restore
restore コマンドは、クラスター化システム (システム) を以前の構成に復元するために使用します。このコマンドは、/tmp フォルダー内の構成ファイルを使用します。
構文
>>- svcconfig -- -- restore -- --+----------+-- ----------------> +- -f -----+ '- -force -' >--+----------+-- --+----------------------------+-- -----------> +- -q -----+ +- -prepare --+------------+-+ '- -quiet -' | +- -fmt -----+ | | '- -fmtdisk -' | +- -execute -----------------+ +- -fmt ---------------------+ '- -fmtdisk -----------------' >--+-----------------+----------------------------------------->< | .- off -. | '- -v --+- on --+-'
パラメーター
- -f | force
- (オプション) 可能な場合、強制的に処理を続行します。
- -q | quiet
- (オプション) コンソール出力 (STDOUT) を抑制します。
- -prepare -fmt | fmtdisk
- (オプション) svc.config.backup.xml 内の情報に照らして現行構成を検証し、svc.config.restore.sh での処理のためにコマンドを準備し、svc.config.restore.prepare 内にイベントのログを生成します。
- -execute
- (オプション) コマンド・スクリプト svc.config.restore.sh を実行し、イベントのログを svc.config.restore.execute.log 内に生成します。
- -fmt
- (オプション) ボリュームを使用前にフォーマットする必要があることを指定します。 発行するすべての mkvdisk コマンドに -fmtdisk オプションを組み込みます。-fmt を -execute と一緒に指定することはできません。
- -fmtdisk
- (オプション) ボリュームを使用前にフォーマットする必要があることを指定します。 -fmtdisk を -execute と一緒に指定することはできません。
- -v on | off
- (オプション) 詳細出力を作成します (on)。デフォルトは通常出力です (off)。
説明
restore コマンドは、/tmp フォルダー内の svc.config.backup.xml ファイルからターゲット・システム構成をリストアします。-prepare オプションと -execute オプションのどちらも指定しない場合、コマンドは両方のフェーズを順に実行し、単一のイベント・ログ svc.config.restore.log のみが生成されます。
この復元操作は T4 (Tier 4) リカバリーとも呼ばれ、開始したばかりのシステムでのみ使用できます。 この復元操作は、ストレージ・プールやボリュームなどの非自動オブジェクトが既に構成されているシステムでは使用できません。
この復元操作は、2 つのフェーズ (準備と実行) で実行されます。
この処理中にノードが追加されると、コマンドは一時 (8 分間) 停止し、そのことを実行時にユーザーに通知します。
呼び出し例
svcconfig 復元
結果出力
No feedback
呼び出し例
svcconfig restore -prepare -fmt
結果出力
No feedback
呼び出し例
svcconfig restore -execute
結果出力
No feedback