用語集
この用語集には、Storwize® V3700 のソフトウェアおよび製品の用語と定義が収めてあります。
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A
- アクセス・モード (access mode)
- ディスク・コントローラー・システム の論理装置 (LU) が作動できるモードの 1 つ。 3 つのアクセス・モードはイメージ・モード、管理対象スペース・モード、および構成解除モードである。 「イメージ・モード (image mode)」、「管理対象モード (managed mode)」、「構成解除モード (unconfigured mode)」も参照。
- アクティベーション・キー (activation key)
- ライセンス・キー (license key) を参照。
- アドレス解決プロトコル (ARP) (Address Resolution Protocol (ARP))
- ローカル・エリア・ネットワーク内で IP アドレスをネットワーク・アダプター・アドレスに動的にマップするプロトコル。
- 通知ロック (advisory lock)
- プロセスがファイルの領域に対して保持するロックのタイプ。他のプロセスがその領域または重複する領域を使用したりロックしたりしないようにシグナル通知する。他のプロセスは、それに従うことを強制されない。
- エージェント・コード (agent code)
- クライアント・アプリケーションと装置との間で転送される Common Information Model (CIM) 要求と応答を解釈するオープン・システム規格。
- アラート (alert)
- ユーザー処置を必要とする通知イベント。 「イベント (event)」も参照。
- アプリケーション・キー (application key)
- ライセンス・キー (license key) を参照。
- アプリケーション・サーバー (application server)
- ストレージ・エリア・ ネットワーク (SAN) に接続されて、アプリケーションを実行するホスト。
- ARP
- 「アドレス解決プロトコル (ARP)」を参照。
- アレイ (array)
- 論理ボリュームまたはデバイスを定義するのに使用される物理デバイス (ディスク・ドライブ・モジュール) の順序付けられた集合、またはグループ。 アレイは、RAID (Redundant Arrays of Independent Disks) で管理されることを指定された一群のドライブ。
- 関連 (association)
- 参照される 2 つのオブジェクト間の関係を定義する 2 つの参照を含むクラス。
- 非対称仮想化 (asymmetric virtualization)
- 仮想化技法の 1 つで、Virtualization Engine がデータ・パスの外部にあり、 メタデータ・スタイルのサービスを実行する。 メタデータ・サーバーにはすべてのマッピング・テーブルとロック・テーブルが格納されるが、 ストレージ・デバイスにはデータのみが格納される。 「対称仮想化 (symmetric virtualization)」も参照。
- 非同期複製 (asynchronous replication)
- ソース・ボリュームへの書き込み操作が行われるとすぐに制御がアプリケーションに戻されるタイプの複製。その後しばらくしてから、ターゲット・ボリュームへの書き込み操作が行われる。同期複製 (synchronous replication) も参照。
- 監査ログ (audit log)
- システムに対して発行されたすべてのコマンドまたはユーザー対話の変更不可の記録。
- 認証ユーザー (authenticated user)
- 有効なアカウント (ユーザー ID とパスワード) でシステムにログインしているユーザー。
- 認証 (authentication)
- 認証された特定のユーザーが特定のリソースまたはアクションにアクセスするために持っている権限をシステムが判別するためのメカニズム。許可 (authorization) も参照。
- 許可 (authorization)
- ユーザーの ID を証明するためにユーザーの資格情報を検証するメカニズム。認証 (authentication) も参照。
- 補助ボリューム (auxiliary volume)
- マスター・ボリューム上のデータのミラーを含むボリューム。 「マスター・ボリューム (master volume)」、「関係 (relationship)」も参照。
- 可用性 (availability)
- スケジュール期間中に信頼できるサービスを提供すること。
B
- バックアップ (backup)
- 偶発的な損失がおきた場合に使用されるデータ・セットまたはオブジェクトのコピー。
- 帯域幅 (bandwidth)
- システムが所定の時間に転送できる情報の量。
- ビットマップ (bitmap)
- 各ビットまたはビットのグループがある項目を示す、またはある項目に相当するコード化表現。例として、各ビットが周辺装置またはストレージ・ブロックが使用可能であるかどうかを示すか、またはビットの各グループが表示イメージの 1 画素に相当する、主記憶内のビットの構成。
- ブレード (blade)
- 「ブレード・サーバー (blade server)」を参照。
- ブレード・サーバー (blade server)
- 1 つ以上のプロセッサー、メモリー、ディスク・ストレージ、およびネットワーク・コントローラーを含む、独立したサーバー。 ブレード・サーバーは独自のオペレーティング・システムとアプリケーションを実行する。
- ブロック (block)
- 装置上のデータ・ストレージの単位。
- ブロック・ストレージ (block storage)
- 装置上のデータ・ストレージの単位。
- ブール (Boolean)
- True または False の値のみを持つことができる式または変数の特性。
- ブート・ドライブ (boot drive)
- システムを始動するために必要なソフトウェアが入っているドライブ。
C
- キャッシュ (cache)
- 命令またはデータ、もしくはその両方へのアクセス時間を短縮するために使用されるストレージまたはメモリー。例えば、キャッシュ・メモリーに置かれるデータは通常、より低速で低コストのストレージのどこかに (例えば、ディスク上や別のネットワーク・ノード上に) 置かれているデータのコピーである。
- キャッシュ追い出し (cache eviction)
- ファイルに関連付けられているデータがキャッシュ・システムから削除されるプロセス。データの削除は、構成済みの General Parallel File System (GPFS) のハードまたはソフトの割り当て量制限を超えた場合には最長未使用時間 (LRU) アルゴリズムを使用して行われる。あるいは、コマンドの発行によって行われる。ファイルに関連付けられているデータは、キャッシュ・システムで再び参照された場合、ホーム・システムから取得される。
- キャッシュ入出力グループ (caching I/O group)
- ボリュームのキャッシュ機能を実行するシステム内の入出力グループ。
- コール・ホーム (call home)
- 製品とサービス・プロバイダー間で確立された通信リンク。 製品にサービスが必要な場合、このリンクを使用して、IBM または別のサービス・プロバイダーを呼び出すことができる。 このマシンへのアクセス権を持つサービス担当員は、サービス・タスク (エラー・ログや問題ログの表示、トレースおよびダンプ検索の開始など) を実行できる。
- キャニスター (canister)
- ストレージ・システム内の単一の処理単位。
- 容量ライセンス交付 (capacity licensing)
- テラバイト単位の価格のモデルで機能をライセンス交付するライセンス交付モデル。 ライセンス交付を受ける機能は、FlashCopy、メトロ・ミラーとグローバル・ミラー、および仮想化である。 「メトロ・ミラー (Metro Mirror)」、「仮想化 (virtualization)」も参照。
- チェーン (chain)
- エンクロージャー内部のドライブへの冗長アクセスを提供するために接続された 1 組のエンクロージャー。 各コントロール・エンクロージャーには、1 つ以上のチェーンを備えることができる。
- チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) (Challenge Handshake Authentication Protocol (CHAP))
- ユーザー名とパスワードを暗号化して、盗聴から保護する認証プロトコル。
- 変更ボリューム (change volume)
- グローバル・ミラーで使用されるボリュームの 1 つ。変更が加えられたとき、以前の整合したリビジョンのデータを保持する。
- CHAP
- 「チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (Challenge Handshake Authentication Protocol)」を参照。
- CHAP シークレット (CHAP secret)
- チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル (CHAP) において、iSCSI 接続ホストに対してストレージ・システムを認証するために使用されるシークレット・パスフレーズ。
- CIFS
- 「共通インターネット・ファイル・システム (Common Internet File System)」を参照。
- CIM
- 「Common Information Model」を参照。
- CIM オブジェクト・マネージャー (CIMOM) (CIM object manager (CIMOM))
- クライアント・アプリケーションからの CIM 要求を受け取り、検証し、 認証する、データ管理用の共通の概念的なフレームワーク。 これは、要求を適切なコンポーネントまたはサービス・プロバイダーに送る。
- CIMOM
- 「CIM オブジェクト・マネージャー (CIM object manager)」を参照。
- クラス (class)
- 特定の階層内のオブジェクトの定義。 クラスは、属性およびメソッドを持ち、関連のターゲットとして機能することができる。
- CLI
- 「コマンド・ライン・インターフェース (command-line interface)」を参照。
- クライアント (client)
- サーバーにサービスを要求するソフトウェア・プログラムまたはコンピューター。 「ホスト」も参照。
- クライアント・アプリケーション (client application)
- Common Information Model (CIM) 要求を、装置の CIM エージェントに対して開始するストレージ管理プログラム。
- クローン (clone)
- 特定の時点におけるサーバー上のボリュームのコピー。 オリジナル・ボリュームの内容が保持される一方で、コピーの内容をカスタマイズできる。
- クラウド・アカウント (cloud account)
- クラウド・サービス・プロバイダーでストレージやその他のサービスを使用するために、そのサービス・プロバイダーと交わす契約。 クラウド・アカウントへのアクセス権限は、有効な資格情報を提示して付与される。
- クラスター (cluster)
- 単一システムとして連携するコンピューターおよびその他のリソースのグループ。「クラスター化システム (clustered system)」、「GPFS クラスター (GPFS cluster)」も参照。
- 「クラスター化システム (clustered system)」を参照。
- クラスター化システム (clustered system)
- 冗長性を確保するためにペア (入出力グループ) で配置されるノードの集合であり、単一の管理インターフェースを提供する。 「クラスター (cluster)」、「GPFS クラスター (GPFS cluster)」、「システム (system)」も参照。
- コマンド・ライン・インターフェース (CLI) (command-line interface (CLI))
- 入出力がテキスト・ベースで行われるコンピューター・インターフェース。
- Common Information Model (CIM)
- ネットワーク管理情報またはシステム管理情報を記述するための、実装に依存しないオブジェクト指向スキーマ。Distributed Management Task Force (DMTF) が CIM 規格を開発および維持している。
- 共通インターネット・ファイル・システム (CIFS) (Common Internet File System (CIFS))
