FC トランスポート・クラスのタイムアウト値の変更

入出力操作が停止しているときにファイバー・チャネル (FC) トランスポート・クラスのタイムアウト値を変更できます。

このタスクについて

FC トランスポート・クラスは、リモート・ポートが応答していないと判断するまでの一定の時間、すべての未処理入出力を保持します。 この時間は、タイムアウト値によって制御します。 デフォルトの時間は 60 秒です。 この状態では、FC リンクの問題発生時、またはパスがオフラインに変更された場合、一時入出力は停止します。

手順

タイムアウト値を変更します。
  • sysfs ファイル・システムを使用して、各リモート・ポートのタイムアウト値を設定します。
    /sys/class/fc_remote_ports/rport-0:0-0/dev_loss_tmo
  • scsi_transport_fc モジュールをロードするときに、dev_loss_tmo パラメーターを使用してすべてのリモート・ポートのタイムアウト値を事前設定します。