CMOS バッテリーの取り替え

CMOS バッテリーは、ノード・キャニスター内部に取り付けられるコイン型の電源セルです。 このバッテリーにより、ノード・キャニスターの電源がオフになっているときでもシステム時刻が維持されます。 起こりうる危険を回避するために、リチウム・バッテリーは正しく取り扱ってください。 バッテリーを交換する場合は、すべての安全指示に遵守してください。

このタスクについて

この手順を使用して、CMOS バッテリーを交換します。障害のあるバッテリーは適切に処分してください。
注意:
システムにリチウム・バッテリーが入ったモジュールがある場合、そのモジ ュールの交換には同じメーカーの同じモジュール・タイプのみを使用してく ださい。 バッテリーにはリチウムが含まれており、適切な使用、扱い、廃棄をしないと、爆発するおそれがあります。
以下のことは行わないでください。
  • 水に投げ込む、あるいは浸す
  • 100°C (212°F) を超えて熱する。
  • 修理または分解
バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。 (C045)

手順

  1. 手順: ノード・キャニスターの取り外しを実行します。
  2. キャニスターを開き、手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けの説明に従ってふたを取り外します。
  3. ノード・キャニスター内の CMOS バッテリーを見つけます。図 1 は、バッテリー位置を示しています。
    図 1. CMOS バッテリーの取り替え
    CMOS バッテリーの取り替え
  4. コイン・セルのラッチを横に押してコイン・セルをホルダーから解放します。これで、期限切れのコイン・セルを取り外します。
  5. 交換用のコイン・セルを、平らな面をホルダーに一番近いキャニスターの壁面に向けて置きます。
  6. コイン・セルを静かに押し下げてホルダー内に入れ、ラッチの下にはめ込みます。
  7. 手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けの説明に従って、キャニスターのふたを再取り付けします。
  8. キャニスターを元のスロットに再挿入します。
  9. すべてのケーブルを再接続します。
  10. 管理 GUI を開きます。
  11. 管理 GUI を使用して、システムの日時設定が正しいことを確認します。
  12. イベント・ログ・ビューに CMOS バッテリー・エラーが表示されている場合は、修正手順を実行します。