電源オフ状態のシステムへの 2 つのホスト・インターフェース・アダプターの追加
この情報を使用して、シャットダウンされているシステムに 1 組の ホスト・インターフェース・アダプター を追加します。
手順
以下の手順を完了して、シャットダウンされているシステムに 1 組の ホスト・インターフェース・アダプター を追加します。
- 管理 GUI のイベント・ログ・ビューで推奨アクションを確認します。 存在するすべての問題を解決してから次に進みます。
- システムの電源をオフにします。 手順については、Storwize® V3700 の IBM® Knowledge Center で『手順: システムの電源をオフにする』のトピックを参照してください。
- コントロール・エンクロージャー内の各キャニスターに対して、以下のステップを実行します。
- ノード・キャニスターに接続されているケーブルの位置をメモしてから、それらのケーブルを取り外します。
- リリース・ハンドルを開き、キャニスターをエンクロージャーから完全に引き出して取り外します。 詳しくは、手順: ノード・キャニスターの取り外しを参照してください。
- キャニスターからふたを取り外します。 手順については、手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けを参照してください。
- ホスト・インターフェース・アダプターに SFP トランシーバー が付いている場合は、それらを取り外します。 トランシーバーを取り外すには、リリース・ハンドルを回転させて開き、そのハンドルを使用してトランシーバーを引いてホスト・インターフェース・アダプター・ポートから取り外します (図 1を参照)。
図 1. ホスト・インターフェース・アダプター およびSFP トランシーバー
- 図 2 に示されているように、保持つまみねじ 1 を緩めます。 図 2. ホスト・インターフェース・アダプター の取り付け
- 1 保持つまみねじ
- 2 フィラー・ハンドル
- 3 ホスト・インターフェース・アダプター
- 4 キャッチ・スロット
- キャニスター内部でフィラー・ハンドル 2 をつかみ、フィラー・プレートをつまみねじに向けてスライドさせて、プレートをキャッチ・スロット 4 から外します。
- フィラー・プレートを取り外します。
- 図 2 に示されているように、ホスト・インターフェース・アダプター 3 をキャニスターに挿入します。
- ホスト・インターフェース・アダプターのマウント・ブラケットを、キャニスターのつまみねじ側にあるホスト・インターフェース・アダプターの開口部の内側に位置合わせします。フェース・プレートの端にあるタブがキャッチ・スロット 4 の位置と合っていることを確認します。
- ホスト・インターフェース・アダプターの接続エッジをキャニスター内部のホスト・インターフェース・アダプター・コネクターのスロットと位置合わせします。
- ホスト・インターフェース・アダプターの両端を押して、アダプターをコネクターに差し込みます。
- ホスト・インターフェース・アダプターがスロットにまっすぐに取り付けられていることを確認し、保持つまみねじ 1 を締めます。
- キャニスターにふたを再取り付けします。 手順: ノード・キャニスターのふたの取り外しおよび再取り付けを参照してください。
- ステップ 3.d で SFP トランシーバー を取り外した場合は、それらを再取り付けします。 トランシーバーを取り付けるには、トランシーバーをポートに完全に押し込み、トランシーバー・ハンドルを閉じます。
- 2 つの追加トランシーバー・オプションを購入した場合、追加 SFP トランシーバー を残りのポートに取り付けます。 1 つまたは 2 つの追加トランシーバーをキャニスターに取り付けることができます。 エンクロージャー内の両方のキャニスターに同数のトランシーバーを取り付ける必要があります。
- エンクロージャーにキャニスターを再取り付けし、取り外したケーブルを再度取り付け、ホスト・インターフェース・アダプターをホスト・システムに接続するケーブルを取り付けます。
- システムの電源をオンにします。 注: ホスト・アプリケーションはまだ開始しないでください。キャニスターが再始動します。 ハードウェア構成が変更されているため、ノード・エラー (841) と関連アラート (1199) が各ノード・キャニスターのシステム・イベント・ログに記録にされます。
- 管理 GUI のモニター・ページの推奨アクションを使用して、アラート 1199 によって報告されたハードウェア変更を確認して受け入れます。 ノード・キャニスターは、このプロセスの一環として再始動します。ノード・キャニスターのハードウェアが一致していないことを示すアラート 1470 が一時的に表示される場合があります。 このアラートは無視してかまいません。
タスクの結果
これでハードウェアの取り付けは完了です。システムの電源をオフにするときに停止したホスト・アプリケーションを開始することができます。
これで ホスト・インターフェース・アダプター の取り付けが完了し、使用する準備が整いました。
次のタスク
- ファイバー・チャネル SAN ネットワークに接続した場合は、ご使用の Storwize システムが含まれるようにネットワークをゾーニングします。ホストを構成する場合、管理 GUI の「ホスト」タブで選択可能な操作を使用して、ホストの用途を構成します。
- イベント・ログに新規アラートがないかを確認します。新規アラートがある場合は、推奨アクションを使用して解決します。