その他のトポロジー

いずれのシステムも、最大 10 個の他のシステムと HyperSwap® 関係を持つことができ、1 次ボリュームと 2 次ボリュームの混在に対応できるため、その他のトポロジーも考えられます。

ストレージ・システムへのホストの接続方法に基づき、2 種類の HyperSwap トポロジー構成が考えられます。

均一構成では、各ホストは、1 次ボリュームと 2 次ボリュームの両方にアクセスすることができます。ホストをデータ・アクセス問題から保護するためには、均一構成がベスト・プラクティスです。

図 1. HyperSwap 構成のタイプ: 均一ホスト接続
均一 HyperSwap 構成

不均一構成では、ストレージの高可用性は、サーバー検出と、アクティブ・ストレージにアクセスできるサーバーへのアプリケーションのフェイルオーバーを前提としています。不均一構成は、ホストがクラスターに属しており、クラスター内の別のホストにフェイルオーバーすることができ、もう一方のホストがピア・システムに接続されている場合に使用できます。ネットワークの観点からは、この構成の方がコストがかかりません。ただし、この構成は、ホスト・クラスターと、FlashSystem A9000 システムまたは FlashSystem A9000R システムとの間の複雑なフェイルオーバー・オーケストレーションを前提としていますが、このオーケストレーションは均一構成では必要ないものです。

図 2. HyperSwap 構成のタイプ: 不均一ホスト接続
不均一 HyperSwap 構成