コントロール・エンクロージャーを取り付ける場合、SAS ケーブルを使用してホストに接続できます。
オンボード・ホスト SAS ポートは、一部のモデル、またはオプションの SAS ホスト・インターフェース・アダプターに対して使用できます。オンボード SAS ホスト・ポートは、一部のシステム・モデルでは使用できないことに注意してください。
このタスクについて
ホスト接続用には 2 つのタイプの SAS ケーブルがあり、ホストの要件に応じて使用します。
- Mini SAS HD 間ケーブル (図 1)
- Mini SAS HD と Mini SAS 間ケーブル (図 2)
図 2. Mini SAS HD と Mini SAS 間ケーブル
注: SAS ケーブルを挿入する場合、コネクターの向きが正しいことを確認してください。
- ノード・キャニスターの左側にある SAS ポートに接続するときは、青色のプルタブはコネクターの下側になければなりません。
- SAS 4 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターに接続するときは、青色のプルタブはコネクターの上側になければなりません。
- カチッと音がして所定の位置に収まるまで、コネクターを慎重に挿入します。
抵抗を感じた場合は、コネクターの向きが誤っている可能性があります。
無理に押し込まないでください。
- 正しく挿入された場合、タブを引っ張ることによってしかコネクターを取り外すことができません。
手順
ケーブルを取り付けるには、次の手順を実行します。
- 必要な数の SAS ケーブルを接続します。 必要なケーブルの数を判別するには、ネットワーク・ケーブル接続の計画を参照してください。
注: ノード・キャニスターの左側の SAS ポートに接続するときは、各ホストを両方のキャニスターに接続する必要があります。両方のキャニスターに同数のケーブルが接続されている必要があります。
- ハードウェアにアクセスできるようにケーブルを配置します。
- USB ポート。システムを構成するために USB フラッシュ・ドライブ を使用する場合、USB ポート・アクセスが必要です。
- エンクロージャー自体。 保守を行う場合および 2 人以上の人員で安全にコンポーネントの取り外しおよび交換を行う場合は、そのハードウェアに手を伸ばして作業できる必要があります。
タスクの結果
図 3 は、各キャニスターに 3 本の SAS ケーブルが接続されている構成例を示します。
図 3. キャニスターごとに 3 本の SAS ケーブルが接続された構成例
図 4 は、SAS 4 ポート・
ホスト・インターフェース・アダプターに 2 本の SAS ケーブルが接続された構成例を示しています。
図 4. SAS 4 ポート・ホスト・インターフェース・アダプターに 2 本の SAS ケーブルが接続された構成例