リリース情報


5.20 DB2 データ・リンク・ファイル・マネージャーの操作: DB2 データベースから DB2 データ・リンク・マネージャーをドロップした後のクリーンアップ

DROP DATALINKS MANAGER コマンドを使用してデータベースから DB2 データ・リンク・マネージャーをドロップしても、このコマンドは DB2 データ・リンク・マネージャー上の対応する情報をクリーンアップしません。ユーザーは、データベースにリンクされたファイルのリンク解除とバックアップ情報のガーベッジ・コレクションを明示的に開始できます。これは、dlfm drop_dlm コマンドを使って行うことができます。このコマンドによって、特定のデータベースのすべての情報の非同期削除が開始されます。このコマンドを成功させるには、DB2 データ・リンク・マネージャーが実行されている必要があります。このコマンドは、必ず、DB2 データ・リンク・マネージャーのドロップ後にのみ使用してください。そうでないと、DB2 データ・リンク・マネージャーに関する重要な情報が失われ、回復できなくなります。

特定のデータベースに対して、リンク解除処理とバックアップ情報のガーベッジ・コレクションを開始するには、以下を行います。

  1. DB2 データ・リンク・マネージャー管理者としてシステムにログオンする。
  2. 次のコマンドを実行する。
          dlfm drop_dlm database instance hostname
     
          説明:
     
           database はリモート DB2 UDB データベースの名前。
           instance はデータベースが存在するインスタンス。
           hostname はデータベースが常駐する DB2 UDB サーバーのホスト名。
             on which the database resides.
    
  3. ログオフする。

このコマンドを使用すべきコンテキストを示す完全な使用シナリオについては、「コマンド解説書」を参照してください。

このコマンド用に新しいエラー・コードが作成されました (5.22, DLFM1001E (新規エラー・メッセージ)を参照)。


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