以下のステップに従って、DB2 Everyplace Express を Linux サーバーにインストールします。
手順
- セットアップ・プログラム DB2Everyplace.bin を root ユーザーとして実行します。「ようこそ (Welcome)」パネルがオープンします。
- 「次へ」をクリックして、「インストールの注意事項 (Install Notes)」を表示します。
「インストールの注意事項 (Install Notes)」を読んだ後、
「次へ」をクリックして「プログラムのご使用条件」を表示します。
ご使用条件に同意する場合は、「次へ」をクリックして「インストール・タイプの選択 (Select the installation type)」をオープンします。
- 以下のインストール・セットアップ・タイプを選択します。
- 標準 (Typical): デフォルト値を使用する標準構成を使用して、ほとんどの機能およびフィーチャーと共に DB2 Everyplace Express Edition をインストールしたい、ほとんどのユーザーの場合。
- カスタム (Custom): インストールするフィーチャーを選択したい上級ユーザーの場合。
「次へ」をクリックします。
- 「カスタム (Custom)」インストール・セットアップ・タイプを選択した場合は、以下を行います。
- インストールしたいフィーチャーを選択できるパネルがオープンします。
「次へ」をクリックします。「インストール・アクションの選択 (Select install actions)」パネルがオープンします。
- 使用可能にしたいインストール・アクションの横にあるチェック・ボックスを選択します。
両方のオプションを選択できますが、少なくとも 1 つは選択する必要があります。
インストール・アクションを選択しないと、エラーを受け取ります。
セットアップ・ウィザードを使用して DB2 Everyplace Express をコンピューターにインストールするか、
または応答ファイルを生成するかを指定します。
応答ファイルは、対話式インストールで必要になるユーザー応答を記録するために使用されます。
これは、別のコンピューター上でインストールを自動化するために使用できます。
適切なインストール・アクションを選択して「次へ」をクリックします。
「UNIX ポストインストール・アクションの選択 (Select UNIX post install actions)」パネルがオープンします。
- 使用可能にしたいポストインストール・アクションの横にあるチェック・ボックスを選択します。セットアップ・ウィザードで、DB2 Everyplace 同期サーバー・インスタンスを作成するか、または DB2 Everyplace サンプル・データベースおよび Visiting Nurse (巡回医療サービス) サーバー・サンプル・アプリケーションを作成するかどうかを指定できます。「次へ」をクリックします。ステップ 6 に進みます。
- 「標準 (Typical)」を選択した場合、DB2 Everyplace セットアップ・ウィザードは、以下のことを行います。
- インストール中に応答ファイルを作成しません。
- DB2 Everyplace 同期サーバー・インスタンスを作成し、DB2 Everyplace サンプル・データベースとサーバー・サンプル・アプリケーションを作成します。
ステップ 6 に進みます。
- コンピューターに DB2 Universal Database がインストールされていない 場合、
通知パネルがオープンします。
DB2 Universal Database をコンピューターにすでにインストールしている場合は、ステップ 6 に進みます。
- DB2 Database Administration Server インスタンスのユーザー情報を指定する必要があります。
ユーザー名、パスワード、1 次グループ名、およびユーザーのホーム・ディレクトリーを入力してください。「次へ」をクリックします。
- DB2 インスタンス所有者のユーザー情報を指定する必要があります。ユーザー名、パスワード、1 次グループ名、およびユーザーのホーム・ディレクトリーを入力してください。「次へ」をクリックします。
- DB2 fenced ユーザーのユーザー情報を指定する必要があります。ユーザー名、パスワード、1 次グループ名、およびユーザーのホーム・ディレクトリーを入力してください。「次へ」をクリックします。
- 「DB2 Everyplace 同期サーバー・インスタンス所有者のユーザー情報を設定 (Set the user information for the DB2 Everyplace Sync Server instance owner)」パネルがオープンします。ユーザー名、パスワード、および DB2 Everyplace 同期サーバー・インスタンスのロケールを入力します。
必要な情報を指定して「次へ」をクリックします。
- 「プリインストール・サマリー (Pre-Install summary)」パネルがオープンし、コンピューターにインストールされるフィーチャーと DB2 Everyplace 同期サーバーの構成情報がリストされます。また、組み込み Application Server Express の構成情報もリストされます。このパネルにリストされたサーバー・ポートと SSL ポートは、DB2 Everyplace 同期サーバーとの同期化のために、クライアントによって使用されます。
プリインストール・サマリーを読んだ後、
「次へ」をクリックします。
- インストールが開始され、インストールの進行状況が進行状況表示バーで表示されます。
インストール時に、インストール・セットアップ・ウィザードでは、以下のことを行います。
- 以下をインストールします。
- DB2 Express の組み込みバージョン (DB2 UDB がインストールされていない場合)。インストールが正常に完了しなかった場合、セットアップ・ウィザードはエラー・ログをオープンして打ち切られます。
DB2 Express の組み込みバージョンのインストールが正常終了した場合は、セットアップ・ウィザードは続行されます。
- DB2 Everyplace Express。このインストール中に、選択されたセットアップ・タイプとフィーチャーのファイルが、
事前に指定された宛先ディレクトリーにコピーされます。
- Application Server Express の組み込みバージョン。
- ポストインストール構成タスクを実行します。
これには以下が含まれます。
- モバイル・デバイス管理センターのクラスパスの更新 (DB2 Universal Database バージョン 8 を使用している場合)
- DB2 Everyplace 同期サーバー制御データベースの作成
- DB2 Everyplace サンプル・データベースの作成
- サーバー・サンプル・アプリケーションの作成
- 「ポストインストール・サマリー (post-install summary)」パネルがオープンします。
このパネルには、ポストインストール検査についての指示が含まれています。
インストールした DB2 Everyplace 同期サーバーと同期する方法も提示されます。情報を読んだ後、「完了」をクリックします。
- おめでとうございます! これで、DB2 Everyplace Express は正常にインストールされました。
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