lsthrottle
lsthrottle コマンドを使用して、クラスター化システムで構成されているスロットル・オブジェクトをリストします。
構文
>>- lsthrottle -- --+----------+-- --+-----------------+-- -----> '- -nohdr -' '- -filtervalue? -' >--+-----------------------------------+-- ---------------------> '- -filtervalue -- attribute=value -' >--+-----------------------+-- -------------------------------->< '- -delim -- delimiter -'
パラメーター
- (オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。注: データが表示されない場合、見出しは表示されません。
- -filtervalueattribute=value パラメーターに有効なフィルター属性のリストを表示します。lsthrottle コマンドに有効なフィルターは、以下のとおりです。
- (オプション) 1 つ以上のフィルターのリストを指定します。フィルター属性値に一致する値をもつオブジェクトのみが戻されます。容量を指定する場合、単位も入力する必要があります。
- 注: 一部のフィルターでは、コマンドの入力時にワイルドカードを使用できます。 CLI の使用時には、ワイルドカードの使用に対して以下の規則が適用されます。
- (オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大幅に設定されています。詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。-delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
説明
このコマンドでは、クラスター化システムで構成されているスロットル・オブジェクトをリストします。
表 1 は、出力ビュー・データとして表示できる属性値を示します。
属性 | 説明 |
---|---|
throttle_id | スロットル・オブジェクトの固有 ID を示します。この値は 0 から 10144 までの数値です。 |
throttle_name | スロットル・オブジェクトの固有の名前を示します。この値は、長さが 63 文字の英数字ストリングです。 |
object_id | スロットルが適用されるオブジェクトの ID を示します。この値は 0 から 8191 までの数値です。 |
object_name | スロットルが適用されるオブジェクトの名前を示します。この値は、長さが 63 文字の英数字ストリングです。 |
throttle_type | スロットル・オブジェクトのタイプを示します。この値は offload または vdisk です。 |
IOPs_limit | 構成済み IOP の制限を示します。この値は 0 から 33554432 までの数値ストリングです。制限が指定されない場合、この値はブランクになります。 |
bandwidth_limit_MB | 帯域幅 (MBps) を示します。この値は 0 から 268435456 までの数値ストリングです。制限が指定されない場合、この値はブランクになります。 |
呼び出し例
lsthrottle
詳細な結果出力
throttle_id throttle_name object_id object_name throttle_type IOPs_limit bandwidth_limit_MB
0 offload_Throttle offload 500
1 throttle_1 0 vdisk0 vdisk 100000 500
1 throttle_1 1 vdisk1 vdisk 100000 500
2 throttle_2 2 vdisk2 vdisk 70000
3 throttle_3 3 vdisk3 vdisk 30