ディスカバーされたディスクの表示と管理

Windows ホストを使用して、ディスカバーされたディスクを表示し、装置を Microsoft iSCSI イニシエーター・サービスにバインドすることができます。

このタスクについて

iSCSI ホストにマップされているシステム・ボリュームは、Windows ディスク管理サービスに対して現在可視の状況になっています。 システム・ボリュームを初期化、フォーマット、およびマウントすることができます。

従属アプリケーションまたはサービスが開始される前に、iSCSI 装置が使用可能であることを確認します。「iSCSI イニシエーター (iSCSI Initiator)」「バインドされたボリューム/装置 (Bound Volumes/Devices)」タブから、これらの装置を Microsoft iSCSI イニシエーター・サービスにバインドすることができます。

システムを再ビルドしたかバックアップからリストアした場合は、ログオフしてから、システムから提供されていて以前に接続されていた iSCSI ターゲットのいずれかにログインし直す必要があります。

Windows ホストから、ディスカバーされたディスクの詳細を表示することにより、システム・ディスクを Storwize® V3700 ディスクと区別することができます。以下の手順を実行します。

手順

  1. Windows コマンド・プロンプトから、diskpart と入力します。
  2. 次に list disk と入力します。
  3. その後に、詳細を表示するディスクを選択します。select disk x と入力してください。この x は、表示するディスクの番号です。
  4. detail disk と入力すると、ディスクのタイプおよびその他の情報が表示されます。

    次の画面に出力例を示します。

    DISKPART> list disk
      Disk ###  Status      Size     Free     Dyn  Gpt
      ________  __________  _______  _______  ___  ___
      Disk 0    Online       149 GB    78 GB   *      
      Disk 1    Online       149 GB    78 GB   *      
      Disk 2    Online       565 MB   565 MB          
      Disk 3    Online       337 MB   337 MB          
    
    DISKPART> select disk 2
    
    Disk 2 is now the selected disk.
    
    DISKPART> detail disk
    
    IBM      2145             SCSI Disk Device
    Disk ID: 00000000
    Type   : iSCSI
    Bus    : 0
    Target : 2
    LUN ID : 0
    
    There are no volumes.
    
    DISKPART>