mksyslogserver
mksyslogserver コマンドは、通知を受け取る syslog サーバーを作成するために使用します。
構文
>>- mksyslogserver -- --+------------------------+-- -----------> '- -name -- server_name -' >-- -ip -- ip_address --+-------------------------+-- ----------> '- -facility -- facility -' >--+---------------------+-- --+-----------------------+-- -----> | .- on --. | | .- on --. | '- -error --+- off -+-' '- -warning --+- off -+-' >--+--------------------+-- ----------------------------------->< | .- on --. | '- -info --+- off -+-'
パラメーター
- -name server_name
- (オプション) syslog サーバーに割り当てる固有の名前を指定します。 名前を指定しなかった場合は、システム・デフォルト syslogn が適用されます。ここで、n はサーバーの ID です。 サーバー名を指定する際、syslog は予約語です。
- -ip ip_address
- (必須) syslog サーバーのインターネット・プロトコル (IP) アドレスを指定します。 これは、有効なインターネット・プロトコル バージョン 4 (IPv4) またはインターネット・プロトコル バージョン 6 (IPv6) アドレスでなければなりません。
- -facility facility
- (オプション) syslog メッセージで使用される機能番号を指定します。 この番号は受信サーバーに送られるメッセージの発信元を示します。 機能値 0 から 3 で構成されたサーバーは、簡略形式の syslog メッセージを受け取ります。 機能値 4 から 7 で構成されたサーバーは、完全拡張形式の syslog メッセージを受け取ります。デフォルト値は 0 です。
- -error on | off
- (オプション) サーバーがエラー通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、syslog サーバーにエラー通知が送られます。 off に設定すると、syslog サーバーにエラー通知は送られません。デフォルト値は on です。
- -warning on | off
- (オプション) サーバーが警告通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、syslog サーバーに警告通知が送られます。 off に設定すると、syslog サーバーに警告通知は送られません。デフォルト値は on です。
- -info on | off
- (オプション) サーバーが情報通知を受け取るかどうかを指定します。 on に設定すると、syslog サーバーに情報通知が送られます。 off に設定すると、syslog サーバーに情報通知は送られません。デフォルト値は on です。
説明
このコマンドは、通知を受け取る syslog サーバーを作成します。 syslog プロトコルは、IP ネットワークで送信側から受信側へログ・メッセージを転送するクライアント/サーバー標準プロトコルです。 syslog は、異なるタイプのシステムからのログ・メッセージを中央リポジトリーに統合するために使用できます。
Storwize® V3700は、最大 6 台の syslog サーバーをサポートします。
syslog サーバー、SNMP サーバー、およびタイプが local に設定された E メール・ユーザーの場合、通知タイプの有効な組み合わせは次のとおりです。
- error、warning、および info
- error および warning
呼び出し例
mksyslogserver -ip 1.2.3.4
結果出力
Syslog Server id [2] successfully created