charray
charray コマンドは、アレイ属性を変更するために使用します。
構文
>>-charray--+------------------------+-- -----------------------> '- -name -- new_name_arg-' >--+---------------------+-- --+-------------+-- ---------------> '- -sparegoal --1-100-' '- -balanced -' >--+--------------------------------------+-- -- ---------------> '- -slowwritepriority --+-latency ---+-' '-redundancy-' >--+---------------------------+--+-mdisk_id---+--------------->< '- -rebuildareasgoal--+-0-+-' '-mdisk_name-' +-1-+ +-2-+ +-3-+ '-4-'
パラメーター
- (オプション) アレイ MDisk に適用する新規名を指定します。
- (オプション) アレイ・メンバーの保護に使用されるスペアの数を設定します。 この値は、1 から 100 までの数値です。注: このパラメーターは、分散アレイには適用されません。
- (オプション) アレイが、存在するドライブのスペア目標のバランスを取り、構成することを強制します。
- (オプション) 書き込み操作に時間がかかりすぎている場合に、一時的に冗長性が失われたとしても、アレイが書き込み操作を完了できるようにするかどうかを制御します。
この値は、latency または redundancy のいずれかです。
- latency は、通常の入出力操作に対してこの機能を有効にすることを示します。
- redundancy は、通常の入出力操作に対してこの操作を有効にしないことを示します。
重要: RAID-0 アレイのモードは変更しないでください。重要: 値が latency の場合、アレイが原因でメンバー・ドライブが (応答時間を維持するために) 非同期になる可能性があります。値が redundancy の場合、アレイが原因でメンバー・ドライブが (時間を維持するために) 非同期になる可能性はなく、入出力のパフォーマンスが影響を受けます。 - (オプション) 再作成領域のしきい値を指定します。使用可能な再作成領域が、ここで指定するしきい値を下回ると、アレイはログにエラーを記録します。値は、0、1、2、3、4 のいずれかです。(0 を指定すると、システムの再作成領域がなくなってもエラーがログに記録されません。)注: このパラメーターは、分散アレイにのみ適用できます。
- (必須) MDisk コマンドが適用されるアレイを (ID またはユーザー定義の名前で) 識別します。
説明
このコマンドはアレイの属性を変更します。アレイの名前を変更するための呼び出し例
charray -name raid6 mdisk0 0
結果出力
No feedback
スペア数のしきい値を 2 に設定するための呼び出し例
charray -sparegoal 2 mdisk52
結果出力
No feedback
アレイのバランスを取るための呼び出し例
charray -balanced 3
結果出力
No feedback
アレイの再作成領域の目標を変更するための呼び出し例
charray -rebuildareasgoal 3 array1
結果出力
No feedback
アレイの再作成領域の目標を変更するための呼び出し例
charray -slowwritepriority redundancy 0
結果出力
No feedback