ノードの構成の詳細
確実に有効な構成にするために、以下の構成の詳細を Storwize® V3700・ノードに適用します。
SAN ファブリックの機能が使用できるのは、ファイバー・チャネル・オプションが取り付けられている場合のみです。 それ以外の場合は、この情報は適用されません。
ホスト・バス・アダプターとノード
- 4 つのファイバー・チャネル接続用ポート
- 2 つの 1 Gbps イーサネット接続用ポート
- 4 つのファイバー・チャネル接続用ポート
- 2 つの 1 Gbps イーサネット接続用ポート
- 2 つの 10 Gbps イーサネット接続用のポートを提供する HBA
Storwize V3700 デュアル・コントロール・エンクロージャーには、4 つの 1 Gbps iSCSI ポートが備わっており、2 つのホスト・インターフェース・アダプターをサポートします。ホスト・インターフェース・アダプター・オプションには、ファイバー・チャネル接続用の 4 ポート 8 Gbps アダプターと、イーサネット接続用の 4 ポート 1 Gbps iSCSI アダプターが含まれます。
ボリューム
それぞれのノードは、ファイバー・チャネル・ポート、FCoE ポート、iSCSI ポート、または SAS ポートを介して、ボリュームを SAN に提示します。各ボリュームには、入出力グループ内の 2 つのノードからアクセスできます。それぞれの HBA ポートは、クラスター化システム によって提示される各論理装置 (LU) に対して最大 8 つのパスを認識できます。 複数のパスを単一の装置に解決できるように、マルチパス・デバイス・ドライバーをホスト上で実行する必要があります。ファブリック・ゾーニングを使用して、ホストで認識できるボリュームへのパスの数を減らすことができます。
ネットワークを介した、入出力グループからホストへのパスの数は、8 を超えてはなりません。8 つのパスを超える構成はサポートされません。 各ノードには、4 つの 8 Gbps ファイバー・チャネル・ポートがあり、各入出力グループには 2 つのノードがあります。したがって、ゾーニングを行わない場合、ボリュームへのパスの数は、ホスト・ポート数の 8 倍になります。
光接続
- ホストからスイッチへ
- バックエンドからスイッチへ
- スイッチ間リンク (ISL)
ノードとそのスイッチの間では、光ファイバー接続を使用できます。
イーサネット接続
- 1 Gbps イーサネット・アダプターが取り付けられている場合、すべてのノード上のイーサネット・ポート 1 が同じサブネットのセットに接続されている必要があります。使用されている場合、すべてのノード上のイーサネット・ポート 2 も、同じサブネットのセットに接続されている必要があります。 ただし、イーサネット・ポート 1 のサブネットは、イーサネット・ポート 2 と同じである必要はありません。
ファイバー・チャネル接続
Storwize V3700は、ノードと、ノードが接続されるスイッチ間の短波ファイバー・チャネル接続をサポートします。
ノードとストレージ・システム間の通信が ISL にまたがって転送されないようにしてください。そのためには、すべてのストレージ・システムを Storwize V3700・ノードと同じファイバー・チャネル・スイッチまたは FCF スイッチに接続してください。 Storwize V3700・ノードとストレージ・システムの間に 1 つの ISL ホップが許可されています。 ご使用の構成で複数の ISL が必要な場合は、IBM® サービス担当員にお問い合わせください。
大規模な構成では、ホスト・システムと Storwize V3700 ノード間に ISL があるのが一般的です。
ポート速度
ノード・キャニスター上のファイバー・チャネル・ポートは、2 Gbps、4 Gbps、または 8 Gbps で作動します。