rmfcmap
rmfcmap コマンドは、既存のマッピングを削除するために使用します。
パラメーター
- -force
- (オプション) ターゲット・ボリュームをオンラインにすることを指定します。 FlashCopy® マッピングが停止状態にある場合は、このパラメーターは必須です。
- fc_map_id | fc_map_name
- (必須) 削除する FlashCopy マッピングの ID または名前を指定します。 この ID または名前は、コマンド・ラインの最後に入力します。
説明
rmfcmap コマンドは、マッピングが idle_or_copied 状態または停止状態の場合に、指定されたマッピングを削除します。マッピングが停止状態の場合は、-force パラメーターが必要です。 マッピングがそれ以外の状態にある場合は、マッピングを停止してから削除します。
マッピングの削除は、2 つのボリューム間の論理関係を削除するだけであり、ボリューム自体には影響を与えません。ただし、削除を強制すると、ターゲット・ボリューム (不整合のデータを含んでいる可能性がある) がオンラインに戻されます。
FlashCopy マッピングのターゲットが、作成されたリモート・コピーのメンバーである場合、リモート・コピーは次の点で影響を受けます。
- 停止された FlashCopy マッピングが削除され、FlashCopy マッピングに関連付けられた入出力グループがこの削除処理中に中断された場合、FlashCopy マッピングがコピーされていたときにアクティブであった FlashCopy マッピングのターゲット・ボリュームに関連付けられたリモート・コピー関係は、すべて破損します。 これらは、次にシステムを開始するときに再同期する必要があります。
- 以前に準備に失敗した停止済みの FlashCopy マッピングが削除された場合、ターゲット・ボリュームに関連付けられた一連のリモート・コピー関係内にあるすべてのリモート・コピー関係が破損する可能性があります。 これらは、次にシステムを開始するときに再同期する必要があります。
注: リモート・コピーにはメトロ・ミラーとグローバル・ミラーが含まれます。
注: このコマンドが指定された場合、rc_controlled 状態のマップはビューに表示されません。
呼び出し例
rmfcmap testmap
結果出力
No feedback