CMMVC8484E ホストが、定義されたボリューム保護期間内に入出力を受け取っている少なくとも 1 つのボリュームにマップされており、このポートはホストに関連付けられている最後のポートであるため、このポートは除去できません。
説明
ボリューム保護が有効になっていても、対象のホスト・ポートが (定義されたボリューム保護期間内において) 新たに入出力を受け取ったいずれかのボリュームにマップされたホストの最後のポートである場合、rmhostport コマンドは失敗します。
rmhostport コマンドは、rmhost コマンドおよび rmhostiogrp コマンドと共通した動作をします。ボリューム保護ポリシングでは、ホストが既にオフラインであり、ボリュームにマップされたホストがもう 1 つある場合、最後のホスト・ポートの除去が許可されます。 ホストがボリュームにマップされている唯一のホストであり、そのボリュームが使用中である場合、ポリシング・ポリシーではホスト・ポートの除去は許可されません。
この動作は、コマンドの force パラメーターの影響は受けません。
ユーザーの処置
- そのホスト・ポートが除去の対象であることを確認します。間違ったホスト・ポートを選択していた場合は、正しいホスト・ポートを指定して除去コマンドを繰り返します。
- ホスト入出力グループ内のボリュームをマップ解除して、ホスト・ポートを除去する場合は、ホスト入出力がそのボリュームに送信されていないことを確認し、最後の入出力の受信時点から、lssystem コマンドの vdisk_protection_time フィールドに指定された時間だけ待った後で、ホスト入出力グループ除去コマンドを再試行します。
- ボリューム保護とその警告を無効にするには、chsystem コマンドの vdisk_protection-enabled フィールドを無効にします。