ストレージ・ハードウェア ID からのボリュームへのアクセスの除去

IBMTSDS_ControllerConfigurationService. HidePaths メソッドは、ExposePaths メソッドの逆です。つまり、StorageHardwareID インスタンスからボリュームへのアクセスを除去するのに使用されます。

次の表は、HidePaths のユース・ケースの概要と、関連したパラメーターおよびパラメーター値を示しています。

表 1. HidePaths のユース・ケース、パラメーター、およびパラメーター値
ユース・ケース LUNames InitiatorPortIDs TargetPortIDs ProtocolControllers (入力時)
ビューからの LU の削除 必須かどうか NULL NULL 単一 SPC 参照を含む
ビューからのイニシエーター ID の削除 NULL 必須かどうか NULL 単一 SPC 参照を含む
ビューからの絶対パスの隠蔽 必須かどうか 必須かどうか NULL 単一 SPC 参照を含む

パラメーター (詳細)

以下のリストは、IBMTSDS_ControllerConfigurationService.HidePaths メソッドのパラメーターをさらに詳しく説明しています。

LUNames (ボリュームへのアクセスを削除する場合に必須)
StorageHardwareID インスタンスからマップ解除するボリュームを表す、ストリング配列の入力パラメーター。これらは、ボリューム・インスタンスへの参照ではなく、IBMTSDS_SEVolume (CIM_StorageVolume) インスタンスの Name プロパティーに一致するストリングです。
InitiatorPortIDs (イニシエーター・ポートへのアクセスを除去する場合に必須)
SCSIProtocolController ビューから削除するイニシエーター・ポートを表すストリング配列の入力パラメーター。
ProtocolControllers (必須)
入力パラメーターとしては、これは変更する SCSIProtocolController インスタンスを表します。出力パラメーターとしては、これは変更または削除された SCSIProtocolController インスタンスを表します。