垂直フィルター操作は、DB2 DataPropagator サブスクリプションの 「拡張サブスクリプションの定義」ノートブックの 「ターゲット列」ページ、および JDBC サブスクリプションの「拡張レプリケーション・サブスクリプション」ノートブックの「行」ページを使用します。 これらのノートブックをオープンするには、次のようにします。
このセクションでは、7 列あるサンプル表を使用します。 このサンプル表の特性は、次のとおりです。
列名 データ・タイプ NULL 可能 デフォルト値 NOTNULLINT1 INTEGER NO NOTNULLCHAR1 CHAR NO NOTNULLDATE1 DATE NO DEFAULTINT1 INT YES 1000 DEFAULTCHAR1 CHAR YES 'a' DEFAULTDATE1 DATE YES '2001-06-29' ID INTEGER NO
ID 列は主キーです。
手順
デフォルト値のデータ・フィルター・パラメーターを定義する方法
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特殊値も使用できます。 値 $USERNAME を使用すると、同期サーバーのユーザー ID をパラメーターの値として挿入できます。 これにより、特定のフィールドに特定のユーザーの同期サーバー・ユーザー ID があるデータ・ソースに、そのユーザーによって作成された行を挿入することができます。 例えば、:PARAMCHAR1 に次の値を入力します。
$USERNAME
これで、サンプル表のすべての行の NOTNULLCHAR1 列に、同期サーバー・ユーザー ID が挿入されます。 例示表で、さらに次の 2 つのパラメーターを追加します。
:PARAMDATE1. '2001-06-29' :PARAMINT2. 15
フィルタリングされたグループに割り当てられたすべてのユーザーは、 サンプル表のサブスクライブされた 3 列のみを受信します。ユーザーが 表に新しい行を挿入すると、その行は、アンサブスクライブされた各列の グループのデフォルト値を使用してデータ・ソースに同期化されます。 データ・フィルターに $USERNAME キーワードが 使用されている場合、その行を挿入したユーザーのユーザー ID が、 フィルタリングされた列の値に対して挿入されます。また、個々のユーザーには、 ユーザーを基本にして構成されるグループのデフォルト値によって異なる特定のデフォルト値があります。
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