プロトコル

IBM FlashSystem® A9000R は、TCP/IP over Ethernet 接続を実行する専用管理ポートを使用して管理されます。

このポート経由のトラフィックはすべて Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルを介して暗号化されます。
管理は、表 1に説明されている以下のプロトコルを介して実行されます。
表 1. TCP/IP を介した管理プロトコル
使用する プロトコル TCP ポート コメント
コマンド・ライン・インターフェース (CLI) (Hyper-Scale Manager を含む) プロプラエタリー 7778 ストレージ・システム管理ポータルおよび CLI は、クライアントとして機能し、接続を開始します。これに対して、IBM FlashSystem A9000R はサーバーとして機能します。
SNMP 要求 SNMP 161 ストレージ・システムは、SNMP マネージャーへの応答送信時に SNMP 要求に応答します。
SNMP トラップ/通知 SNMP 162 ストレージ・システムは SNMP マネージャーへのトラップ/通知送信時に、SNMP メッセージを開始します。
アウトバウンド・メール SMTP 25 ストレージ・システムは、イベント通知または SMS ゲートウェイのための E メール送信時に SMTP トラフィックを開始します。
時刻設定 NTP 123 ストレージ・システムは、ネットワーク時間プロトコル (NTP) 接続を使用します。
接続 IPSec 1293 ストレージ・システムは、管理および VPN 通信に IPSec を使用します。
鍵管理 KMIP 5696 ストレージ・システムは、KMIP プロトコルを使用して鍵サーバーと通信します。