2004 年 5 月
CT2YIJA
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本ソフトウェア (「本著作物」) は、アメリカ合衆国その他の国々の著作権法及び種々の条約により保護されています。IBM Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製し又は頒布することは、禁じられています。
このリリース ノートには、IBM Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースの Microsoft .NET エディションに関するリリース ノートが収められています。サービス リリースは累積的であるため、このリリース ノートには、以前のサービス リリースであるバージョン 2003.06.01 に関する情報も含まれています。必要に応じて、特定のサービス リリース固有の情報が提供されています。
このリリース ノートは、Rational XDE バージョン 2003.06.00 のリリース ノートを補足します。したがって、バージョン 2003.06.12 を新規に製品インストールする場合は、元のドキュメントを参照するか、リリース ノートを参照してください。
製品パッケージ固有の情報も含まれており、その場合にはその旨を明記しています。
メモ: 「既知の問題」のリストは、このリリース ノートの印刷版には含まれていません。この情報については、リリース時の最新の情報を提供するために、オンライン版でのみ提供しています。このリリース ノートは、サービス リリースのインストール時に <install-location>\Rational\doc\xde_readme_vsnet_sr.html にインストールされます。最新バージョンは、http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation でいつでも参照することができます (英語版のみの提供です)。
このサービス リリースで使用できる機能は、パッケージのオプションによって異なります。インストールされているパッケージを確認するには、後に示す「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「IBM Rational モデリングのパッケージ」を参照してください。
このサービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供します。
.NET Developer と Developer Plus Edition に対して
以前のバージョンの Rational XDE バージョン 2003.06.01 サービス リリースでは、以下を含むパフォーマンスとユーザビリティが改善されました。
このリリースのハードウェア要件は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 と同じです。
このサービス リリースには、新しく Windows NT 4 のサポートと拡張データベース サポートが含まれました。Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン バージョン 1.4.1 へのアップグレードもお勧めします。以前のバージョンである Rational XDE Version 2003.06.01 サービス リリースには、Windows 2000 SP4 のサポートが追加されています。このほかには、ソフトウェア要件の変更は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 以降ありません。
サポートされるオペレーティング システム | テスト済みでサポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。
メモ:
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サポートされるデータベース | Rational XDE は、ANSI SQL 92 標準と以下のデータベース管理システム (DBMS) に対するデータ モデリングをサポートしています。
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Web 発行と Web レポート | Web 発行を使用するには、Java プラグイン、バージョン 1.3.1 以上が必要です。これは、Sun Web サイト http://java.sun.com/products/ からダウンロードできます。名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行する場合、バージョン 1.4.1_01 を使用する必要があります。 |
ラショナル統一プロセスと拡張ヘルプ | ラショナル統一プロセス (RUP) と RUP の拡張ヘルプには、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 が必要であり、http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html からダウンロードすることができます。 |
現在インストールしてある Rational XDE のパッケージとビルド ID を確認するには、[スタート] メニューから [プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[インストール済みの Rational Software 製品情報] をクリックして、インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティを実行します。
Rational XDE のビルド ID が 2003.06.12 以上になっている場合、アップグレードする必要はありません。
このサービス リリースは、Rational XDE バージョン 2003.06.00 と 2003.06.01 の次のエディションに適用できます。
このサービス リリースは Rational XDE の評価版には適用しないでください。
古い Rational 製品が CD イメージから直接デスクトップまたはクライアント サーバーにインストールされている場合、アップグレードも CD を使用して行う必要があります。 古い Rational 製品がリリース領域を使用してインストールされている場合、アップグレードは、新しく割り当てられたリリース領域を使用して行う必要があります。 古い Rational 製品が製品ダウンロードを使用してインストールされている場合、アップグレードも製品ダウンロードを使用して行う必要があります。
古いインストールのソースが不明な場合、インストール ソースの場所を次のレジストリ キーから見つけることができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{Product GUID}
「InstallSource」という名前の文字列値に、インストールに使用されたルート ディレクトリの場所が含まれています。 CD インストールの場合、CDROM ドライブが表示されます。 たとえば、CDROM ドライブがドライブ文字 E にマップされている場合、InstallSource の文字列値には「E:\Setup\」が表示されます。
ダウンロードまたは「エンタープライズ配置」インストール オプションを介して作成されたリリース領域からのインストールの場合、この値には、リリース領域またはダウンロードが展開された場所への完全なパスが含まれます。
