VMware Web Service 接続の構成
IBM® System Storage® Support for Microsoft Volume Shadow Copy Service and Virtual Disk Service ソフトウェアは、バージョン 4.2 以降の VMware 仮想プラットフォームに対するサポートを提供し、RDM ディスクを使用する仮想ホストでの Shadow Copy Service に対応しています。
このタスクについて
注: ロー・ディスクとして作動し、仮想ホストに物理モードで提示される RDM ディスクに対する Shadow Copy Service のみがサポートされています。
仮想ホストの RDM ディスクを操作するには、IBM System Storage Support for Microsoft Volume Shadow Copy Service and Virtual Disk Service ソフトウェアが VMware ESX Server と情報をやり取りする必要があります。 これは、仮想ホストを保持する ESX Server が VMware Web Service を公開することによって実現されます。
IP アドレス、ホスト名などのホスト情報を収集するための VMware ツールがインストールされ、仮想ホストが vSphere Web Service と通信できるようになっている必要があります。
VMware 仮想プラットフォームのみで使用可能なパラメーターが 4 つあります。
- vmhost
- vmuser
- vmpassword
- vmcredential
表 1 に、これらのパラメーターについての説明があります。
パラメーター | 説明 |
---|---|
vmhost | 仮想ホストを保持する ESX Server 上の vSphere Web Service の位置を指定します。 |
vmuser | ESX Server にログイン可能で、RDM ディスクを操作する特権を持つユーザーを指定します。 |
vmpassword | vmuser のログイン用パスワードを指定します。 |
vmcredential | vSphere Web Service のセッションの資格情報ストア・パスを指定します。 資格情報ストアは、Java™ キー・ツールで生成できます。 |
各パラメーターを構成するには、ibmvcfg コマンドを使用して以下のステップを実行します。