- TCP/IP ネットワーク上で、アプリケーションのために、ファイル、プリンター、シリアル・ポートなどに対する共有のリモート・ファイル・アクセスを管理するプロトコル。
- 圧縮 (compression)
- 処理されるデータから反復する文字、スペース、文字ストリング、またはバイナリー・データを除去して、文字を制御文字に置換する機能。圧縮により、データに必要なストレージ・スペースの量が削減される。
- 圧縮アクセラレーター (compression accelerator)
- マイクロプロセッサーによる圧縮作業の負荷を軽減するハードウェア。
- 計算ノード (compute node)
- 1 つ以上のマイクロプロセッサー、メモリー、ストレージ、およびネットワーク・コントローラーを収容し、独自のオペレーティング・システムおよびアプリケーションを実行する、独立したマシン。
- 並行コピー (concurrent copy)
- 特定時点の任意のデータの集合をバックアップするために使用される DFSMSdss コンポーネントの機能。そのデータの集合を使用するデータベースまたはアプリケーションのダウン時間を最小限に抑える。
- 構成ノード (configuration node)
- 構成コマンドのフォーカル・ポイントとして機能し、 クラスター化システムの構成を記述するデータを管理するノード。
- 整合性グループ (consistency group)
- すべてのコピーの時間が整合するように同じ時間参照で維持される、仮想ボリューム間またはデータ・セット間のコピー関係のグループ。
- コンテナー (container)
- 他のソフトウェア・オブジェクトまたはエンティティーを保持または編成するソフトウェア・オブジェクト。
- 使用スペースの急増対応を考慮した容量 (contingency capacity)
- 自動的に拡張するように構成されるシン・プロビジョニング・ボリュームの場合、維持される未使用の実容量。 自動的に拡張するように構成されないシン・プロビジョニング・ボリュームの場合、使用済みの容量と新規の実容量との差。
- コントロール・エンクロージャー (control enclosure)
- エンクロージャー・シャーシ、ノード・キャニスター、ドライブ、およびシステム機能を含むハードウェア装置。
- コントローラー (controller)
- 「ノード・キャニスター (node canister)」を参照。
- コントローラー・ユニット (controller unit)
- 「コントロール・エンクロージャー (control enclosure)」を参照。
- コピーバック (copyback)
- 障害ドライブが交換された後にアレイをより効率的な構成で維持するために、予期される位置または優先位置にデータを戻すプロセス。
- 同等 SAN (counterpart SAN)
- 冗長ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) の非冗長部分。 同等 SAN は、冗長 SAN の接続性をすべて提供するが、冗長性はない。 それぞれの同等 SAN は、それぞれの SAN 接続装置に代替パスを提供する。 「冗長 SAN (redundant SAN)」も参照。
- ボリューム間整合性 (cross-volume consistency)
- アプリケーションが複数のボリュームにスパンする従属書き込み操作を実行したときに、 ボリューム間の整合性を保証する整合性グループの属性。
- CRU
- 「お客様交換可能ユニット (customer-replaceable unit)」を参照。
- お客様交換可能ユニット (CRU) (customer-replaceable unit (CRU))
- いずれか 1 つのコンポーネントが障害を起こした場合にユーザーが全体として交換できるアセンブリーまたは部品。
D
- データ整合性 (data consistency)
- アプリケーションのリカバリー可能性を保証するために依存する書き込み順序が維持されるターゲット・サイトでのデータの特性。
- データ・マイグレーション (data migration)
- アプリケーションの入出力操作を中断せずに 2 つの物理ロケーション間でデータを移動すること。
- データ・レコード (data record)
- データ記録フォーマットの基本単位。「固定ブロック方式 (fixed-block architecture)」も参照。
- 高密度波長分割多重方式 (DWDM) (dense wavelength division multiplexing (DWDM))
- 少しずつ異なる光周波数を使用して、 多数の光信号を 1 つの単一モード・ファイバー上で伝送するテクノロジー。 DWDM を使用すると、 多数のデータ・ストリームを並列に転送できる。
- 従属書き込み操作 (dependent write operation)
- ボリューム間整合性を維持するために、正しい順序で適用する 必要がある書き込み操作。
- デステージ (destage)
- キャッシュから不揮発性ストレージ・メディアにデータを移動すること。
- 装置 (device)
- ワークステーション、プリンター、ディスク・ドライブ、テープ装置、またはリモート・システムなどの、機器の 1 つ。
- 装置プロバイダー (device provider)
- Common Information Model (CIM) のプラグインとして機能する、装置固有のハンドラー。 つまり、CIM Object Manager (CIMOM) は、このハンドラーを使用して装置とのインターフェースを構築する。
- DIMM
- 「デュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) (dual inline memory module (DIMM))」を参照。
- 指定保守手順 (directed maintenance procedure)
- 「修正手順 (fix procedure)」を参照。
- ディスカバリー (discovery)
- 例えば、新規ノード、削除ノード、またはリンクなど、ネットワーク・トポロジーの変更の自動検出。
- ディスク (disk)
- 「ドライブ (drive)」を参照。
- ディスク・ドライブ (disk drive)
- 「ドライブ (drive)」を参照。
- ディスク・ドライブ・ベイ (disk drive bay)
- 「ドライブ (drive)」を参照。
- ディスク・ドライブ・モジュール (disk drive module)
- 「ドライブ (drive)」を参照。
- ディスク・ゾーン (disk zone)
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) ファブリック内で定義されるゾーン。このゾーン内で、システムは、ストレージ・システムが示す論理装置 (LU) を検出し、アドレッシングできる。
- Distributed Management Task Force (DMTF)
- 企業で一般的に見られる各種オペレーティング・システムの合理化された管理を定義するために召集された、コンピューター・ベンダーの連合。
- 分散 RAID (distributed RAID)
- アレイの保管に使用されるドライブの数を同等の通常 RAID 方式よりも大きくすることができる、代替の RAID 方式。同じデータ・ストライプを分散できるドライブの数が多いため、並列入出力を実行できる可能性が高くなり、アレイ全体のパフォーマンスが向上する。「再作成領域 (rebuild area)」も参照。
- DMTF
- 「Distributed Management Task Force」を参照。
- DNS
- ドメイン・ネーム・システム (DNS)を参照してください。
- ドメイン・ネーム・システム (DNS)
- ドメイン・ネームを IP アドレスにマップする分散データベース・システム。
- DRAM
- 「ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー (dynamic random access memory)」を参照。
- ドライブ (drive)
- データ・ストレージ・デバイス。 ドライブは、磁気ディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブ (SSD) のいずれかの場合がある。
- DS Storage Manager
- 「グラフィカル・ユーザー・インターフェース (graphical user interface)」を参照。
- デュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) (dual inline memory module (DIMM))
- 回路ボードの両面にシグナルと電源のピンを持つメモリー集積回路を備えた小型回路ボード。
- DWDM
- 「高密度波長分割多重方式 (Dense wavelength division multiplexing」を参照。
- ダイナミック RAM (DRAM) (dynamic random access memory (DRAM))
- 保管データを保存するのに、セルが制御信号を繰り返し適用することを必要とする記憶域。
E
- EC
- 「技術変更 (engineering change)」を参照。
- EIA
- 「米国電子工業会 (Electronic Industries Alliance)」を参照。
- 米国電子工業会 (EIA) (Electronic Industries Alliance (EIA))
- 業界のテクノロジーの発展を促進し、そのメンバーの見解を表明し、業界標準を作成する、電子機器製造メーカーの組織。
- エンクロージャー (enclosure)
- さまざまな電子部品が取り付けられている金属製のフレーム。
- 暗号化デッドロック (encryption deadlock)
- データを暗号化解除するための暗号鍵にアクセスできないこと。「暗号化リカバリー・キー (encryption recovery key)」も参照。
- 暗号鍵マネージャー (encryption key manager)
- 暗号鍵サーバー (encryption key server) を参照。
- 暗号鍵サーバー (encryption key server)
- 既存の暗号鍵または証明書を受け取ってストレージ・システムにサービスする、内部または外部のシステム。
- 暗号化リカバリー鍵 (encryption recovery key)
- 通常の暗号鍵サーバーが使用できない場合に暗号化デッドロックの状況から復旧するためのメソッドを許可する暗号鍵。暗号化デッドロック (encryption deadlock) も参照。
- エンド・キャップ (end cap)
- ドライブ・アセンブリーの両側の端を覆う、取り外し可能なハードウェア部分。
- 技術変更 (EC) (engineering change (EC))
- マシン、部品、またはプログラムの更新。 所定の装置の各 EC には、EC レベルまたは EC 番号と呼ばれる固有の番号が割り当てられる。
- エンタープライズ (enterprise)
- 標準のデスクトップ・ハード・ディスクよりもエラー・リカバリー制限、振動耐性、およびエンドツーエンド・エラー検出が高いタイプのデータ・ストレージ・デバイスに関する用語。
- 環境サービス・モジュール・キャニスター (environment service module canister)
- 「拡張キャニスター (expansion canister)」を参照。
- エラー (error)
- 「イベント (event)」を参照。
- EUI
- 「拡張ユニーク ID (extended unique identifier)」を参照。
- イベント (event)
- タスクまたはシステムにとって重要な事象。 イベントには、操作の完了や失敗、ユーザー処置、またはプロセスの状態の変更が含まれる場合がある。 「アラート (alert)」、「メッセージ (message)」も参照。
- 除外 (exclude)
- 一定のエラー条件が発生したために、クラスター化システムで管理対象ディスク (MDisk) を使用しないこと。
- 拡張キャニスター (expansion canister)
- ノード・ハードウェアが拡張エンクロージャーのドライブを使用できるようにする、Serial-Attached SCSI (SAS) ハードウェアを含むハードウェア装置。
- 拡張エンクロージャー (expansion enclosure)
- エンクロージャー・シャーシ、拡張キャニスター、ドライブ、および追加ドライブの接続を可能にする機能を含むハードウェア装置。
