SAN ブート用の Windows Server オペレーティング・システムを実行するホストの構成

Microsoft Windows Server オペレーティング・システムを実行するホストのブート・デバイスとしてシステムを使用する場合は、そのホストを構成する必要があります。

このタスクについて

SAN ブートはすべてのオペレーティング・システムでサポートされているわけではありません。 サポートの最新情報については、次の Web サイトを参照してください。

www.ibm.com/storage/support/storwize/v3700

オペレーティング・システムを構成する手順は、以下のとおりです。

手順

  1. ブート・ボリュームのみがホストにマップされるように、システムを構成します。
  2. ホストが 1 つのシステムのノード・ポートのみを認識できるように、SAN を構成します。つまり、ホストからそのブート・ディスクまでにパスが 1 つだけあるということです。
  3. HBA BIOS を構成し、使用可能にします。
  4. 通常の手順により、インストール先区画としてボリュームを選択して、オペレーティング・システムをインストールします。
  5. オペレーティング・システム、Subsystem Device Driver Device Specific Module (SDDDSM)、または Microsoft Multipath 入出力ドライバーをインストールした後、マルチパスが可能になるようにゾーニングを変更する必要があります。
  6. ホストの元々のブート・パスに障害が発生した場合にホストがブートできるように、BIOS で冗長ブート装置を設定します。