lskeyserver
lskeyserver コマンドは、クラスター化システム (システム) から使用可能な鍵サーバーを表示するために使用します。
構文
>>- lskeyserver -- --+----------+-- ----------------------------> '- -nohdr -' >--+-----------------------+-- --+---------------+------------->< '- -delim -- delimiter -' +- object_id ---+ '- object_name -'
パラメーター
- -nohdr
- (オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
- -delim delimiter
- (オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大幅に設定されています。詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。-delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
- object_id | object_name
- (オプション) 詳細を表示するオブジェクトの名前または ID を指定します。
説明
このコマンドは、システムから使用可能なすべての鍵サーバーを表示します。
この表は、出力ビュー・データとして表示される可能性のある属性値を示しています。
属性 | 説明 |
---|---|
id | 鍵サーバー ID を示します。値は数値でなければなりません。 |
name | 鍵サーバー名を示します。この値は、英数字ストリングでなければなりません。 |
status | 鍵サーバーの状況タイプを示します。値は次のとおりです。
|
err_seq_num | 鍵サーバーに影響を与える最高優先順位の問題のイベント・ログ・シーケンス番号を示します。値は数値でなければなりません。 |
IP_address | 鍵サーバーのインターネット・プロトコル (IP) アドレスを示します。この値は、標準のインターネット・プロトコル・バージョン 4 (IPv4) アドレスまたはインターネット・プロトコル・バージョン 6 (IPv6) アドレスの形式でなければなりません。 |
port | 鍵サーバーの TCP/IP ポートを示します。 |
type | 鍵サーバーのタイプを示します。値は isklm でなければなりません。 |
primary | サーバーが 1 次サーバーであるかどうかを示します。値は yes または no です。 |
cert_set | この鍵サーバー・オブジェクトの証明書が存在するかどうかを示します。値は yes または no です。 |
certificate | SSL 証明書について人間が読める形式の説明を示します。証明書がない場合、値は 0 fields となります。 |
呼び出し例
lskeyserver
結果出力:
id name status IP_address port type primary cert_set
0 isklm_primary online 10.0.1.54 8709 isklm yes yes
1 isklm_backup online 10.0.1.55 8709 isklm no yes
2 keyserver2 offline 0:0:0:0:0:ffff:a00:138 1234 isklm no no
3 keyserver3 offline 0:0:0:0:0:ffff:a00:139 1234 isklm no no
呼び出し例
lskeyserver 0
結果出力:
id 0
name keyserver0
status online
err_seq_num
IP_address 10.0.1.54
port 8709
type isklm
primary yes
certificate 0 fields