- エクスポート (export)
- 「共有 (share)」を参照。
- 拡張固有 ID (EUI) (extended unique identifier (EUI))
- iSCSI 標準 (RFC 3722) により定義された iSCSI ターゲット・アダプターまたは iSCSI イニシエーター・アダプターを指定する固有の iSCSI 名。
- エクステント (extent)
- 管理対象ディスク (MDisks) とボリュームの間でデータのマッピングを管理するデータ単位。
- エクステント・タイプ (extent type)
- 「ストレージ・アーキテクチャー・タイプ (storage architecture type)」を参照。
- 外部ストレージ (external storage)
- ストレージ・システムによって提示される SCSI 論理装置である管理対象ディスク (MDisks) であり、クラスター化システムに接続され、クラスター化システムによって管理される。
F
- F ポート (F_port)
- 「ファブリック・ポート (fabric port)」を参照。
- ファブリック・ポート (F ポート) (fabric port (F_port))
- ファイバー・チャネル・ファブリックの一部となっているアクセス・ポイント。 ファイバー・チャネル・ファブリック上の F ポートは、ノードのノード・ポート (N ポート) に接続する。
- フェイルバック (failback)
- 障害のあるネットワークまたはコンポーネントを検出し、修復した後、アプライアンスを初期構成に回復すること。
- フェイルオーバー (failover)
- ソフトウェア、ハードウェア、またはネットワークの中断が発生した場合に、冗長またはスタンバイのシステムまたはノードに切り替える自動操作。
- ファン・ユニット (fan unit)
- 「電源機構装置 (power supply unit)」を参照。
- FB
- 「固定ブロック (FB) (fixed block (FB))」を参照。
- FBA
- 固定ブロック方式 (fixed-block architecture) を参照。
- FC
- 「ファイバー・チャネル (Fibre Channel)」を参照。
- FCIP
- 「ファイバー・チャネル・オーバー IP (Fibre Channel over IP)」を参照。
- フィーチャー・アクティベーション・コード (feature activation code)
- ライセンス・キー (license key) を参照。
- ファイバー・チャネル (FC) (Fibre Channel (FC))
- コンピューター装置間でデータを伝送する技術。 特に、コンピューター・ サーバーを共有ストレージ・デバイスに接続する場合や、 ストレージ・コントローラーとドライブを相互接続する場合に適している。 ゾーニング (zoning) も参照。
- ファイバー・チャネル・エクステンダー (Fibre Channel extender)
- ファイバー・チャネル・リンクを規格によってサポートされている距離 (通常は、数マイルまたは数キロメートル) を超えて拡張するために使用する装置。 装置はリンクの各終端でペアで配置する必要がある。
- ファイバー・チャネル・オーバー IP (FCIP) (Fibre Channel over IP (FCIP))
- 長距離間でファイバー・チャネル・プロトコルのフィーチャーとインターネット・プロトコル (IP) を、分散した SAN に接続するため 結合するネットワーク・ストレージ・テクノロジー。
- ファイバー・チャネル・ポート・ファンイン (Fibre Channel port fan-in)
- いずれか 1 つのポートを検出できるホストの数。
- 現場交換可能ユニット (FRU) (field-replaceable unit (FRU))
- いずれか 1 つのコンポーネントが障害を起こした場合にサービス担当員によって全体として交換されるアセンブリーまたは部品。
- ファイル・モジュール (file module)
- ファイル・システムをネットワーク・ユーザーに提供するコンポーネント。ファイル・モジュールはファイル・システム用のストレージと共に提供する必要がある。
- ファイル・セット (file set)
- ファイル・システム内のスナップショットや割り当て量などの機能の細分度を定める、ファイル・システムのサブセット。
- ファイル・システム (FS) (file system (FS))
- ファイル、およびそれらのファイルに関連した特定の属性の集合。
- ファイル・システム・ストレージ (file system storage)
- ファイルおよびディレクトリーに編成されたデータ・ストレージ。
- ファイル転送プロトコル (FTP) (File Transfer Protocol (FTP))
- TCP/IP において、TCP と Telnet サービスを使用してマシンまたはホスト間の大量データ・ファイルを転送するアプリケーション層プロトコル。
- 固定ブロック (FB) (fixed block (FB))
- 固定ブロック方式 (fixed-block architecture) を参照。
- 固定ブロック方式 (FBA) (fixed-block architecture (FBA))
- 装置上の仮想データ単位のフォーマットおよびアクセス機構を指定する仮想装置のアーキテクチャー。 仮想データ単位はブロックである。装置上のすべてのブロックは同じサイズ (固定サイズ) である。システムはそれらのブロックに個別にアクセスできる。 「データ・レコード (data record)」、「ストレージ・アーキテクチャー・タイプ (storage architecture type)」も参照。
- 修正手順 (fix procedure)
- 製品アプリケーション内で実行され、エラー条件を解決するための段階的なガイドを提供する保守手順。
- FlashCopy
- ボリュームの仮想コピーが作成されるポイント・イン・タイム・コピーに関する用語。ターゲット・ボリュームは、コピーが設定された特定時刻のボリュームの内容を維持する。ソース・ボリュームへの後続の書き込み操作はいずれも、ターゲット・ボリュームで反映されない。
- FlashCopy マッピング (FlashCopy mapping)
- 直接アクセス・ストレージ・ボリューム上の連続したスペースであり、特定のデータ・セット、データ・スペース、またはファイルで占有されるか、これらのために予約される。
- FlashCopy 関係 (FlashCopy relationship)
- 「FlashCopy マッピング (FlashCopy mapping)」を参照。
- FlashCopy サービス (FlashCopy service)
- ターゲット・ボリューム上にソース・ボリュームの内容を複製するコピー・サービス。 この処理中に、ターゲット・ボリュームの元の内容は失われる。 「ポイント・イン・タイム・コピー (point-in-time copy)」も参照。
- フラッシュ・ドライブ (flash drive)
- ソリッド・ステート・メモリーを使用して永続データを保管する (通常は取り外し可能および再書き込み可能な) データ・ストレージ装置である。
- フラッシュ・モジュール (flash module)
- フラッシュ・メモリー、1 つ以上のフラッシュ・コントローラー、および関連する電子部品を収容するモジュール式のハードウェア装置。
- フラッシュ・スルー・モード (flush-through mode)
- 「ライトスルー・モード (write-through mode)」を参照。
- フォーム・ファクター (form factor)
- ストレージ・システム・ドライブ・エンクロージャーの業界標準の物理的寸法。可能な値は、「3.5 型」、「2.5 型」、および「1.8 型」。
- フレーム (frame)
- 出荷用に 1 つの単位としてパッケージされる、ハードウェアの支持構造、カバー、および内部に装着されたすべての部品。
- FRU
- 「現場交換可能ユニット (field-replaceable unit)」を参照。
- FS
- 「ファイル・システム (file system)」を参照。
- FTP
- 「ファイル転送プロトコル (File Transfer Protocol)」を参照。
- FTP サーバー (FTP server)
- ファイル転送プロトコルに対応するソフトウェア・サーバーまたはハードウェア・サーバー。
- 完全リストア操作 (full restore operation)
- スナップショットのすべてのデータがクラウドからローカル・ボリュームにコピーされるコピー操作。
- 完全スナップショット (full snapshot)
- すべてのボリューム・データを含む、ボリューム・スナップショットの 1 つのタイプ。完全スナップショットを作成すると、ボリューム・データのコピー全体がクラウドに伝送される。
G
- ゲートウェイ (gateway)
- リンク層の上で作動し、必要な場合、あるネットワークで使用されるインターフェースとプロトコルを、 別のネットワークによって使用されるインターフェースとプロトコルに変換するエンティティー。
- GB
- 「ギガバイト (gigabyte)」を参照。
- GBIC
- 「ギガビット・インターフェース・コンバーター (gigabit interface converter)」を参照。
- General Parallel File System (GPFS)
- クラスター化システム環境内のノードからのデータ・アクセスを提供できる、高性能共有ディスク・ファイル・システム。
- ギガビット・インターフェース・コンバーター (GBIC) (gigabit interface converter (GBIC))
- 光ファイバー・ケーブルに接続される送受信コンセントを備えたクラス 1 レーザー・コンポーネント・アセンブリーである、エンコード/デコード装置。 GBIC は、順次に、光から電気、および電気から光の信号変換を行う。 スイッチ内の GBIC はホット・スワップ対応である。
- ギガバイト (GB) (gigabyte (GB))
- プロセッサー・ストレージ、実ストレージ、仮想ストレージ、およびチャネル・ボリュームの場合、2 の 30 乗、すなわち 1,073,741,824 バイト。ディスク・ストレージ容量および通信ボリュームの場合、1,000,000,000 バイト。
- グローバル・ミラー (Global Mirror)
- 複数システム内または複数システム間で複数のボリュームにわたってデータ整合性を維持する非同期複製の方式。グローバル・ミラーは一般的に、ソース・サイトとターゲット・サイトの間の距離が原因でアプリケーションが許容できる程度を越えて遅延が長くなる場合に使用される。
- GPFS
- 「General Parallel File System」を参照。
- GPFS クラスター (GPFS cluster)
- GPFS ファイル・システムで使用可能として定義されたノードのシステム。 「クラスター (cluster)」、「クラスター化システム (clustered system)」も参照。
- GPFS スナップショット (GPFS snapshot)
- ファイル・システムまたはファイル・セットのポイント・イン・タイム・コピー。
- グレーン (grain)
- FlashCopy ビットマップにおいて、単一のビットによって表されるデータの単位。
- グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) (graphical user interface (GUI))
- 高解像度グラフィックス、ポインティング・デバイス、メニュー・バーやその他のメニュー、並行ウィンドウ、アイコン、およびオブジェクト - アクション関係を結合することによって、現実の場面 (多くの場合、デスクトップ) を視覚的にたとえて表現する、コンピューター・インターフェース。
- GUI
- 「グラフィカル・ユーザー・インターフェース (graphical user interface)」を参照。
H
- ハードコーディング (hardcoded)
- 静的にエンコードされていて、変更を意図されていないソフトウェア命令に関する語。
- ハード・ディスク (hard disk drive)
- 「ドライブ (drive)」を参照。
- ハードウェア管理コンソール (HMC) (Hardware Management Console (HMC))
- 論理区画の管理やキャパシティー・アップグレード・オンデマンドの使用を含め、管理対象システムを制御するシステム。HMC は、サービス・アプリケーションを使用して、管理対象システムと通信し、情報の検出と統合を行い、その情報を分析のために IBM に送信する。
