ホスト・ネットワーク接続およびマルチパス構成
ホスト・システムは、SCSI (Small Computer System Interface) プロトコルを使用して ファイバー・チャネル (FC) ネットワーク上で、または iSCSI (Internet Small Computer System Interface) を使用してイーサネット・ネットワーク上で、IBM FlashSystem® A9000R に接続できます。
制約事項: ホストは、ファイバー・チャネル・ファブリックまたはイーサネット・スイッチを使用して FlashSystem
A9000R システムに接続する必要があります。
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ホスト・トラフィックは、どの グリッド・コントローラー にも送信できます。
管理者は、マルチパスが使用されていることを確認する必要があります。マルチパスを構成するには、以下のことを確認します。
- ホスト接続に冗長接続が適用されていて、Single Point of Failure がない。
- 接続とグリッド・コントローラーの全域でホストの全ワークロードのバランスが適切に取れていて、システム・リソースの使用効率が最大になっている。
- バランシングについては、定期的および接続やトラフィック・パターンの変更時に確認してください。
重要: 必ず、データ接続にマルチパスを使用してください。マルチパスを使用していない場合、UI のダッシュボードのヘルス・ウィジェットに、マルチパスが使用されていないことが表示されます。
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ホスト接続は、IBM Storage Host Attachment Kit を取り付けることで行う必要があります。
- ホスト・システムには、適切なホスト接続キットが取り付けられていなければなりません。ホスト接続キットは、さまざまなオペレーティング・システムで使用できます。詳しくは、IBM® Storage Host Attachment Kit on IBM Knowledge Center
を参照してください。
サポートされているインターオペラビリティー構成については、System Storage® Interoperation Center Web サイト を参照してください。
IBM Storage Host Attachment Kit を使用したホスト接続構成について詳しくは、下記を参照してください。
- IBM Storage Host Attachment Kit on IBM Knowledge Center
- IBM FlashSystem A9000, IBM FlashSystem A9000R, and IBM XIV Storage System: Host Attachment and Interoperability Redbook (SG24-8368)
- Redbook「IBM FlashSystem A9000 and IBM FlashSystem A9000R: Architecture, Implementation and Usage」の『Host Attachment』