chldapserver

chldapserver コマンドは、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーを変更するために使用します。

構文

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>>- chldapserver -- --+---------------------+------------------->
                      '- -ip -- ip_address -'   

>--+------------------------+--+-----------------+-------------->
   '- -name -- server_name -'  '- -port -- port -'   

>--+-------------------------+--+----------------------+-------->
   +- -sslcert -- file_name -+  +- -basedn -- base_dn -+   
   '- -nosslcert ------------'  '- -nobasedn ----------'   

>--+-------------------------+--+- ldap_server_id ---+-- ------><
   '- -preferred --+- yes -+-'  '- ldap_server_name -'      
                   '-  no -'                                

パラメーター

-ip ip_address
(オプション) サーバーの IP アドレス (インターネット・プロトコル・バージョン 4 または 6) を指定します。
-name server_name
(オプション) LDAP サーバーの名前を指定します。
-port port
(オプション) LDAP サーバー・ポートを指定します。
-sslcert file_name | -nosslcert
(オプション) Secure Sockets Layer (SSL) 証明書を設定 (-sslcert) または消去 (-nosslcert) します。
-basedn base_dn | -nobasedn
(オプション) 検索に基本識別名 (DN) を使用します (-nobasedn は、デフォルトの DN を使用することを示します)。
-preferred yes | no
(オプション) サーバーが他の構成済み LDAP サーバーよりも優先されること (あるいは優先されないこと) を指定します。
ldap_server_id | ldap_server_name
(必須) LDAP サーバーの ID または名前を指定します。

説明

重要: 通常操作中、LDAP 要求は、可用性に応じて -preferred サーバーに送信されます。-preferred のマークが付けられたサーバーがない場合、LDAP 要求は、可用性に基づいて構成済みサーバーに送信されます。

-sslcert が指定されている場合、サーバー証明書は認証中に検証されます。SSL 証明書は現行ノード上に存在している必要があります。-nosslcert が指定される場合、すべての証明書ファイルが削除され、サーバー証明書は検査されません。

-basedn パラメーターは、LDAP ディレクトリー内のユーザーを検索する際に基準として使用する識別名 (DN) を示します。 トランスポート層セキュリティー (TLS) が有効になっていて、-sslcert が指定された場合、サーバーの証明書は認証中に検証されます。 使用されているノードに Secure Sockets Layer (SSL) 証明書が存在している必要があります。 存在しない場合、サーバー証明書は検査されません。

-ip が指定される場合、クラスター化システム (システム) が適切なバージョンの IP アドレスを使用して構成されている必要があります。-ip パラメーターで指定された IP アドレスは、システムでサポートされているバージョンでなければなりません。証明書ファイルは有効な PEM 形式で、最大長が 12 キロバイトでなければなりません。

識別名は、コンマ (,)、セミコロン (;)、または正符号 (+) で区切られ、円記号 (¥) で特殊文字を適切にエスケープした attribute=value のペアのシーケンスで、バイト・エンコードを使用して UTF-8 文字で指定される必要があります。 例えば、コンマの場合は ,、UTF-8 文字 c 揚音記号の場合は ¥C4¥87 になります。

このコマンドは、LDAP 認証が有効になっているかどうかに関係なく実行されます。

要確認: 最大 6 つの LDAP サーバーを構成できます。 7 つ目の LDAP サーバーを作成すると、エラーが返されます。

基本サーバーの詳細を指定する呼び出し例

chldapserver -ip 192.135.60.3 -port 400 ldapserver0

結果出力

No feedback

SSL 証明書を指定する呼び出し例

chldapserver -sslcert /tmp/activedirectorycert.pem 0

結果出力

No feedback

SSL 証明書を除去するための呼び出し例

chldapserver -nosslcert 0

結果出力

No feedback