- HBA
- 「ホスト・バス・アダプター (host bus adapter)」を参照。
- ハートビート (heartbeat)
- あるエンティティーが、依然としてアクティブであることを示すために、別のエンティティーに送信するシグナル。
- HMC
- 「ハードウェア管理コンソール (Hardware Management Console)」を参照。
- ホップ (hop)
- 伝送パスの 1 セグメントであり、このセグメントは、ルートされたネットワーク内の隣接ノード間にある。
- ホスト (host)
- ホストおよびストレージを使用するアプリケーションを備え、コンピューター・アプリケーションをホストする物理的または仮想のコンピューター・システム。
- ホスト・バス・アダプター (HBA) (host bus adapter (HBA))
- Peripheral Component Interconnect (PCI) バスなどのホスト・バスを ストレージ・エリア・ネットワークに接続するインターフェース・カード。
- ホスト・クラスター (host cluster)
- コンピューター・アプリケーションの拡張容易性や可用性を高めるために、1 つ以上のストレージ・ボリュームを共有する構成済みの物理的または仮想のホスト・セット。
- ホスト・グループ (host group)
- 「ホスト」を参照。
- ホスト ID (host ID)
- 論理装置番号 (LUN) マッピングの目的でホスト・ファイバー・チャネル・ポートのグループに 割り当てられる数値 ID。 それぞれのホスト ID ごとに、ボリュームに対して SCSI ID の個別のマッピングがある。
- ホスト・インターフェース・カード (host interface card)
- 「インターフェース・カード (interface card)」を参照。
- ホスト・マッピング (host mapping)
- クラスター化システム内の特定のボリュームにアクセスできるホストを制御するプロセス。
- ホスト・オブジェクト (host object)
- 構成作業でホストを表すために使用される、ストレージ・システム内のホストの論理表現。
- ホスト・ゾーン (host zone)
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) ファブリックで定義されるゾーン。このゾーン内で、ホストはシステムをアドレッシングできる。
- ホット・スペア (hot-spare)
- ハードウェア障害の場合に取り付けられ、使用可能になる冗長ハードウェア (例えば、アダプター、ディスク、ドライブ、またはサーバー) に関する用語。
- HTTPS
- 「Hypertext Transfer Protocol Secure」を参照。
- ハブ (hub)
- ネットワーク内の複数の装置を接続するポイント、またはハードウェアの一部分。
- HyperSwap
- ストレージ・エラーおよびサイト障害に対して連続した透過的な可用性を提供する、同期複製に基づく機能に関する用語。
- Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS)
- ハイパーメディア文書をインターネット経由で安全に転送および表示するために、Web サーバーと Web ブラウザーで使用されるインターネット・プロトコル。
I
- ID
- 「ID (identifier)」を参照。
- ID (identifier (ID))
- ユーザー、プログラム装置、またはシステムを他のユーザー、プログラム装置、 またはシステムに対して識別するビットまたは文字のシーケンス。
- アイドリング (idling)
- 1 対のボリュームに対して コピー関係が定義されていて、その関係を対象としたコピー・アクティビティーが まだ開始されていない状態。
- 正しくない構成 (illegal configuration)
- 作動せず、 問題の原因を示すエラー・コードを生成する構成。
- イメージ・モード (image mode)
- ボリューム内のエクステントに対して、ストレージ・プール内の エクステントの 1 対 1 マッピングを確立するアクセス・モード。 「アクセス・モード (access mode)」、「管理対象モード (managed mode)」、「構成解除モード (unconfigured mode)」も参照。
- イメージ・ボリューム (image volume)
- 管理対象ディスク (MDisk) からボリュームへの ブロックごとの直接変換を行うボリューム。
- IML
- 「初期マイクロコード・ロード (initial microcode load)」を参照。
- 差分リストア操作 (incremental restore operation)
- 変更されたデータのみがクラウドからコピーされ、ボリュームが特定のスナップショットに戻されるコピー操作。
- 差分スナップショット (incremental snapshot)
- 前回スナップショットがとられた時点からこのスナップショットがトリガーされた時点までに変更されたデータを含む、クラウド上のボリューム・スナップショットの 1 つのタイプ。 差分スナップショットが作成されると、前にスナップショットがとられた後に変更されたデータのみがクラウドに伝送される。 変更されていないデータについては、クラウド・メタデータ上の差分スナップショットに以前のデータへの参照が含まれる。
- 初期マイクロコード・ロード (IML) (initial microcode load (IML))
- ストレージ・メディアからメモリーへのマイクロコードのロード。
- i ノード (inode)
- AIX、UNIX、または Linux システム上の個々のファイルを記述する内部構造。 i ノードには、ファイルのノード、タイプ、所有者、およびロケーションが含まれる。
- 入出力 (I/O) (input/output (I/O))
- データ入力、データ出力、またはその両方に関係する装置、プロセス、チャネル、または通信パスに関する用語。
- 1 秒あたりの入出力操作 (IOPS) (input/output operations per second (IOPS))
- サーバーに最適な構成設定を判別するために使用される、標準の計算ベンチマーク。
- インスタンス (instance)
- オブジェクト指向プログラミングにおいて、1 つの値または値のグループが入っているストレージの領域。
- クラスに属するオブジェクトの特定のオカレンス。
- 整合性 (integrity)
- コンピューター・セキュリティーにおいて、宛先に着信する情報が、送信された情報と同じであることを保証すること。
- インターフェース・アダプター (interface adapter)
- ノード・キャニスターのオプション部品。システムに追加のホスト接続オプションおよびストレージ接続オプションを提供する。
- インターフェース・ノード (interface node)
- サービス・プロトコルを使用してファイル・サービス機能のために、システムをインターネット・プロトコル (IP) ネットワークに接続するノード。
- 内部ストレージ (internal storage)
- エンクロージャー、およびクラスター化システムの一部であるノードに保持される、アレイ管理対象ディスク (MDisk) およびドライブ。
- インターネット・プロトコル (IP) (Internet Protocol (IP))
- 1 つのネットワークまたは相互接続された複数のネットワークを介してデータを転送するプロトコル。 このプロトコルは、上位のプロトコル層と物理ネットワークとの間で仲介の役割を果たす。
- Internet Small Computer System Interface (iSCSI)
- IP ネットワーク経由で SCSI コマンドを伝送することにより、データ・ストレージ・デバイスをネットワーク経由でリンクしてデータを転送する IP ベースの規格。「Small Computer System Interface」も参照。
- インターネット・ストレージ・ネーム・サービス・プロトコル (iSNS プロトコル) (Internet Storage Name Service Protocol (iSNS Protocol))
- iSCSI ターゲットおよび iSCSI ディスカバリーを管理するためにホスト・システムによって使用されるプロトコル。 iSCSI イニシエーターは、iSNS プロトコルを使用して該当するストレージ・リソースを見つける。
- スイッチ間リンク (ISL) (interswitch link (ISL))
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 内で複数のルーターとスイッチを相互接続するためのプロトコルを運ぶ物理接続。
- I/O
- 「入出力 (input/output)」を参照。
- 入出力エンクロージャー (I/O enclosure)
- システムとの間でデータが転送される、ストレージ・システム内のハードウェア装置。
- 入出力グループ (I/O group)
- ホスト・システムに対する共通インターフェース を表すボリュームとノードの関係の集まり。 各ノード・ペアは、入出力グループと呼ばれる。
- IOps
- 「1 秒あたりの入出力操作 (input/output operations per second )」を参照。
- 入出力スロットル速度 (I/O throttling rate)
- ボリュームに対して受け入れられる入出力トランザクションの最大速度。
- IP
- 「インターネット・プロトコル (Internet Protocol)」を参照。
- IP アドレス (IP address)
- インターネット・プロトコル規格を使用するネットワーク上の装置または論理装置に固有のアドレス。
- IQN
- 「iSCSI 修飾名 (iSCSI qualified name)」を参照。
- iSCSI
- Internet Small Computer System Interface を参照。
- iSCSI 別名 (iSCSI alias)
- iSCSI 接続ホストの代替名。
- iSCSI 名 (iSCSI name)
- iSCSI ターゲット・アダプターまたは iSCSI イニシエーター・アダプターを指定する名前。 iSCSI 名には、iSCSI 修飾名 (IQN) または拡張固有 ID (EUI) を使用できる。 通常、この ID のフォーマットは iqn.datecode.reverse domain である。
- iSCSI 修飾名 (IQN) (iSCSI qualified name (IQN))
- iSCSI 標準 (RFC 3722) により定義された iSCSI ターゲット・アダプターまたは iSCSI イニシエーター・アダプターを指定する固有の名前。
- ISL
- 「スイッチ間リンク (inter-switch link)」を参照。
- ISL ホップ (ISL hop)
- ファブリック内にあるノード・ポート (N ポート) のすべての対を考慮し、ファブリック内のスイッチ間リンク (ISL) のみを対象に距離を測定した場合に、ファブリック内で最も遠く離れた 1 対のノード間の最短ルート上で横断する ISL の数。
- iSNS プロトコル (iSNS Protocol)
- 「インターネット・ストレージ名サービス・プロトコル (Internet Storage Name Service Protocol)」を参照。
J
- JBOD
- 「単なるディスクの集まり (JBOD)」を参照。
- 単なるディスクの集まり (JBOD) (just a bunch of disks (JBOD))
- フォールト・トレランス機能を高め、データ・アクセスのパフォーマンスを改善するための RAID システムにしたがって構成されていないハード・ディスク。
K
- 鍵ラベル (key label)
- 鍵サーバーから取り出すことができる暗号鍵を識別する、ユーザー定義の名前。
- 鍵サーバー (key server)
- 2 つのエンドポイント間に確立される動的仮想プライベート・ネットワーク (VPN) 接続に関して、その接続の特性を決定する値のネゴシエーションを行うサーバー。
- 暗号鍵サーバー (encryption key server) を参照。
L
- 待ち時間 (latency)
- ソース・タスクが送信操作を開始してから、ターゲット・タスクが対応する受信操作を完了するまでの時間間隔。 一般的には、待ち時間はタスクがデータ転送を開始してから、データ宛先で転送が完了したと認識される時点までの時間である。
- LBA
