chhost

chhost コマンドは、ホスト・オブジェクトのタイプ、または名前を変更するために使用します。これは、既存のホスト・マッピングには影響を及ぼしません。

構文

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>>- chhost -- --+----------------------------------+------------>
                '- -type --+- hpux -----------+-- -'   
                           +- tpgs -----------+        
                           +- generic --------+        
                           +- openvms --------+        
                           +- adminlun -------+        
                           '- hide_secondary -'        

>--+---------------------------+-- ----------------------------->
   '- -mask - port_login_mask -'      

>--+-------------------------+-- ------------------------------->
   '- -name -- new_name_arg -'      

>--+------------------------------+--+- host_name -+-----------><
   +- -chapsecret -- chap_secret -+  '- host_id ---'   
   '- -nochapsecret --------------'                    

パラメーター

-type hpux | tpgs | generic | openvms | adminlun | hide_secondary
(オプション) ホストのタイプを指定します。デフォルトは generic です。 tpgs パラメーターを使用すると、追加のターゲット・ポートのユニット・アテンションが使用可能になります。 type パラメーターを必要とするホストの詳細については、Storwize® V3700・ホスト接続資料を参照してください。
-name new_name_arg
(オプション) ホスト・オブジェクトに割り当てる新規名を指定します。
-mask port_login_mask
(オプション) ホストがアクセスできるノード・ターゲット・ポートと、そのホストのファイバー・チャネル (FC) ポート・マスクを指定します。 ホスト・オブジェクト内のワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) は、マスクに組み込まれている、ホスト・オブジェクトの入出力グループ内のノード・ポートからボリュームにアクセスする必要があります。 ポート・マスクは 64 個のバイナリー・ビットで、0 と 1 の組み合わせで構成されます。0 は対応する FC 入出力ポートが使用できないことを示し、1 は使用できることを示しています。マスクの右端のビットは、FC 入出力ポート 1 に対応しています。マスクの有効値は、0000 (使用可能なポートなし) から 1111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 (すべてのポートが使用可能) の範囲です。例えば、マスクが 111111101101 の場合に使用可能なポートは、1、3、4、6、7、8、9、10、11、および 12 です。
-chapsecret chap_secret
(オプション) Internet Small Computer System Interface (iSCSI) 入出力においてホストの認証に使用するために、チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) シークレットを設定します。このシークレットは、ホストとクラスターの間で共有されます。 各ホストの CHAP シークレットは、lsiscsiauth コマンドを使用してリストすることができます。
-nochapsecret
(オプション) 以前に設定されていた、このホスト用の CHAP シークレットをすべて消去します。chapsecret を指定する場合は、nochapsecret パラメーターを指定することはできません。
host_name | host_id
(必須) 変更するホスト・オブジェクトを ID または現行名で指定します。

説明

このコマンドは、指定されたホストの名前を新規名に変更すること、あるいはホストのタイプを変更することができます。 このコマンドは、現行のホスト・マッピングにはまったく影響しません。

ホスト・オブジェクトに関連付けされたホスト・イニシエーター・ポートから、ポート・マスクをログインに適用します。ホスト・バス・アダプター (HBA) ポートとノード・ポート間のログインごとにノードは、ホストがメンバーとなっているホスト・オブジェクトに関連付けされたポート・マスクを検査し、アクセスを許可するか拒否するかを判断します。アクセスが拒否された場合、ノードは HBA ポートが不明であるかのように、SCSI コマンドに返答を行います。

注: すべての入出力グループが iSCSI ホストから削除されている場合は、lsiscsiauth コマンドは、そのホスト用の認証エントリーを表示しません。 addhostiogrp コマンドを使用して iSCSI ホストを少なくとも 1 つの入出力グループにマップし、次に addhostport コマンドを使用して iSCSI ポートをそこに追加します。chhost コマンドを chapsecret または nochapsecret いずれかのパラメーターつきで使用して、そのホスト用の認証を追加する必要もあります。

呼び出し例

chhost -name testhostlode  -mask 111111101101 hostone

結果出力

No feedback

呼び出し例

chhost -type openvms 0

結果出力

No feedback