ダウンロードの展開かリリース領域のどちらかを識別する唯一の方法は、ダウンロードが展開されたディレクトリにキャビネット ファイル(.cab の拡張子) が存在するかどうかで識別します。 InstallSource の文字列値に表示される場所に .cab 拡張子を持つファイルが 1 つ以上ある場合、ソースは、ダウンロードの展開か、ハード ディスクにコピーされた CD コンテンツです。
詳しくは、「インストールとアンインストール」の障害 454398 を参照してください。
このサービス リリースは、すべてのインストールされているバージョン 2003.06.00 と バージョン 2003.06.01 の Rational ソフトウェア製品 (選択不可) をアップグレードします。バージョン 2003.06.00 以上 をインストールしている場合、Rational XDE のみがアップグレードされます。インストーラにより、Rational XDE のインストールが自動的に検出され、必要に応じて構成されます。
サービス リリースをインストールするには
[インストール済みの Rational Software 製品情報] ダイアログ ボックスに表示されるビルド ID を確認することによって、このサービス リリースのインストール済みのアプリケーションを確認できます。詳細は、「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。
サービス リリースのみをコンピュータからアンインストールすることはできません。サービス リリースをインストールする前の状態に Rational XDE を戻すには、Rational XDE をアンインストールして、Rational XDE を再インストールする必要があります。
メモ: Rational XDE を以前のバージョンに戻す場合、後で示す「既知の問題」の 障害 137334 を参照してください。
すでに XDE Floating License Enablement Kit をインストールしている場合は、この項を無視して構いません。XDE 製品のライセンスの実施は、このサービス リリースの影響を受けません。
Rational XDE のフローティング ライセンスを購入され、ライセンスの実施が必要なユーザーは、この項の情報を参照してください。
ライセンスの実施がアクティブになると、XDE は次の動作をします。
ライセンス キーを使用するように XDE を構成した後、Rational License Key Administrator を実行して、Rational License Server でクライアント コンピュータをポイントします (まだ実行していない場合)。ライセンス サーバー ソフトウェアを持っていない場合、『Rational Solutions for Windows CD-Rom』 からインストールするか、https://www6.software.ibm.com/reg/rational/rational-i からダウンロードすることができます。Rational License Server のインストールと操作手順については、『Rational Solutions for Windows Online Documentation CD-Rom』の『IBM Rational ライセンス管理ガイド』を参照してください。
パスポート・アドバンテージ (PA) のユーザーは、XDE 製品の購入と共に IBM より送付されたパスポート・アドバンテージ証書を照会することによって、XDE のライセンス キーを取得することができます。パスポート・アドバンテージ (PA) のユーザーでない場合は、最寄の IBM Rational 代理店または IBM Rational ソフトウェア サポートから XDE ライセンス キーを取得することができます。
メモ: Rational XDE のライセンスの実施をアクティブにし、PurifyPlus に対して Rational Suite ライセンス キーを使用する予定の場合、次の「互換性に関する問題」の項の「Rational XDE と Rational PurifyPlus」にリストされている問題を参照してください。
Rational XDE に組み込まれているオンライン ヘルプへアクセスするための詳細は、新規製品インストール用の「Rational XDE バージョン 2003.06.12 リリース ノート」の「はじめに」を参照してください。
以前のサービス リリースでは、Rational Rose バージョン 8.0 以下を使用して作成されたペタル モデル ファイルのみを開くことができます。このサービス リリースでは、Rose バージョン 8.1 を使用して作成されたペタル モデル ファイルをインポートする場合、Rose の [名前を付けて保存] 機能を使用して、バージョン 8.1 ペタル モデル ファイルを Rose バージョン 8.0 として保存する必要があります。いったん、ペタル モデル ファイルを Rose の以前のバージョンに保存すると、このファイルを XDE のこのリリースで開くことができます。(これは、Rational XDE 2003.06.12 サービス リリースでは問題ありません。)
次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースの既知の問題を説明します。
カテゴリ |
ID |
説明 |
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構成管理 | 243561 |
モデル要素の名前を変更したり、保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、[チェックアウト]、[編集]、[ヘルプ] のボタンのみが表示されます。ダイアログ ボックスには、[キャンセル] ボタンがありません。 [チェックアウト] ボタンをクリックし、次にダイアログ ボックスで [キャンセル] ボタンをクリックすると、メモリ内の変更は、ロール バックされずに保持されます。 回避策: 保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、そのダイアグラムのストレージ ユニットを明示的にチェックアウトする必要があります。チェックアウトは、モデルを変更する前に行う必要があります。モデルをチェックアウトしなかった場合、変更を保存しないでモデルを閉じることによって、復旧することができます。 |
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ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしている Rational XDE ユーザーは、XDE/ClearCase Type Manager インストーラの再インストールを要求されます。これは、ClearCase パッチが、比較とマージ操作を XDE 比較/マージ機能へ導く ClearCase 管理ファイルの XDE バインドを上書きしたためです。 回避策: サーバーまたはクライアント上の XDE/ClearCase Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールします。 この操作は、ClearCase パッチをインストールするたびに、実行する必要があります。ClearCase の今後のパッチでこの問題に関する修正を確認してください。 |
