コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、ドライブからダンプ・ファイルを収集することができます。MDisk から内部ログ・ファイルを収集するには、triggerdrivedump コマンドを実行します。
したがって、ダンプ・ファイルをリスト、削除またはコピーできます。
このタスクについて
triggerdrivedump コマンドは、ダンプ・ファイルを生成し、そのファイルを、ドライブが搭載されているノード上の /dumps/drive ディレクトリーに保管します。
手順
- triggerdrivedump CLI コマンドを発行する。
指定のドライブのドライブ・ダンプ・ファイルを生成するには、次のコマンドを発行します。 triggerdrivedump drive_id
要確認: 結果出力で、ダンプ・ファイルを含む
node_id をメモしてください。
例えば、次の場合、
...
Drive dump on node id [74] successfully created
...
node_id 値は
74 です。
- lsdumps コマンドを発行して、指定したノード上の /dumps/drive ディレクトリーにあるファイルをリストする。
指定のノードのドライブ・ダンプ・ファイルをリストするには、次のコマンドを発行します。lsdumps -prefix
/dumps/drive node_id | node_name
この結果出力に、ドライブ・ダンプが表示されます。
id filename
0 drivedump_7802207-1_20_130326_102200
- cpdumps コマンドを発行して、ダンプ・ファイルを構成ノードにコピーする。 コピーが完了する前に構成ノード上の /dumps ディレクトリーがフルになった場合、メッセージは返されません。このシナリオを避けるには、構成ノードにデータをマイグレーションする前に、/dumps ディレクトリーを消去してください。
指定のノードから構成ノードにドライブ・ダンプ・ファイルをコピーするには、次のコマンドを発行します。cpdumps -prefix /dumps/drive node_id | node_name
構成ノード上のコピーされたドライブ・ダンプを表示するには、次のコマンドを発行します。
lsdumps -prefix /dumps/drivemcrsvt9a:superuser>lsdumps -prefix /dumps/drive
id filename
0 drivedump_7802207-1_20_130326_110053
1 drivedump_7802113-1_225_130326_110333
- 指定されたノード上の /dumps ディレクトリーおよびすべてのサブディレクトリーからすべてのファイルを削除するには、次のコマンドを発行します。cleardumps -prefix /dumps node_id | node_name /dumps というサブディレクトリーにあるファイルだけを削除するには、-prefix パラメーターを指定します。
指定のノードからドライブ・ダンプ・ファイルを削除するには、次のコマンドを発行します。cleardumps -prefix /dumps/drive node_id|node_name node_id | node_name
タスクの結果
構成ノード以外のノードでダンプ・ファイルを作成できるのは、以下の場合です。
- ドライブが別の入出力グループのノードに接続されている場合
- ノードとの接続が、ダンプの時点で完了していない場合
コマンドのフィードバックで、ダンプが表示されるノードが示されます。ダンプが構成ノードに表示される場合は、ダンプ情報を構成ノードにコピーする必要はありません。