Linux オペレーティング・システムを実行するホストでの SDD 動的パス指定
Linux オペレーティング・システムを実行するホストは、サブシステム・デバイス・ドライバー (SDD) 動的パス指定をサポートしません。 QLogic または Emulex デバイス・ドライバーを使用する場合は、新しいパスを選出するために、デバイス・ドライバーを再ロードする必要があります。
SDD は、ネイティブ DMMP をサポートしない古い Linux ディストリビューション用のマルチパス・ドライバーです。
Linux オペレーティング・システムでは、SDD はボリュームごとにシステムが設定する優先パスを認識します。パスをフェイルオーバーする際に、SDD は、最初の優先パスを試み、次の既知の優先パスを試みる、という具合にすべての優先パスを試みます。 SDD は、優先パスを使用して使用可能なパスを見つけられないと、非優先パスを試し始めます。すべてのパスが使用不可である場合、ボリュームはオフラインになります。
Linux オペレーティング・システムでの SDD は、優先パス全体でのロード・バランシングを行いません。