障害のある 3.5 型ドライブ・アセンブリーを CRU / FRU ストックから受け取った新規のドライブ・アセンブリーと交換することができます。
このタスクについて
ドライブの状況は、スペアおよびメンバーのいずれであってもなりません。
状況は、管理 GUI のに表示されます。
重要: - ドライブ障害 LED がオンであるか、修正手順により指示される場合を除いて、ドライブを交換しないでください。
- ドライブがアレイのメンバーである場合、管理 GUI に進み、修正手順に従ってください。
修正手順を実行することで、データ損失やデータへのアクセスを失う可能性を軽減し、システムによるドライブの使用を管理することができます。
- ドライブ・スロットを長時間空のままにしてはなりません。
交換用のドライブあるいはブランク・フィラーがない場合、ドライブ・アセンブリーあるいはブランク・フィラーを取り外さないでください。
手順
ドライブ・アセンブリーの交換を準備するには、以下の手順を実行します。
- 部品の取り外しおよび交換を行うための準備に記載されている安全についての情報を読みます。
- 交換するドライブ・アセンブリーが搭載されたスロットの位置を確認します。
- 正しいシステムあるいはエンクロージャーを確実に識別するには、手順: サービスする エンクロージャーまたはキャニスターを識別するを参照してください。
- 前面のドライブ・スロットには、エンクロージャーの左のスロットから順に 1 から 24 の番号が付けられています。
- スロット内のドライブに障害がある場合、ドライブ上のオレンジ色の障害 LED が点灯して、そのドライブの識別に役立ちます。
- ドライブ・アセンブリーの識別をさらに行うには、管理 GUI でに進み、交換するドライブを選択して、をクリックします。正しいドライブの障害 LED が明滅を開始したことを確認します。
重要: ハード・ディスクの緑色の活動 LED が明滅しているときは、絶対にそのハード・ディスクをホット・スワップしないでください。
ドライブのホット・スワップは、そのドライブのオレンジ色の障害 LED が点灯 (明滅ではない) しているか、ドライブの活動 LED がオフの場合にのみ行ってください。
ドライブ・アセンブリーを取り外すために、以下のステップを実行します。
- トレイ・ハンドルの右端にあるラッチを押して解放します。
- トレイ・ハンドルを開いた位置に引き出します (図 1 を参照)。
- ハンドルをつかみ、ドライブの一部をベイから引き出します。
- ドライブがスピンダウンできるように、少なくとも 20 秒間待ってからドライブ・アセンブリーをエンクロージャーから取り外します。 これにより、ドライブが損傷する可能性を回避することができます。
- ハード・ディスク上に適切な ID (ラベルなど) が示されていることを確認します。
- ドライブを慎重にスライドさせ、エンクロージャーから完全に引き出します。
- ドライブに障害がある場合は、その情報をラベルに記録してください。
ドライブ・アセンブリーを取り付けるために、以下のステップを実行します。
- ドライブ・アセンブリーが入っている帯電防止パッケージを、エンクロージャー外側の塗装されていない面に接触させます。
- パッケージからドライブ・アセンブリーを取り出します。
- ドライブ・トレイのハンドルが開いた (ロック解除) 位置にあることを確認します。
- ドライブ・アセンブリーをベイ内のガイド・レールと位置合わせします (図 2 を参照)。
- ドライブ・アセンブリーをベイ内に、ドライブが停止するまで慎重に押し込みます。
- ハンドルを閉じた (ロック) 位置まで回転させます。
図 1. スロットからの 3.5 型ドライブのロック解除および取り外し
図 2. スロットへの 3.5 型ドライブの取り付けおよびロック
タスクの結果
交換したドライブが障害ドライブであった場合、システムは自動的に交換用ドライブをスペアとして再構成し、交換されたドライブは構成から除去されます。
このプロセスには数分かかる場合があります。