ハードウェア位置図の完成

物理位置の計画には、各装置の要件に基づいたエンクロージャーおよび他の装置のラック位置の文書化が含まれます。

ハードウェア位置図は、Storwize® V3700 エンクロージャーがインストールされるラックを表します。 図の各行は、1 EIA (米国電子工業会) すなわち幅 19 インチ、高さ 1.75 インチのラック・スペースまたはユニットを表します。 このスペースまたはユニットのそれぞれは、ラックの 1U と通常呼ばれます。 Storwize V3700 ラックを設計する場合、表 1 を使用して、ご使用のシステム内の 2U の Storwize V3700 エンクロージャーおよびその他の装置の物理構成を記録します。

ラックに十分なスペースがある場合は、コントロール・エンクロージャーをラックの中央に取り付けるように計画して、 拡張エンクロージャーをコントロール・エンクロージャーに接続するのに必要な SAS ケーブルの長さを最小化してください。

すべてのエンクロージャーは、相互に隣接して取り付けるように計画してください。 ラックを安定した (上部が重くない) 状態を保持しながら、エンクロージャーを保守しやすいレベル (例えば、ラックの真ん中) に取り付けるように計画にしてください。

表 1. Storwize V3700 エンクロージャーおよびその他のデバイスの ハードウェア・ロケーション
ラック・ユニット コンポーネント
EIA 36  
EIA 35  
EIA 34  
EIA 33  
EIA 32  
EIA 31  
EIA 30  
EIA 29  
EIA 28  
EIA 27  
EIA 26  
EIA 25  
EIA 24  
EIA 23  
EIA 22  
EIA 21  
EIA 20  
EIA 19  
EIA 18  
EIA 17  
EIA 16  
EIA 15  
EIA 14  
EIA 13  
EIA 12  
EIA 11  
EIA 10  
EIA 9  
EIA 8  
EIA 7  
EIA 6  
EIA 5  
EIA 4  
EIA 3  
EIA 2  
EIA 1  

表 2 に、ご使用の Storwize V3700 システムに組み込まれている場合のあるコンポーネントの説明があります。

注: システムは、1 つのコントロール・エンクロージャーと、0 から 4 つの拡張エンクロージャーから構成されます。 LFF エンクロージャーと SFF エンクロージャーでサポートされるドライブのタイプは異なります。そのため、エンクロージャーの "FF" タイプは、必要なドライブに応じて異なります。
表 2. Storwize V3700 エンクロージャー・モデル
装置 マシン・タイプおよびモデル 部品番号 必要な EIA ユニットの数
Storwize V3700 LFF デュアル・コントロール・エンクロージャー 2072-12C 2072L2C 2 2 つのノード・キャニスター、4 つの 1Gb iSCSI ポート (RJ45 銅線)、6 つの 6Gb SAS ポート (mini-SAS HD)、2 つのホスト・インターフェース・アダプターのサポート、12 個の 3.5 型ドライブ・スロット
Storwize V3700 LFF 拡張エンクロージャー 2072-12E 2072LEU 2 1 つの拡張キャニスター、12 個の 3.5 型ドライブ・スロット
Storwize V3700 SFF デュアル・コントロール・エンクロージャー 2072-24C 2072S2C 2 2 つのノード・キャニスター、4 つの 1Gb iSCSI ポート (RJ45 銅線)、6 つの 6Gb SAS ポート (mini-SAS HD)、2 つのホスト・インターフェース・アダプターのサポート、24 個の 2.5 型ドライブ・スロット
Storwize V3700 SFF 拡張エンクロージャー 2072-24E 2072SEU 2 1 つの拡張キャニスター、24 個の 2.5 型ドライブ・スロット