeries データ モデルに接続できません。 回避策: ご使用のシステムに、DB2 Connect Personal Edition バージョン 8.1 (またはそれ以降) をインストールします。 |
140415 |
Rational XDE 2003.06.12 から 2003.06.13 以上にアップグレードする場合、ODBC ドライバがデータベースへの接続に対してサポートされなくなったことを認識しておく必要があります。 回避策: ほとんどのデータベース システムでは、JDBC Thin ドライバまたは ADO.NET を使用して接続します。詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング 」を参照してください。 |
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140416,
140865 |
Rational XDE 2003.06.13 現在、IBM DB2 と Oracle データベースへの接続は変更されています。 また、サポートされているドライバのリストも変更されています。 場合により、テスト接続中に以下のエラー メッセージが表示されます。 「指定された情報ではデータベースに接続できません。接続情報を確認してください。」 回避策: 詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング」を参照してください。 |
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728904 |
クライアント接続ツールのバージョンによっては (DB2 UDB Personal Edition または DB2 Connect Personal Edition 8.1)、DB2 UDB データベース システムでの作業が停止する場合があります。 これが原因で、リバースエンジニアリング プロセスが、データベースから XDE のデータ モデルに進む際にフリーズすることがあります。 回避策: まずデータベースから DDL スクリプトを生成し、その後に DDL スクリプトからデータ モデルへのリバースエンジニアリングを行ってください。 |
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マニュアル/ヘルプ | .NET コード モデルを参照モデルにエクスポートするために、[参照モデルとしてエクスポート] コマンドに関する情報を含めるようにオンライン ヘルプを更新します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「ラウンド トリップ エンジニアリング」を参照してください。 | |
インストールとアンインストール | 460902/APAR IC42702 |
Rational XDE - .NET 版を Microsoft Windows XP Professional、Service Pack 1 を実行するマシンにインストールすると、Rational XDE プロジェクトだけでなく、C#、Visual Basic、その他のプロジェクトで Visual Studio .NET が非常に遅くなる場合があります。 回避策: Windows XP SP1a にアップグレードします。Windows XP SP1 が必要な場合は、[Display Control Panel] の [Advanced Settings] パネルでハードウェア速度を遅くするとこの問題が緩和されます。 |
カテゴリ |
ID |
説明 |
マニュアル/ヘルプ | オンライン ヘルプを更新して、ダイアグラム ウィンドウでのイベント パラメータの編集に対応します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「モデリング」を参照してください。 | |
459662 |
モデルのフリーズに関するオンライン ヘルプでは予期される設定が正しく記述されていません。 「Include Models のフリーズ」のトピックの手順 3 および手順 4 では、unitPolicy ="1" を探すように説明されています。 しかし、mdx ファイルを開く際には通常 unitPolicy="0" が見つかります。 |
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インストールとアンインストール | Rational XDE Version 2003.06.12 を 2003.06.13 にアップグレードする際は、コード テンプレート CLR コールアウトは作動しません。 回避策: アップグレードの後で、regasm.exe ユーティリティ を利用して CalloutCLRManager.dll を手動で再登録する必要があります。 以下のようにコマンド ラインを使用して登録します。
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ラウンド トリップ エンジニアリング | チーム開発環境で作業している場合に、あるユーザーが Rational XDE バージョン 2003.06.12 を使用してソリューションにアクセスする一方で、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE を使用して同じソリューションにアクセスすると、同期されていないアイテムが発生する可能性があります。 この同期問題は、バージョン 2003.06.12 のユーザーがソリューションを同期せずに閉じて、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE からこのソリューションを開いて、同じモデル要素を扱った場合に発生する可能性があります。 回避策: 次のいずれかを実行します。
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レポート生成と Web 発行 | 374617 |
モデルを発行する際、最初にそのモデルを開いたときに、「Page cannot be displayed」(ページを表示できません) というエラー メッセージが表示されることがあります。 回避策: XDE のモデル エクスプローラがモデルのコンテンツにアクセスできないかぎり、Web 発行機能もそのモデルのコンテンツにアクセスできません。たとえば、モデル エクスプローラで表示されない制約は発行されません。 モデル エクスプローラのフィルタ設定に基づいて、表示される要素が決定されます。 モデル エクスプローラのフィルタ設定を変更するには
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カテゴリ |
