AIX ホストの iSCSI ターゲットの追加
AIX ホストの iSCSI ターゲットを追加して、それらのターゲットが、適正に構成されたネットワーク・インターフェースによってディスカバーできるようにします。
始める前に
このタスクについて
デバイス構成時に iSCSI ターゲットを追加するには、以下の手順を実行します。
注:
システムは、イーサネット・ポートの集約をサポートしません。そのため、アクティブ - アクティブ・コントローラーを使用するには、システム LUN に対するホスト・ベースのマルチパス・ドライバー・サポートが必要です。Linux、Windows、および VMware などのオペレーティング・システムでは、iSCSI 相互接続を使用して、システム LUN への複数のパスを持つ iSCSI を構成できます。ただし、AIX MPIO は、iSCSI 相互接続を使用したシステム LUN への複数のパスをサポートしません。
この記述は、コントローラー障害間の LUN 冗長性が、AIX ホストに対して iSCSI を介してサポートされないことを意味するものではありません。コントローラーの障害が起きた場合、存続しているコントローラーが、障害の起きたコントローラーに構成されているすべての IP アドレスと iSCSI ターゲットを引き継ぎます。次に、AIX ホストは、存続しているコントローラーでフェイルオーバーした iSCSI ターゲットと再接続し、その入出力操作を続行します。 したがって、AIX ホストが iSCSI を介してシステムと通信する場合、コントローラー障害により操作が中断されることはありません。