iSNS を使用した Linux ホスト上の iSCSI ターゲットのディスカバー

インターネット・ストレージ・ネーム・サービス (iSNS) 方式を使用して iSCSI ターゲット・ポータルをディスカバーすることができます。

始める前に

iSNS ディスカバリーを使用する前に、以下のタスクを実行する必要があります。
  • iSCSI を使用するシステムを構成する。を参照。 iSCSI ホスト用のシステムの構成.
  • ご使用の iSNS サーバーを使用するクラスター化システムを構成する。『CLI を使用した iSNS サーバー・アドレスの構成』を参照してください。
  • システム・ノードが、そのターゲット・ポータルを iSNS サーバーに登録済みであることを確認する。iSNS サーバーがノード iSCSI アドレスを認識できる場合、この登録は自動的に行われます。

このタスクについて

iSNS を使用して iSCSI ターゲットをディスカバーするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. iSNS サーバーで使用される IP アドレスおよびポート番号を入力して、/etc/iscsi/iscsid.conf ファイル内の iSNS サーバー設定を変更します。
    isns.address = <iSNS server IP address>
    isns.port = <iSNS server port>
  2. iSCSI イニシエーター・サービスを再開して、iSNS 構成変更を有効にします。
  3. iSNS ディスカバリー・コマンドを実行して、iSNS サーバーに登録されているすべての iSCSI ターゲット・ポータルのリストを生成します。
    iscsiadm --mode discovery --type isns