ID |
説明 |
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構成管理 | 243561 |
モデル要素の名前を変更したり、保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、[チェックアウト]、[編集]、[ヘルプ] のボタンのみがダイアログ ボックスに表示されます。 ダイアログ ボックスには、[キャンセル] ボタンがありません。 [チェックアウト] ボタンをクリックし、次にダイアログ ボックスで [キャンセル] ボタンをクリックすると、メモリ内の変更は、ロール バックされずに保持されます。 回避策: 保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、そのダイアグラムのストレージ ユニットを明示的にチェックアウトする必要があります。チェックアウトは、モデルを変更する前に行う必要があります。 モデルをチェックアウトしなかった場合、変更を保存しないでモデルを閉じることによって、復旧することができます。 |
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ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしている Rational XDE ユーザーは、XDE/ClearCase Type Manager インストーラの再インストールを要求されます。 これは、ClearCase パッチが、比較とマージ操作を XDE 比較/マージ機能へ導く ClearCase 管理ファイルの XDE バインドを上書きしたためです。 回避策: サーバーまたはクライアント上の XDE/ClearCase Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールします。この操作は、ClearCase パッチをインストールするたびに、実行する必要があります。 ClearCase の今後のパッチでこの問題に関する修正を確認してください。 |
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マニュアル/ヘルプ | 243667, 461206/APAR IC42781 |
RXE API 文書は、API のパターンとコード テンプレートの部分で使用される継承モデルを反映していません。
実際に使用される継承は以下のとおりです (インデントは、継承を示します)。
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245889/APAR IC39101
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この表の「Data Modeler」の項の障害 245889 の説明を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||
インストールとアンインストール | 137334 |
Rational XDE バージョン 2003.06.12 をバージョン 2003.06.00 などの XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。 詳しくは、後で示す障害 137334 を参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||
454398 | 2003.06.12 CD を使用して IBM Rational 製品の以前のバージョン 2003 からアップグレードする場合、Disk 1 が CD ドライブに入っているにもかかわらず、引き続き「ディスクを挿入してください: Disk 1 (Please insert the disk: Disk 1)」と表示されることがあります。
回避策: 関連するテクニカル ノートを参照してください。www.ibm.com/software/rational/support/ に移動して、"upgrade insert disk 1” のテキストで検索してください。 |
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インターナショナリゼーション | 237570 |
作図面で使用されるデフォルト フォントが適切でない言語があります (特に、アジア言語)。 回避策: ユーザーは、([ツール] メニューの) [オプション] ダイアログ ボックスで [Rational XDE] を展開し、続いて [外観] を展開して [一般] をクリックし、デフォルトのフォント フェースを変更する必要があります。ユーザーの文字セットをサポートするフォントを選択します。
また、[設定対象] リストから [新規モデルのデフォルト] を選択し、すべての新規モデルに対して変更が適用されるようにします。 |
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245756 |
Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) を起動して、RUP の拡張ヘルプを起動すると、エラー メッセージが英語で表示されます。 回避策については、「XDE 全般」の 障害 245756 を参照してください。 |
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ラウンド トリップ エンジニアリング | 135148 |
Visual Studio .NET 2002 シェルは、[オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [オプション] をクリック) の 64 ページのみサポートします。これらのページは、以下のレジストリ キーのレジストリ エントリによってそれぞれ識別されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\7.0\ToolsOptionsPages Visual Studio .NET の標準インストールで XDE がインストールされている場合は、[オプション] ページの数は、前述の制限を超えます。 このため、Rational XDE の次の 2 ページは、Visual C++ 設定の [オプション] ダイアログ ボックスでは、表示されない場合があります。
この結果、この影響を受けたページでは設定を構成することができません。 回避策:
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135490 |
