QLogic HBA のキュー項目数の設定

Linux オペレーティング・システムが稼働しているホストの最大キュー項目数が 4 になるように構成します。

このタスクについて

Linux オペレーティング・システムが稼働しているホストを構成します。 詳しくは、マシン・コードのインストールと構成、およびコマンド・ライン・インターフェースの資料を参照してください。

最大キュー項目数を設定するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 次の行を /etc/modules.conf ファイルに追加します。
    2.4 カーネル (SUSE Linux Enterprise Server 8 または Red Hat Enterprise Linux 3) の場合
    options qla2300 ql2xfailover=0 ql2xmaxqdepth=new_queue_depth
    2.6 カーネル (SUSE Linux Enterprise Server 9 以降、または Red Hat Enterprise Linux 4 以降) の場合
    options qla2xxx ql2xfailover=0 ql2xmaxqdepth=new_queue_depth
    3.0 カーネル (SUSE Linux Enterprise Server 11 以降) の場合:
    以下が入っているファイル /etc/modprobe.d/99-qlogichba.conf を作成します。
    options qla2xxx ql2xmaxqdepth=4
  2. 次のいずれかのコマンドを使用して、使用されているカーネルに関連した RAM ディスクを再作成します。
    • SUSE Linux Enterprise Server オペレーティング・システムが稼働している場合は、mk_initrd コマンドを実行します。
    • Red Hat Enterprise Linux オペレーティング・システムが稼働し ている場合は、コマンド mkinitrd を実行してから、再始動します。
    • SUSE Linux Enterprise Server 11 以降のオペレーティング・システムを実行している場合は、mkinitrd コマンドを実行してから、再始動します。
  3. SUSE Linux Enterprise Server 11 以降のオペレーティング・システムで現行の最大キュー項目数の値を確認するには、次のコマンドを実行します。
    cat /sys/module/qla2xxx/parameters/ql2xmaxqdepth