NEC iStorage のアクセス制御メソッド
アクセス制御を使用して、ホストおよび Storwize® V3700 クラスター化システム からのアクセスを制限することができます。 システム上のすべての定義済み論理装置の使用を Storwize V3700・システムに許可するために、アクセス制御を使用する必要はありません。以下のテーブルを使用すると、使用可能なアクセス制御メソッドが参照できます。
表 1 は、使用できるアクセス制御メソッドをリストします。
メソッド | 説明 |
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ポート・モード | ストレージ・コントローラー・ポートごとに定義する論理装置へのアクセスを許可します。 Storwize V3700・システムがすべてのノードに同じアクセス権を持つように、Storwize V3700の可視性 (スイッチ・ゾーニング、物理ケーブル接続などによる) を設定しておく必要があります。 また、アクセス可能なコントローラー・ポートに同じ論理装置番号を持つ論理装置の同じセットが割り当てられている必要があります。 このアクセス制御メソッドは、Storwize V3700の接続には推奨されません。 |
WWN モード | アクセス元のホスト・デバイスの各ポートの WWPN を使用して、論理装置へのアクセスを許可します。 コントローラー構成で、同じシステム内のすべての Storwize V3700・ノードのすべての WWPN を、リンク・パスのリストに追加する必要があります。 このリストは、LD セットまたは論理装置のグループ用のホスト (Storwize V3700) ポートのリストになります。 このアクセス制御メソッドでは、他のホストがさまざまな論理装置にアクセスできるため、共有が可能です。 |