クラスター化システムのパワーオンおよびパワーオフ
システムのパワーオンおよびパワーオフを行うには、この手順のステップを示されている順序どおりに実行します。
システムのパワーオン
重要:
- 開いたベイやスロットがある状態でシステムの電源をオンにしないてください。 開いたベイやスロットがあると、内部の通気が妨害され、ドライブが十分に冷却されない原因となります。
- 未使用のドライブ・ベイには、フィラー・パネルを取り付ける必要があります。
システムの電源をオンにするには、以下のステップを実行します。
- 提供された電源ケーブルを使用してエンクロージャーの両方の電源機構装置をそれぞれの給電部に接続し、拡張エンクロージャーの電源をオンにします。
- 給電部に回路ブレーカーまたはスイッチがある場合は、それらの電源がオンになっていることを確認します。
エンクロージャーには、電源スイッチはありません。
システム内の各拡張エンクロージャーに対して、このステップを繰り返します。注: 各エンクロージャーには、2 つの電源機構装置が搭載されています。 電源障害に対する冗長性を提供するには、2 本の電源コードを別々の電源回路に接続します。各拡張キャニスターの LED を確認します (図 1 を参照)。図 1. 拡張キャニスターの LED
- 1 電源
- 2 状況
- 3 障害
- すべての拡張キャニスターが電源オンを完了するまで待ちます。
- 提供された電源ケーブルを使用してエンクロージャーの両方の電源機構装置をそれぞれの給電部に接続し、コントロール・エンクロージャーの電源をオンにします。
給電部に回路ブレーカーまたはスイッチがある場合は、それらの電源がオンになっていることを確認します。 エンクロージャーには、電源スイッチはありません。注: 各エンクロージャーには、2 つの電源機構装置が搭載されています。 電源障害に対する冗長性を提供するには、2 本の電源コードを別々の電源回路に接続します。コントロール・エンクロージャー内の各ノード・キャニスターの LED を確認します (図 2 を参照)。図 2. ノード・キャニスターの LED
- 1 電源
- 2 状況
- 3 障害
システムの電源をオフにする前に
システムへの入力電源すべてを除去する場合 (例えば、保守のためにマシン・ルームの電源をシャットダウンしなければならない場合)、電源を除去する前にシステムをシャットダウンする必要があります。システムをシャットダウンすると、システム内のすべてのノードは、データを内部ドライブに格納してから待機モードに入ります。待機状態では、システムが提供したボリュームにはアクセスできなくなります。
ノードへの電源をオフにする前にシステムをシャットダウンしないと、ノードは電源の喪失を検出し、メモリー内に保持されているすべてのデータが内部ディスク・ドライブに保存されるまでバッテリー電源で稼働し続けます。
エンクロージャーへの入力電源が復元されると、ノード内のバッテリーは再充電されます。しかし、ノードでは、予想外の電源喪失が発生した場合、ノード上のすべてのデータを保管できるほど十分にバッテリーが充電されるまで入出力アクティビティーは許可されません。ノードがバッテリー電源で稼働していたためにバッテリーが放電されていた場合、これには、2 時間ほどかかる可能性があります。バッテリーへの入力電源を除去する前にシステムをシャットダウンしておくと、バッテリー電力が消費されずにすむため、入力電源が復元されると同時に入出力アクティビティーを再開できるようになります。
システムのパワーオフ
システムの電源をオフにするには、以下の手順を実行します。