手順: 直接接続されたイーサネット・ケーブルを使用して キャニスターにアクセスする

サービス・アシスタントを実行するか、サービス CLI を使用するために、パーソナル・コンピューターの ノード・キャニスターへの接続に直接イーサネット接続を使用する必要がある場合は、この手順を使用します。

このタスクについて

データ・センターで USB フラッシュ・ドライブの使用が許可されておらず、イーサネット・ネットワークを介してノードのサービス・アドレスにアクセスできない場合、この手順を実行します。この状況は、ネットワーク上でデフォルトのサービス IP アドレスにアクセスできない新規インストール済み環境で発生する可能性があります。

デフォルトのサービス・アドレスは、問題 : サービス・アシスタントに接続できない にリストされています。

注: クラスター化システムでアクティブになっているキャニスターに直接接続されたイーサネット・ケーブルを使用しないでください。ホスト・アプリケーションまたは管理 GUI からのアクセスが中断される可能性があります。 ノードがアクティブである場合、管理 GUI「設定」 > 「ネットワーク」に進み、サービス IP アドレスをネットワーク上でアクセス可能なアドレスに設定します。

手順

直接接続されたイーサネット・ケーブルを使用してキャニスターにアクセスするには、以下の手順を実行します。

  1. イーサネット・ケーブルの一方の端をノード・キャニスターのイーサネット・ポート 1 に接続します。
    注: クロスオーバー・イーサネット・ケーブルは必要ありません。
  2. イーサネット・ケーブルのもう一方の端を、Web ブラウザーがインストールされたパーソナル・コンピューターのイーサネット・ポートに直接接続します。
  3. ステップ 1 で接続したノード・キャニスターのサービス IP アドレスを取得します。 サービス IP アドレスが不明な場合は、問題: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスが不明であるを参照してください。
  4. コンピューターのオペレーティング・システム・ツールを使用して、ステップ 2 で使用したイーサネット・ポートの IP アドレスおよびサブネット・マスクを設定します。 これらは、ノード・キャニスターのサービス IP アドレスと同じサブネットに設定してください。
  5. Web ブラウザーで、ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを指定します。
  6. スーパーユーザーのパスワードでログオンします。 デフォルトのパスワードは passw0rd です。
  7. 可能な限り早急に、ノード・キャニスターのサービス・アドレスをネットワークでアクセス可能なアドレスに設定します。
  8. アクションが完了するまで待ちます。
  9. ご使用のパーソナル・コンピューターを切断します。
  10. ノード・キャニスターをイーサネット・ネットワークに再接続します。