ドライブ

システムは、幅広いエンタープライズ・クラスまたはニアライン・クラスのドライブ、またはフラッシュ・ドライブをサポートします。ドライブ・オブジェクトは物理ドライブを表します。サポートされているドライブが検出され、ドライブ ID が割り当てられている場合は、このオブジェクトがシステムによって自動的に作成されます。

システム・オプションとして販売されたドライブのみがサポートされます。これには、2.5 型 (6.35 cm) Small Form Factor (SFF) および 3.5 型 (8.89 cm) Large Form Factor (LFF) サイズなどがあります。

ドライブは、エンクロージャーの前面にあるドライブ・スロットに取り付けられ、冗長化のために内部 RAID ソフトウェアが使用されます。さらに、各ドライブにはドライブを各キャニスターに接続する 2 つのポートがあります。

システムは、次のタイプのドライブをサポートしています。
Tier 0 フラッシュ
Tier 0 フラッシュ・ドライブは高性能フラッシュ・ドライブであり、読み取り操作と書き込み操作を処理し、エンタープライズ・ドライブやニアライン・ドライブよりも高速のデータ・アクセスを実現します。
エンタープライズ・ディスク
エンタープライズ・ディスクは、パフォーマンスが向上するよう最適化されたディスク・ドライブです。
ニアライン・ディスク
ニアライン・ディスクは、容量に合わせて最適化されたディスク・ドライブです。

ドライブがドライブ・スロット間で移動する場合、その使用属性が「未使用」であってもドライブ ID は維持されます。 「使用」属性 (chdrive コマンドで指定されます) は、ドライブをアレイに形成できるかどうかを決定します。

注: ドライブ障害 LED がオンであるか、修正手順により指示される場合を除いて、ドライブを交換しないでください。