Rational XDE モデルのプロジェクトを Visual Studio .NET 2002 で作成し、続いて IDE を Visual Studio .NET 2003 にアップグレードする場合、プロジェクトを再度開いたとき、[ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの各参照アセンブリ モデルのバージョンが重複して表示される場合があります。 この状態は、XDE を Visual Studio .NET 2003 に再インストールし、プロジェクトを開き、次にそのプロジェクトを同期するか、モデルを開いた後で発生します。 この重複したモデルは、実際には個別のバージョンです。 新規 IDE バージョンにアップグレード後、各参照アセンブリ モデルの Visual Studio 2002 と 2003 バージョンが [ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの下に表示されます。 アセンブリ モデルへの参照は Visual Studio .NET 2003 バージョン (vs7rte\vsnet\Models\v1.1\*.mdx) を正しくポイントしますが、明らかに重複したアセンブリ モデルの表示が分かりづらい場合があります。 ただし、この状態は、同期に影響を及ぼしたり、実際問題の原因になることはありません。 回避策: 使用されていない重複した参照モデルをプロジェクトから削除するには
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136904 |
Rational XDE 2003.06.12 の Visual C++ サポートの機能を使用するとき、Visual Studio .NET 2003 (devenv.exe) が永久的にハングすることがあります。これは、以下のプラットフォームで実行されているときに発生します。
回避策: この問題がこの条件下で発生した場合、コンピュータの電源をオフにしてから、再度オンにして再起動する必要があります。Windows 2000 カーネルのこの問題は、Microsoft サポート ケースの SRX031219604116 に該当します。 関連するサポート技術情報 (KB) の記事と修正パッチについては、http://support.microsoft.com/?id=837443 でサポート技術情報番号 837443 を参照してください。 IBM Rational のユーザーはまた、http://support.microsoft.com に一覧表示されているフリーダイヤル番号を使用し、この問題に関する KB 番号 (837443) を照会することで、修正パッチについて Microsoft のサポートに直接問い合わせることができます。 |
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Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。 回避策: 同期するときに、次の手順に従います。
次回同期するときには、正しいプロファイルが適用されます。 |
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137444 |
Microsoft Visual Studio .NET 2003 で Rational XDE を使用している場合、Managed C++ Windows Form プロジェクトを含むソリューションで Visual C++ ラウンド トリップ エンジニアリング機能を使用し、そのプロジェクトに新しいフォームを追加すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
フォームをデザイナで開くことに失敗し、デザイナ フォームとタスク リストの両方にこのメッセージが表示されます。 このエラーは特に Windows 2000 で頻繁に発生し、「メモリ不足」が原因です。 回避策: 連続メモリを解放するには、次のようにしてください。
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レポート生成と Web 発行 | 243697 |
テキストなどの特定の要素タイプをフィルタする場合、関連するリンクを持たないホット スポットが、発行されるモデルに作成されることがあります。 回避策: モデルを発行する前にすべてのフィルタを削除してください。 |
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375379 |
外部ファイルをモデル要素にリンクする場合、そのリンクのファイル参照を絶対パスまたは相対パスで指定することができます。
相対パスで指定したファイル参照は、Web に正しく発行されません。
回避策: モデルを Web に発行する場合、すべてのリンクされたファイルに絶対パスのみ指定します。 リンクされた外部ファイルに絶対パスを指定するには、次に従います。
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XDE 全般 | 232204 |
ASP.NET と XDE Web サービス間の同期は、Windows NT 4 ではサポートされていません。Visual Studio.NET の既知の問題であり、回避策はありません。 | |||||||||||||||||||||||||
239560,
241074 |
XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式を使用して、大きいモデルをインポートまたはエクスポートする場合、Rational XDE のインポートとエクスポートのプロセスがハングまたは遅くなるか、java.lang.OutOfMemoryError メッセージが表示されます。
ハングまたはエラー メッセージを防ぐには、Java Virtual Machine (JVM) サイズのデフォルト設定を 256 MB からさらに大きいサイズに変更する必要があります。
次の手順に従ってレジストリ内の JVM サイズの設定を増やします。
メモ: JVM の実サイズは、コンピュータの物理 RAM のサイズより小さくし、1K (または 1024 バイト) ずつの増分にする必要があります。 |
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243239 |
