CLI を使用したイメージ・モード・ボリュームの作成
コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、既存のデータが入ったストレージをインポートして、続けてこのストレージを使用できます。 コピー・サービス、データ・マイグレーション、およびキャッシュなどの拡張機能を使用することもできます。 これらのディスクは、イメージ・モード・ボリュームと呼ばれます。
このタスクについて
- 既存データが含まれている非管理モード管理対象ディスク (MDisk) は、ブランクの非管理モード MDisk と区別できません。 したがって、これらのディスクを一度に 1 つずつ追加することによって、これらの MDisk の クラスター化システム への導入を制御することが重要です。 例えば、RAID ストレージ・システム からの単一の LUN を クラスター化システム にマップして、MDisk のビューをリフレッシュします。 新たに検出された MDisk が表示されます。
イメージ・モード・ボリュームを作成するには、以下の手順を実行します。
手順
タスクの結果
次のタスク
ボリュームを保持する内部ストレージ・プールを識別します。イメージ・モード・ボリュームに対して addvdiskcopy コマンドを使用し、内部ストレージ・プールを選択します。
システムが外部ストレージ・システムから内部ストレージにデータをコピーし、ボリューム・コピーが同期状態になるまで待ちます。 lsvdisksyncprogress コマンドを使用して、操作の進行状況をモニターします。 ボリュームが完全に同期が完了したことを報告したら、外部ストレージ・システムの使用を停止する準備ができています。ボリュームのイメージ・モード・コピー上で rmvdiskcopy コマンドを使用してください。 イメージ・モード・コピーが削除され、それに関連付けられている MDisk が非管理対象になります。
イメージ・モード・ボリューム上のストレージを仮想化するには、そのストレージをストライプ・ボリュームに変換します。イメージ・モード・ボリューム上のデータを他のストレージ・プールの管理対象モード・ディスクにマイグレーションします。migratevdisk コマンドを発行して、イメージ・モード・ボリューム全体を 1 つのストレージ・プールから別のストレージ・プールにマイグレーションします。イメージ・モード・ボリュームのマイグレーション先となるストレージ・プールが子プールとして使用されていないことを確認してください。