chuser

chuser コマンドは、既存のユーザーの属性を変更するために使用します。

構文

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>>- chuser -- --+---------------------------------------+-- ---->
                +- -password --+----------------------+-+      
                |              '- cleartext_password -' |      
                '- -nopassword -------------------------'      

>--+-------------------------------+-- ------------------------->
   +- -keyfile -- sshkey_filename -+      
   '- -nokey ----------------------'      

>--+-------------------+--+--------------------------------+---->
   '- -remote--+-yes-+-'  '- -usergrp-- --+- group_name -+-'   
               '-no--'                    '- group_id ---'     

>-- --+- user_name -+-- ---------------------------------------><
      '- user_id ---'      

パラメーター

-password cleartext_password
(オプション) ユーザーに関連付ける新規パスワードを指定します。パスワードの始めまたは終わりにブランクは使用できません。 パスワードは、6 文字から 64 文字の印刷可能 ASCII 文字ストリングで構成する必要があります。 オプションとして、password パラメーターでパスワードを指定できます。 パスワードを指定しなかった場合、システムはコマンドを実行する前にプロンプトを出します。入力したパスワードは表示されません。password パラメーターまたは nopassword パラメーターのいずれかを設定できます。
-nopassword
(オプション) ユーザーのパスワードを削除することを指定します。
-keyfile sshkey_filename
(オプション) セキュア・シェル (SSH) 公開鍵が入っているファイルの名前を指定します。keyfile パラメーターまたは nokey パラメーターのいずれかを設定できます。
-nokey
(オプション) ユーザーの SSH 鍵を削除することを指定します。
-remote yes | no
(オプション) クラスターへのユーザーの認証にリモート認証サービスを使用するかどうかを指定します。yes または no のいずれかを設定する必要があります。
-usergrp group_name | group_id
(オプション) ユーザーの新しいグループを指定します。
user_name | user_id
(必須) 属性を変更されるユーザーを指定します。

説明

chuser コマンドは、既存のユーザーの属性を変更するために使用します。

ユーザーを作成、削除、または変更するには、セキュリティー管理者の役割が必要です。

usergrp パラメーターはローカル・ユーザーにのみ使用してください。 ユーザーをローカルからリモートに変更した場合、グループへのユーザーの関連付けはすべて除去されます。

ユーザーをリモートからローカルに変更する場合、ユーザー・グループを指定する必要があります。 ユーザーをローカルからリモートに変更する場合、ユーザーはパスワードと SSH 鍵の両方を持っている必要があります。

keyfile パラメーターを使用する場合、このコマンドを実行する前に SSH 鍵ファイルを /tmp ディレクトリーに入れてください。 コマンドを実行すると、SSH 鍵はクラスター状態にコピーされて、ユーザーのためにアクティブにされ、入力ファイルは削除されます。

呼び出し例

chuser -remote no -usergrp Monitor -nokey jane

結果出力

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