アプリケーション開発: コール・レベル・インターフェース (CLI)

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MapBigintCDefault CLI/ODBC 構成キーワード

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キーワードの説明:
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BIGINT 列およびパラメーター・マーカーのデフォルト C タイプを指定します。 7
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db2cli.ini キーワードの構文:
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MapBigintCDefault = 0 | 1 | 2 7
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デフォルト設定:
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BIGINT データのデフォルト C タイプ表記は SQL_C_BIGINT です。 7
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使用上の注意:
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MapBigintCDefault は、BIGINT 列およびパラメーター・マーカーに SQL_C_DEFAULT が指定された場合に使用される C タイプを制御します。 7このキーワードは主に、8 バイト整数を処理できない、Microsoft(R) Access などの Microsoft アプリケーションで使用する必要があります。 7以下のように MapBigintCDefault を設定します。

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7このキーワードは、SQLBindParameter()SQLBindCol()、および SQLGetData() など、SQL_C_DEFAULT が C タイプとして指定されている可能性のある CLI 関数の動作に影響を与えます。

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DescribeOutputLevel CLI/ODBC 構成キーワード

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キーワードの説明:
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準備要求または記述要求中に CLI ドライバーによって要求される出力列記述情報のレベルを設定します。 7
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db2cli.ini キーワードの構文:
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DescribeOutputLevel = 0 | 1 | 2 | 3 7
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デフォルト設定:
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表 16 のレベル 2 にリストされた記述情報を要求します。 7
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使用上の注意:
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  7
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このキーワードは、準備または記述要求で CLI ドライバーが要求する情報量を制御します。 7デフォルトでは、サーバーが記述要求を受け取ると、結果セットの列に 表 16 のレベル 2 に含まれている情報を戻します。 7ただし、アプリケーションはこの情報のすべてを必ずしも必要としないかもしれず、また逆に追加の情報を必要とするかもしれません。

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DescribeOutputLevel キーワードを、クライアント・アプリケーションの要件に合うレベルに設定すると、パフォーマンスが向上する場合があります。クライアントおよびサーバー間で転送される記述データは、アプリケーションが必要とする最小量に限定されるためです。 7DescribeOutputLevel 設定が低すぎる場合は、アプリケーションの機能に影響することがあります (アプリケーションの要件によって異なります)。 7記述情報を検索する CLI 関数はこの場合は失敗しないかもしれませんが、戻される情報が不完全であるかもしれません。

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DescribeOutputLevel にサポートされる設定は、以下のとおりです。

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次の表は、サーバーが準備要求または記述要求を受け取った場合に戻す記述情報を形成するフィールドをリストしています。 7これらのフィールドは各レベルにグループ化されています。CLI ドライバーが要求する記述情報のレベルを、DescribeOutputLevel CLI/ODBC 構成キーワードが制御します。

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注:
7
必ずしもすべてのレベルの記述情報が、すべての DB2(R) サーバーによってサポートされるとは限りません。 7すべてのレベルの記述情報は、DB2 Universal Database(TM) (UDB) for Linux(TM)、UNIX(R)、Windows(R) バージョン 8 以降、DB2 UDB for z/OS(R) バージョン 8 以降、および DB2 UDB for iSeries(TM) バージョン 5 リリース 3 以降の DB2 サーバーでサポートされます。 7他のすべての DB2 サーバーは、DescribeOutputLevel について 2 または 0 の設定値しかサポートしていません。
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表 16. 記述情報のレベル
レベル 1 レベル 2 レベル 3
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SQL_DESC_COUNT
7SQL_COLUMN_COUNT
7SQL_DESC_TYPE
7SQL_DESC_CONCISE_TYPE
7SQL_COLUMN_LENGTH
7SQL_DESC_OCTET_LENGTH
7SQL_DESC_LENGTH
7SQL_DESC_PRECISION
7SQL_COLUMN_PRECISION
7SQL_DESC_SCALE
7SQL_COLUMN_SCALE
7SQL_DESC_DISPLAY_SIZE
7SQL_DESC_NULLABLE
7SQL_COLUMN_NULLABLE
7SQL_DESC_UNSIGNED
7SQL_DESC_SEARCHABLE
7SQL_DESC_LITERAL_SUFFIX
7SQL_DESC_LITERAL_PREFIX
7SQL_DESC_CASE_SENSITIVE
7SQL_DESC_FIXED_PREC_SCALE
7
レベル 1 のすべての
7フィールド、および
7以下のもの
7SQL_DESC_NAME
7SQL_DESC_LABEL
7SQL_COLUMN_NAME
7SQL_DESC_UNNAMED
7SQL_DESC_TYPE_NAME
7SQL_DESC_DISTINCT_TYPE
7SQL_DESC_REFERENCE_TYPE
7SQL_DESC_STRUCTURED_TYPE
7SQL_DESC_USER_TYPE
7SQL_DESC_LOCAL_TYPE_NAME
7SQL_DESC_USER_DEFINED_
7         TYPE_CODE
7
レベル 1 および 2 の
7すべてのフィールド、
7および以下のもの
7SQL_DESC_BASE_COLUMN_NAME
7SQL_DESC_UPDATABLE
7SQL_DESC_AUTO_UNIQUE_VALUE
7SQL_DESC_SCHEMA_NAME
7SQL_DESC_CATALOG_NAME
7SQL_DESC_TABLE_NAME
7SQL_DESC_BASE_TABLE_NAME
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