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246156
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リベース、更新、デリバーの操作中により新しいバージョンのモデルがロードされる可能性があるため、これらの操作の 1 つを実行する場合は、次を実行することをお勧めします。
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マニュアル/ヘルプ | 243667
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RXE API 文書の Javadoc バージョンは、API のパターンとコード テンプレートの部分で使用される継承モデルを反映していません。実際に使用される継承は以下のとおりです (インデントは、継承を示します)。
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245889
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この表の「Data Modeler」の項の障害 245889 の説明を参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||
Visual Trace のヘルプに次のテキストを含める必要があります。「アプリケーションのトレースを開始する前に、Visual Trace を連携させる必要があります。」 | |||||||||||||||||||||||||||
インストールとアンインストール | 137334
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Rational XDE バージョン 2003.06.12 をバージョン 2003.06.00 などの XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。詳しくは、後で示す障害 137334 を参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||
Rational XDE バージョン 2003.06.12 をアンインストールすると、必要な 2 つの DLL が削除されることがあります。これらのファイルは、バージョン 2003.06.00 を含む XDE の別のバージョンをインストールしても再インストールされません。必要な 2 つの DLL とは msvcr71.dll と msvcp71.dll であり、いったんアンインストールが完了すると再インストールすることができます。 これらの DLL を紛失したかどうかを確認するには、システム ディレクトリ、通常 C:\Windows\System32 を確認します。 また、これらのファイルを紛失した場合、モデル内でダイアグラムを開くときに、次のエラー メッセージが表示されます。
回避策: 削除された DLL の取得、再インストール、再登録については、IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合わせください。 |
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454398 | 2003.06.12 CD を使用して IBM Rational 製品の以前のバージョン 2003 からアップグレードする場合、CD ドライブの Disk 1 で 「Please insert the disk:Disk 1」というメッセージが引き続き表示されることがあります。 回避策: 関連するテクニカル ノートを参照してください。 www.ibm.com/software/rational/support/ に移動して、「upgrade insert disk 1」のテキストで検索してください。 |
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インターナショナリゼーション | 237570
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作図面で使用されるデフォルト フォントが適切でない言語があります (特に、アジア言語)。 回避策: ユーザーは、[オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの) で [Rational XDE] を展開し、続いて [外観] を展開して [一般] をクリックし、デフォルトのフォント フェースを変更する必要があります。ユーザーの文字セットをサポートするフォントを選択します。また、[設定対象] リストから [新規モデルのデフォルト] を選択し、すべての新規モデルに対して変更が適用されるようにします。 |
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245756
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Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) を起動して、RUP の拡張ヘルプを起動すると、エラー メッセージが英語で表示されます。回避策については、「XDE 全般」の 障害 245756 を参照してください。 |
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593705
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名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。 回避策: デフォルトの Sun Java Runtime Environment (JRE) バージョン 1.3x をバージョン 1.4.1_01 に置き換えてください。 |
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ラウンド トリップ エンジニアリング | 135148
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Visual Studio .NET 2002 シェルは、[オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [オプション] をクリック) の 64 ページのみサポートします。これらのページは、以下のレジストリ キーのレジストリ エントリによってそれぞれ識別されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\7.0\ToolsOptionsPages Visual Studio .NET の標準インストールで XDE がインストールされている場合は、[オプション] ページの数は、前述の制限を超えます。このため、Rational XDE の次の 2 ページは、Visual C++ 設定の [オプション] ダイアログ ボックスでは、表示されない場合があります。
この結果、この影響を受けたページでは設定を構成することができません。 回避策:
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135490
