HP 9000 および HP Integrity サーバー用の SAN ブート・サポート

Storwize® V3700 システムは、HP 9000 および HP Integrity サーバーのための SAN ブート・サポートを提供します。

HP-UX 11.3x のすべてのリリースで、HP 9000 と HP Integrity サーバーの両方に SAN ブートがサポートされます。 詳しくは、Hewlett-Packard の資料「HP-UX System Administrator's Guide」を参照してください。

HP-UX オペレーティング・システムでは、ブート装置上でマルチパス指定ソフトウェアとして HP PVLinks (物理ボリューム・リンク) を使用してください。 PVLinks またはサブシステム・デバイス・ドライバー (SDD) は、システムに接続された他の装置についてマルチパス指定サポートを提供します。

HP Integrity サーバーの場合、HP-UX オペレーティング・システムは、システム・ボリュームにインストールされた後で、1 次ブート区画を作成します。この 1 次ブート区画はデフォルトとして作成されます。 1 次ブートは、MP Server コンソールの setboot メニューの上部の行です。 割り込みが発生しない限り、ブートは 10 秒以内に開始します。これは通常ブートの場合と同じです。 代替ブート区画の変更、ブート順序の変更、およびブート・ディスクの追加も、コンソールのブート・メニューから行うことができます。 setboot コマンドを使用すると、1 次ブートまたは HA 代替ブートのリスト、追加、または変更を行うことができます。HA 代替ブートは、既にブートされているオペレーティング・システムからの代替ブートです。

OpenVMS Extensible Firmware Interface (EFI) ユーティリティーを使用すると、ホストまたはホスト・バス・アダプター (HBA) 用のファームウェアを更新したり、接続されている SAN ディスクを検査したりすることができます。

SAN ブート・サポートと既知の制約事項について詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

www.ibm.com/storage/support/storwize/v3700