3590 装置クラスの定義

装置クラスを定義するには、最初に次のフィールドを完成させてから「完了」をクリックします。このタスクを終了するには、「取消」をクリックします。

装置クラス名

定義する装置クラスの名前を入力します。装置クラス名の最大長は 30 文字です。

記録形式

メディアにデータを書き込む時に使用する記録形式を選択します。このパラメーターはオプションです。省略時値は Drive です。

DRIVE 値は、装置クラスに、互換性のある順次アクセス装置がある場合にのみ 使用してください。互換性のない順次アクセス装置を持つ装置クラスに対して DRIVE を指 定する場合には、ボリュームを初めてマウントしたときに設定したフォーマットで 読み取りまたは書き込みを行うことができる装置に、ボリュームをマウントする必要があります。そのボリュームにアクセスできる唯一の順次アクセス装置がすでに使用中である場合には、遅延の原因になる可能性があります。

注: 記録形式がテープ装置のハードウェア圧縮機能を使用するものである場合、圧縮の効果によっては、実際の容量がリストした値よりも大きくなることがあります。

フォーマット 見積容量 説明
Drive ドライブ容量によって決定される サーバーは、ボリュームがマウントされているドライブでサポートできる最高の形式を選択することを指定します。
3590B 10.0GB 圧縮解除 (基本) 形式 - 3590B 固有カートリッジ
3590C 上記の注を参照。20.0GB 圧縮解除形式 - 3590B 固有カートリッジ
3590E-B 20.0GB 圧縮解除 (基本) 形式、3590B 形式と類似 - 3590E 固有カートリッジ
3590E-C 上記の注を参照。40.0GB 圧縮形式 - 3590E 固有カートリッジ
3590H-B

30.0GB          (J カートリッジ)

60.0GB         (K カートリッジ)

圧縮解除 (基本) 形式、3590B 形式と類似 - 3590E 固有カートリッジ (J カートリッジは標準長、K カートリッジは拡張長)
3590H-C

上記の注を参照してください。

60.0GB          (J カートリッジ)

120.0GB         (K カートリッジ)

 

圧縮形式、3590E-C 形式と類似 

ライブラリー名

この装置クラスで使用できるテープ装置が入っている定義済みのライブラリー・オブジェクトの名前を選択します。

マウント保持期間

使用されていないボリュームを取り外す前にそれを保持する時間数 (分数) を入力します。

テープ・ボリューム接頭部

サーバーがメディア・ラベルに書き込むファイル名の高位修飾子を入力しま す。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、サーバーはこの接頭部を使用してデータ・セット名を作成します。

見積容量

この装置クラスで類別されたボリュームの見積容量を入力してください。

この値は、整数の後に次の単位の 1 つを付けて指定しなければなりません。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

省略時の見積容量については、記録形式の見出しを参照してください。

マウント待機期間

ボリュームがマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。

マウント数の限界

装置クラスに同時にマウントできるボリュームの最大数を入力してください。