Connection インターフェース

Connection インターフェースは、特定のデータベースとの接続 (セッション) を確立します。 Connection のコンテキスト内において、SQL ステートメントが実行され、結果が戻されます。

Connection のデータベースは、そのデータベースの持つ表、サポートされている SQL の文法、ストアード・プロシージャー、 この接続の機能、などを説明する情報を提供することができます。この情報は、 getMetaData メソッドによって取得します。

java.sql パッケージ

共通インターフェース Connection

表 97には、DB2 Everyplace でサポートされている Connection インターフェースのメソッドがリストされています。

表 97. Connection インターフェース・メソッド

メソッドの戻り値タイプ メソッド
void clearWarnings() この Connection オブジェクトについて報告されたすべての警告をクリアする。
void close() 接続のデータベースおよび JDBC リソース が自動的に解放されるのを待たずに、それらをすぐに解放する。
void commit() 前のコミットまたはロールバック以降に行われたすべての変更を永続的にし、Connection によって現在保持されているすべてのデータベース・ロックを解放する。
Statement createStatement() SQL ステートメントをデータベースに送信するための Statement オブジェクト を作成する。
Statement createStatement(int resultSetType, int resultSetConcurrency) JDBC 2.0。指定されたタイプおよび並行性で ResultSet オブジェクトを生成する Statement オブジェクト を作成する。
boolean isClosed() Connection がクローズされたかどうかをテストする。
DatabaseMetaData getMetaData() この Connection のデータベースに関するメタデータを取得する。
SQLWarning getWarnings() この Connection での呼び出しにより報告 された最初の警告を戻す。
CallableStatement prepareCall(String sql) データベースのストアード・プロシージャーを呼び出すための CallableStatement オブジェクトを作成する。
PreparedStatement prepareStatement (String sql) パラメーター化された SQL ステートメントをデータベースに送信するための PreparedStatement オブジェクトを 作成する。
PreparedStatement prepareStatement(String sql, int resultSetType, int resultSetConcurrency) JDBC 2.0。指定されたタイプおよび並行性で ResultSet オブジェクトを生成する PreparedStatement オブジェクト を作成する。
void rollback() 前のコミットまたはロールバック以降に行われたすべての変更を除去し、この Connection によって現在保持されているすべてのデータベース・ロックを解放する。
void setAutoCommit (boolean autoCommit) この接続の自動コミット・モードを設定する。

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