lssyslogserver

lssyslogserver コマンドは、クラスター化システム上で構成されている syslog サーバーの簡略リストまたは詳細ビューを表示するために使用します。

構文

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>>- lssyslogserver -- --+----------+-- ------------------------->
                        '- -nohdr -'      

>--+-----------------------+-- --+----------------------+------><
   '- -delim -- delimiter -'     +- syslog_server_name -+   
                                 '- syslog_server_id ---'   

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
-delim delimiter
(オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大可能幅に設定されています。 詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。 -delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間の空白は発生しません。 詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。
syslog_server_name | syslog_server_id
(オプション) 既存の syslog サーバーの名前または ID を指定します。 このパラメーターを使用すると、指定された syslog サーバーの詳細ビューが返されます。 syslog サーバーの名前または ID を指定しなかった場合は、すべての syslog サーバーの簡略ビューが表示されます。

説明

このコマンドは、クラスター化システム上で構成されている syslog サーバーの簡略リストまたは詳細ビューを表示するために使用します。

この表は、出力ビュー・データとして表示される可能性のある属性値を示しています。
表 1. lssyslogserver の出力
属性 説明
id syslog サーバー ID を示します。値は数値でなければなりません。
name syslog サーバー名を示します。この値は、英数字ストリングでなければなりません。
IP_address syslog サーバーのインターネット・プロトコル (IP) アドレスを示します。この値は有効な IP アドレスでなければなりません。
facility syslog サーバーの機能 ID を示します。値は数値でなければなりません。
error エラー・メッセージがオンであるかどうかを示します。値は、on または off です。
warning 警告メッセージがオンであるかどうかを示します。値は、on または off です。
info 情報メッセージがオンであるかどうかを示します。値は、on または off です。

簡略な呼び出し例

lssyslogserver -delim :

簡略な結果出力

id:name:IP_address:facility:error:warning:info
0:syslog0:192.135.60.4::on:on:on
1:newserver:192.136.70.7:4:on:off:off

詳細な呼び出し例

lssyslogserver 0

詳細な結果出力

id 0
name syslog0
IP_address 192.135.60.4
facility
error on
warning on
info on