同期リモート・ミラーリング
リモート・ミラーリングにより、地理的に離れた 2 つのサイト間でデータを複製でき、さまざまな災害のシナリオでリモート・サイトからデータを完全にリカバリーすることができます。
両方のストレージ・システムに常に同一データが含まれるようにするプロセスをリモート・ミラーリング と呼びます。以下のタイプのサイト災害に備えたデータ保護を提供するために、2 つのリモート・ストレージ・システム間でリモート・ミラーリングを確立できます。
- ローカル・サイト障害
- 特定のサイトで災害が発生すると、リモート・サイトが引き継ぎ、元のサイトに接続されているホストに対するすべてのサービスを維持します。障害が起こったサイトが復旧すると、ミラーリングは再開されます。
- スプリット・ブレーン・シナリオ
- 2 つのサイト間の通信が失われた後、各サイトはそれぞれホストへのすべてのサービスを維持します。 接続が再開されてリンク (ミラー) が確立されると、それらのサイトは相互のデータを補完し合って完全同期を取り戻します。
システム間での同期リモート・ミラーリングの使用については、フィーチャーの使用可能性のマトリックスを参照してください。