triggerenclosuredump
triggerenclosuredump コマンドは、1 つ以上の指定されたエンクロージャーがデータをダンプすることを強制するために使用します。
構文
>>- triggerenclosuredump -- ------------------------------------> >--+- -port --port_id-- -iogrp --iogrp_id_or_name-+------------>< '- -enclosure --enclosure_id-------------------'
注:
- オプション・パラメーター (-port または -enclosure) のどちらかのみを使用できます。
- -port が指定される場合、-iogrp も指定する必要があります。
- -iogrp が指定される場合、-port も指定する必要があります。
パラメーター
- -port port_id
- (オプション) システムが正しく配線されている場合、この値は、ダンプ対象のエンクロージャーを持つチェーンの ID と等しくなります。システムの配線が正しく行われていない場合、どちらかのノード・キャニスターのポート port_id に接続されているすべてのエンクロージャーがダンプされます。
- -iogrp iogrp_id_or_name
- (オプション) コントロール・エンクロージャーが属する入出力グループの ID または名前。
- -enclosure enclosure_id
- (オプション) ダンプするエンクロージャーの ID。
説明
重要: いずれかのオプション・パラメーターが指定されている必要があります。
このコマンドは、1 つ以上の指定されたエンクロージャー内のキャニスターがデータをダンプすることを要求します。 ダンプされたデータはその後収集され、エンクロージャーに接続されているノード上の /dumps/enclosure に移動されます。 正常にダンプされたキャニスターごとに 1 つのファイルがあり、別々のノードに置かれる場合があります。 製品サポート・チーム (または情報) にダンプ・データを解釈するツールがある場合、ダンプは製品サポート・チーム (または情報) で使用するためのものです。ファイルをシステムからコピーするには、cpdumps コマンドを使用してください。このコマンドは、エンクロージャーへのアクセスを中断しません。 システムでは、ディレクトリー内の enclosure statesave の数が、ノード当たり 20 に制限されます。
iogrp 2 内のコントロール・エンクロージャーのポート 1 に接続されているすべてのエンクロージャーからのエンクロージャー・ダンプをトリガーする場合は、次のとおりです。
triggerenclosuredump -port 1 -iogrp 2
結果出力
The data is dumped to the /dumps/enclosure directory if command is successful.
エンクロージャー 5 からのエンクロージャー・ダンプをトリガーする場合は、次のとおりです
triggerenclosuredump -enclosure 5
結果出力
The data is dumped to the /dumps/enclosure directory if command is successful.