CLI を使用したボリュームの縮小
コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、圧縮または非圧縮ボリュームのサイズを削減することができます。
このタスクについて
ボリュームは、必要に応じて、サイズを小さくすることができます。FlashCopy® マッピングの作成時に、ターゲット・ボリュームまたは補助ボリュームをソース・ボリュームまたはマスター・ボリュームと同じサイズにすることができます。ただし、ボリュームにデータが含まれている場合は、 ディスクのサイズを縮小しないでください。選択されたボリュームが現在即時初期化を実行している場合、システムはボリュームの縮小を不可にします。 即時初期化が完了した後にボリュームを縮小できます。
重要:
- システムは、ボリュームに割り振られた容量から 1 つ以上のエクステントを除去することにより、ボリュームの容量を任意に減らします。 除去されるエクステントを制御することはできないため、未使用のスペースが除去されるようにすることは保証できません。
- ボリュームに使用中のデータが入っている場合は、どのような場合でも、ボリュームの縮小は、まずデータをバックアップしてから行ってください。
- パフォーマンス上の理由から、オペレーティング・システムまたはファイル・システムの中には、ディスクの外部端を使用するものがあります。
shrinkvdisksize コマンドを使用すると、特定のボリュームに割り振られる物理容量を指定量まで縮小することができます。また、ボリュームに割り当てられている物理容量を変更せずに、シン・プロビジョニング・ボリューム (thin-provisioned volume)の仮想容量を縮小することもできます。
コマンド・パラメーターについて詳しくは、「shrinkvdisksize」を参照してください。
手順
以下のステップを実行して、ボリュームを縮小します。