ファイバー・チャネル・ポートの論理装置番号
システムは、入出力グループ当たり最大 2048 個の論理装置番号 (LUN) をサポートします。1 つのホストに構成できる LUN の最大数は 512 個です。
注: すべてのホストが 512 個の LUN をサポートするわけではありません。ホスト上でサポートされる LUN の数に関して、ベンダーのオペレーティング・システムのサポート情報を調べてください。
システム上で作成した各ボリュームを、特定のホスト内の複数の HBA ファイバー・チャネル・ポートにマップできます。 SAN 上に複数のパスを配置することもできます。したがって、各ホストは、 サブシステム・デバイス・ドライバー (SDD) などの、マ ルチパス指定ソフトウェアを実行する必要があります。 マルチパス・ソフトウェアは、ボリュームに使用可能な多数のパスを管理し、単一のストレージ・デバイスをオペレーティング・システムに提示します。 システムは、さまざまなマルチパス・ソフトウェア・パッケージをサポートします。 システムがサポートする具体的なマルチパス・ソフトウェアは、そのソフトウェアが使用されているホスト・オペレーティング・システムによって異なります。
- ネットワークを介した、システム・ノードからホストへのパス数は、8 を超えてはなりません。この数を超える構成はサポートされません。
- それぞれのシステム・ノードには複数のポートがあり、各入出力グループには 2 つのシステム・ノードがあります。したがって、ゾーニングを行わない場合、ボリュームへのパスの数は、入出力グループ内のシステム・ポートの数にホスト・ポートの数を乗算した数になります。
- この規則は、マルチパス・デバイス・ドライバーが解決しなければならないパスの数を制限するために存在してい ます。
1 つのホストへのパス数を制限したい場合には、各 HBA ポートが、クラスター化システム内の各ノードごとに、1 つのシステム・ポートによってゾーニングされるという方式でスイッチをゾーニングします。1 つのホストに複数の HBA ポートがある場合は、パフォーマンスと冗長性を最大化するために、それぞれのポートを別々のシステム・ポートのセットにゾーニングします。
直接接続されたホスト HBA ポートでは、そのホストにボリュームがマップされている各システム・ノードに対する接続を行う必要があります。