ユーザー・グループの変更

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、ユーザー・グループを変更できます。ユーザー・グループは、クラスター化システムのユーザーを役割別に編成します。

このタスクについて

役割は、システム上のローカル・ユーザーとリモート・ユーザーの両方に適用され、ユーザーが属するユーザー・グループに基づきます。ローカル・ユーザーは、単一グループにしか所属できません。したがって、ローカル・ユーザーの役割は、そのユーザーが所属する単一グループによって定義されます。リモート・ユーザーは 1 つ以上のグループに所属できます。したがって、リモート・ユーザーの役割は、 そのリモート・ユーザーが所属するグループに従って割り当てられます。

管理 GUI でユーザー・グループを変更するには、「アクセス」 > 「ユーザー」を選択します。ユーザー・グループを選択し、「アクション」メニューから「属性」を選択します。

手順

  1. chusergrp CLI コマンドを発行して、既存のユーザー・グループの属性を変更する。 例:
    chusergrp -role role_name -remote yes | no group_id_or_name
    ここで、role_name は、このグループに属すすべてのユーザーに関連付けられている役割を指定し、 group_id_or_name は、変更するグループを指定します。remote パラメーターは、グループが認証サーバーから見えるかどうかを指定します。
  2. lsusergrp CLI コマンドを発行して、システム上に作成されたユーザー・グループを表示します。 例:
    lsusergrp usergrp_id_or_name
    ここで、group_id_or_name は、表示するユーザー・グループを指定します。 ユーザー・グループ ID または名前を指定しない場合、システム上のすべてのユーザー・グループが表示されます。