- 「論理ブロック・アドレス (logical block address)」を参照。
- LDAP
- 「Lightweight Directory Access Protocol」を参照。
- 最長未使用時間 (LRU) (least recently used (LRU))
- 最も使用頻度が少ないデータが入っているキャッシュ・スペース を識別し、使用可能にするために使用されるアルゴリズムに関する用語。
- LED
- 「発光ダイオード (LED) (light-emitting Diode (LED))」を参照。
- ライセンス・キャパシティー (licensed capacity)
- ユーザーが構成する資格を持つストレージ・システムの容量。
- ライセンス・キー (license key)
- 製品上でライセンス交付対象の機能をアクティブ化する英数字コード。
- ライセンス・キー・ファイル (license key file)
- 1 つ以上のライセンス・キーが入っているファイル。
- 発光ダイオード (LED) (light-emitting diode (LED))
- アクティブになったときに可視光または赤外線の光を発する半導体チップ。
- Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)
- TCP/IP を使用して、X.500 モデルをサポートするディレクトリーへのアクセスを提供し、より複雑な X.500 Directory Access Protocol (DAP) のリソース要件は適用されないオープン・プロトコル。 例えば、LDAP を使用して、インターネットまたはイントラネット・ディレクトリー内の個人、組織、その他のリソースを見つけることができる。
- ライン・カード (line card)
- 「ブレード・サーバー (blade server)」を参照。
- ローカル・ファブリック (local fabric)
- ローカル・クラスター化システムのコンポーネント (ノード、ホスト、スイッチ) を 接続するストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) コンポーネント (スイッチやケーブルなど)。
- ローカル/リモート・ファブリック相互接続 (local/remote fabric interconnect)
- ローカル・ファブリックとリモート・ファブリックの接続に使用されるストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) コンポーネント。
- 論理ブロック・アドレス (LBA) (logical block address (LBA))
- ディスク上のブロック番号。
- 論理ドライブ (logical drive)
- 「ボリューム (volume)」を参照。
- 論理装置 (LU) (logical unit (LU))
- ボリュームまたは管理対象ディスク (MDisk) など、SCSI コマンドがアドレッシングされるエンティティー。
- 論理装置番号 (LUN) (logical unit number (LUN))
- SCSI 標準において、それぞれが論理装置 (LU) である装置を区別するために使用される固有 ID。
- 水平冗長検査 (LRC) (longitudinal redundancy check (LRC))
- データ転送中に行われるエラー検査の 1 つの方式。マトリックスを形成するセットのメンバーである 2 進数の行でパリティー検査を行う。
- LRC
- 「水平冗長検査 (longitudinal redundancy check)」を参照。
- LRU
- 「最長未使用時間 (least recently used)」を参照。
- LU
- 「論理装置 (logical unit)」を参照。
- LUN
- 「論理装置番号 (logical unit number)」を参照。
- LUN マスキング (LUN masking)
- ホスト・オブジェクトが、使用する予定よりも多くの LUN を検出できるため、デバイス・ドライバー・ソフトウェアがこのホストで使用される予定のない LUN をマスクするプロセス。
M
- MAC
- 「メディア・アクセス制御 (Media Access Control)」を参照。
- マシン・シグニチャー (machine signature)
- システムを識別する文字ストリング。マシン・シグニチャーは、ライセンス・キーを取得するために必要になる場合もある。
- 管理対象ディスク (MDisk) (managed disk (MDisk))
- RAID (Redundant Arrays of Independent Disks) コントローラーが提供し、クラスター化システムが管理する SCSI 論理装置 (LU)。 MDisk は、 ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 上のホスト・システムからは認識されない。
- 管理対象ディスク・グループ (managed disk group)
- 「ストレージ・プール (storage pool)」を参照。
- 管理対象モード (managed mode)
- 仮想化機能の実行を可能にする アクセス・モード。 「アクセス・モード (access mode)」、「イメージ・モード (image mode)」、「構成解除モード (unconfigured mode)」も参照。
- Managed Object Format (MOF)
- Common Information Model (CIM) スキーマを定義するための言語。
- 管理ノード (management node)
- システムの構成、管理、およびモニターに使用されるノード。
- マスター・ボリューム (master volume)
- 大部分の場合、データの実動コピーを格納し、アプリケーションがアクセスするボリューム。 「補助ボリューム (auxiliary volume)」、「関係 (relationship)」も参照。
- 最大複製遅延 (maximum replication delay)
- メトロ・ミラー複製またはグローバル・ミラー複製によるボリュームへの書き込み操作の際に許容される遅延時間 (秒単位)。
- MB
- 「メガバイト (megabyte)」を参照。
- MBps
- 「メガバイト/秒 (megabytes per second)」を参照。
- MDisk
- 「管理対象ディスク (managed disk)」を参照。
- メディア・アクセス制御 (MAC) (Media Access Control (MAC))
- ネットワーキングにおいて、オープン・システム相互接続モデルのデータ・リンク層の 2 つのサブレイヤーのうち下位のサブレイヤー。 MAC サブレイヤーは、共有メディアへのアクセス (例えば、トークンの受け渡しまたは競合を使用するかどうかなど) を処理する。
- メガバイト (MB) (megabyte (MB))
- プロセッサー・ストレージ、実ストレージと仮想ストレージ、およびチャネル・ボリュームの場合、2 の 20 乗、すなわち 1,048,576 バイト。 ディスク・ストレージ容量および通信ボリュームの場合、1,000,000 バイト。
- メガバイト/秒 (MBps) (megabytes per second (MBps))
- データ転送速度の単位 (1024 * 1024 バイトに相当)。
- メッシュ (mesh)
- ネットワーク・ノード間の多数の冗長相互接続に装置が接続されるネットワーク・トポロジー。 すべてのノードは、ネットワーク内の他のすべてのノードに接続される。
- メッセージ (message)
- ユーザー処置を必要としない通知イベント。 「イベント (event)」も参照。
- メソッド (method)
- クラスで関数をインプリメントする方法。
- メトロ/グローバル・ミラー (Metro Global Mirror)
- メトロ・ミラーがデータを同期的にターゲット・サイトにコピーするカスケード・ソリューション。このメトロ・ミラーのターゲットは、第 3 のサイトに非同期的にデータをコピーするグローバル・ミラーのソース・ボリュームである。このソリューションは、実動サイトで発生した災害に中間サイトが関与しない場合にグローバル・ミラーの距離でデータ損失を発生させない災害時回復を提供できる可能性がある。
- メトロ・ミラー (Metro Mirror)
- システム内の複数のボリュームにわたってデータ整合性を維持する同期複製の方式。メトロ・ミラーは一般的に、ソース・サイトとターゲット・サイトの間の距離に起因する書き込みの遅延がアプリケーションのパフォーマンスで許容される場合に使用される。
- ミラーリングされたボリューム (mirrored volume)
- 2 つのボリューム・コピーを持つボリューム。
- MOF
- 「Managed Object Format」を参照。
N
- N ポート (N_port)
- 「ノード・ポート (node port)」を参照。
- ネーム・スペース (namespace)
- Common Information Model (CIM) スキーマが適用される有効範囲。
- NAS
- 「Network Attached Storage」を参照。
- ニアライン (nearline)
- 即時ではないが短時間でデータが使用可能になるストレージのタイプに関する用語。
- ニアライン SAS ドライブ (nearline SAS drive)
- 接続性を向上させるために、Serial Advanced Technology Attachment (SATA) ドライブの大容量データ・ストレージ・テクノロジーを、Serial-Attached SCSI (SAS) インターフェースの利点と組み合わせたドライブ。
- Network Attached Storage (NAS)
- ネットワークに直接接続された、タスクの実行に最適化されているストレージ装置。汎用ファイル・サーバーとは無関係に動作する。
- ネットワーク・ファイル・システム (NFS) (Network File System (NFS))
- ファイルがローカル・ディスク上にあるかのように、コンピューターがネットワークを介してそれらのファイルにアクセスできるようにするプロトコル。
- ネットワーク・インターフェース・コントローラー (NIC) (network interface controller (NIC))
- システムの主ストレージと外部高速リンク (HSL) ポート間のインターフェース制御を提供するハードウェア。
- ネットワーク共有ディスク (NSD) (Network Shared Disk (NSD))
- クラスター全体のディスク命名とアクセス用のコンポーネント。
- NFS
- 「ネットワーク・ファイル・システム (Network File System)」を参照。
- NIC
- 「ネットワーク・インターフェース・コントローラー (network interface controller)」を参照。
- ノード (node)
- システム内の単一の処理単位。 冗長性のために、通常は複数のノードが配置され、システムを構成する。
- ノード・キャニスター (node canister)
- ノード・ハードウェア、ファブリックとサービス・インターフェース、およびシリアル接続 SCSI (SAS) 拡張ポートを含むハードウェア装置。
- ノード・ポート (N ポート) (node port (N_port))
- ノードをファブリックまたは別のノードに接続するポート。 N ポートは、ファブリック・ポート (F ポート) または別のノードの N ポートに接続される。 N ポートは、接続されているシステムとの間で、メッセージ単位の作成、検出、およびフローを扱う。 N ポートは、Point-to-Point リンク内のエンドポイントである。
- ノード・レスキュー (node rescue)
- 有効なソフトウェアがノードのハード・ディスクにインストールされていない ノードが、同じファイバー・チャネル・ファブリックに接続している別の ・ノードからソフトウェアをコピーできるようにする処理。
- NSD
- 「ネットワーク共有ディスク (Network Shared Disk)」を参照。
O
- オブジェクト (object)
- オブジェクト指向の設計またはプログラミングにおいて、 データとそのデータに関連付けられる操作から構成されるクラスの具体的な実現 (インスタンス)。 オブジェクトには、クラスで定義されるインスタンス・データが含まれるが、クラスは、データに関連付けられる操作を所有する。
- オブジェクト・モデル (object model)
- システムの実装の抽象化。
- オブジェクト名 (object name)
