ノード・キャニスターへのイーサネット・ケーブルの接続

Storwize® V3700 システムのシステム管理用の接続を行うには、コントロール・エンクロージャー内の各ノード・キャニスターのイーサネット・ポート 1 にイーサネット・ケーブルを接続する必要があります。この接続は、オプションで iSCSI ホスト接続にも使用できます。オプションでイーサネット・ポート 2 を接続することで、2 番目のシステム管理アドレスまたは 2 番目の iSCSI ホスト接続 (あるいはこの両方) が得られます。

手順

イーサネット・ケーブルを取り付けるには、次の手順を実行します。

  1. システム内の各ノード・キャニスターのイーサネット・ポート 1 を、システム管理インターフェースへの接続を行う IP ネットワークに接続します (図 1 を参照)。 このポートは、ネットワーク上のホストによるシステムへの iSCSI 接続にも使用できます。システム内に複数のコントロール・エンクロージャーが存在する場合は、構成ノードに障害が起きたときにアクセスできるように、すべてのノード・キャニスターのポート 1 を必ず同一ネットワークに接続するようにしてください。
    図 1. イーサネット・ケーブルの接続
    イーサネット・ケーブルが接続されたコントロール・エンクロージャーの背面図
  2. オプションとして、システム内の各ノード・キャニスターのイーサネット・ポート 2 を、システム管理インターフェースとの冗長接続を提供する 2 番目の IP ネットワークに接続します (図 1 の薄い色のケーブル接続を参照)。 このポートは、ネットワーク上のホストによるシステムへの iSCSI 接続にも使用できます。システム内に複数のコントロール・エンクロージャーがある場合、構成ノードに障害が起きたときにアクセスできるように、すべてのノード・キャニスターのポート 2 を必ず同一ネットワークに接続するようにしてください。