Rational XDE モデルを XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式でエクスポートする場合、ClassicRose プロファイルがエクスポートしようとしているモデルに適用され、そのモデルに XDE で作成した実現関係と抽象化関係が含まれる場合、以下の影響のないエラー メッセージが表示される場合があります。
このエラー メッセージは、UML/XMI. に UML:Realization メタクラスがないために表示されます。 XMI エクスポートでは、「Realize」としてステレオタイプ化された Rational XDE 実現関係と抽象化関係は、「Realize」としてステレオタイプ化された UML:Abstraction としてエクスポートされます。 Rational XDE への XMI インポートでは、ステレオタイプが「Realize」に なっているすべての抽象化は、XDE では実現関係になります。 |
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244167 |
Microsoft Windows 2000 Terminal Server を SP3 から Service Pack 4 (SP4) にアップグレードし、次に Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを使用しようとすると、パッケージのロードに失敗する場合があります。 次に、Microsoft Visual Studio .NET を終了するとき、次のアプリケーションエラーが表示される場合があります。
この動作は、以下の条件と合致した場合に起こります。
回避策: これは、Microsoft の既知の問題です。http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=823485 を参照してください。
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244643,
244687 |
Rational XDE モデルを Unisys 1.3.5 ファイル形式でエクスポートする場合、複数状態アクションと最終状態アクション (継続時アクション、退状時、入状時など) がエクスポートされません。 Unisys 1.3.5 ファイルを XDE にインポートする場合、1 つのアクション (継続時アクション) のみインポートされます。 すべてのアクション (UninterpretedActions) は、エクスポートとインポートが正常に行われます。 回避策: モデルを Unisys 1.3.5 形式にエクスポートする前に、アクティビティ モデル要素内に所在する複数のアクションを削除します。 |
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244776 |
シグナル イベント、呼び出しイベント、時間イベントなど、複数のイベントを Rational XDE の遷移に追加することができます。
ただし、複数のイベントを持つ遷移を含む XDE モデルを Unisys 1.3.5 XMI ファイル形式にエクスポートする場合、同じモデルを XDE にインポートすることはできません。
回避策: 複数のイベントを遷移に関連付ける場合、遷移ごとに 1 つのイベントを追加します。 |
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245150 |
特定の文字列に割り当てられた Change プロパティを持つ変化イベント モデル要素をエクスポートする場合、XMI ファイルに生成された内容が間違っています。
属性、「body」が 2 回生成され、エクスポート結果が構文上不正になります。
回避策: エクスポートされた XMI ファイル内の重複する属性「body=」を「language=」に変更します。 |
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245408 |
1 つの制約を複数のモデル要素に関連付けると XMI インポート中に XDE がハングする原因になります。 回避策: 1 つの制約を 1 つのモデル要素にのみ関連付けます。 |
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245427 |
SubactivityState 参照を持つアクティビティ グラフは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、SubactivityState の ActivityGraph 参照がありません。 この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
245430 |
分類子参照を持つオブジェクト フロー状態は、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、オブジェクト フロー状態の分類子参照がありません。 この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
245432 |
操作参照を持つ呼び出しイベントは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、呼び出しイベントの操作参照がありません。 この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプは動作しません。 このほか、関連するエラー メッセージが英語で表示され、ローカライズされていません。 回避策: Sun JRE 1.4.1 をインストールします。 JRE プラグインをインストールするには、以下の操作の 1 つを実行します。
この代替策としては、所属する組織の技術サポート要員にご連絡ください。 インストールを完了したら、RUP または拡張ヘルプを再起動します。 |
次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースで修正された障害を説明します。
カテゴリ |
ID |
説明 |
インターナショナリゼーション | 593705 |
名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。 回避策: デフォルトの Sun Java Runtime Environment (JRE) バージョン 1.3x をバージョン 1.4.1_01 に置き換えてください。 |
カテゴリ |
ID |
説明 |
XDE 全般 | 247693/APAR IC40927
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レーンに含まれる要素 (マージされているかどうかは問わない) 向けに作成されたホットスポットは、予想どおりの場所に配置されないことがあります。 |
