宛先のテスト
dest_test コマンドを使用して、イベント通知宛先にテスト・メッセージを送信します。
dest_test dest=DestName management_ip=IPaddress [ smtpgw=SMTPGatewayName ]
[ smsgw=SMSGatewayName ] [ internal=<yes|no> ]
パラメーター
| 名前 | タイプ | 説明 | 必須かどうか | デフォルト |
|---|---|---|---|---|
| dest | オブジェクト名 | テストする宛先の名前。 | はい | 該当なし |
| management_ip | 該当なし | イベント通知の送信に使用される管理 IP。 | はい | 該当なし |
| smtpgw | オブジェクト名 | テスト対象の SMTP ゲートウェイ。 | いいえ | デフォルトのシステム選択項目。 |
| smsgw | オブジェクト名 | テスト対象の SMS ゲートウェイ。 | いいえ | デフォルトのシステム選択項目。 |
| internal | ブール値 | XIV 内部の宛先に指定する必要があります。 | いいえ | no |
このコマンドは、テスト・メッセージ、SMS、または SNMP トラップを送信することにより、宛先をテストします。 このコマンドからの正常完了の戻りコードは、通知の配信を確認するものではないことに注意してください。
SNMP、E メール、および SMS 配信での問題の一部は、検出できない場合があります。
E メール・メッセージの場合は、SMTP ゲートウェイを指定する必要があります (宛先は、そのゲートウェイを介してのみテストされます)。SMS ゲートウェイにも同じことが言えます。
アクセス制御
| ユーザー・カテゴリー | 許可 | 条件 |
|---|---|---|
| ストレージ管理者 | 条件付きで許可 | 内部パラメーターが指定されていない限り許可される。 |
| ストレージ統合管理者 | 不許可 | 該当なし |
| アプリケーション管理者 | 条件付きで許可 | 内部パラメーターが指定されていない限り許可される。 |
| セキュリティー管理者 | 不許可 | 該当なし |
| 読み取り専用ユーザー | 不許可 | 該当なし |
| 技術員 | 許可 | 該当なし |
戻りコード
- DEST_NAME_DOES_NOT_EXIST
宛先名が存在しません。
- DEST_TEST_NOT_PERFORMED_SYSTEM_BUSY
宛先「Destination Name」のテストは、システムがビジー状態のために行われませんでした。
トラブルシューティング: 数秒後に再試行してください。
- GATEWAY_NAME_DOES_NOT_EXIST
ゲートウェイ名が存在しません。
- SMSGWS_MUST_BE_SPECIFIED_FOR_DEST_TYPE
このタイプの宛先は SMS ゲートウェイを持っている必要があります。
- SMSGWS_NOT_ALLOWED_FOR_DEST_TYPE
このタイプの宛先は SMS ゲートウェイを持つことができません。
- SMTPGWS_MUST_BE_SPECIFIED_FOR_DEST_TYPE
このタイプの宛先は SMTP ゲートウェイを持っている必要があります。
- SMTPGWS_NOT_ALLOWED_FOR_DEST_TYPE
このタイプの宛先は SMTP ゲートウェイを持つことができません。
- DEST_TEST_FAILED
宛先「Destination Name」のテストが失敗しました。
- SYSTEM_HAS_NO_SUCH_EXTERNAL_IP
システムにそのような外部 IP アドレスはありません。
- MODULE_CANNOT_SEND_MESSAGES
選択されたモジュールはメッセージを送信できません。
トラブルシューティング: IBM サポートに連絡してください。
- ONLY_TECHNICIAN_CAN_REFER_TO_INTERNAL_EVENT_OBJECTS
技術員のみが内部イベント・オブジェクトを参照できます。