ボリュームおよび FlashCopy 関係の追加、除去、またはリスト

ibmvcfg.exe. ユーティリティーを使用すると、ボリュームおよび FlashCopy® 関係の追加、削除、およびリストが可能です。

IBM® System Storage® Support for Microsoft Volume Shadow Copy Service および Virtual Disk Service ソフトウェアは、ボリュームのフリー・プールおよびボリュームの予約済みプールを維持します。 これらのプールは、Storwize® V3700上に、仮想ホスト・システムとして実装されます。

表 1 では、ボリュームのフリー・プールに対するボリュームの追加または除去、および FlashCopy 関係のリストまたは削除を行うための ibmvcfg.exe コマンドについて説明しています。

表 1. プール管理コマンド
コマンド 説明
ibmvcfg list all -l すべてのボリュームをリストします。 リストには、ボリューム ID、UUID、ボリューム名、サイズ、操作状態、正常性の状況、ボリュームのタイプ、ボリュームからホストへのマッピング、およびホスト名の情報が含まれます。 verbose-list 列フォーマットの出力の場合は l パラメーターを使用します。
ibmvcfg list all
ibmvcfg list all -l
ibmvcfg list free -l フリー・プール内に現在存在するボリュームをリストします。 verbose-list 列フォーマットの 出力の場合は l パラメーターを使用します。
ibmvcfg list free
ibmvcfg list free -l
ibmvcfg list reserved -l 現在予約済みプール内にあるボリュームをリストします。 verbose-list 列フォーマットの 出力の場合は l パラメーターを使用します。
ibmvcfg list reserved
ibmvcfg list reserved -l
ibmvcfg list assigned -l 現在割り当て済みプールまたはホスト内にあるボリュームをリストします。 verbose-list 列フォーマットの出力の場合は l パラメーターを使用します。
ibmvcfg list assigned
ibmvcfg list assigned -l
ibmvcfg list unassigned -l 現在未割り当てプールまたはホスト内にあるボリュームをリストします。 verbose-list 列フォーマットの出力の場合は l パラメーターを使用します。
ibmvcfg list unassigned
ibmvcfg list unassigned -l
ibmvcfg list infc -l Storwize V3700上のすべての FlashCopy 関係をリストします。 このコマンドは、差分と非差分の両方の FlashCopy 関係をリストします。
ibmvcfg list infc
ibmvcfg list infc -l
ibmvcfg add ボリュームのフリー・プールに 1 つ以上のボリュームを追加します。
ibmvcfg add
600507680181801DC800000000000000
ibmvcfg add vdisk17
ibmvcfg rem ボリュームのフリー・プールから 1 つ以上のボリュームを除去します。
ibmvcfg rem
600507680181801DC800000000000001
ibmvcfg rem vdisk18
ibmvcfg del 1 つ以上の FlashCopy 関係を削除します。 FlashCopy ターゲットのシリアル番号を使用して関係を削除します。
ibmvcfg del
600507680181801DC800000000000002
ibmvcfg del vdisk19