ユーザーの変更

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) または管理 GUI を使用して、システム上のユーザーを変更できます。

始める前に

システム・ユーザーは、パスワードまたはセキュア・シェル (SSH) 鍵、またはその両方を提示する必要があります。ローカル・ユーザーは、システム上にある認証方式を介して認証されます。

クラスター化システム (システム) にアクセスする 2 つのカテゴリーのユーザーを作成できます。これらのユーザー・タイプは、ユーザーがシステムに対して認証される方法に基づいています。
  • 一部のユーザーは、SSH パスワード (不可能な場合は SSH 鍵) を指定する必要があります。
  • ユーザーが 管理 GUIにアクセスする必要がある場合は、そのユーザーのパスワードが必要です。
  • ユーザーがコマンド・ライン・インターフェース (CLI) にアクセスする必要がある場合は、有効なパスワードと SSH 鍵を使用できます。
  • ユーザーは、システム上に定義されているユーザー・グループに含まれている必要があります。

リモート・サービスがダウンしているときにシステムにアクセスする必要があるリモート・ユーザーは、ローカル資格情報も構成する必要があります。リモート・ユーザーはリモート認証サービスによってそのグループを定義されます。

管理 GUI でユーザーを変更するには、「アクセス」 > 「ユーザー」を選択します。ユーザーを右クリックして、「アクション」メニューから「変更」を選択します。

このタスクについて

CLI でユーザーを変更するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. chuser CLI コマンドを発行して、既存のユーザーの属性を変更する。 例:
    chuser -usergrp group_id_or_name user_id_or_name
    ここで、group_id_or_name は、ユーザーの新規グループを指定し、 user_id_or_name は、変更するユーザーを指定します。
  2. chcurrentuser CLI コマンドを発行して、現在のユーザーの属性を変更する。 例:
    chcurrentuser -nokey
    ここで、nokey パラメーターは、ユーザーの SSH 鍵が削除されることを指定します。
  3. lscurrentuser CLI コマンドを発行して、ログイン・ユーザーの名前と役割を表示する。 例:
    lscurrentuser 

    ユーザーの名前と役割が表示されます。