ノード・キャニスター内のバッテリーの交換

障害のあるバッテリーを、CRU / FRU ストックから受け取った新規のバッテリーと交換するには、この手順を使用します。

このタスクについて

注意:
バッテリーは、リチウム・イオン・バッテリーです。爆発の可能性を回避するために、燃やさないでください。(C007)

バッテリーを交換するには、次のようにします。

手順

  1. 手順: LED を使用してシステム状況を理解するに従って、障害のあるバッテリーを含むノード・キャニスターを識別します。
  2. 手順: ノード・キャニスターの取り外しに従って、障害のあるバッテリーを含むノード・キャニスターを取り外します。
  3. 手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けの説明に従って、キャニスターのふたを開きます。
  4. バッテリーの両端にある青色のタッチ・ポイントをつかみ (図 1 を参照)、バッテリーを垂直に持ち上げてコネクターから取り外します。
    重要: バッテリーを取り外して取り替える際には、バッテリーをキャニスターのシステム・ボードと平行に保ってください。両端には均等に力を加えてください。
  5. 交換用のバッテリーをパッケージから取り出します。
  6. 交換用のバッテリーの両端にある青色のタッチ・ポイントをつかみ、バッテリーの設置場所の上にバッテリーを位置合わせします。バッテリーのコネクターをキャニスターのコネクターにはめ込み、バッテリーの位置合わせピンをキャニスターのメイン・ボード上の穴と位置合わせして、バッテリーを慎重に押し下げます。
  7. 手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けの説明に従って、キャニスターのふたを再取り付けします。
  8. ステップ 2 で取り外した元のエンクロージャーにキャニスターを再取り付けします。
    • 交換用のバッテリーに十分に充電されている場合、ノード・キャニスターが始動します。
    • 交換用のバッテリーに十分に充電されていない場合、ノード・キャニスターはオンラインになりません。バッテリーは充電を続行します。
  9. 交換用バッテリーの充電レベルを確認するには、手順: LED を使用してシステム状況を理解するを参照してください。 キャニスターが再起動しなかった場合は、管理 GUI を使用して、キャニスターとバッテリー状況をモニターしてください。
  10. ケーブルをキャニスターに再接続します。必ず、各ケーブルをステップ 2 で取り外したときと同じポートに戻します。
  11. キャニスターがオンラインに戻ったら、イベント・ログで再アセンブリーの問題を示している可能性がある新規イベントがないかを確認します。
    図 1. ノード・キャニスター内のバッテリーの位置
    ノード・キャニスター内のバッテリーの位置