共通情報モデル (CIM) エージェントのセキュリティー
共通情報モデル (CIM) エージェントは、セキュア・モードと非セキュア・モードの両方で作動できます。
- セキュア・モード
- クライアント・アプリケーションと CIM オブジェクト・マネージャー (CIMOM) 間の要求はすべて XML エンコードされた要求です。それらは、HTTP で、または Secure Sockets Layer (SSL) を介した HTTP で送信されます。CIMOM は、要求を受信すると、その要求を構文解析して処理します。クライアント・アプリケーションに応答が返されると、応答は XML エンコードされた CIM 状況に変換され、HTTP 応答としてクライアントに返されます。デフォルトでは、CIM エージェントは SSL を使用してセキュア・モードで実行されます。
- 非セキュア・モード
- 一部のベンダーのソフトウェアは、セキュア・モードの CIM エージェントと通信できません。そうであっても、ユーザー名とパスワードを利用する基本的なセキュリティーのみで実行されるように CIM エージェントを構成することで、このベンダー・ソフトウェアを使用できます。 このセキュア度の低いモードに CIM エージェントを構成する手順については、ご使用のオペレーティング・システムの構成手順を参照してください。