修正手順を使用した問題の診断および解決

システムの問題の診断および解決には、修正手順を使用できます。

このタスクについて

例えば、Storwize® V3700 システムを修復するには、次のような作業を実行します。

  • イベント・ログを分析する (イベント・ログが使用可能な場合、またはノード・エラーを表示する)
  • 障害を起こしたコンポーネントを交換する。
  • 修復した装置の状況を確認する。
  • 装置をシステム内の操作可能状態に復元する。
  • イベント・ログ内のエラーに修正済みのマークを付ける。

修正手順によって可能な限り多くの作業が自動化されるため、上記のプロセスが簡単になります。

以下の例では、管理 GUIを使用して Storwize V3700 システムを修復します。

手順

修正手順を開始するには、以下の手順を実行します。

  1. 「モニター」 > 「イベント」をクリックし、「推奨アクション」を表示するイベント・ログをフィルタリングしていることを確認します。

    このリストに、修復の必要な多数のエラーが示される場合があります。このリストにいくつものエラーが含まれる場合、リストの最上部にあるエラーの優先順位が最も高く、常に最初に修正する必要があります。優先順位の高いエラーを最初に修正しないと、 優先順位が下位のエラーを修正できない場合があります。

  2. リストの一番上にあるエラーを選択するか、「次の推奨アクション」を選択します。
  3. 「修正手順の実行」をクリックします。

    ペインにエラー・コードが表示され、状態の説明が提供されます。

  4. 「次へ」をクリックして先に進むか、「キャンセル」をクリックして前のペインに戻ります。 部品の交換または他の修復アクティビティーを実行するための説明を含む 1 つ以上のペインが表示される場合があります。
  5. この時点で処置を完了できない場合は、前のペインに戻るまで「キャンセル」をクリックしてください。「次の推奨アクション」ペインに戻るまで「キャンセル」をクリックします。修正手順に戻ったら、修復をステップ 1 から再開できます。 すべての指示を実行したら、「OK」をクリックします。 最後の修復処置が完成すると、手順により、障害のあった装置をシステムに復元しようとする場合があります。
  6. 修正が完了したら、「エラーに修正済みのマークを付ける場合は「OK」をクリックしてください」というステートメントが表示されます。 「OK」をクリックします。この処理により、イベント・ログでエラーに修正済みのマークが付き、エラーのこのインスタンスが再びリストされないようにします。
  7. 修復が完了しました」というステートメントが表示されたら、「終了」をクリックします。 修正を必要とするエラーが他にある場合は、それらのエラーが表示され、修正手順が続行します。

    エラーがない場合、「イベント・ログには未修正エラーはありません」というステートメントが表示されます。