- ネーム・スペース・パスとモデル・パスから構成されるオブジェクト。 ネーム・スペース・パスは Common Information Model (CIM) エージェントが管理する CIM インプリメンテーションへのアクセスを提供し、 モデル・パスはそのインプリメンテーション内でのナビゲーションを提供する。
- オブジェクト・パス (object path)
- 「オブジェクト名 (object name)」を参照。
- オープン・システム (open system)
- 業界で定義された相互運用性規格に準拠したシステム。同じ規格に準拠している他のシステムにオープン・システムを接続できる。「Small Computer System Interface」も参照。
- オペレーティング・セット (operating set)
- 協調動作してストレージ・サービスを 提供するノードのセット。
- オーバー・サブスクリプション (oversubscription)
- 最も負荷の大きいスイッチ間リンク (ISL) 上のトラフィックに対する、 イニシエーター・ネットワーク・デバイス接続上のトラフィックの合計の比率。この場合、それらのスイッチ間では複数の ISL が並列に接続されている。 オーバー・サブスクリプションの概念は、対称ネットワークが存在し、かつ特定のワークロードがすべてのイニシエーターから均等に適用され、すべてのターゲットに均等に送られることを前提としている。 「対称ネットワーク (symmetrical network)」も参照。
P
- 区画 (partition)
- ハード・ディスク上のストレージの論理分割の 1 つ。
- パートナー・ノード (partner node)
- このノードが属している入出力グループ内にある、もう一方のノード。
- 協力関係 (partnership)
- メトロ・ミラー操作またはグローバル・ミラー操作において、2 つのクラスター化システム間の関係。 クラスター化システム協力関係では、一方のシステムがローカル・システムとして定義され、他方のシステムがリモート・システムとして定義される。
- 保留 (pend)
- オンラインとオフラインの間の状態であり、オブジェクトはオンラインからオフラインに移行したり、オフラインからオンラインに移行する。 保留状態が開始されるのは、保留イベントがオンライン・オブジェクトによって送信される場合、または追加イベントがオフライン・オブジェクトによって送信される場合である。 「非保留 (un-pend)」も参照。
- パフォーマンス・グループ (performance group)
- 同じパフォーマンス特性を割り当てられたボリュームの集合。
- パフォーマンス・ポリシー (performance policy)
- パフォーマンス特性 (例えば、サービスの品質 (QoS)) を規定するポリシー。
- PFC
- 優先順位フロー制御 (priority flow control) を参照。
- ポイント・イン・タイム・コピー (point-in-time copy)
- FlashCopy サービスが作成するソース・ボリュームの瞬間的なコピー。 「FlashCopy サービス」も参照。
- プール (pool)
- 「ストレージ・プール (storage pool)」を参照。
- プール・ペア (pool pair)
- ワークロードのバランスを取るために必要な 2 つのストレージ・プール。各ストレージ・プールは、別々のノードによって制御される。
- ポート (port)
- ホスト、システム、またはストレージ・システム内の物理的なエンティティーで、ファイバー・チャネルを介してデータ通信 (送信と受信) を行う。
- POST
- 「電源オン自己診断テスト (power-on self-test)」を参照。
- 電源オン自己診断テスト (POST) (power-on self-test (POST))
- システム電源がオンになるたびに活動化される、一連の内部診断テスト。
- 電源機構 (power supply)
- 「電源機構装置 (power supply unit)」を参照。
- 電源機構装置 (PSU) (power supply unit (PSU))
- システム内の他のコンポーネントに電力を供給するコンポーネント。
- 1 次ボリューム (primary volume)
- スタンドアロン・メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー関係において、ホスト・アプリケーションによって発行される書き込み操作のターゲット。 「関係 (relationship)」も参照。
- 優先順位フロー制御 (PFC) (priority flow control (PFC))
- リンク・レベルのフロー制御メカニズムである IEEE 標準 802.1Qbb。PFC は個々の優先順位で動作する。PFC は、リンク上のすべてのトラフィックを一時停止するのではなく、トラフィックをそのクラスに従って選択的に一時停止するのに使用される。
- 属性 (property)
- Common Information Model (CIM) で、クラスのインスタンスを表現するために使用される属性。
- PSU
- 「電源機構装置 (power supply unit)」を参照。
Q
- 修飾子 (qualifier)
- クラス、関連、表示、メソッド、メソッド・パラメーター、インスタンス、 属性、または参照に関する追加情報を提供する値。
- 名前を固有にする修飾子。
- キュー項目数 (queue depth)
- 装置上で並列実行できる入出力操作の数。
- クォーラム・ディスク (quorum disk)
- システム管理に排他的に使用される、予約領域を含むディスク。 クォーラム・ディスクは、クラスター化システムのいずれの半分がデータの読み書きを 続けるかを決定するのに必要なときにアクセスされる。 クォーラム・ディスクは MDisk かドライブのどちらかにすることができる。
- クォーラム索引 (quorum index)
- 結合の解決に使用される順序を示すポインター。 ノードは、1 つ目のクォーラム・ディスク (索引 0) のロックを試行し、 続いて次のディスク (索引 1)、最後に最終ディスク (索引 2) のロックを試行する。 結合は、最初にロックするノードによって断たれる。
- 割り当て量 (quota)
- 指定されたユーザー、ユーザーのグループ、またはファイル・セットに対して上限として割り当てられる、ディスク・スペース量とファイルおよびディレクトリーの数。
R
- ラック (rack)
- 複数のサーバー、ストレージ・システム、シャーシ、スイッチ、およびその他の装置を保持できる自立式構造。
- RAID
- 「新磁気ディスク制御機構 (Redundant Array of Independent Disks)」を参照。
- RAID 0
- 共通の RAID データ・マッピング技法に類似しているため、RAID レベル 0 または RAID 0 と一般的に呼ばれるデータ・ストライピング技法。 データ保護は含まれないが、厳密に言えば、この RAID という名称は誤った名称である。 RAID 0 はデータ・ストライピングとも呼ばれる。
- RAID 1
- 複数の同一データ・コピーを分離したメディア上で維持する ストレージ・アレイの形式。
- RAID 10
- ホストに対して 1 つ以上の論理ドライブのイメージを提示する、複数のドライブの集合。 物理装置で障害が発生した場合、データの冗長性があるため、RAID 内の他のドライブからデータを読み取るか、再生成することができる。
- RAID 5
- パリティー RAID の形式の 1 つ。この形式では、ディスクが独立して動作し、データ・ストライプ・サイズはエクスポートされるブロック・サイズより小さくならず、パリティー検査データはアレイのディスク間で分散される。
- RAID 6
- RAID 形式の 1 つ。2 つの並行したディスク障害があるときに、アレイのすべての仮想ディスクへの読み取りおよび書き込み要求を引き続き処理できる。
- RAID コントローラー (RAID controller)
- 「ノード・キャニスター (node canister)」を参照。
- RAID レベル (RAID level)
- RAID (Redundant Array of Independent Disks) で使用されるストライピング、ミラーリング、パリティーなどの特定の技法によって提供される保護のレベル。
- RAID タイプ (RAID type)
- 「RAID レベル (RAID level)」を参照。
- 実容量 (real capacity)
- ストレージ・プールからボリューム・コピーに割り振られたストレージの量。
- 再作成領域 (rebuild area)
- ドライブの冗長アレイ内のすべてのドライブ間に分散される予約済み容量。アレイ内のドライブが障害を起こした場合、失われたアレイ・データは予約済み容量に体系的にリストアされ、アレイの冗長性を復元する。すべてのドライブ・メンバーがデータのリストアに同時に参加するため、リストア・プロセスの所要時間が最短に抑えられる。「分散 RAID (distributed RAID)」も参照。
- リカバリー Guru (Recovery Guru)
- 「修正手順 (fix procedure)」を参照。
- リカバリー・キー (recovery key)
- 「暗号化リカバリー・キー (encryption recovery key)」を参照。
- 冗長 AC 電源スイッチ (redundant ac-power switch)
- 装置を 2 つの独立給電部に取り付けることにより、入力電力の冗長性を提供する装置。 主給電部が使用できなくなった場合、冗長 AC 電源スイッチは自動的に 2 次 (バックアップ) 給電部から電源を供給する。 電源が回復すると、冗長 AC 電源スイッチは自動的に主給電部の使用に戻る。
- 新磁気ディスク制御機構 (RAID) (Redundant Array of Independent Disks (RAID))
- ホストに対して 1 つ以上の論理ディスク・ドライブのイメージを提示する、複数の物理ディスク・ドライブの集合。 物理装置に障害が起こった場合は、データの冗長性があるために、アレイ内の他のディスク・ドライブからデータを読み取ったり、再生成したりすることができる。
- 冗長 SAN (redundant SAN)
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 構成の 1 つ。 この構成では、いずれかのコンポーネントに障害が起こっても、SAN 内の装置間の接続は維持される (パフォーマンスは低下する可能性がある)。 通常、この構成を使用するには、SAN を 2 つの独立した同等 SAN に分割する。 「同等 SAN (counterpart SAN)」も参照。
- リジェクト (rejected)
- クラスター化システム内のノードの作業セットからクラスター化システム・ソフトウェアが除去したノードを示す状況条件に関する用語。
- 関係 (relationship)
- メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラーにおいて、マスター・ボリュームと補助ボリューム間の関連。 これらのボリュームには、1 次または 2 次のボリュームという属性もある。 「補助ボリューム (auxiliary volume)」、「マスター・ボリューム (master volume)」、「1 次ボリューム (primary volume)」、「2 次ボリューム (secondary volume)」も参照。
- リモート・コピー (remote copy)
- 「グローバル・ミラー (Global Mirror)」を参照。
- 「メトロ・ミラー (Metro Mirror)」を参照。
- リモート・ファブリック (remote fabric)
- グローバル・ミラーにおいて、 リモート・クラスター化システムのコンポーネント (ノード、ホスト、スイッチ) を接続するストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) コンポーネント (スイッチとケーブル)。
- root squash
- ネットワーク・ファイル・システム (NFS) プロトコルにおいて、ID 認証を使用する際に、リモート・スーパーユーザー (root) のアクセス権限を縮小すること。 ローカル・ユーザーがリモート・ユーザーと同じである。
S
- SAN
- 「ストレージ・エリア・ネットワーク (storage area network)」を参照。
- SAS
- 「シリアル接続 SCSI (serial-attached SCSI)」を参照。
