CLI の使用
Storwize® V3700 クラスター化システム (システム) コマンド・ライン・インターフェース (CLI) は、Storwize V3700の管理に使用できるコマンドの集合です。
概要
CLI コマンドは、ホスト・システム上の SSH クライアント・ソフトウェアと、 Storwize V3700 システム上の SSH サーバーの間で、 セキュア・シェル (SSH) 接続を使用します。
CLI を使用できるようにするには、システムを作成しておく必要があります。
クライアント・システムから CLI を使用するには、次の手順で行います。
- CLI へのアクセスで使用する予定のシステムごとに、SSH クライアント・ソフトウェアを インストールし、セットアップする。
- パスワードを使用してシステムに対する認証を行う。
- パスワードを入力せずにコマンド・ラインにアクセスする必要がある場合は、SSH 公開鍵を使用する。次に、各 SSH クライアントの SSH 公開鍵を Storwize V3700に保管する。注: 最初の SSH 公開鍵が保管されたら、管理 GUIまたは CLI のいずれかを使用して、 追加の SSH 公開鍵を追加できます。
以下の機能に CLI を使用できます。
- システム、そのノード、および入出力グループのセットアップ。
- エラー・ログ (イベント・ログ) の分析
- 管理対象ディスク (MDisk) およびストレージ・プールのセットアップと保守。
- システム上でのクライアント公開 SSH 鍵のセットアップと保守。
- ボリュームのセットアップと保守。
- 論理ホスト・オブジェクトのセットアップ。
- ホストへのボリュームのマップ
- 管理対象ホストからボリュームおよび MDisk へのナビゲーションとそのチェーンの逆方向へのナビゲーション。
- コピー・サービスのセットアップと開始:
- FlashCopy® および FlashCopy 整合性グループ
- 同期メトロ・ミラーおよびメトロ・ミラー整合性グループ。
- 非同期グローバル・ミラーおよびグローバル・ミラー整合性グループ。