OpenVMS での LUN 0 の定義

Storwize® V3700 では、LUN 0 はすべての LUN の認識に必要であり、OpenVMS ホスト上の正規のディスクとして表されます。LUN 0 は常時ホストに取り付けられていなければなりません。

Storwize V3700 のおよび他のストレージ製品では、LUN 0 は、コマンド・コンソール LUN (CCL) またはパススルー LUN として使用されます。

注: Storwize V3700 の通知メッセージは、ホスト上で ASC/ASCQ エラーとして表示される場合があります。例えば、x2500 (サポートされていない論理装置 (Logical Unit Not Supported))、x2900 (電源オン、リセット、またはバス装置のリセットが発生 (POWER ON, RESET, OR BUS DEVICE RESET OCCURRED))、および x3F0E (認識されない直接アクセス装置 ASC/ASCQ (Direct Access Device ASC/ASCQ unrecognized)) です。 これらのエラーの結果としてデータまたはアクセスが失われることはありません。

OpenVMS ホストでは、SCSI LUN 0 のボリュームがマップされる必要があります。 このアクションにより、OpenVMS ホストは、ホストにマップされたその他すべてのボリュームを認識できるようになります。 デフォルトでは、ボリュームがホストにマップされるとき、使用可能な SCSI LUN ID のうち最も低い ID が使用されます。 ただし、-scsi パラメーターを使用してマッピングを作成するときに、SCSI LUN ID を手動で設定することもできます。 次の例では、SCSI LUN ID 0 のマッピングが作成されます。

mkvdiskhostmap -host host_name|host_id -scsi 0 vdisk_name|vdisk_id