lsfeature

lsfeature コマンドを使用して、現行のクラスター化システム (システム) コード・リリースに使用可能な機能をリストします。また、試用またはライセンス情報およびライセンス・キーをリストすることもできます。

構文

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>>- lsfeature --+-----------------------+-- --+----------+-- --->
                '- -delim -- delimiter -'     '- -nohdr -'      

>--+----------+------------------------------------------------><
   '- -bytes -'   

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
-delim delimiter
(オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大可能幅に設定されています。 詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。 -delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
-bytes
(オプション) すべての容量をバイト単位で表示します。

説明

このコマンドは、現行のクラスター化システム (システム) コード・リリースに使用可能な機能をリストします。また、試用またはライセンス情報およびライセンス・キーをリストすることもできます。

機能がライセンス交付を受けていない場合、その機能には単一の項目 (非アクティブとして表示) が表示されます。機能にアクティブ化されたライセンスがある場合、その機能に関連付けられているライセンスごとに新しい行が表示されます。

特定の機能用のすべてのキーの状況が同じです。例えば、ライセンスを必要とするすべてのエンクロージャーがライセンス交付を受けるまでは、すべての暗号化ライセンス・キーが非アクティブとして表示されます。ライセンス交付を受けると、すべての暗号化ライセンス・キーがアクティブとして表示されます。

この表は、出力ビュー・データとして表示できる属性値を示します。
表 1. lsfeature の出力
属性 可能な値
id 固有 ID (2 文字) 機能番号を示します。
name 16 文字の英数字ストリングを使用した機能名を示します。
  • easy_tier
  • remote_mirroring
  • flashcopy_upgrade
  • turbo_performance
  • encryption
state 機能の現行状態を示します。
  • active
  • inactive
  • trial_available
  • trial_active
  • trial_expired
license_key 機能の活動化で使用されるキーを示します。これには、4 つの数字から成る 4 つのグループで、各グループをハイフンで区切って編成された 16 桁の 16 進文字で構成されるストリングを使用します (例: 0123-4567-89AB-CDEF)。
trial_expiration_date 状態が trial_available または trial_active である間は、試用の有効期限を示します。この値の形式は YYYYMMDD でなければなりません。

呼び出し例

lsfeature

結果出力:

id name              state           license_key          trial_expiration_date   serial_num mtm
0  turbo_performance trial_available                      20130201
1  easy_tier         trial_active                         20130101
2  flashcopy_upgrade active          0123-4567-89AB-CDEF
3  remote_mirroring  trial_expired                        20130201

呼び出し例

このシステムでは、両方のライセンスが暗号化用です。2 つのコントロール・エンクロージャーがあり、シリアル番号とマシン・タイプが表示されています。

lsfeature

結果出力:

id name       state  license_key         trial_expiration_date serial_num mtm
0  encryption active 90AB-D41D-C799-2EF4                       78G00TT    2076-112
1  encryption active 3A87-463E-B5DF-9969                       31G00KG    2076-124

ライセンスの 1 つが除去された場合:

lsfeature

結果出力:

id name       state    license_key         trial_expiration_date serial_num mtm
0  encryption inactive 90AB-D41D-C799-2EF4                       78G00TT    2076-112

state が inactive であるのは、暗号化をアクティブ化するためにはコントロール・エンクロージャー独自のライセンスが必要であるためです。