IBM XIV システムのホスト・オプションと設定
Storwize® V3700のクラスター化システムを IBM® XIV® Storage System システムに対してホストとして識別するには、特定の設定を使用する必要があります。
XIV Nextra™ ホストは単一の WWPN であるため、 クラスター化システム内の Storwize V3700・ノード・ポート ごとに 1 つの XIV Nextra ホストを定義する必要があります。 XIV Nextra ホストは、単一の SCSI イニシエーターと見なされます。 各ポートに、最大 256 個の XIV Nextra ホストを提示できます。 XIV Nextra システムに関連付けられている各 Storwize V3700・ホスト・オブジェクトは、同じ XIV Nextra LUN マップに関連付ける必要があります。 各 LU は単一マップ内にのみ存在できるからです。
IBM XIV Storage System Type Number 2810 ホストは、複数の WWPN で構成できます。 各 Storwize V3700・ノードを IBM XIV Storage System Type Number 2810 ホストとして構成し、Storwize V3700・システム内の各 Storwize V3700・ノードに対応する、IBM XIV Storage System システムのクラスターを作成してください。
表 1 に、IBM XIV Storage System および XIV Nextra ストレージ管理 GUI を使用して変更できるホスト・オプションと設定をリストしています。
オプション | データ型 | 範囲 | IBM XIV Storage System Type Number 2810 と XIV Nextra のデフォルト設定 | Storwize V3700の必須設定 | 注 |
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タイプ | Enum | FC/iSCSI | 適用されません | FC | Storwize V3700の場合、タイプは FC でなければなりません。 |
XIV Nextra map_set_special_type CLI コマンドまたは IBM XIV Storage System Type Number 2810 special_type_set CLI コマンド | Enum | デフォルト/hpux | デフォルト | デフォルト | このコマンドは hpux ホストのみで使用されます。 Storwize V3700 LUN にこのコマンドを使用しないでください。 |
WWPN | int64 | すべて | 適用されません | ノード・ポート | XIV Nextra の場合、クラスター化システム内のノード・ポート WWPN ごとに 1 つのホスト・ポートを定義する必要があります。 IBM XIV Storage System、Type Number 2810 の場合、クラスター化システム内のノード・ポート WWPN ごとに 1 つのホスト・ポートを定義する必要があります。 |
LUN Map | String | すべて | 適用されません | すべて | XIV Nextra の場合、XIV Nextra システム内の各 Storwize V3700・ホストは、 同じ LUN マップに関連付ける必要があります。各 LU は単一マップ内にのみ存在できるからです。 |