HyperSwap ボリュームのモニター

IBM Hyper-Scale Manager は、HyperSwap ボリュームの現在の状況をいつでも表示できます。

HyperSwap ボリューム状況は、「ボリュームの可用性 (Volume Availability)」 ウィンドウに表示されます。状況は、次のものに応じて異なります。
  • ピア・システムの接続性
  • Quorum Witness の可用性
  • 入出力を処理するための 1 次ボリュームと 2 次ボリュームの両方の機能 (アクティブ/アクティブ 構成)
  • 1 次ボリュームと 2 次ボリューム間の同期

下図では、緑色のチェック・ボックスで示すように、自動フェイルオーバー対応のすべての前提条件が満たされています。その結果、「自動 フェイルオーバー 機能」の枠は緑色、つまり、このボリュームは、必要であれば自動フェイルオーバーを実行できる状態です。

図 1. HyperSwap ボリューム状況
HyperSwap ボリューム状況

さらに、「ボリューム」表の「可用性別のグループ」列で HyperSwap ボリューム状況が分かります。

「可用性別のグループ」列の「H」とマーク付けられたボリュームをポイントすると、ポップアップ・ウィンドウが開き、次のように、そのボリュームの HyperSwap 可用性状況が表示されます。

図 2. 「ボリューム」表の HyperSwap ボリューム状況
「ボリューム」表の HyperSwap ボリューム状況