VERITAS DMP と一緒に使用するための LUN の構成

Oracle ホストでのマルチパス指定サポートのために動的マ ルチパス指定 (DMP) 機能を持つ VERITAS Volume Manager を使用する 場合は、以下の手順に従って、LUN を構成する必要があります。

このタスクについて

以下の手順は、DMP を使用する VERITAS Volume Manager と一緒に使用されるすべての HBA に適用できます。

手順

  1. format コマンドを発行して、ディスクを検査します。
    1. ディスクが見つかったら、次のステップへ進みます。
    2. ディスクが見つからなければ、HBA の構成とクラスター化システム構成を調べて再試行します。
    注: フォーマットを初めて実行するときに、ディスクごとに「モード・センス・エラー (mode sense error)」がリストされることがあります。 この結果は正常であり、ディスクにラベルが付けられると起こらなくなります。
  2. Solaris オペレーティング・システムの format コマンドを使用して、各装置にラベルを付けます。
  3. 以下の手順を実行することにより、vxdiskadm ユーティリティーを使用してディスクを初期化します。
    1. vxdiskadm ユーティリティーを開始します。
    2. メニューから、「21 (VxVM ビューで新規接続/ゾーニング・ディスクを入手) (21 (Get the newly connected/zoned disks in VxVM view))」を選択します。
    3. c」を押して先に進み、Enter を押します。 コマンドの完了を待ちます。
    4. メニューで、「1 (1 つ以上のディスクを追加または初期化) (1 (Add or initialize one or more disks))」を選択して、各ディスクを初期化します。
  4. vxdisk list コマンドを実行して、装置を表示します。 これで、ボリューム・グループに追加されたときにその装置を使用して VERITAS Volume Manager 装置を作成できます。