LVM およびマルチパス・ツールの最大マルチパス指定構成

構成の際には、Linux オペレーティング・システム用論理ボリューム・マネージャーの最大構成を念頭において構成してください。

論理ボリューム・マネージャー

表 1 は、LVM1 の物理ボリューム、論理ボリューム、およびパスの最大数を示しています。
表 1. LVM1 の最大構成
オブジェクト 最大数 説明
ボリューム・グループの数 99 1 ホストあたりに定義できるボリューム・グループの数
ボリューム・グループあたりの物理ボリューム 256 1 ボリューム・グループに割り当て可能な物理ボリュームの最大数
物理ボリュームあたりのパス数 16 各 PV へのパスの最大数
論理ボリューム 256 LVM1 にサポートされる論理ボリュームの総数 (カーネルの 256 というマイナー番号による制約のため)

マルチパス・ツール

物理ボリューム当たりのパスの数は、Kernel 2.6 では 8 パスに制限されます。