lsdumps
lsdumps コマンドを使用すると、クラスター化システム (システム) 内の 1 つのノード上にある特定のダンプ・ディレクトリーに入っているファイルのリストが表示されます。
構文
>>- lsdumps -- --+----------+-- --+-----------------------+-----> '- -nohdr -' '- -delim -- delimiter -' >-- --+------------------------------+-- -----------------------> '- -prefix -- directory_name -' >--+-----------------+----------------------------------------->< '-+- node_name -+-' '- node_id ---'
パラメーター
- -nohdr
- (オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
- -delim delimiter
- (オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大可能幅に設定されています。 詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。-delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
- -prefix directory_name
- (オプション) ファイルをリストする対象のディレクトリーの名前を指定します。デフォルトは /dumps ディレクトリーです。有効なディレクトリー名は次のとおりです。
- /dumps
- /dumps/audit
- /dumps/cimom
- /dumps/easytier
- /dumps/elogs
- /dumps/feature
- /dumps/iostats
- /dumps/iotrace
- /dumps/mdisk
- /home/admin/update
- /dumps/drive
- /dumps/enclosure
- node_name | node_id
- (オプション) 有効なダンプをリストする対象のノードの ID または名前を指定します。 ノードを指定しない場合は、構成ノード上の有効なダンプが表示されます。
説明
このコマンドは、ノードによって検出されたファイルのリストを表示します。ファイルをリストする対象のディレクトリーの名前、およびノード ID またはノード名を指定できます。 ディレクトリーを指定しない場合、/dumps ディレクトリーが使用されます。
ファイルは、作成時刻順にリストされ、最も古いファイルが先頭にリストされます。
lsdumps コマンドをオプションの prefix パラメーターと一緒に使用して、ディレクトリーを指定します。ディレクトリーを指定しない場合、/dumps がデフォルトとして使用されます。有効なダンプをリストする対象のノードを指定するには、オプションの node_id_or_name パラメーターを使用します。ノードを指定しない場合は、構成ノード上の有効なダンプが表示されます。
構成ノード上の /dumps 内のファイルをリストするための呼び出し例
lsdumps
結果出力
id filename
0 svc.config.cron.bak_node1
1 svc.config.backup.xml_node1
2 recover.110584.100116.035201
3 dump.110584.100118.051550
4 ethernet.aaabbbX-1.trc
構成ノード上の /dumps/easytier 内のファイルをリストするための呼び出し例
lsdumps -prefix /dumps/easytier/ node_1
結果出力
id filename
0 dpa_heat.78RE5LV-1.150705.074636.data
1 dpa_log_78RE5LV-1_20150707062320_00000000.xml.gz