スナップショット・グループの削除優先順位の変更
snap_group_change_priority コマンドを使用して、スナップショット・グループの削除優先順位を変更します。
snap_group_change_priority snap_group=SnapshotGroupName delete_priority=del_value
パラメーター
| 名前 | タイプ | 説明 | 必須かどうか |
|---|---|---|---|
| snap_group | オブジェクト名 | delete_priority が変更されるスナップショット・グループの名前。 | はい |
| delete_priority | 整数 | このスナップショット・グループが削除されるときに適用される優先順位。 | はい |
このコマンドは、既存のスナップショット・グループの削除の優先順位を変更します。スナップショットの場合と同様に、システムはスナップショット・ストレージが使い尽くされたときに、どのスナップショット・グループを最初に削除するかを、redirect-on-write メカニズムに従って決定します。システムは、スペースを使い尽くすと、最高の削除優先順位を持つスナップショットまたはスナップショット・グループのうち、マップされていないスナップショットまたはスナップショット・グループ、および最初に作成されたスナップショットまたはスナップショット・グループを削除します。
有効な削除優先順位値とその意味については、スナップショットの削除優先順位の変更を参照してください。
例:
snap_group_change_priority snap_group=DBbackup delete_priority=4
出力:
Command completed successfully.
アクセス制御
| ユーザー・カテゴリー | 許可 | 条件 |
|---|---|---|
| ストレージ管理者 | 許可 | 該当なし |
| ストレージ統合管理者 | 許可 | 該当なし |
| アプリケーション管理者 | 条件付きで許可 | マスター整合性グループ内の少なくとも 1 つのボリュームが、ユーザーに関連付けられたホストまたはクラスターにマップされており、スナップショット・グループがサーバー管理者によって作成されたものである。 |
| セキュリティー管理者 | 不許可 | 該当なし |
| 読み取り専用ユーザー | 不許可 | 該当なし |
| 技術員 | 不許可 | 該当なし |
戻りコード
- SNAPSHOT_GROUP_BAD_NAME
スナップショット・グループ名が存在しません。
- SNAPSHOT_ILLEGAL_PRIORITY
スナップショットの優先順位が正しくありません。1 から 4 までの整数にする必要があります。
- SNAPSHOT_GROUP_IS_INTERNAL
内部スナップショットをマップ、変更、または削除することはできません。
- DATA_REDUCTION_TIER_IS_OFFLINE
データ削減済みの Tier がオフラインであり、操作は許可されません。
トラブルシューティング: IBM サポートに連絡してください。