Windows CE における JNI ベースの同期プロバイダーのインストール

Windows CE オペレーティング・システムで JNI ベースの同期プロバイダーを インストールするには、ISyncSample プログラムをコンパイルおよび実行する必要があります。 Windows CE デバイスに対する JNI ベースの同期プロバイダーは、OTI J9 JVM でテスト済みです。

手順

  1. ご使用のワークステーションで ISyncSample プログラムをコンパイルします。

    1. 以下のコマンドを入力して、クラスパスに isync4j.jar を指定して ISyncSample.java をコンパイルします。

      javac -classpath isync4j.jar ISyncSample.java
      
    2. isyncdb2e.properties を編集してサーバー URL、ユーザー、およびパスワードを指定します。
  2. ISyncSample プログラムを実行します。

    1. J9 Java 仮想マシン (JVM) ランタイム環境がデバイス (例えば ¥wsdd) に インストールされていることを確認します。 加えて、DB2 Everyplace および同期クライアント・ライブラリーがインストールされている必要があります。
    2. ISyncSample.class ファイルと isyncdb2e.properties ファイルを デバイス (例えば ¥) にコピーします。
    3. 次のいずれかの方法で、クラスパスに isync4j.jar を 指定して ISyncSample プログラムを呼び出します。

      Java コンソール
      以下のコマンドを入力します。

      j9.exe -bp:¥wsdd¥classes.zip -cp:¥wsdd;¥Windows¥isync4j.jar ISyncSample
        <property file>
      

      例えば、次のようにします。

      j9.exe -bp:¥wsdd¥classes.zip -cp:¥wsdd;¥Windows¥isync4j.jar
       ISyncSample isyncdb2e.properties
       
       
      

      Windows ショートカット
      ご使用のワークステーションで ISyncSample.lnk という Windows ショートカットを作成して編集します。例えば、次のようにします。

      255#"¥wsdd¥j9.exe" "-bp:¥wsdd;¥Windows¥isync4j.jar;¥wsdd¥classes.zip"
      "ISyncSample" "isyncdb2e.properties"
      

      ショートカットは 1 行で入力し、各フィールドは二重引用符で囲みます。 最初に指定するフィールドは、実行可能ファイルの名前でなければなりません。 指定するファイルおよびディレクトリーは、完全に修飾されていなければなりません。

    4. サンプル・プログラムを実行し、同期化されたデータがプロパティー・ファイルで指定された ターゲット・ディレクトリーにあることを確認します。

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