- スキーマ (schema)
- 単一ネーム・スペースに定義され、適用可能であるオブジェクト・クラスのグループ。
- SCP
- 「Secure Copy Protocol」を参照。
- SCSI
- 「Small Computer System Interface」を参照。
- SCSI バックエンド層 (SCSI back-end layer)
- Small Computer System Interface (SCSI) ネットワーク内の層で、 クラスター化システムによって管理される個々のストレージ・システムへのアクセスを制御する機能、 仮想化層からの要求を受け取り、要求を処理して管理対象ディスクに送る機能、 および SCSI-3 コマンドをストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 上のストレージ・システムにアドレッシングする機能を実行する。
- SCSI 装置 (SCSI device)
- SCSI プロトコルを使用して入出力インターフェースを介してホストに接続された製品 (ドライブまたはアダプターなど)。SCSI 装置は、イニシエーターまたはターゲット、あるいはその両方である。「Small Computer System Interface」も参照。
- SCSI フロントエンド層 (SCSI front-end layer)
- Small Computer System Interface (SCSI) ネットワーク内の層で、 ホストから入出力コマンドを受信し、 ホストに対する SCSI-3 インターフェースを提供する。 またこの層内では、SCSI 論理装置番号 (LUN) がボリュームにマップされている。 したがって、 この層は、LUN を指定して出された SCSI の読み取りおよび書き込みコマンドを、 特定のボリュームにあてたコマンドに変換する。
- SCSI イニシエーター (SCSI initiator)
- 接続されたターゲットとの通信を開始するシステム・コンポーネント。
- SCSI ターゲット (SCSI target)
- SCSI イニシエーターの従属として機能し、それぞれに論理装置番号 (LUN) が割り当てられた 1 つ以上の論理装置 (LU) の集合で構成される装置。SCSI ターゲット上の LU は通常、入出力装置である。
- 2 次ボリューム (secondary volume)
- リモート・コピーに関して、ホスト・アプリケーションによって 1 次ボリュームに書き込まれたデータのコピーを含む、関係内のボリューム。 「関係 (relationship)」も参照。
- Secure Copy Protocol (SCP)
- セキュア・シェル (SSH) プロトコルを使用した、ローカル・ホストとリモート・ホスト間または 2 つのリモート・ホスト間での、コンピューター・ファイルの安全な転送。
- セキュア・ソケット・レイヤー (SSL) (Secure Sockets Layer (SSL))
- 通信プライバシーを提供するセキュリティー・プロトコル。 SSL を使用すると、クライアント/サーバー・アプリケーションは、盗聴、改ざん、およびメッセージの 捏造を防ぐようにデザインされた方法で通信できる。
- 順次ボリューム (sequential volume)
- 単一の管理対象ディスク (MDisk) にあるエクステントを使用するボリューム。
- シリアル接続 SCSI (SAS) (serial-attached SCSI (SAS))
- コンピューター・ストレージ・デバイスとの間でデータを移動する、データ転送テクノロジー。 シリアル接続 SCSI は、従来のパラレル SCSI バス・テクノロジーに替わり、Point-to-Point シリアル・プロトコルを使用する。
- Server Message Block (SMB)
- ネットワーク上のクライアントがファイル、ディレクトリー、および装置を共有できるように、クライアント/サーバー環境で要求と応答を管理するプロトコル。Common Internet File System、Server Message Block 2.0 も参照。
- Server Message Block 2.0
- パフォーマンスおよびスケーラビリティーを向上させた Server Message Block (SMB) のバージョン。このプロトコルでは、同一パケットで複数のコマンドを送信でき、使用するバッファー・サイズが大きくなっている。「共通インターネット・ファイル・システム (Common Internet File System)」、「Server Message Block」も参照。
- サービス・アシスタント (service assistant)
- ストレージ・システムから独立してハードウェアを保守するユーザー・インターフェース。
- Service Location Protocol (SLP)
- 特定のネットワーク・ホスト名を指定する必要なく、ネットワーク・ホストを識別し、使用するインターネット・プロトコル。
- SFP トランシーバー (SFP transceiver)
- 「small-form-factor Pluggable トランシーバー (small-form-factor pluggable transceiver)」を参照。
- 共有 (share)
- サポートされるデバイスを使用することで、許可されたリモート・クライアントからアクセス可能なファイル・システム、ファイル・セット、またはディレクトリー。
- Simple Network Management Protocol (SNMP)
- 複合ネットワーク内のシステムおよび装置をモニターするための 1 組のプロトコル。 管理対象装置に関する情報は、管理情報ベース (MIB) 内で定義され、保管される。
- SLP
- 「Service Location Protocol」を参照。
- SCSI (Small Computer System Interface (SCSI))
- ANSI 規格の電子インターフェースであり、パーソナル・コンピューターが周辺ハードウェア (ディスク・ドライブ、テープ・ドライブ、CD-ROM ドライブ、プリンター、スキャナーなど) との通信を、以前のインターフェースよりも高速かつ柔軟に行うことができるようにする。 Internet Small Computer System Interface、オープン・システム (open system)、および SCSI 装置 (SCSI device) も参照。
- small-form-factor Pluggable トランシーバー (SFP トランシーバー) (small form-factor pluggable transceiver (SFP transceiver))
- 光ファイバー・ケーブルとスイッチ間で信号を変換するのに使用される光トランシーバー。
- SMB
- Server Message Block を参照。
- SMI-S
- 「ストレージ管理イニシアチブ仕様 (Storage Management Initiative Specification)」を参照。
- スナップショット (snapshot)
- ボリュームのポイント・イン・タイム・ビューで構成されるイメージ・バックアップ・タイプ。
- SNIA
- 「Storage Networking Industry Association」を参照。
- SNMP
- 「Simple Network Management Protocol」を参照。
- ソリッド・ステート・ドライブ (SSD) (solid-state drive (SSD))
- ソリッド・ステート・メモリーを使用して永続データを保管するデータ・ストレージ装置。
- 「フラッシュ・ドライブ (flash drive)」を参照。
- スペース節約 (space efficient)
- シン・プロビジョニング (thin provisioning) を参照。
- スペース使用効率のよい VDisk (space-efficient VDisk)
- 「シン・プロビジョニング・ボリューム」を参照。
- スペア (spare)
- 障害コンポーネントの交換用として使用するために事前に指定されている、追加のストレージ・コンポーネント (ドライブやテープなど)。
- スペアの目標 (spare goal)
- アレイ内のドライブを障害から保護するのに必要な、スペアの最適な数。 アレイを保護するスペア数がこの数値より下がると、システムは警告イベントをログに記録する。
- SSD
- 「ソリッド・ステート・ドライブ (solid-state drive)」を参照。
- SSL
- 「セキュア・ソケット・レイヤー (Secure Sockets Layer)」を参照。
- 独立型関係 (stand-alone relationship)
- FlashCopy、メトロ・ミラー、およびグローバル・ミラーにおいて、整合性グループに属さず、整合性グループ属性がヌルである関係。
- statesave
- 問題判別で使用されるバイナリー・データ集合。
- ストレージ・アーキテクチャー・タイプ (ストレージ・タイプ) (storage architecture type (storage type))
- アレイ、プール、またはボリュームがプロビジョンされる、カウント・キー・データ (CKD) または固定ブロック (FB) のいずれかのストレージ・アーキテクチャーのタイプ。 「固定ブロック方式 (fixed-block architecture)」も参照。
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) (storage area network (SAN))
- 特定の環境用に調整された専用ストレージ・ネットワークで、サーバー、システム、ストレージ製品、ネットワーキング製品、ソフトウェア、およびサービスを結合する。
- ストレージ・コントローラー・エンクロージャー (storage controller enclosure)
- 「コントロール・エンクロージャー (control enclosure)」を参照。
- ストレージ・エンクロージャー (storage enclosure)
- ドライブを格納して電力を共有するほか、ドライブが 1 台以上の別のコンピューターと通信できるメカニズムを提供するよう設計された特殊なシャーシ。
- ストレージ拡張エンクロージャー (storage expansion enclosure)
- 「拡張エンクロージャー (expansion enclosure)」を参照。
- Storage Management Initiative Specification (SMI-S)
- セキュアで信頼性が高いインターフェースを指定する、Storage Networking Industry Association (SNIA) が開発した設計仕様。このインターフェースによって、ストレージ管理システム (SMS) は、 ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 内の物理リソースおよび論理リソースを識別し、分類し、モニターし、制御できる。 このインターフェースは、SAN の管理対象となる種々の装置およびそれらを管理するためのツールを統合する。
- ストレージ・マネージャー・エンタープライズ管理ウィンドウ (Storage Manager Enterprise Management window)
- 「グラフィカル・ユーザー・インターフェース (graphical user interface)」を参照。
- Storage Networking Industry Association (SNIA)
- ストレージ・ネットワークの業界標準を開発および推進することに重点を置く、コンピューター・ベンダーおよび大学の連合。
- ストレージ・ノード (storage node)
- 内部ストレージ、または 1 つ以上の外部ストレージ・システムへの接続を提供するストレージ・システムのコンポーネント。
- ストレージ・ポッド (storage pod)
- 複数のストレージ・ノードと 1 つ以上のサポートされるストレージ・システムで構成される Network Attached Storage (NAS) システムのサブコンポーネント。
- ストレージ・プール (プール) (storage pool (pool))
- 基礎となる一連のリソースを識別するストレージの集合。 これらのリソースは、ボリュームまたはボリューム・セットの容量と管理の要件に対応する。
- ストレージ・サブシステム (storage subsystem)
- 「システム (system)」を参照。
- ストレージ・サブシステム・コントローラー (storage subsystem controller)
