ゾーン・タイプの例

ファイバー・チャネル・ホスト接続を適切に構成するために、以下のゾーン・タイプ の例を使用してください。

最小構成のラック (4 つのグリッド・コントローラー) のゾーン・タイプ

最小構成のラックには、ゾーン・タイプ (Z1234) が 1 つのみあります。各ホストは、このゾーン・タイプ (Z1234) によって定義されているゾーンを介してシステムに接続されます。

物理的には、各グリッド・コントローラーは、両方のファブリックで定義されている単一のゾーンを介して 2 つの別々のファブリックに接続されます。この特定のゾーンは、単一のゾーン・タイプ に基づいています。

表 1 に、すべてのグリッド・コントローラーのすべてのポートがどのように同じゾーン・タイプ 内で構成されているかを示します。図 1 は、さまざまなホストおよびファブリックにわたるポート接続をゾーニングの例で示しています。P1 および P3 は、ポート番号接続です。
表 1. ゾーン・タイプ に応じたポートのマップ – 最小構成のラック
ゾーン・タイプ の名前 グリッド・コントローラー 1 グリッド・コントローラー 2 グリッド・コントローラー 3 グリッド・コントローラー 4
ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3
Z1234 チェック・マーク
図 1. 最小構成のラックの単一のゾーン・タイプ
この図は、最小構成のラックのゾーン・タイプの例を示しています。P1 はポート 1、P3 はポート 3 を表しています。

3 つのグリッド・エレメント (6 つのグリッド・コントローラー) のゾーン・タイプ

システムに 6 つのグリッド・コントローラーがある場合、3 つのゾーン・タイプ を使用する必要があります。バランシングを達成するために、ホスト・ゾーニングゾーン・タイプ に均等に分散されます。

各ホストは、すべてのホスト・ゾーンがすべてのゾーン・タイプ に分散されるように、特定のゾーン・タイプ に基づいています。

表 2に、さまざまなグリッド・コントローラー上のポートがどのように 3 つの異なるゾーン・タイプ に構成されているかを示します。図 2 は、ゾーン・タイプ に応じたさまざまなホストおよびファブリックのポート接続を示しています。P1 および P3 はポート番号接続です。
表 2. ゾーン・タイプ に応じたポートのマップ – 6 つのグリッド・コントローラー
ゾーン・タイプ の名前 グリッド・コントローラー 1 グリッド・コントローラー 2 グリッド・コントローラー 3 グリッド・コントローラー 4 グリッド・コントローラー 5 グリッド・コントローラー 6
ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3 ポート 1 および 3
Z1234 チェック・マーク    
Z3456     チェック・マーク
Z1256 チェック・マーク     チェック・マーク
図 2. 3 つのグリッド・エレメントのゾーニングの例
この図は、3 つのグリッド・エレメントから成る構成のゾーン・タイプの例を示しています。