モバイル・デバイス管理センターでは、ユーザーが一連の同期オブジェクト を通じて同期化のプロセスを 管理します。これらの同期オブジェクトには、ユーザー、グループ、サブスクリプション、および サブスクリプション・セットが含まれます。 同期オブジェクトを作成、編集、または削除する 際、モバイル・デバイス管理センターは、この管理情報を DB2 Everyplace 制御データベース (DSYCTLDB) に 記録します。すなわち、モバイル・デバイス管理センターの ユーザー・インターフェースのウィンドウ上の「OK」をクリックすると、 そのプロセスからのすべての情報が制御データベースに保管されることになります。
XML スクリプト・ツールを用いて、この情報を制御データベースから XML スクリプト・ファイルに エクスポートして編集することにより、大量処理や自動化に備えることができます。例えば、モバイル・デバイス管理センターでは、1 つの グループに、一度に 1 人のユーザーしか追加できません。ユーザーの数が多い場合、 このタスクをモバイル・デバイス管理センターで行うと時間がかかります。 XML スクリプト・ツールを用いれば、同時に多数のユーザーをグループに追加できます。また、1 台のサーバーから他の数台のサーバーへデータを複製または移動することも、このツールを用いて簡単にできます。
XML スクリプト・ツールは、コマンド行から起動するか、または Java アプリケーション からプログラムを使用して起動します。
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