HP EVA 上の論理装置構成
EVA 論理装置は、ボリュームと呼ばれます。EVA システムは、最大 512 個のボリュームをサポートできます。 ボリュームは、ディスク・グループと呼ばれる物理ディスク・ドライブのセット内に作成されます。 ボリュームは、グループ内のすべてのドライブにわたってストライピングされます。
ディスク・グループの最小サイズは 8 つの物理ドライブです。 ディスク・グループの最大サイズは、使用可能なすべてのディスク・ドライブです。
EVA ボリュームは、Command View EVA ユーティリティーを使用して作成および削除されます。
注: ボリュームは作成プロセス時にフォーマット設定されるため、ボリュームの容量により、作成とフォーマット設定に要する時間の長さが決まります。 ボリュームの作成が完了するのを待ってから、ボリュームを Storwize® V3700・システムに提示してください。
単一のボリュームがディスク・グループ容量全体を消費することもあれば、ディスク・グループが複数のボリュームに使用されることもあります。 ボリュームによって消費されるディスク・グループの量は、ボリュームの容量と選択した冗長レベルによって異なります。 冗長レベルには、次の 3 つがあります。
- Vraid 1 - 高冗長性 (ミラーリング)
- Vraid 5 - 中程度の冗長性 (パリティー・ストライピング)
- Vraid 0 - 冗長性なし (ストライピング)