整合性グループのスナップショットのライフサイクル
スナップショット操作のほとんどはスナップショット・グループに適用できます。スナップショット・グループではその操作がグループ内のすべてのスナップショットに影響します。

- スナップショット・グループの作成
- スナップショット・グループを作成します。
- スナップショット・グループからの整合性グループの復元
- スナップショット・グループの主な目的は、整合性グループ全体を一括して復元し、すべてのボリュームを同じ特定時点に同期できるようにすることです。
- スナップショット・グループのリスト
- このコマンドは、スナップショット・グループをその整合性グループおよびスナップショット作成時刻とともにリストします。
注: スナップショット・グループ内のすべてのスナップショットは同時に作成されます。
- ロックおよびアンロック
- 個々のスナップショットをアンロックおよびロックする場合と同様に、スナップショット・グループも書き込み可能にすることができ、そのうえで書き込みを行えます。 アンロックされたスナップショット・グループは、再度ロックされた場合でも、それ以降、整合性グループの復元に使用することはできません。
- 上書き
- スナップショット・グループは別のスナップショット・グループによって上書きできます。
- 名前変更
- スナップショット・グループは名前を変更できます。
- 名前の制限
- スナップショット・グループの名前には、以下のいずれのストリングも接頭部として使用しないでください。
- most_recent
- last_replicated
- 複製
- スナップショット・グループは複製できるため、最初のスナップショット・グループのタイム・スタンプを使用して、同じ整合性グループに対して別のスナップショット・グループを作成できます。
- スナップショット・グループの解体
- スナップショット・グループを構成するスナップショットは、それぞれがそのボリュームに関連しています。 スナップショット・グループは整合性グループの復元に不適切とすることができますが、そのグループを構成するスナップショットは引き続きそのボリュームに接続されます。 スナップショット・グループを解体すると、そのスナップショット・グループからすべてのスナップショットが切り離されますが、ボリュームへのスナップショットの個々の接続は維持されます。 こうした個々のスナップショットは整合性グループを復元できませんが、そのボリュームを個別に復元することはできます。
- スナップショット・グループの削除優先順位の変更
- スナップショット・グループの削除優先順位を手動で設定します。
- スナップショット・グループの削除
- スナップショット・グループをそのスナップショットとともに削除します。