クラスター化システムのロック・ディスクとしてのボリュームの使用
ServiceGuard には、クラスター化システムのロック・ディスクへの代替リンクを指定す るための方法はありません。
11.31 より前のリリースでは、HP 9000 または HP Integrity 環境でボリュームをロック・ディスクとして使用すると、次の 2 つの条件が両方 とも該当する場合に、このシステム内のノードはそのロック・ディスクにアクセスできません。
この問題を解決して冗長性を維持するためには、システム構成 ASCII ファイル内で FIRST_CLUSTER_LOCK_PV 変数を使用して、HP 9000 システムまたは HP Integrity システム内のノードごとにロック・ディスクへの異なるパスを指定してください。例えば、2 ノードのシステムを構成する場合は、以下のようにします。
注: ロック・ディスクへのパスがサーバーごとに異なるかどうかを判断するには、ハードウェアのパスを検査する必要があります。