rmmdisk
rmmdisk コマンドは、ストレージ・プールから管理対象ディスク (MDisk) を削除するために使用します。
構文
>>- rmmdisk -- -- -mdisk --+- mdisk_id_list ---+-- -------------> '- mdisk_name_list -' >--+----------+-- --+- mdisk_group_id ---+--------------------->< '- -force -' '- mdisk_group_name -'
パラメーター
- -mdisk mdisk_id_list | mdisk_name_list
- (必須) グループから削除する 1 つ以上の管理対象ディスクの ID または名前を指定します。
- -force
- (オプション) 指定したディスク上のデータをグループ内の他のディスクへマイグレーションします。-force を指定した場合、このコマンドは非同期で完了します。
- mdisk_group_id | mdisk_group_name
- (必須) ディスクを削除するストレージ・プールの ID または名前を指定します。 MDisk が削除されると、そのストレージ・プールに対する警告しきい値が自動的に調整されます。注: このコマンドは、イメージ・モード・ボリュームでは使用できません。
説明
グループから管理対象ディスクを削除できるのは、管理対象ディスクにボリュームが使用しているエクステントが含まれていない場合のみです。使用中のエクステントがあり、強制フラグを指定しなかった場合、コマンドは失敗します。
ディスクを意図的に削除した場合は、 グループ全体を削除することが MDisk を除去する唯一の方法です。
コントローラー LUN は、その所属先のストレージ・プールから削除し終わるまで、決して破棄しないでください。
rmmdisk コマンドは、このコマンドの継続期間中にストレージ・プール内の他のディスク上に十分なフリー・エクステントがないと、失敗します。
force フラグを指定すると、使用中のエクステントをストレージ・プール内の他のフリー・エクステントにマイグレーションする試みが行われます。ストレージ・プール内に十分なフリー・エクステントがない場合、force フラグを指定した場合でもコマンドは失敗します。
アレイ MDisk がストレージ・プール内にある場合、そのストレージ・プール内の 5 つのエクステントが内部使用のために予約済みです。 アレイ MDisk がストレージ・プール内にあるときに MDisk を除去すると、5 つのフリー・エクステントがストレージ・プール内に残っていない場合、(-force フラグが指定されていた場合であっても) コマンドは失敗します。
- 管理対象ディスク上の指定されたエクステントを使用しているボリュームを削除できます。
- グループに管理対象ディスクを追加し、コマンドを再実行して -force パラメーターを指定できます。
データを管理対象ディスクからマイグレーションするとき、コマンドの完了までにいくらか時間がかかる場合があります。 コマンド自体が成功コードと共に戻り、マイグレーションが進行中 (マイグレーションが必要な場合) であることを示します。マイグレーションが完了すると、イベントがログに記録され、ディスクはその時点でグループから削除されます。また、lsmigrate コマンドを使用して、アクティブなマイグレーションの進行状況を確認することもできます。
-force を指定する場合、オフラインの MDisk があると rmmdisk コマンドは失敗します。 オンラインのクォーラム・ディスクがない場合、マイグレーションは失敗します。
呼び出し例
rmmdisk -mdisk mdisk12 -force Group3
結果出力
No feedback