スナップショットの削除
snapshot_delete コマンドを使用して、スナップショットを削除します。
snapshot_delete snapshot=SnapshotName
パラメーター
| 名前 | タイプ | 説明 | 必須かどうか |
|---|---|---|---|
| snapshot | オブジェクト名 | 削除するスナップショット。 | はい |
このコマンドは、マスター・ボリュームの削除、ホストまたはクラスターにマップされているスナップショットの削除、またはミラーリングの内部スナップショットの削除には使用できません。
例:
snapshot_delete snapshot=DBVolume.snapshot1
出力:
Command completed successfully
アクセス制御
| ユーザー・カテゴリー | 許可 | 条件 |
|---|---|---|
| ストレージ管理者 | 許可 | 該当なし |
| ストレージ統合管理者 | 許可 | 該当なし |
| アプリケーション管理者 | 条件付きで許可 | スナップショットのマスター・ボリュームが、ユーザーに関連付けられたホストまたはクラスターにマップされており、そのスナップショットはアプリケーション管理者によって作成されたものである。 |
| セキュリティー管理者 | 不許可 | 該当なし |
| 読み取り専用ユーザー | 不許可 | 該当なし |
| 技術員 | 不許可 | 該当なし |
戻りコード
- VOLUME_BAD_NAME
ボリューム名が存在しません。
- VOLUME_IS_NOT_A_SNAPSHOT
スナップショットでのみ許可される操作です。
- SNAPSHOT_IS_INTERNAL
内部スナップショットをマップ、変更、または削除することはできません。
- SNAPSHOT_IS_PART_OF_SNAPSHOT_GROUP
スナップショットは、スナップショット・グループの一部です。
- SNAPSHOT_IS_MAPPED
ホストにマップされているスナップショットは削除できません。
- VOLUME_IS_BOUND
ボリュームは ALU にバインドされています。
トラブルシューティング: ボリュームを ALU からアンバインドしてください。
- SNAPSHOT_HAS_ACTIVE_SYNC_JOB
スナップショットは、現在、アクティブ同期ジョブのターゲットです。
トラブルシューティング: 同期ジョブが完了するまで待ってください。
- SNAPSHOT_IS_CONSISTENT_ELCS
ミラーリングされたボリュームが整合していない場合は、その ELCS は保護されており、削除できません。
- OPERATION_DENIED_OBJECT_MANAGED
これは、管理対象オブジェクトです。 このオブジェクトに対してこの操作を許可できるのは、管理するソフトウェアおよび xiv_maintenance/xiv_development のみです。
- DATA_REDUCTION_TIER_IS_OFFLINE
データ削減済みの Tier がオフラインであり、操作は許可されません。
トラブルシューティング: IBM サポートに連絡してください。