SQLDisconnect - データ・ソースからの切断

目的

仕様: DB2 CLI 1.1 ODBC 1.0 ISO CLI

SQLDisconnect() はデータベース接続ハンドルに関連する接続をクローズします。

この関数を呼び出した後で、SQLConnect() を呼び出して別の データベースに接続するか、または SQLFreeHandle() を呼び出してください。

構文

SQLRETURN   SQLDisconnect    (SQLHDBC           ConnectionHandle;) /* hdbc */

関数の引き数

表 40. SQLDisconnect の引き数

データ・タイプ 引き数 用途 説明
SQLHDBC ConnectionHandle 入力 接続ハンドル。

使用法

アプリケーションで、接続に関連するすべてのステートメント・ハンドルを解放する前 に SQLDisconnect() を呼び出した場合、DB2 CLI は、データベースから 正常に切断した後、ステートメント・ハンドルを解放します。

SQL_SUCCESS_WITH_INFO が戻された場合、データベースからの切断は成功したが、 追加のエラー情報またはインプリメンテーション固有の情報があることを意味します。 例えば、接続の切断に続く処理で問題が検出された場合や、アプリケーションとは関係なく発生したイベント (通信障害など) が原因で現行接続が存在しない場合などです。

SQLDisconnect() 呼び出しが成功した後、アプリケーションで は ConnectionHandle を再使用して、別の SQLConnect() また は SQLDriverConnect() 要求を行うことができます。

戻りコード

診断

表 41. SQLDisconnect の SQLSTATE

SQLSTATE 説明 解説
01002 切断エラー。 切断中にエラーが発生した。 しかし、切断は成功した。(関数は、SQL_SUCCESS_WITH_INFO を戻す。)
08003 接続がクローズしている。 引き数 ConnectionHandle に指定した接続がオープンしていない。
58004 予期しないシステム障害。 回復不能なシステム・エラー。
HY001 メモリーの割り振りの失敗。 DB2 CLI が、関数の実行または完了のサポートに必要なメモリーを 割り当てることができない。
HY013 予期しないメモリー処理エラー。 DB2 CLI が、関数の実行または完了のサポートに必要なメモリーに アクセスできない。

制約事項

なし。

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