問題 : サービス・アシスタントに接続できない
ブラウザーでサービス・アシスタントを表示できない場合、いくつかの選択肢があります。
- 各ノード・キャニスターには、それぞれ独自のサービス・アシスタントがあります。各サービス・アシスタントを使用して、そのサービス・アシスタントが実行されているノードを管理することができます。また、ノード間の通信を妨げる接続エラーがない場合、他のノード・キャニスターを管理することもできます。 これは、サービス・タスクがノードを管理することができるパスは複数あることを意味します。
- サービス・アシスタントにアクセスするためにブラウザーで指定する URL は、常に IP address/service の形式です。IP address には、ノードのサービス IP アドレスまたはシステム IP アドレスのいずれを使用することもできます。 システム IP アドレスを使用する場合、構成ノードのサービス・アシスタントに接続されます。
- サービス・アドレスは、各ノード・キャニスターのイーサネット・ポート 1 で構成されています。 イーサネット・ケーブルがこのポートおよびイーサネット・ネットワーク上のアクティブ・ポートに接続されていることを確認します。 詳細については、手順: イーサネット接続の状況を検出する を参照してください。
- 各ノード・キャニスターには、最初にデフォルトのサービス・アドレスが割り当てられます (問題: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスが不明であるを参照してください)。 同じネットワーク上の複数のノード・キャニスターがデフォルトの IP アドレスを使用している場合、ノード・キャニスター・サービス・アシスタントに接続できない場合があります。
- ノード上で構成済みの IPv4 および IPv6 アドレスを確認するには、問題: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスが不明であるに進みます。
- 有効なサービス・アドレスを使用してノードが構成されていることを確認します。
- イーサネット・ネットワーク上で、IPv4 アドレスの IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが正しく指定されていることを確認します。
- イーサネット・ネットワーク上で、IPv6 アドレスの IP アドレス、接頭部、およびゲートウェイが指定されていることを確認します。
- イーサネット・ネットワーク上の他の装置がそのアドレスを使用していないことを確認します。
- いずれかの値が無効である場合は、手順: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスを変更するを参照してください。環境で USB フラッシュ・ドライブ を使用できないためにサービス・アドレスを変更できない場合は、手順: 直接接続されたイーサネット・ケーブルを使用して キャニスターにアクセスするを参照してください。
- サービス IP アドレスに ping して、イーサネット・ネットワークが接続を許可するかどうかを確認します。 ping が失敗する場合、イーサネット・ネットワーク構成を調べてルーティングまたはファイアウォールの問題があるかどうか確認します。
- ノード・キャニスターが Storwize® V3700 マシン・コードを開始できない場合、サービス・アシスタントに接続できません。 ノード・マシン・コードが実行中であることを LED が示していることを確認するには、手順: LED を使用してシステム状況を理解するを参照してください。