CLI を使用したシステムの関係帯域幅の変更

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、システムの関係帯域幅を変更できます。

このタスクについて

関係帯域幅の限度は、1 つの任意のリモート・コピー関係が同期化できる最大速度を制御します。 全体の限度は、各システム協力関係の bandwidth パラメーターによって制御されます。関係帯域幅限度のデフォルト値は 25 M バイト/秒 (MBps) ですが、以下の手順を実行することによって変更できます。

手順

  1. lssystem コマンドを発行して、システムの現在の関係帯域幅限度をリストします。 例えば、次のようにします。
    lssystem system_id_or_system_name
    ここで、system_id_or_system_name は、システムの ID または名前です。
  2. 今後参照できるように、表示される現在の関係帯域幅限度を記録します。 例えば、次のようにします。relationship_bandwidth_limit 25
  3. システムの関係帯域幅限度を変更するには、次のコマンドを発行します。
    chsystem -relationshipbandwidthlimit
     system_relationship_bandwidth_limit 

    ここで、system_relationship_bandwidth_limit は、システムの新規限度です。このコマンドは、関係内の両方のシステムに対して発行してください。