Driver インターフェース

Driver インターフェースは、複数のデータベース・ドライバーへの対処が可能な Java SQL フレームワークです。

Driver クラスをロードすると、Driver クラスは自身のインスタンスを作成して、 それを DriverManager に登録します。これは、ユーザーが、以下に示す呼び出しによって DB2 Everyplace JDBC ドライバーのロードと登録を行えることを意味します。

Class.forName("com.ibm.db2e.jdbc.DB2eDriver")

java.sql パッケージ

共通インターフェース Driver

表 100は、DB2 Everyplace がサポートする Driver インターフェースの メソッドをリストしたものです。

表 100. Driver インターフェース・メソッド

メソッドの戻り値タイプ メソッド
boolean acceptsURL(String url) ドライバーが、指定された URL に対する接続をオープンできると判断した場合、true を戻す。
Connection connect(String url, Properties info) 指定された URL へのデータベース接続を試みる。 java.util.Properties 引き数を使用して、任意のストリング・タグ/値のペアを接続引き数として 渡すことができる。DB2 Everyplace では、次のドライバー固有のキーおよび値のペアをサポートする。

  • キー: LOGIN_TIMEOUT

    値: 秒数

  • キー: DB2e_ENCODING

    値: 文字エンコード

int getMajorVersion() ドライバーの メジャー・バージョン番号を取得する。
int getMinorVersion() ドライバーの マイナー・バージョン番号を取得する。
boolean jdbcCompliant() このドライバーが 真正な JDBC COMPLIANT(TM) ドライバーであるかどうかを報告する。

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