カテゴリ |
ID |
説明 |
マニュアル/ヘルプ | 242208
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データ モデリングのオンライン ヘルプに、ドメインを論理データ モデルの属性に割り当てることができるとありますが、 この機能はサポートされていません。 |
ラウンド トリップ エンジニアリング | 136715
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Rational XDE では、Microsoft Visual Studio .NET Web プロジェクトをソース プロジェクトからのコンテンツなしに新規モデル ファイルにリバース エンジニアリングします。 HTML タグを検出するとき、大文字小文字を区別しないように Rational XDE HTML パーサーを変更することによって修正されました。
パーサーがファイルを解析できない場合は、エラーがレポートされ、同期を中止しないで次のファイルの解析が継続されます。
aspx、asmx、ascx ファイルの記述が、VS.NET 7.0 と 7.1 の両方で強化されました。 |
137288
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リバース エンジニアリングされたクラスがコード テンプレートの拡張内のコードに追加され、予期しない動作の原因になります。 クラスにバインドするコード テンプレートがある場合、モデル内のそのクラスに追加されたネスト クラス、フィールド、操作のいずれかが、同期中にコード内のコード テンプレート拡張内に生成されることがあります。 この追加されたアイテムは、次回の同期で、コード テンプレート拡張中に削除されます。 |
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137427
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コード テンプレートをクラスにバインドすることによって、ユーザーがクラス内の要素を [モデル エクスプローラ] から削除するのを防ぎます。 バインドされたコード テンプレートを持つモデル要素、またはステレオタイプをユーザーが変更したモデル要素で補助同期を実行すると、モデルのその要素内でユーザーが行った削除は、同期の際に無視されます。 | |
244203/APAR IC37806
|
クラスにバインドされた XDE コード テンプレートは、データ損失の原因になります。 クラスのモデル要素を修正中にコード テンプレートをそのクラスへバインドすると (たとえば、パラメータを操作に追加する)、同期の際にそのクラスが削除される原因になります。 |
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Visual Trace | 241144
|
XDE が、名前に日本語または 2 バイト文字を含むディレクトリにインストールされている場合、Visual Trace が、デバッグまたは実行セッションの起動時に、Rational XDE を終了する原因になります。 |
241476
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ユーザーが Microsoft Visual Studio .NET 2003 を使用し、Windows の Debugger Users グループのメンバーの場合、Visual Trace で監視するために選択したクラスのリストは、いったん Class Selection Wizard を閉じると保持されません。 |
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447942 |
Visual Trace は、ユーザーが起動するアプリケーションと、IDE アクションの結果として起動するその他のプロセスとを、区別できるとは限りません。 このため、Visual Trace は自動的にプロセスのトレースを試み、次 の警告が表示される場合があります。「Visual Trace では一度 に 1 つのアプリケーションのトレースしかサポー トされません。(Visual Trace supports only tracing one application at a time.)このコンピュータで追跡されている他のアプリケーションをすべて停止し、アプリケーションを再スタートしてください。」 |
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514577
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次の障害は、ソリューション 187450534 と関連しています。詳細について技術サポートに問い合わせる場合、この番号を使用してください。 Visual Trace では、ソケットを使用して、トレース中のアプリケーションに接続します。 接続を確立できない場合は、次の警告が表示されます。 「Visual Trace は、ターゲットとソケット接続を確立できませんでした」 |
カテゴリ |
ID |
説明 |
RequisitePro との統合 | 59126, 238444 |
Rational RequisitePro と XDE の統合を使用すると、Rational XDE を閉じる際の JVM エラー メッセージの原因になります。 |
Visual Trace | 241395, 514239
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Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。 エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。 |
サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。 詳しくは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ をご参照ください。
IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、お客様がご自身でサポート情報を検索することができます。 IBM Rational ソフトウェア サポートのホームページは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/で参照できます。