iSCSI のベスト・プラクティス

以下の情報は、iSCSI (イーサネット) ホスト接続のベスト・プラクティスのために使用してください。

お客様のニーズに合わせて最適なホスト接続をセットアップするために役立つよう、IBM® 計画担当員 (IPR) にご相談ください。

ハイパフォーマンスを達成するには、以下を行うことが重要です。
  1. ホスト接続を各グリッド・コントローラーに平均に分散させる。
  2. グリッド・コントローラーの CPU をできる限り活用する。そのため、ポート 1 およびポート 3 を使用してから、ポート 2 およびポート 4 を使用することをお勧めします。

各グリッド・コントローラーのポートの半分 (ポート 1 およびポート 3) を使用して、各スイッチに 3 つの同一のサブネットを作成することをお勧めします。

表 1 は、フル・ラック構成でのサブネットの分割方法を示す一例です。
表 1. 推奨されるスイッチ・サブネットの例
Model スイッチ サブネット グリッド・コントローラー ポート番号
415、425、および U25 1, 2 1 グリッド・コントローラー 1、2、3、4 1、3
415、425、および U25 1, 2 2 グリッド・コントローラー 5、6、7、8 1、3
415 のみ 1, 2 3 グリッド・コントローラー 9、10、11、12 1、3
この構成では、高可用性、ハイパフォーマンス、およびバランシングが生み出されます。さらに、すべてのグリッド・コントローラーが各ホストに利用されます。