DB2 Everyplace データベースは、複数のシステム・カタログ表と多数のユーザー定義表から なります。表はそれぞれ 2 つのファイルに保管されます。1 つはデータそのものを保管するファイル、 もう 1 つは索引として使用するファイルです。 索引はすべて同じ索引ファイルに保管 されます。 DB2 Universal Database と異なり、DB2 Everyplace データベースは 名前を持たず、カタログまたはアンカタログできません。つまり、データベース名は 無視されます。 DB2 Everyplace では、データベースは単にコピーしたり別のロケーションに 移動したりできる多数のファイルです。 システム・カタログ表には、ユーザー定義表における メタデータが含まれます。 例えば、ユーザー定義表でファイルを除去しても カタログ表の対応するエントリーを削除しなければ、このアクションによって不整合が 生じます。 DB2 Everyplace データベースには、以下のシステム・カタログ表が 含まれていなくてはなりません。
照会時にカタログ表をアクセスするには、区切り文字で区切った ID を使用する必要があります。 例えば、次の照会では T という表が存在すればそれを返します。
SELECT 1 FROM "DB2eSYSTABLES" WHERE TNAME = 'T'
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