IBM Storwize V3500 または Storwize V3700 外部ストレージ・システムの構成

Storwize® V3700・システムは、外部ストレージとして使用するために、Storwize V3500 システムまたは Storwize V3700 システムをサポートできます。

Storwize V3500 または Storwize V3700 システムは、ストレージ層システムとして構成する必要があります。これは、デフォルトの設定です。 詳しくは、システム層のトピックを参照してください。

Storwize V3500 または Storwize V3700 ストレージ・システム を構成する作業

システムで使用するストレージを構成するには、Storwize ファミリー・システムで以下の一般タスクを実行します。

  1. 最初に、ホスト・オブジェクトを定義し、システムのすべてのワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) をそのホスト・オブジェクトに追加します。
  2. Storwize V3700 を使用して管理したいストレージ・システム上の各ボリュームと作成したホスト・オブジェクトの間のホスト・マッピングを作成します。

ストレージ層システムによって提示されるボリュームが、Storwize V3700管理対象ディスク (MDisk) ビューに表示されます。 ストレージ・システムは、Storwize V3700・ビューに表示され、ベンダー ID は IBM として示されます。

ストレージ・システム 上のクォーラム・ディスク

Storwize V3500 または Storwize V3700 は、クォーラム・ディスクをサポートしています。Storwize V3700・システムは、Storwize ファミリーのシステムによって提示された MDisk をクォーラム・ディスクとして使用することができます。

ストレージ・システムの拡張機能

Storwize V3700・システムは、ストレージ層内の Storwize V3500 あるいは Storwize V3700 システムによって提示されたストレージを使用することができますが、これら 2 つのシステム間でメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーを相互運用することはできません。 Storwize V3700は、他のレプリカ生成層のシステムとのみメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの協力関係を確立でき、ストレージ層のシステムは、他のストレージ層のシステムとのみメトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの協力関係を確立できます。

詳しくは、メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラー協力関係のトピックを参照してください。

ストレージ層システム上に定義されているボリュームは、レプリカ生成層システムが、FlashCopy、メトロ・ミラー、 およびグローバル・ミラーなどの拡張コピー機能のソースまたはターゲットとして使用できます。 MDisk として使用されるボリュームに対しては、Storwize V3500 または Storwize V3700 の拡張コピー機能はサポートされません。