スナップショット・グループの削除
snap_group_delete コマンドを使用して、スナップショット・グループとそのすべてのスナップショットを削除します。
snap_group_delete snap_group=SnapshotGroupName
パラメーター
| 名前 | タイプ | 説明 | 必須かどうか |
|---|---|---|---|
| snap_group | オブジェクト名 | 削除されるスナップショット・グループの名前。 | はい |
このコマンドは、スナップショット・グループと、そのスナップショット・グループに含まれるすべてのスナップショットを削除します。スナップショットの削除について詳しくは、スナップショットの削除を参照してください。
スナップショット・グループのメンバーの 1 つがホストにマップされている場合は、そのスナップショット・グループ全体を削除できません。
このコマンドは、ミラーリングされた整合性グループにまだ関連付けられているスナップショット・グループに対しては適用できません。
例:
snap_group_delete snap_group=DBBackupweekly
出力:
Command completed successfully.
アクセス制御
| ユーザー・カテゴリー | 許可 | 条件 |
|---|---|---|
| ストレージ管理者 | 許可 | 該当なし |
| ストレージ統合管理者 | 許可 | 該当なし |
| アプリケーション管理者 | 条件付きで許可 | マスター整合性グループ内の少なくとも 1 つのボリュームが、ユーザーに関連付けられたホストまたはクラスターにマップされており、スナップショット・グループがサーバー管理者によって作成されたものである。 |
| セキュリティー管理者 | 不許可 | 該当なし |
| 読み取り専用ユーザー | 不許可 | 該当なし |
| 技術員 | 不許可 | 該当なし |
戻りコード
- OPERATION_DENIED_OBJECT_MANAGED
これは、管理対象オブジェクトです。 このオブジェクトに対してこの操作を許可できるのは、管理するソフトウェアおよび xiv_maintenance/xiv_development のみです。
- SNAPSHOT_GROUP_BAD_NAME
スナップショット・グループ名が存在しません。
- SNAPSHOT_IS_MAPPED
ホストにマップされているスナップショットは削除できません。
- VOLUME_IS_BOUND
ボリュームは ALU にバインドされています。
トラブルシューティング: ボリュームを ALU からアンバインドしてください。
- SNAPSHOT_HAS_ACTIVE_SYNC_JOB
スナップショットは、現在、アクティブ同期ジョブのターゲットです。
トラブルシューティング: 同期ジョブが完了するまで待ってください。
- DATA_REDUCTION_TIER_IS_OFFLINE
データ削減済みの Tier がオフラインであり、操作は許可されません。
トラブルシューティング: IBM サポートに連絡してください。