lsnodecanisterhw

lsnodecanisterhw コマンドは、クラスター化システム内のノード・キャニスターについて、実際に構成済みのハードウェア構成を表示するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする
>>- lsnodecanisterhw --+----------+--+-----------------------+--+- object_id ---+-><
                       '- -nohdr -'  '- -delim -- delimiter -'  '- object_name -'   

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
-delim delimiter
(オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大可能幅に設定されています。 詳細ビューでは、データの各項目は別の行に表示され、見出しが表示される場合、データと見出しの間には、スペースが 1 つ入ります。 -delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
 object_id | object_name 
(必須) オブジェクト名または ID を指定します。

説明

表 1 は、出力ビューのデータとして表示される属性に適用可能な値を示しています。
表 1. lsnodecanisterhw の属性値
属性
id ノード・キャニスターの固有 ID を示します。
name ノード・キャニスター名を示します。
status 状況を示します。値は次のとおりです。
  • offline
  • サービス
  • フラッシュ
  • 保留 (pending)
  • online
  • 追加
  • 削除
IO_group_id 入出力グループ ID。
IO_group_name 入出力グループ名を示します。
hardware ノード・キャニスターのハードウェア・タイプを示します (例えば、300)。
actual_different ノード・キャニスター・ハードウェアが構成済みハードウェアと異なるかどうかを示します。
actual_valid ノード・キャニスター・ハードウェアが有効であるかどうかを示します。
memory_configured 構成済みのメモリー容量 (GB 単位) を示します。
memory_actual 現在取り付けられているメモリー容量 (GB 単位) を示します。
memory_valid 実際のメモリー構成が有効であるかどうかを示します。
cpu_count ノード・キャニスターの CPU の最大数を示します。
cpu_socket CPU フィールドが参照するソケットの ID を示します。
cpu_configured このソケットで構成済みの CPU を示します。
cpu_actual このソケットに現在取り付けられている CPU を示します。
cpu_valid 現在取り付けられている CPU の構成が有効であるかどうかを示します。
adapter_count ノード・キャニスターのアダプターの最大数を示します (ノード・キャニスター・タイプによって異なります)。
adapter_location このアダプターのロケーションを示します。
adapter_configured このロケーションで構成済みのアダプターを示します。
adapter_actual このロケーションで現在取り付けられているアダプターを示します。
adapter_valid このロケーションのアダプターが有効であるかどうかを示します。
ports_different 現行のハードウェアが追加の入出力ポートを提供可能であるかを示します。 この値は yes または no です。

呼び出し例

lsnodecanisterhw -delim , 1
結果出力
id,1
name,hlcn114289
status,online
IO_group_id,0
IO_group_name,io_grp0
hardware,112
(more)