既知の制限および考慮事項
iSCSI で HP-UX ホストを使用する場合、いくつかの考慮事項があるので知っておいてください。
- HP-UX iSCSI イニシエーターは、すべての IPv6 アドレスをスキップし、ディスカバリー・プロセス中に受信した IPv4 アドレスとの接続を続行します。
- HP-UX iSCSI イニシエーターは、ディスカバリー・フェーズで検出されたすべてのターゲット IP アドレスにログインしようとします。 この状態では、Storwize® V3700 システムの iSCSI ログインで切り替えが行われます。
- HP-UX ファイバー・チャネル・ホスト接続には、ホスト・オブジェクトの作成時に hpux ホスト・タイプを使用します。 ただし、iSCSI HP-UX ホスト接続には、ホスト・オブジェクトの作成時にデフォルトのホスト・タイプを使用します。
- rmsf コマンドを使用して IBM® 装置ファイルが除去された場合、および iscsiutil -a -I コマンドを使用して、削除されたターゲット IP が再度追加された場合、HP-UX ホストは新たにエクスポートされた LUN をディスカバーしません。 この状態では、HP-UX ホストをリブートしてから、ターゲット IP を追加し、LUN をディスカバーする必要があります。
- iscsiutil -d -I コマンドを使用してターゲット IP を削除した後であっても、HP-UX iSCSI イニシエーターは完全にログオフしません。 LUN は、HP-UX ホスト上で認識されたままです。 この状態が発生した場合は、システムを再起動してください。