問題: ノード・キャニスターのサービス IP アドレスが不明である

ノード・キャニスターのサービス・アドレスを判別するのに、いくつかの方式を使用できます。

表 1 に示されているように、ノード・キャニスターには、最初はデフォルトのサービス・アドレスが割り当てられています。ノードの再構成を行っておらず、このデフォルトのアドレスがネットワーク上で有効である場合は、このアドレスの使用を試行してください。

管理 GUI にアクセスできる場合、「設定」 > 「ネットワーク」 > 「サービス IP アドレス」でノードとポートを選択すると、ノード・キャニスターのサービス IP アドレスが表示されます。

管理 GUI にはアクセスできないが、システムの管理 IP アドレスが既知の場合は、そのアドレスを使用して構成ノード上で稼働しているサービス・アシスタントにログインすることができます。
  1. ブラウザーで、システムの管理 IP アドレスの /service ディレクトリーを指定します。管理 IP アドレスが 11.22.33.44 の場合、Web ブラウザーで 11.22.33.44/service を指定します。
  2. サービス・アシスタントにログインします。

    サービス・アシスタントのホーム・ページに、ノードと通信可能なノード・キャニスターがリストされます。

  3. 探しているノード・キャニスターのサービス・アドレスが「ノードの変更」ウィンドウにリストされている場合、そのノードを現行ノードにします。そのサービス・アドレスは、ノードの詳細の「アクセス」タブの下にリストされます。

システム内のいずれかのノード・キャニスターのサービス IP アドレスが既知の場合は、そのノードのサービス・アシスタントにログインすることができます。上記のサービス・アシスタントの使用手順に従います。ただし、ステップ 1 では、ブラウザーで既知のサービス IP アドレスの /service ディレクトリーを指定します。既知のサービス IP アドレスが 11.22.33.56 の場合、Web ブラウザーで 11.22.33.56/service を指定します。

一部のタイプのエラーは、ノードが相互に通信することを妨げます。その場合、サービス・アシスタント内の現行ノードを変更するのではなく、管理する必要があるノードのサービス・アシスタントをブラウザーで直接指定する必要がある場合があります。

管理 GUI やサービス・アシスタントを使用してノードのサービス・アドレスを見つけることができない場合は、USB フラッシュ・ドライブを使用して見つけることもできます。詳しくは、手順: USB フラッシュ・ドライブを使用してノード・キャニスターとシステム情報を取得するを参照してください。

表 1. デフォルトのサービス IP アドレス
キャニスター IPv4 アドレス IPv4 サブネット・マスク
キャニスター 1 (左) 192.168.70.121 255.255.255.0
キャニスター 2 (右) 192.168.70.122 255.255.255.0