リリース情報
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|DB2 統合システムは特殊なタイプの分散データベース管理システム (DBMS) です。
|統合システムでは、他の DBMS (Oracle、Sybase、Microsoft SQL Server など) にある
|データを照会および検索することができます。統合システムを使用すると、他の DBMS 上にあるデータを
|照会および検索できます。単一の SQL ステートメントで複数の DBMS 参照も
|個々のデータベース参照も行えます。たとえば、DB2 ユニバーサル・データベース、Oracle、および Sybase 視点にあるデータを結合することができます。
|DB2 統合システムは、DB2 インスタンスをもつサーバー、統合データベースとして動作するデータベース、
|および 1 つ以上のデータ・ソースから構成されています。
|この統合データベースには、データ・ソースとその特性を識別するカタログ項目が含まれています。
|データ・ソース は 1 つの DBMS とデータから
|構成されます。
|サポートされているデータ・ソースとしては、次のものが挙げられます。
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- |Oracle
- |Sybase
- |Microsoft SQL Server
- |Informix
- |DB2 ユニバーサル・データベース・ファミリーのメンバー (DB2 (OS/390 版)、DB2 (AS/4000 版)、およ
|び DB2 (Windows 版) など)
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|DB2 ユニバーサル・データベース統合サーバーは、データ・ソースとの通信およびデータ・ソースからの
|データ検索にラッパー と呼ばれるプロトコルを使用します。
|使用するラッパーは、DB2 インスタンスが稼動しているオペレーティング・システムによって異なります。
|ニックネーム は、データ・ソースにある表および視点を
|識別するのに使用されます。アプリケーションは、他のあらゆる DB2 データベースに接続するのと
|まったく同じようにして統合データベースに接続できます。また、統合データベースの表や視点であるかのように、
|ニックネームを使用してデータ・ソースを照会できます。
|統合システムがセットアップされてからは、データが単一のローカル・データベース内にあるかの
|ように各データ・ソース内の情報にアクセスできます。
|ユーザーおよびアプリケーションは統合データベースに照会を送信し、データ・ソースからの
|データ検索はこの統合データベースが行います。
|DB2 統合システムはいくつかの制限のもとで動作します。
|分散要求は、DB2 バージョン 7 では読み取り専用操作に制限されています。
|また、ニックネームに対してユーティリティー操作 (LOAD、REORG、REORGCHK、IMPORT、
|RUNSTATS など) を実行することはできません。
|ただし、パススルー機能を使用すると、そのデータ・ソースに関連する SQL ダイアレクトに
|よって DDL および DML ステートメントを直接 DBMS に実行依頼することができます。
|バージョン 7.2 の新しいラッパー (AIX、HP、および Solaris での Informix、Linux、
|HP、および Solaris での Oracle、AIX および Solaris での Sybase、AIX および NT で
|の Microsoft SQL Server など) は、このフィックスパックでは入手できませ
|ん。DB2 リレーショナル・コネクト バージョン 7.2 を購入する必要があります。
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|このセクションでは、統合システム・サーバーとして使用するサーバーに DB2 リレーショナル・コネクトを
|インストールする方法を説明します。Oracle、Sybase、Microsoft SQL Server、およ
|び Informix データ・ソースにアクセスするにはリレーショナル・コネクトが必要です。
|DB2 ユニバーサル・データベース・ファミリーのメンバーへのアクセスの場合
|は DB2 リレーショナル・コネクトは必要ありません。
|DB2 リレーショナル・コネクトをインストールする前に、次のことを行ってください。
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- |DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ・エディション
|または DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ -- 拡張エディションが統合サーバー上に
|インストールされていることを確認してください。
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- |DB2 (UNIX サーバー版) の場合 :
- |DB2 ファミリーのデータベースを分散要求に組み込みたい場合、DB2 ユニバーサル・データベースの
|インストール時に「分散結合 (DB2 用)」データ・ソース・オプションを
|選択しておかなければなりません。このオプションがインプリメントされていることを確認するに
|は、FEDERATED パラメーターが YES に
|設定されているかどうかを調べます。この設定
|は、GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドを発行すれば
|調べられます。このコマンドにより、パラメーターとその現行設定値がすべて表示されます。
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- |使用する統合サーバーに当該のデータ・ソース用のクライアント・ソフトウェアが
|インストール済みであることを確認します。
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- |DB2 ユニバーサル・データベースのインストールを実行するために作成したユーザー・アカウントで