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Rational XDE モデルのプロジェクトを Visual Studio .NET 2002 で作成し、続いて IDE を Visual Studio .NET 2003 にアップグレードする場合、プロジェクトを再度開いたとき、[ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの各参照アセンブリ モデルのバージョンが重複して表示される場合があります。この状態は、XDE を Visual Studio .NET 2003 に再インストールし、プロジェクトを開き、次にそのプロジェクトを同期するか、モデルを開いた後で発生します。 この重複したモデルは、実際には個別のバージョンです。新規 IDE バージョンにアップグレード後、各参照アセンブリ モデルの Visual Studio 2002 と 2003 バージョンが [ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの下に表示されます。アセンブリ モデルへの参照は Visual Studio .NET 2003 バージョン (vs7rte\vsnet\Models\v1.1\*.mdx) を正しくポイントしますが、明らかに重複したアセンブリ モデルの表示が分かりづらい場合があります。ただし、この状態は、同期に影響を及ぼしたり、実際問題の原因になることはありません。 回避策: 使用されていない重複した参照モデルをプロジェクトから削除するには
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136904 |
Rational XDE 2003.06.12 の Visual C++ サポートを使用するとき、Visual Studio .NET 2003 (devenv.exe) が永久的にハングすることがあります。これは、以下のプラットフォームで実行されているときに発生します。
回避策: この問題がこの条件下で発生した場合、コンピュータの電源をオフにしてから、再度オンにして再起動する必要があります。 Windows 2000 カーネルのこの問題は、Microsoft サポート ケースの SRX031219604116 に該当します。 関連するサポート技術情報 (KB) の記事と修正パッチについては、http://support.microsoft.com/?id=837443 でサポート技術情報番号 837443 を参照してください。 IBM Rational のユーザーはまた、http://support.microsoft.com に一覧表示されているフリーダイヤル番号を使用し、この問題に関する KB 番号 (837443) を照会することで、修正パッチについて Microsoft のサポートに直接問い合わせることができます。 |
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Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。 回避策: 同期するとき、次の手順に従います。
次回同期するときには、正しいプロファイルが適用されます。 |
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137444 |
Microsoft Visual Studio .NET 2003 で Rational XDE を使用している場合、Managed C++ Windows Form プロジェクトを含むソリューションで Visual C++ ラウンド トリップ エンジニアリング機能を使用し、そのプロジェクトに新しいフォームを追加した後で、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
フォームをデザイナで開くことに失敗し、デザイナ フォームとタスク リストの両方にこのメッセージが表示されます。 このエラーは特に Windows 2000 で頻繁に発生し、「メモリ不足」が原因です。 回避策: 連続メモリを開放するには
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Visual Trace | 375451
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前に述べた「マニュアル/ヘルプ」の障害、375451 を参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||
Web 発行と Web レポート | 243697 |
テキストなどの特定の要素タイプをフィルタする場合、関連するリンクを持たないホット スポットが、発行されるモデルに作成されることがあります。 回避策: モデルを発行する前にすべてのフィルタを削除してください。 |
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374690
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グローバル アクションを含むモデルを発行する場合は、それらのアクションは、発行されるモデルには表示されません。 | ||||||||||||||||||||||||||
375379
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外部ファイルをモデル要素にリンクする場合、そのリンクのファイル参照を絶対パスまたは相対パスで指定することができます。相対パスで指定したファイル参照は、Web に正しく発行されません。
回避策: モデルを Web に発行する場合、すべてのリンクされたファイルに絶対パスのみ指定します。 リンクされた外部ファイルに絶対パスを指定するには、次に従います。
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XDE 全般 | 232204 |
ASP.NET と XDE Web サービス間の同期は、Windows NT 4 ではサポートされていません。Visual Studio.NET の既知の問題であり、回避策はありません。 | |||||||||||||||||||||||||
239560, 241074 |
XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式を使用して、大きいモデルをインポートまたはエクスポートする場合、Rational XDE のインポートとエクスポートのプロセスがハングまたは遅くなるか、java.lang.OutOfMemoryError メッセージが表示されます。ハングまたはエラー メッセージを防ぐには、Java Virtual Machine (JVM) サイズのデフォルト設定を 256 MB からさらに大きいサイズに変更する必要があります。
次の手順に従ってレジストリ内の JVM サイズの設定を増やします。
メモ: JVM の実サイズは、コンピュータの物理 RAM のサイズより小さくし、1K (または 1024 バイト) の加算にする必要があります。 |
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241325 |
モデルのアップグレード プロセス中 (特に英語以外のモデル)、XDE の印刷設定が正しくアップグレードされない場合があります。
