HDS Lightning の論理装置構成
HDS Lightning の論理装置 (LU) 構成は、RAID 1 および RAID 5 の両方のアレイ をサポートします。
HDS Lightning システムは最大 8192 の LU を定義できますが、 単一ポートにマップできるのは 256 LU のみです。 レポート LUN は LUN 0 によってサポートされます。このため、Storwize® V3700・システムはすべての LUN を検出できます。
LUN 0 が構成されないイベントでは、HDS Lightning システムは LUN 0 での疑似 LUN を表します。この疑似 LUN の照会データは、通常の LUN の照会データとは若干異なります。 この差によって、Storwize V3700・システムは、疑似 LUN を認識し、入出力から除外できます。疑似 LUN は、レポート LUN コマンドを受け入れることができます。
HDS Lightning システムは、オープン・モード接続と IBM zSeries接続の両方をサポートします。 LU が定義されていると、エミュレーション・モードが設定されます。 Storwize V3700・システムに提示されたすべての LUN は、オープン・エミュレーションを使用する必要があります。オープン・エミュレーションを持つすべての LUN は、標準の 512 バイトのブロック・サイズを使用します。
HDS Lightning システムは、 特定サイズの LU のみを定義できます。 論理装置サイズ拡張 (LUSE) 機能を使用して、これらの LU のうち 2 から 36 個を組み合わせることによって、これらの LU を拡張できます。 それらの LUN は、Virtual LVI/LUN 機能を使用していくつかのより小さな仮想 LUN に分割できます。
特殊 LU
LU をホストにマップする場合、それをコマンド LUN にするオプションを使用できます。 コマンド LUN は、インバンド構成コマンドをサポートしますが、入出力はサポートしません。したがって、コマンド LUN を Storwize V3700・システムにマップすることはできません。