IBMTSSVC_StorageConfigurationService クラスは、IBMTSSVC_FlashCopyStorageSynchronized 関連によって接続された IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスとターゲットの IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスの間に新規の FlashCopy® 関係を作成するためのメソッドを提供します。
このタスクについて
新規ターゲット StorageVolume は、ソース StorageVolume のレプリカです。
手順
- 望ましい FlashCopy 関係のソース・ボリュームとして IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスを選択する。
- 選択した IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスが属する IBMTSSVC_Cluster インスタンスに関連付けられた IBMTSSVC_StorageConfigurationService インスタンスを検索する。
- 以下のパラメーターを指定して、IBMTSSVC_StorageConfigurationService.CreateReplica() メソッドを呼び出す。
- SourceElement を、ソースの IBMTSSVC_StorageVolume の参照 (CIMObjectPath) に設定する。
- オプションで、TargetSettingGoal をターゲットの設定目標 IBMTSSVC_StorageVolumeSetting の参照 (CIMObjectPath) に設定する。 CIM クライアントは、IBMTSSVC_StorageVolumeSetting の関連参照を設定することにより、シン・プロビジョニング・ターゲット・ボリュームのレプリカまたはシン・プロビジョニング圧縮ターゲット・ボリュームのレプリカを作成することができます。 TargetSettingGoal が NULL の場合は、ソース・ストレージ・ボリュームと同じ属性を使用してターゲット StorageVolume が作成されます。
- オプションで、ElementName を同期の名前に設定する。
- オプションで、TargetPool を、ターゲット StorageVolume の作成元のターゲット・ストレージ・プール IBMTSSVC_ConcreteStoragePool の参照 (CIMObjectPath) に設定する。
- オプションで、CopyType を 5 に設定する。これにより、AutoDelete が true に設定され、バックグラウンド・コピーが完了したあとで、FlashCopy マッピングが自動的に削除されます。
ヒント: FlashCopy マッピングを自動的に削除したくない場合は、CopyType を 4 に設定します。ターゲット StorageVolume は TargetElement によって CIM クライアントに返されます。
タスクの結果
これで、ソースの IBMTSSVC_LocalStorageSynchronized 関連が、IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスとターゲットの IBMTSSVC_StorageVolume インスタンスを接続します。