HDS Lightning の拡張機能
HDS Lightning の拡張機能には、Storwize® V3700・システムによってサポートされていないものがあります。
拡張コピー機能
HDS Lightning の拡張コピー機能 (例えば、ShadowImage、リモート・コピー、およびデータ・マイグレーション) は、Storwize V3700・システムによって管理されるディスクの場合はサポートされません。これは、コピー機能の適応範囲がシステム・キャッシュにまで及ばないからです。
論理装置サイズ拡張
HDS Lightning 99xxV は、Logical Unit Expansion (LUSE) をサポートします。 LUSE は並行操作ではありません。 LUSE は、2 から 26 の既存論理装置 (LU) を連結することにより、実行されます。 LUSE を LU で実行するには、まず、その LU をストレージ・プールから除去し、Storwize V3700・システムからマップ解除する必要があります。
TrueCopy
TrueCopy 操作は、機能的にメトロ・ミラーに類似しています。 TrueCopy 処理は、ディスク・コントローラー・システムが Storwize V3700・システムと一緒に使用されるときは、サポートされません。HDS Lightning 99xxV がホストと Storwize V3700・システム間で共有されるときでも、TrueCopy 処理は、ホストと共に直接ゾーニングされているポート上ではサポートされません。
Virtual LVI/LUN
HDS Lightning 99xxV は Virtual LVI/LUN をサポートします。 Virtual LVI/LUN は並行操作ではありません。 Virtual LVI/LUN を使用すると、HDS Lightning で使用できるように LUN を複数の小さい仮想 LUN に分割することができます。 最初に既存 LUN をフリー・スペース内に作成してから、そのフリー・スペースを使用してそれぞれ固有の LUN を定義する必要があります。 Virtual LVI/LUN を管理したり、Storwize V3700・システムにマップしないでください。
LUSE または Virtual LVI/LUN のどちらかを使用してセットアップされた LUN は、作成後、通常の LUN として現れます。 したがって、LUSE または Virtual LVI/LUN を使用してセットアップされた LUN は、作成後、Storwize V3700・システムで使用できます。
書き込み保護
LU は、明示的に書き込み保護に設定することはできません。 ただし、メトロ・ミラーなど、一部の拡張機能を使用すると、機能の一部として LU を書き込み保護にすることができます。 メトロ・ミラーは、Storwize V3700・システムが使用している LU では使用しないでください。