ハードウェアの取り付け
必要なハードウェア・コンポーネントがすべて準備されていることを確認した後、それらを取り付けることができます。
これで、出荷品の確認およびハードウェア・コンポーネントの理解という初期のステップが完了しました。 電源および環境要件が満たされていることを確認し、エンクロージャーの配置を計画したことになります。これで、ハードウェア・コンポーネントの取り付けおよびデータ・ケーブルと電源コードの接続を開始する準備が整いました。
- NEBS 準拠のアース接続
Network Equipment-Building System (NEBS) 準拠のインストール済み環境にエンクロージャーを取り付ける場合、各エンクロージャーは、電源機構ケーブルによって提供されるどのアース接続とも別個の高信頼性の電気アース接続を備える必要があります。 - サポート・レールの取り付け
エンクロージャーを取り付ける前に、最初にサポート・レールを取り付ける必要があります。 - エンクロージャーの取り付け
エンクロージャーの配置計画に従って、コントロール・エンクロージャー (および、オプションで 1 つ以上の拡張エンクロージャー) を取り付けます。 - コントロール・エンクロージャー用のオプションの取り付け
コントロール・エンクロージャー用にホスト・インターフェース・アダプターまたはキャッシュ・メモリー・アップグレードを購入し、それらのオプションが事前取り付けされていない場合、各ノード・キャニスターを開いてオプションを取り付ける必要があります。 - ディスク・ドライブの取り付け
事前取り付けされていないディスク・ドライブを購入した場合、それらのディスク・ドライブを取り付ける必要があります。 - 拡張エンクロージャーへの SAS ケーブルの接続
拡張エンクロージャーを取り付けた場合は、これらを コントロール・エンクロージャーに接続する必要があります。 - ノード・キャニスターへのイーサネット・ケーブルの接続
Storwize® V3700 システムのシステム管理用の接続を行うには、コントロール・エンクロージャー内の各ノード・キャニスターのイーサネット・ポート 1 にイーサネット・ケーブルを接続する必要があります。この接続は、オプションで iSCSI ホスト接続にも使用できます。オプションでイーサネット・ポート 2 を接続することで、2 番目のシステム管理アドレスまたは 2 番目の iSCSI ホスト接続 (あるいはこの両方) が得られます。 - 1 Gbps iSCSI 4 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターへのイーサネット・ケーブルの接続
オプションの 1 Gbps iSCSI 4 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターを取り付けている場合、イーサネット・ケーブルを使用してシステムをイーサネット SAN に接続することができます。 - 10 Gbps iSCSI-FCoE 2 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターへのファイバー・チャネル・ケーブルの接続
ご使用の Storwize V3700 システムに 10 Gbps iSCSI-FCoE 2 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターを取り付けている場合、ファイバー・チャネル・ケーブルを使用して 10 Gbps イーサネットまたは FCoE SAN に接続することができます。 - ファイバー・チャネル・ホスト・インターフェース・アダプターへのファイバー・チャネル・ケーブルの接続
Storwize V3700 システムに 8 Gbps ファイバー・チャネル 4 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターが取り付けられている場合、ファイバー・チャネル・ケーブルを使用して、それらをファイバー・チャネル SAN に接続することができます。 - ホストへのコントロール・エンクロージャーの接続
コントロール・エンクロージャーを取り付ける場合、SAS ケーブルを使用してホストに接続できます。 オンボード・ホスト SAS ポートは、一部のモデル、またはオプションの SAS ホスト・インターフェース・アダプターに対して使用できます。オンボード SAS ホスト・ポートは、一部のシステム・モデルでは使用できないことに注意してください。 - システムの電源オン
すべてのハードウェア・コンポーネントを取り付けた後、システムの電源をオンにして状況を確認する必要があります。
親トピック: ハードウェアの取り付け