mkemailuser
mkemailuser コマンドは、E メール・イベントおよびインベントリー通知の受信者を、E メール・イ ベント通知機能に追加します。一度に 1 人ずつ、受信者を 12 人まで追加できます。
構文
>>- mkemailuser -- --+----------------------+-- ----------------> '- -name -- user_name -' >-- -address -- user_address -- -- -usertype --+- support +-----> '- local --' >-- --+---------------------+-- --+-----------------------+-----> | .- on --. | | .- on --. | '- -error --+- off -+-' '- -warning --+- off -+-' >-- --+--------------------+-- -- ------------------------------> | .- on --. | '- -info --+- off -+-' >--+-------------------------+--------------------------------->< | .- on --. | '- -inventory --+- off -+-'
パラメーター
- -name user_name
- (オプション) E メール・イベント通知の受信者となるユーザーの名前を指定します。 user_name 値はスペースを含まない固有の値でなければならず、さらに数値のみであってはなりません。ユーザー名を指定しない場合、システムは emailusern の形式でユーザー名を自動的に割り当てます。ここで n は 0 で始まる数値 (emailuser0、emailuser1 など) です。
- 名前 emailusern (ここで、n は数値) は予約済みで、ユーザー名の 1 つとして使用することはできません。
- -address user_address
- (オプション) E メール・イベント通知またはインベントリー通知、あるいはその両方を受け取る個人の E メール・アドレスを指定します。user_address 値は固有でなければなりません。
- -usertype support | local
- (必須) 以下のガイドラインに基づいて、ユーザーのタイプ (ローカルまたはサポート) を指定します。
- サポート
- 受信者は、デフォルト値 (自動的に取り込まれる E メール・アドレス) を使用する IBM® サポート組織です。この設定は、コール・ホーム機能で使用されます。その他のユース・ケースの場合は、IBM サポートに連絡して指示をお問い合わせください。
- local
- IBM サポート以外のすべての受信者。 IBM サポートによって特別に指示されている場合を除き、local ユーザー・タイプを選択してください。
- -error on | off
- (オプション) 受信者がエラー・タイプ・イベント通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、E メール受信者にエラー・タイプ・イベント通知が送られます。 off に設定すると、E メール受信者にエラー・タイプ・イベント通知は送られません。デフォルト値は on です。
- -warning on | off
- (オプション) 受信者が警告タイプ・イベント通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、E メール受信者に警告タイプ・イベント通知が送られます。 off に設定すると、E メール受信者に警告タイプ・イベント通知は送られません。デフォルト値は on です。
- -info on | off
- (オプション) 受信者が情報イベント通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、E メール受信者に情報イベント通知が送られます。 off に設定すると、E メール受信者に情報イベント通知は送られません。デフォルト値は on です。
- -inventory on | off
- (オプション) この受信者はインベントリー E メール通知を受け取るかどうかを指定します。デフォルト値は off です。
説明
このコマンドは、E メール・イベントおよびインベントリー通知機能に E メール受信者を追加します。 一度に 1 人ずつ、受信者を 12 人まで追加できます。 E メール・ユーザーを追加するときにユーザー名を指定しなかった場合は、システムによりデフォルト名が割り振られます。 このデフォルト名の形式は、emailuser1、emailuser2 などとなります。E メール通知は、startemail コマンドを処理した時点で開始されます。
注: usertype パラメーターを support に設定する前に、-warning フラグおよび -info フラグを off に設定します。
要確認: E メール・アドレスに関する考慮事項:
- 英数字に加えて、下線 (_)、アットマーク (@)、およびドット (.) の各文字を使用できます。
- ストリング内には必ず 1 つだけ @ 文字がなければならず、@ 文字がストリングの先頭または最後であってはなりません。
- @ 文字の前に、プラス (+) 文字を使用できます。
syslog サーバー、SNMP サーバー、およびタイプが local に設定された E メール・ユーザーの場合、通知タイプの有効な組み合わせは次のとおりです。
- error、warning、および info
- error および warning
呼び出し例
mkemailuser -address manager2008@ibm.com -error on -usertype local
結果出力
email user, id [2], successfully created