トラブルシューティング
トラブルシューティング手順は、問題の診断に役立ちます。
- トラブルシューティングのベスト・プラクティス
特定の構成オプションを利用し、システム・アクセスの重要情報を確実に記録することで、トラブルシューティングのプロセスが容易になります。 - Storwize V3700 Gen1 コントロール・エンクロージャーのバッテリー動作
コントロール・エンクロージャー内の各 Storwize® V3700 ノード・キャニスターは、重要なデータをキャッシュに入れて、状態情報を揮発性メモリーに保持します。 - メディア・エラーと不良ブロックについて
ブロックを正常に読み取ることができない場合、ストレージ・システムはメディア・エラー応答をホストに返します。ホスト読み取りに対する Storwize V3700 の応答は、この動作の後に続きます。 - 分散アレイでのメモリー不足の解決
メモリー不足のために分散アレイの作成が失敗する場合は、以下の手順を実行して、メモリー不足を解決します。 - RAID 書き込み応答時間
この機能により、十分な冗長性がある場合、RAID マシン・コード層は、ドライブの不良動作によって入出力パフォーマンスに無制限の影響が及ぶことを防止できます。さらに、完全な冗長性がある間、システムは単一ドライブからの短時間のオフライン・イベントがあってもアレイ再作成を即時にはコミットしないようにします。 - システムを保守するための Storwize V3700 のユーザー・インターフェース
Storwize V3700には、システムのトラブルシューティング、リカバリー、または保守のための多くのユーザー・インターフェースがあります。これらのインターフェースは、発生する可能性がある状況を解決するのに役立つ多様な機能を提供します。 - 統計の収集を開始する
システムは、あるインターバルの間、統計情報を収集し、表示できるファイルを作成します。 - イベントのレポート作成
検出されたイベントは、イベント・ログに保存されます。このイベント・ログにエントリーが作成されると、直ちに状態が分析されます。サービス・アクティビティーが必要な場合、通知をセットアップしていれば通知が送信されます。 - オフロード・データ転送のデバッグとパフォーマンス・モニターの統計
オフロード・データ転送 (ODX) インフラストラクチャーでは、特定の ODX モジュールに関するデバッグ情報とモニター情報をキャプチャーして、グローバル・ビューとローカル・ビューにその情報を表示できるようにします。 - 問題の解決
ここでは、ご使用のシステムで発生する可能性のある障害状態を解決するために役立つ、いくつかの手順を説明します。前提として、Storwize V3700 システムの基本概念が理解されているものとします。 - 手順: SAN の問題判別
オプションのファイバー・チャネル・ホスト・インターフェース・アダプターを使用する Storwize V3700 システムと、そのストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) への接続に関する問題を解決できます。 - SSL 証明書での問題の解決
ご使用の Web ブラウザーから管理 GUI に接続することができず、「Certificate expired」または同様のエラーを受信する場合は、この情報を使用して問題を解決できる場合があります。 - SSL/TLS クライアントの問題の解決
システムのセキュリティー・レベルを変更すると、Web インターフェース、CIM クライアント、およびその他の SSL/TLS クライアントが動作を停止することがあります。 クライアントが動作を停止した場合、以下の手順を実行します。 - オフロード・データ転送に関する問題の解決
システム上で Microsoft のオフロード・データ転送 (ODX) が有効になっているときに、問題が発生する可能性があります。以下の手順は、発生する可能性のあるいくつかの一般的な問題に対処する上で役立ちます。 - Microsoft Windows ディスク・マネージャーでの問題の解決
ホストが Storwize V3700・システム上のリモート・コピーの 2 次ボリュームである LUN への書き込みを試行すると、Microsoft Windows ディスク・マネージャーがハングすることがあります。 下記の手順により、この問題に対応します。 - ファイバー・チャネル・リンク障害
オプションのファイバー・チャネル・ホスト・インターフェース・アダプターが使用されている場合、Storwize V3700・システムおよびストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) へのこのシステムの接続に関する問題の解決が必要になる可能性があります。単一ファイバー・チャネル・リンクに障害が発生した場合、small form-factor pluggable (SFP) トランシーバーの交換が必要になる可能性があります。 - イーサネット・リンクの障害
Storwize V3700 システムを 1 つ以上のイーサネット・ネットワークに接続しているイーサネット・ポートの問題を解決するには、この手順が役立ちます。 - iSCSI バックエンド・セッションのデバッグ
iSCSI バックエンド・セッションをデバッグするには、以下の手順を実行します。 - イーサネット iSCSI ホスト・リンクの問題
イーサネット・ホストの接続で何らかの問題がある場合、 その問題はネットワーク、Storwize V3700 システム、 またはホストに関連したものである可能性があります。 - システムのリカバリー手順
システムのリカバリー手順は、すべてのコントロール・エンクロージャー・ノード・キャニスターからシステム状態が失われた場合にストレージ・システム全体をリカバリーします。 この手順では、保存済みの構成データを使用してストレージ・システムを再作成します。 保存された構成データは、アクティブなクォーラム・ディスクおよび最新の XML 構成バックアップ・ファイルにあります。リカバリーを実行しても、すべてのボリューム・データを復元できない可能性があります。 この手順は、 Tier 3 (T3) リカバリーとも呼ばれます。 - システム構成のバックアップおよびリストア
予備作業が完了すると、システムの構成データのバックアップおよびリストアが可能です。 - ストレージ・サブシステムのサービス
Storwize V3700システムへの接続用にサポートされるストレージ・システムは、 並行保守を可能にする、予備コンポーネントおよびアクセス・パスによって設計されています。 ホストは、コンポーネントの障害および取り替えの間にも、 そのデータへのアクセスを継続します。 - 部品の交換
コントロール・エンクロージャーまたは拡張エンクロージャー内のお客様交換可能ユニット (CRU) は取り外しおよび交換が可能です。