ファイバー・チャネル・ホスト・ポート構成

ファイバー・チャネル・ホスト・ポート接続を適切に構成するために、以下の情報を使用してください。

物理ポート接続

必ず、システム内の各グリッド・コントローラーのポート 1 をファブリック 1 に属するスイッチ 1 に、各グリッド・コントローラーのポート 3 をファブリック 2 に属するスイッチ 2 に接続してください。

ポート接続に関する接続情報について詳しくは、ファイバー・チャネル接続要件を参照してください。ポートとファブリックの接続の例については、図 1を参照してください。

ハイパフォーマンスを実現するための接続

ハイパフォーマンスを実現するために、以下の重要な手順に従ってください。
  • グリッド・コントローラーのポート接続をできる限り均等に分散させてください。
  • グリッド・コントローラーの高い CPU 使用率を確保するために、ポート 1 および 3 をホスト接続に使用して、ポート 2 および 4 をマイグレーションとミラーリングのアクティビティーに使用してください (マイグレーションとミラーリングの接続を参照)。

各ホストの高可用性の確保

各ホストの高可用性を確保するために、以下の重要な手順に従ってください。
  • ホストからシステムへのパスが複数あることを確認してください。
  • 2 つのファブリック間にパスを分割してください。つまり、パスの半分をファブリック 1 に接続して、残りの半分をファブリック 2 に接続します。
  • 異なるグリッド・コントローラーにわたってパスを分散させてください。
  • 図 1 に示すように、各グリッド・コントローラー内で別々のアダプターを使用してください。
    図 1. ファイバー・チャネル グリッド・コントローラー・ポートの交差
    この図は、接続のために両方のアダプターを使用する方法を示しています。
図 2 は、グリッド・コントローラーの背面にある各 FC ポートのポート番号を示しています。
図 2. グリッド・コントローラー上のファイバー・チャネル・ポートの番号付け
この図は、グリッド・コントローラーの背面のファイバー・チャネル・ポート番号構成を示しています。
  •  1 FC ポート 1
  •  2 FC ポート 2
  •  3 FC ポート 3
  •  4 FC ポート 4

Single Point of Failure リスクを許容できる場合のみ、非冗長構成を使用してください。これは通常、テスト環境および開発環境が該当します。 一般的には非冗長構成を使用しないでください。接続要件については、ファイバー・チャネル接続要件を参照してください。