回避策: モデルのアップグレード プロセスを完了後、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、次に [ Rational XDE] を展開し、続いて [印刷] を展開します。[ページ設定] をクリックして、[デフォルトの設定に戻す] ボタンをクリックします。すべての数値がローカルのメートル法と互換性があること、また現在のモデル、すべてのデフォルト設定、個々のダイアグラムの印刷設定のすべての値が正しいことを確認します。 |
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241771
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Windows NT 上に Rational XDE Developer Plus をインストールしている場合、空のモデルを保存すると、そのモデルに Rational RequisitePro 適用プロファイルが割り当てられます。 回避策: 手動で、モデルの適用されるプロファイル プロパティを [Blank] にリセットします。 |
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243239 |
Rational XDE モデルを XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式でエクスポートする場合、ClassicRose プロファイルがエクスポートしようとしているモデルに適用され、そのモデルに XDE で作成した実現関係と抽象化関係が含まれる場合、以下の影響のないエラー メッセージが表示される場合があります。
このエラー メッセージは、UML/XMI. に UML:Realization メタクラスがないために表示されます。XMI エクスポートでは、「Realize」としてステレオタイプ化された Rational XDE 実現関係と抽象化関係は、「Realize」としてステレオタイプ化された UML:Abstraction としてエクスポートされます。Rational XDE への XMI インポートでは、「Realize」のステレオタイプを持つすべての抽象化は、XDE では実現関係になります。 |
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244167 |
Microsoft Windows 2000 Terminal Server を SP3 からサービス パック 4 (SP4) にアップグレードし、次に Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを使用しようとすると、パッケージのロードに失敗する場合があります。 次に、Microsoft Visual Studio .NET を終了するとき、次のアプリケーションエラーが表示される場合があります。
この動作は、以下の条件と合致した場合に起こります。
回避策: これは、Microsoft の既知の問題です。http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=823485 を参照してください。 |
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244643, 244687
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Rational XDE モデルを Unisys 1.3.5 ファイル形式でエクスポートする場合、複数状態アクションと最終状態アクション (継続時アクション、退状時、入状時など) がエクスポートされません。Unisys 1.3.5 ファイルを XDE にインポートする場合、1 つのアクション (継続時アクション) のみインポートされます。すべてのアクション (UninterpretedActions) は、エクスポートとインポートが正常に行われます。 回避策: モデルを Unisys 1.3.5 形式にエクスポートする前に、アクティビティ モデル要素内に所在する複数のアクションを削除します。 |
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244776 |
シグナル イベント、呼び出しイベント、時間イベントなど、複数のイベントを Rational XDE の遷移に追加することができます。ただし、複数のイベントを持つ遷移を含む XDE モデルを Unisys 1.3.5 XMI ファイル形式にエクスポートする場合、同じモデルを XDE にインポートすることはできません。
回避策: 複数のイベントを遷移に関連付ける場合、遷移ごとに 1 つのイベントを追加します。 |
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245150
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特定の文字列に割り当てられた Change プロパティを持つ変化イベント モデル要素をエクスポートする場合、XMI ファイルに生成された内容が間違っています。属性、「body」が 2 回生成され、エクスポート結果が構文上不正になります。
回避策: エクスポートされた XMI ファイル内の重複する属性「body=」を「language=」に変更します。 |
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245408
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1 つの制約を複数のモデル要素に関連付けると XMI インポート中に XDE がハングする原因になります。 回避策: 1 つの制約を 1 つのモデル要素にのみ関連付けます。 |
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245427
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SubactivityState 参照を持つアクティビティ グラフは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、SubactivityState の ActivityGraph 参照がありません。この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
245430 |
分類子参照を持つオブジェクト フロー状態は、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、オブジェクト フロー状態の分類子参照がありません。この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
245432
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操作参照を持つ呼び出しイベントは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、呼び出しイベントの操作参照がありません。この障害には回避策はありません。 | ||||||||||||||||||||||||||
Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプは動作しません。このほか、関連するエラー メッセージが英語で表示され、ローカライズされていません。 回避策: Sun JRE 1.4.1 をインストールします。 JRE プラグインをインストールするには、以下の操作の 1 つを実行します。
この代替策としては、所属する組織の技術サポート要員にご連絡ください。 インストールを完了したら、RUP または拡張ヘルプを再起動します。 |
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モデル ファイルを Rational Rose から Rational XDE にインポートする場合、ステレオタイプを持つクラスは、ダイアグラム ウィンドウでは非常に大きくなります。 回避策: インポート後、[書式] メニューの [自動サイズ調整] をクリックするか、クラスを希望する形に手動でサイズ変更します。 |
次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースで修正された障害を説明します。
カテゴリ |
ID |
説明 |
マニュアル/ヘルプ | 242208
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データ モデリングのオンライン ヘルプに、ドメインを論理データ モデルの属性に割り当てることができるとありますが、この機能はサポートされていません。 |
ラウンド トリップ エンジニアリング | 136715
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Rational XDE では、Microsoft Visual Studio .NET Web プロジェクトをソース プロジェクトからのコンテンツなしに新規モデル ファイルにリバース エンジニアリングします。 HTML タグを検出するとき、大文字小文字を区別しないように Rational XDE HTML パーサーを変更することによって修正されました。パーサーがファイルを解析できない場合は、エラーがレポートされ、同期を中止しないで次のファイルの解析が継続されます。aspx、asmx、ascx ファイルの記述が、VS.NET 7.0 と 7.1 の両方で強化されました。 |
137288
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リバース エンジニアリングされたクラスがコード テンプレートの拡張内のコードに追加され、予期しない動作の原因になります。クラスにバインドするコード テンプレートがある場合、モデル内のそのクラスに追加されたネスト クラス、フィールド、操作のいずれかが、同期中にコード内のコード テンプレート拡張内に生成されることがあります。この追加されたアイテムは、次回の同期で、コード テンプレート拡張中に削除されます。 |
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137427
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コード テンプレートをクラスにバインドすることによって、ユーザーがクラス内の要素を [モデル エクスプローラ] から削除するのを防ぎます。バインドされたコード テンプレートを持つモデル要素、またはステレオタイプをユーザーが変更したモデル要素で補助同期を実行すると、モデルのその要素内でユーザーが行った削除は、同期の際に無視されます。 | |
244203
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クラスにバインドされた XDE コード テンプレートは、データ損失の原因になります。クラスのモデル要素を修正中にコード テンプレートをそのクラスへバインドすると (たとえば、パラメータを操作に追加する)、同期の際にそのクラスが削除される原因になります。 |
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Visual Trace | 241144
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XDE が、名前に日本語または 2 バイト文字を含むディレクトリにインストールされている場合、Visual Trace が、デバッグまたは実行セッションの起動時に、Rational XDE を終了する原因になります。 |
241476
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ユーザーが Microsoft Visual Studio .NET 2003 を使用し、Windows の Debugger Users グループのメンバの場合、Visual Trace で監視するために選択したクラスのリストは、いったん Class Selection Wizard を閉じると保持されません。 |
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447942 |
Visual Trace は、ユーザーが起動するアプリケーションと、IDE アクションの結果として起動するその他のプロセスとを、区別できるとは限りません。このため、Visual Trace は無意図的にプロセスのトレースを試み、次の警告が表示される原因になります。「Visual Trace は 1 度に 1 つのアプリケーションの追跡のみをサポートします。このコンピュータで追跡されている他のアプリケーションをすべて停止し、アプリケーションを再スタートしてください。」 |
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514577
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次の障害は、ソリューション 187450534 と関連しています。詳細について技術サポートに問い合わせる場合、この番号を使用してください。 Visual Trace では、ソケットを使用して、トレース中のアプリケーションに接続します。接続を確立できない場合は、次の警告が表示されます。「Visual Trace では、ターゲットとソケット接続を確立できませんでした。」 |
カテゴリ |
ID |
説明 |
RequisitePro との統合 | 59126, 238444 |
Rational RequisitePro と XDE の統合を使用すると、Rational XDE を閉じる際の JVM エラー メッセージの原因になります。 |
Visual Trace | 241395, 514239
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Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。 |
サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。詳しくは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ をご参照ください。
IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ユーザーが自分でサポート情報を検索することができます。IBM Rational ソフトウェア サポートのホームページはhttp://www.ibm.com/software/rational/support/ で参照できます。