|統合サーバーにログオンします。
- |セットアップ・プログラムが必要に応じてファイルを更新できるよう、
|実行中のプログラムをすべて終了します。
- |セットアップ・プログラムを呼び出します。
|セットアップ・プログラムは自動的に、または手操作で呼び出すことができます。
|セットアップ・プログラムを自動的に開始できない場合、または別の言語でセットアップを
|実行する場合、手操作でセットアップ・プログラムを呼び出してください。
- |セットアップ・プログラムを自動的に呼び出すには :
- |DB2 リレーショナル・コネクト CD をドライブに挿入します。
- |自動実行機能により、セットアップ・プログラムが自動的に開始されます。
|システム言語が判別され、その言語用のセットアップ・プログラムが立ち上がります。
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- |セットアップ・プログラムを手操作で呼び出すには:
- |「スタート」をクリックし、
|「ファイル名を指定して実行」オプションを選択します。
- |「名前」フィールドに次のコマンドを入力します。
|x:\setup /i language
|説明:
- |x
- |CD-ROM ドライブです。
- |language
- |使用する言語の国別 / 地域コード (英語であれば EN) です。
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- |「OK」をクリックします。
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|インストール・ランチパッドが開きます。
- |「インストール」をクリックして、インストール処理を開始します。
- |セットアップ・プログラムの指示にしたがってください。
|インストールが完了すると、他の DB2 製品が入っているディレクトリーに
|DB2 リレーショナル・コネクトがインストールされます。たとえば、Oracle NET8 client ソフトウェア (net8.dll) のラッパー・ライブラリーは、
|c:\Program Files\SQLLIB\bin ディレクトリーにインストールされます。
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|DB2 リレーショナル・コネクトを UNIX 統合サーバーにインストールするに
|は、db2setup ユーティリティーを使用します。
|注 : db2setup ユーティリティーの使用時に表示される画面は、
|その統合サーバーに何がインストール済みであるかによって異なります。
|以下のステップは、リレーショナル・コネクトがまだインストールされていないことを前提としています。
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- |root 権限を持つユーザーでログインします。
- |DB2 製品 CD-ROM を挿入し、マウントします。
|CD-ROM をマウントする方法
|は、「DB2 for UNIX Quick Beginnings 」を
|参照してください。
- |cd /cdrom コマンドを入力して、
|CD-ROM がマウントされているディレクトリーに移動します (cdrom は、
|使用している製品 CD-ROM のマウント・ポイントです)。
- |./db2setup コマンドを入力します。
|少しして
|「DB2 V7 のインストール」ウィンドウが開きます。このウィンドウには、現在インストール済みの項目と
|インストール可能な項目がリストされます。
- |インストールする分散結合 (たとえ
|ば、分散結合 (Informix データ・ソース用) など) をナビゲートし、
|スペース・バーを押して選択します。選択されると、そのオプションの横にアスタリスクが表示されます。
- |「了解」を選択します。「DB2 サービスの作成」ウィンドウが開きます。
- |統合サーバーにはすでに DB2 インスタンスが含まれているので、
|「DB2 インスタンスを作成しない」オプションを選択して
|「了解」を選択します。
- |管理サーバーを作成しないようにしてあると、警告が表示されます。
|「了解」を選択します。「DB2 セットアップ・ユーティリティー」
|ウィンドウに、何がインストールされるのかについてのサマリー報告書が表示されます。
|リレーショナル・コネクトはまだインストールしていないので、以下の 2 つの項目がリストされます。
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- |DB2 リレーショナル・コネクト用の製品シグニチャー
- |選択したデータ・ソース用の分散結合
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- |「継続」を選択します。リレーショナル・コネクト・セットアップの開始を確認するウィンドウが表示されます。「了解」を
|選択してセットアップを継続します。セットアップが完了するのに数分かかることがあります。
- |「DB2 セットアップ・ユーティリティー」ウィンドウに、どのコンポーネントが正常にインストールされたか
|についての状況報告書が表示されます。「了解」を選択します。
|「DB2 セットアップ・ユーティリティー」ウィンドウが開きます。
|「クローズ」を選択し、次に「了解」を
|選択してユーティリティーを終了します。
|インストールが完了すると、他の DB2 製品が入っているディレクトリー
|に DB2 リレーショナル・コネクトがインストールされます。
- |DB2 (AIX サーバー版) では、ディレクトリー
|は /usr/lpp/db2_07_01 です。
- |DB2 (Solaris 操作環境サーバー版) では、ディレクトリー
|は /opt/IBMdb2/V7.1 です。
- |DB2 (HP-UX サーバー版) では、ディレクトリー
|は /opt/IBMdb2/V7.1 です。
- |DB2 (Linux サーバー版) では、ディレクトリー
|は /usr/IBMdb2/V7.1 です。
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