DB2 Connect

ゲートウェイを介した認証タイプの折衝に対する変更

DB2 Connect(TM) バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) 以降、ゲートウェイは認証折衝中の受動的な参加者ではなく、 能動的な役割を果たすようになりました。 ゲートウェイのデータベース・ディレクトリーの項目で指定される認証タイプは、クライアントでカタログされた認証タイプをオーバーライドします。 クライアント、ゲートウェイ、およびサーバーのすべてに互換性のあるタイプを指定しなければなりません。 ゲートウェイでカタログされた認証タイプがデータベース・ディレクトリーの項目で指定されていないと、SERVER 認証はサーバーで要求されるデフォルトのタイプとなります。 ただし、サーバーが SERVER 認証をサポートしない場合には引き続きクライアントとサーバーの間で折衝が行われます。 認証タイプが指定されていない場合、この振る舞いはデフォルトの SERVER_ENCRYPT になるクライアントと異なります。

クライアントで DB2NODE または Set Client API の SQL_CONNECT_NODE オプションが設定されていない場合、ゲートウェイでカタログされた認証タイプは使用されません。 このような場合には、クライアントとサーバーの間で厳密な折衝が行われます。

データベース・マネージャー構成の認証タイプとして SERVER_ENCRYPT が指定されているサーバーは、SERVER 認証を要求するクライアントからの接続または結合を受け付けません。

新しいセキュリティー・シナリオ

APPC 接続用の新しいセキュリティー・シナリオが追加されました。

認証
GSSPLUGIN
セキュリティー
なし
妥当性検査
GSS API セキュリティー・プラグイン機構

図の修正

以下の DB2 Connect(TM) Enterprise Edition のトピックの図に誤りがあります。

以下の表に、『DB2 Connect Enterprise Edition を使用したホストまたは iSeries DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正の概要を示します。

表 34. 『DB2 Connect Enterprise Edition を使用したホストまたは iSeries DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正
トピック内の場所 修正
4 つのすべての図の凡例
  • 「DB2 for OS/390(R) V5R1」は、正しくは「DB2 for OS/390 V6 以降」です。
  • 「DB2 for AS/400(R) V4R2」は、正しくは「DB2 for iSeries V5R1 以降」です。
最初の図 (図 1: DB2 Connect Enterprise Edition) 「APPC」および「SNA 通信サポート」への言及はすべて誤りです。SNA/APPC は、DB2 Linux(TM)、Unix、および Windows(R) サーバー (DB2 Connect Enterprise Edition を含む) では、DB2 Runtime Client のインバウンド・プロトコルとしてサポートされていません。

以下の表に、『Java を使用した Web から DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正の概要を示します。

表 35. 『Java を使用した Web から DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正
トピック内の場所 修正
凡例
  • 「DB2 for OS/390 V5R1」は、正しくは「DB2 for OS/390 V6 以降」です。
  • 「DB2 for AS/400 V4R2」は、正しくは「DB2 for iSeries V5R1 以降」です。
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