SAN の構成例
SAN 構成のセットアップをガイドするために、システムおよび関連するファイバー・チャネル・ネットワークを構成するための標準的な方法の例を示します。
SAN ファブリックの機能が使用できるのは、ファイバー・チャネル・オプションが取り付けられている場合のみです。 それ以外の場合は、この情報は適用されません。
注: 拡張エンクロージャーは SAN 接続に関係がないため、以下の例の図には拡張エンクロージャーは示されていません。
図 1 は、小規模な SAN 構成を示しています。 冗長性を提供するために、2 つのファイバー・チャネル・スイッチが使用されます。 コントロール・エンクロージャーと各ホスト・システムは、両方のファイバー・チャネル・スイッチに接続されています。 Storwize® V3700で外部ストレージ・システムを使用する場合は、この図に示すように接続してください。
図 1. シンプルな SAN 構成

図 2 は、外部ストレージ・システムを持つ中規模の構成を示しています。ファイバー・チャネル SAN ファブリックは、スイッチ間リンク (ISL) で相互接続されたスイッチで構成されています。冗長性を確保するために、それぞれの Storwize V3700・コントロール・エンクロージャーおよび外部ストレージ・システムは 2 つのファブリックに接続されています。 このファブリック例では、Storwize V3700 コントロール・エンクロージャーおよびストレージ・システムがコア・スイッチに接続されています。 Storwize V3700 ノード・キャニスター・ポート間、またはコントロール・エンクロージャーと外部ストレージ・システムの間には、ISL ホップはありません。
図 2. 中規模ファブリックのある SAN 構成
