MSA2000 システムの構成設定

MSA2000 System Storage® Management Utility (SMU) は、Storwize® V3700 クラスター化システム で使用できる構成設定およびオプションを提供します。

ターゲット・ポート・オプション

表 1 は、Storwize V3700でサポートされているポート設定について説明しています。

表 1. Storwize V3700で使用するための MSA2000 システムのポート設定
オプション 値 (可能な値に対して何らかの制限があります) 説明
Host Port Configuration 2 Gbps または 4 Gbps ファブリック速度に応じて設定。
Internal Host Port Interconnect Straight-through Point-to-Point ファイバー・チャネル接続の場合は、「Straight-through」に設定。
Host Port Configuration Point-to-Point Storwize V3700で使用する場合は、「Point-to-Point」に設定。

LU オプションおよび設定値

MSA ボリュームは、ボリューム (RAID 0 はサポートされません) を作成した後で作成するか、後でボリュームに追加することができます。拡張オプションを使用して、LUN を 16K、32K、および 64K (デフォルト) チャンクに構成することができます。 表 2 は、論理装置 (LU) の作成時に使用できる優先オプションについて説明しています。
表 2. 論理装置 (LU) の優先オプション
オプション 説明
Expose to All Hosts Yes Storwize V3700へのボリュームのマッピングが完了した後、これは「All other hosts」(アクセスできないものはない) に変更します。 これは、「Assign Host Access Privileges」フレームの下で行えます。
Automatically assign LUNs Yes これは、オプション「Expose to All Hosts」を強制し、整合した LUN 番号付けのために必要です。
write-policy write-back  
optimization any  
read-ahead-size デフォルト  
independent disable この設定は、キャッシュ・ミラーリングを制御します。 Storwize V3700ではミラーリングが必要であるため、「independent=disable」オプションを使用する必要があります。

MSA2000 システムのホスト・オプションおよび設定

MSA2000 システムを Storwize V3700 システムに提示するための特定のホスト・オプションはありません。 有効な Microsoft Windows オペレーティング・システムを、Storwize V3700のホスト設定として使用してください。