ノード・エラー・コードの概要
ノード・エラー・コードは、特定のノード・キャニスターに関連する障害を記述します。
ノード・エラーはノードに固有のものであるため (例えば、メモリーの障害)、エラーはそのノードでのみ報告されます。 ただし、ノードが検出する状態の中には、エンクロージャーの共有コンポーネントに関連するものがあります。 そのような場合、エンクロージャー内の両方のノード・キャニスターがエラーを報告します。
ノード・エラーには、クリティカル・ノード・エラーと非クリティカル・ノード・エラーの 2 つのタイプがあります。
クリティカル・エラーは、ノードがクラスター化システムに結合されるのを妨げている問題が解決するまで、ノードがクラスター化システムに参加できないことを意味します。このエラーは、ハードウェアの一部に障害が発生するか、あるいはシステムがコードの破損を検出することで発生します。 ノード・エラーが発生したキャニスターと通信できる場合、エラーを示すアラートがイベント・ログに記録されます。システムがノード・キャニスターと通信できない場合、「ノードがありません」アラートが報告されます。 ノードでクリティカル・ノード・エラーが発生した場合、ノードはサービス状態になり、ノードの障害 LED がオンになります。例外は、ノードがクラスター化システムを形成するために十分なリソースに接続できない場合です。この場合にもクリティカル・ノード・エラーが示されますが、ノードは開始中の状態です。 クリティカル・エラー用に予約されたエラーの範囲は 500 から 699 です。
非クリティカル・エラー・コードは、1 つのみの特定ノードに関連したハードウェアまたはコードの障害が発生した場合にログに記録されます。 これらのエラーにより、ノードがアクティブ状態になってクラスター化システムに結合することは停止されません。 ノードがクラスター化システムの一部である場合、エラー状態を示すアラートも出されます。ノード・エラーは、アラートが参照する対象のノード・キャニスターを明らかにするために示されます。非クリティカル・エラー用に予約されたエラーの範囲は 700 から 899 です。