chlicense

chlicense コマンドは、クラスター化システム (システム) 機構のライセンス設定値を変更するために使用します。

構文

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>>- chlicense -- ----------------------------------------------->

>--+- -remote -- number_of_enclosures ---------+---------------><
   +- -virtualization -- number_of_enclosures -+   
   '- -compression -- number_of_enclosures ----'   

パラメーター

-remote  number_of_enclosures 
(オプション) メトロ・ミラーやグローバル・ミラーなど、リモート・コピー・フィーチャーのシステムのライセンス交付設定を変更します。システムでライセンス交付を受けた内部エンクロージャーと外部エンクロージャーの総数を指定してください。 すべてのエンクロージャーにメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー・エンクロージャー・ライセンスが必要です。
-virtualization  number_of_enclosures 
(オプション) 仮想化フィーチャーに対するシステムのライセンス交付設定を変更します。使用することを許可された外部ストレージのエンクロージャー数を指定してください。
 -compression  number_of_enclosures 
(オプション) 圧縮機能に対するシステムのライセンス交付設定を変更します。

システムでライセンス交付を受けた内部エンクロージャーと外部エンクロージャーの総数を指定してください。

説明

chlicense コマンドは、システムのライセンス設定値を変更します。行われた変更は、ライセンス設定ログにイベントとして記録されます。

エンクロージャー・ライセンスには、システム上の内部ドライブの仮想化が既に含まれています。 このコマンドを使用して、追加のオプションを設定することができます。システム内のエンクロージャーの総数は、ご使用のライセンス交付を受けたエンクロージャーの総数を超えてはなりません。 このコマンドで、仮想化容量の総量 (システムで構成できる外部エンクロージャーの数) も変更できます。デフォルトでは、ライセンス交付を受けた機能はありませんが、その場合でも関連機能を使用することはできます。

ライセンス設定ログにエラーが記録されると、システム・エラー・ログに一般エラーが記録されることになります。コマンド・ライン・ツールの戻りコードも、ライセンス交付を受けていないフィーチャーを使用していることをユーザーに通知します。

5 TB のリモート・コピー・ライセンス・キャパシティーを追加するための呼び出し例

chlicense -remote 5

結果出力

No feedback

圧縮ライセンスの値を変更するための呼び出し例

chlicense -compression 4

結果出力

No feedback