lsdependentvdisks

lsdependentvdisks コマンドは、ハードウェアの特定の部分をシステムから除去するとオフラインになるボリュームを表示するために使用します。

構文

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>>- lsdependentvdisks --+----------+--+---------------------+--->
                        '- -nohdr -'  '- -delim --delimiter-'   

>--+- -node --+-node_name-+-----------------------------------+-><
   |          '-node_id---'                                   |   
   +- -controller --+-controller_name_list-+------------------+   
   |                '-controller_id_list---'                  |   
   +- -mdisk --+-mdisk_name_list-+----------------------------+   
   |           '-mdisk_id_list---'                            |   
   +- -drive --drive_id_list----------------------------------+   
   '- -enclosure --enclosure_id--+--------------------------+-'   
                                 '- -canister --canister_id-'     

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
-delim delimiter
(オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大可能幅に設定されています。 詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。-delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
-node node_name | node_id
(オプション) ボリューム依存関係が必要なノードを指定します。
-controller controller_name_list | controller_id_list
(オプション) ボリューム依存関係が必要なコントローラーを指定します。
-mdisk mkdisk_name_list | mkdisk_id_list
(オプション) ボリューム依存関係が必要な MDisk を指定します。
-drive
(オプション) ボリューム依存関係が必要なドライブを指定します。 最大 128 個の項目があります。
-enclosure enclosure_id
(オプション) ボリューム依存関係が必要なエンクロージャーを指定します。 他のデータに影響を与えずにコントロール・エンクロージャーを除去することができます。
-canister canister_id
(オプション) エンクロージャーのキャニスターを指定します。指定できる値は 1 および 2 です。

説明

このコマンドは、ハードウェアの特定の部分をシステムから除去するとオフラインになるボリュームを表示するために使用します。このコマンドは、保守を行う前に使用して、影響を受けるボリュームを判別します。

呼び出し例

lsdependentvdisks -delim : -drive 0:1

結果出力

vdisk_id:vdisk_name
4:vdisk4
5:vdisk5
注: これは、ドライブ 01 が除去されると、ボリューム vdisk4 とボリューム vdisk5 がオフラインになることを意味します。