NetApp FAS システム上の論理装置およびターゲット・ポート
NetApp FAS システムに関しては、論理装置 (LU) は、内部ファイル・システム内のサブディレクトリーとなります。
NetApp FAS システムによりエクスポートされる LU は、重要プロダクト・データ (VPD) 内の識別記述子を報告します。 Storwize® V3700のクラスター化システムは、LUN に関連したバイナリー形式 3 IEEE 登録拡張記述子を使用して、LU を識別します。 Storwize V3700・システムにマップされる NetApp LUN の場合は、LUN プロトコル・タイプを Linux に設定します。
NetApp FAS システムは、LU グループを使用しないため、LU はすべて独立しています。 LU アクセス・モデルは、アクティブ - アクティブです。 各 LU には優先ファイラーがありますが、どのファイラーからでも各 LU にアクセスできます。 優先ファイラーは、LU に対する優先アクセス・ポートを含んでいます。 Storwize V3700・システムは、この優先設定を検出し、使用します。
NetApp FAS は、各ポートに対して異なるワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) および単一のワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) を報告します。