- 「ノード・キャニスター (node canister)」を参照。
- ストレージ・システム (storage system)
- ネットワーク内の永続ストレージを提供するシステム。ストレージ・システムには、ホスト接続、ユーザー役割の認証、コマンド・ライン・インターフェース (CLI)、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI)、大半の場合は RAID (Redundant Arrays of Independent Disks) コントローラーを収容するストレージ・デバイスの機構が組み込まれている場合がある。また、ストレージ・デバイスのモニター用または管理用のサード・パーティー管理ソフトウェアを使用可能にするためのエージェントも組み込まれている場合がある。
- ストレージ・タイプ (storage type)
- 「ストレージ・アーキテクチャー・タイプ (storage architecture type)」を参照。
- ストランド (strand)
- 複数のエンクロージャー内での 1 組のドライブのシリアル接続 SCSI (SAS) 接続。 エンクロージャーは、コントロール・エンクロージャーまたは拡張エンクロージャーのどちらでもよい。
- ストライプ (striped)
- ストレージ・プール内にある複数の管理対象ディスク (MDisk) から作成されるボリュームに関する用語。 エクステントは、指定された順序で、MDisk 上で割り振られる。
- サブネット (subnet)
- 「サブネットワーク (subnetwork)」を参照。
- サブネットワーク (サブネット) (subnetwork (subnet))
- より小さい独立したサブグループに分割されているが、相互接続された状態にあるネットワーク。
- スイッチ (switch)
- 複数のノードが接続されるネットワーク・インフラストラクチャー・コンポーネント。 ハブと異なり、スイッチは、通常、リンク帯域幅の倍数である内部帯域幅と、 ノード接続を互いに高速で切り替える能力をもっている。 一般的なスイッチは、異なるノード・ペア間での複数の同時完全リンク帯域幅伝送に適応できる。
- 対称ネットワーク (symmetrical network)
- すべてのイニシエーターが同じレベルで接続され、すべてのコントローラーが同じレベルで接続されているネットワーク。 「オーバー・サブスクリプション (oversubscription)」も参照。
- 対称仮想化 (symmetric virtualization)
- RAID (Redundant Arrays of Independent Disks) 形式の物理ストレージを、 エクステントと呼ばれる小さなストレージのチャンクに分割する仮想化技法。 これらのエクステントは、さまざまなポリシーを使用して連結されて、 ボリュームを構成する。 「非対称仮想化 (asymmetric virtualization)」も参照。
- 同期複製 (synchronous replication)
- 制御がアプリケーションに戻される前にソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの両方へのアプリケーション書き込み操作が行われるタイプの複製。「非同期複製 (asynchronous replication)」も参照。
- syslog
- システム管理を強化するために多数のソースから集中型ロケーションにログ・メッセージを送信および格納するための標準。
- システム (system)
- 1 つ以上のコンピューターと、その関連のソフトウェアで構成される機能単位。 プログラムおよびプログラムの実行に必要なデータのすべてまたは一部について共通ストレージを使用する。 システムは、スタンドアロン装置でも、接続された複数の装置でも構成することができる。 「クラスター化システム (clustered system)」も参照。
- システム・ドライブ (system drive)
- 「ブート・ドライブ (boot drive)」を参照。
T
- シン・プロビジョニング・ボリューム (thin-provisioned volume)
- データが書き込まれたときにストレージを割り振るボリューム。
- シン・プロビジョニング (thin provisioning)
- ストレージ・ユニットに割り当てられている物理容量よりも大きい論理容量サイズで、そのストレージ・ユニット (全システム、ストレージ・プール、ボリューム) を定義する機能。 「ボリューム (volume)」も参照。
- スループット (throughput)
- 一定期間にネットワーク上を伝送される情報量の測定に使用する尺度。 スループットは、一般的に、ビット/秒 (bps)、K ビット/秒 (Kbps)、または M ビット/秒 (Mbps) などの単位で測定する。
- 透過クラウド階層化 (transparent cloud tiering)
- クラウド・ストレージをオンプレミス・ストレージの拡張として使用する機能。
- 試用ライセンス (trial license)
- ライセンス交付対象機能の一時的な使用資格を付与すること。
- トリガー (trigger)
- コピー関係にある 1 対のボリューム間で、コピーを開始または再開始するために使用される。
U
- UID
- 「固有 ID (unique identifier)」を参照。
- 構成解除モード (unconfigured mode)
- 入出力操作を実行できないモード。 「アクセス・モード (access mode)、「イメージ・モード (image mode)」、「管理対象モード (managed mode)」も参照。
- 無停電電源装置 (UPS) (uninterruptible power supply (UPS))
- 商用電源とシステムの間に設置されたバッテリーからの供給電源で、商用電源に障害が生じた場合にシステム処理が正常に完了するまでシステムを稼働し続ける。
- 固有 ID (UID) (unique identifier (UID))
- ストレージ・システム論理装置が作成されたとき、それに割り当てられる ID。 論理装置番号 (LUN)、論理装置の状態、または同一の装置に代替パスが存在するかどうかにかかわらず、論理装置を識別するために使用される。 一般的に UID は、一度だけ 使用される。
- 非保留 (un-pend)
- 保留状態のオブジェクトによって送信されるイベントであり、その結果、そのオブジェクトがオンライン状態に移る。 「保留 (pend)」も参照。
- 更新 (update)
- システムにフィックスを適用すること。
- 製品のモディフィケーション・レベルを変更するソフトウェア・メンテナンス (マニュファクチャリング・リフレッシュ、リフレッシュ・パック、またはフィックスパックなど)。
- 現行情報を使用してファイルまたはデータ・セットを変更すること。
- アップグレード (upgrade)
- 「更新 (update)」を参照。
- 同一製品の先行バージョンまたはリリースと置き換えるために、製品の新規のバージョンまたはリリースをインストールすること。
- より後のリリースへのハードウェアまたはソフトウェアの変更、あるいはハードウェアの追加またはソフトウェアの追加。
- UPS
- 「無停電電源装置 (uninterruptible power supply)」を参照。
- USB キー (USB key)
- 「フラッシュ・ドライブ (flash drive)」を参照。
- ユーザーの役割 (user role)
- ユーザーに割り当てられる ID であり、そのユーザーに付与される権限のセットを定義する。
V
- VDisk
- 仮想ディスク (virtual disk) を参照。
- VDisk からホストへのマッピング (VDisk-to-host mapping)
- 「ホスト・マッピング (host mapping)」を参照。
- VDP
- 「重要プロダクト・データ (vital product data)」を参照。
- 仮想容量 (virtual capacity)
- 使用可能なストレージの量。 シン・プロビジョニング・ボリュームでは、仮想容量は実容量と異なる場合がある。 標準のボリュームでは、仮想容量と実容量は同じ。
- 仮想ディスク (VDisk) (virtual disk (VDisk))
- 「ボリューム (volume)」を参照。
- 仮想化 (virtualization)
- ストレージ業界における概念の 1 つ。 仮想化では、複数のストレージ・システムを含むストレージ・プールを作成する。 各種ベンダー製のストレージ・システムを使用できる。 プールは、ボリュームを使用するホスト・システムから認識される、 複数のボリュームに分割できる。 「容量ライセンス交付 (capacity licensing)」も参照。
- 仮想化ストレージ (virtualized storage)
- Virtualization Engine による仮想化技法が適用された物理ストレージ。
- 仮想マシン (VM) (virtual machine (VM))
- 特定のコンピューター・システムのエミュレーション。仮想マシンは、コンピューター・アーキテクチャー、および実コンピューターまたは仮定コンピューターの機能に基づいて動作する。その実装環境には、特殊なハードウェアまたはソフトウェア、もしくはその両方の組み合わせが含まれる場合がある。
- 仮想ストレージ・エリア・ネットワーク (VSAN) (virtual storage area network (VSAN))
- ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) 内のファブリック。
- 重要プロダクト・データ (VDP、VPD) (vital product data (VDP, VPD))
- 処理システムのシステム、ハードウェア、ソフトウェア、 およびマイクロコードの各エレメントを一意的に定義する情報。
- VM
- 仮想マシン (virtual machine) を参照。
- ボリューム (volume)
- データ・ストレージ・メディア上の物理ストレージまたは仮想ストレージの固定量。
- ボリューム・アクセス・セット (volume access set)
- ボリュームへのホスト・アクセスを許可する入出力グループのセット。 このセットには、オプションでキャッシング入出力グループを含むことが可能。
- ボリューム・コピー (volume copy)
- ボリュームに格納されているデータの物理的コピー。 ミラーリングされたボリュームには、そのようなコピーが 2 つある。 ミラーリングされていないボリュームには 1 つのコピーがある。
- ボリューム・スナップショット (volume snapshot)
- 特定時点におけるボリュームのデータを表す、クラウド上のオブジェクトの集合。
- VPD
- 「重要プロダクト・データ (vital product data)」を参照。
- VSAN
- 「仮想ストレージ・エリア・ネットワーク (virtual storage area network)」を参照。
W
- ワールド・ワイド名 (WWN) (worldwide name (WWN))
- 固有な 64 ビット符号なし名前 ID。
- ワールド・ワイド・ノード名 (WWNN) (worldwide node name (WWNN))
- ファイバー・チャネル・ポートを含むホストに固有の 64 ビット ID。 「ワールド・ワイド・ポート名 (worldwide port name)」を参照。
- ワールド・ワイド・ポート名 (WWPN) (worldwide port name (WWPN))
- ファイバー・チャネル・アダプター・ポートに関連付けられた固有の 64 ビット ID。 WWPN は、実装およびプロトコルに依存しない方法で割り当てられる。 「ワールド・ワイド・ノード名 (worldwide node name)」を参照。
- ライトスルー・モード (write-through mode)
- データがキャッシュされるのと同時に、そのデータがストレージ・デバイスに書き込まれるプロセス。
- WWN
- 「ワールド・ワイド名 (worldwide name)」を参照。
- WWNN
- 「ワールド・ワイド・ノード名 (worldwide node name)」を参照。
- WWPN
- 「ワールド・ワイド・ポート名 (worldwide port name)」を参照。
Z
- ゾーニング (zoning)
- 仮想で専用のストレージ・ネットワークを形成する複数ポートのグループ化。1 つのゾーンのメンバーであるポートは互いに通信できるが、他のゾーン内のポートとは分離されている。 「ファイバー・チャネル (Fibre Channel)」も参照。