システムへのキャッシュ・メモリーの追加

稼働中のシステムに、 8 GB キャッシュ更新 (オプション FC ACHB) を取り付けることができます。

新規コントロール・エンクロージャーの取り付け中にこのオプションを取り付ける場合は、8 GB キャッシュ・メモリー・更新の取り付けを参照してください。

キャッシュ・更新・オプションは、4 GB メモリー・モジュールから構成されます。ノード・キャニスターに追加した場合、キャニスター内の合計メモリーは 8 GB に増加します。このオプションは、コントロール・エンクロージャー内のノード・キャニスターに取り付けます。 コントロール・エンクロージャー内のすべてのキャニスターに同じオプションを取り付ける必要があります。 デュアル・ノード・キャニスターのエンクロージャーを使用している場合は、8 GB キャッシュ更新オプション (オプション FC ACHB) が 2 つ使用可能になるまで、取り付けを開始しないでください。

デュアル・ノード・キャニスターのコントロール・エンクロージャーを使用している場合、システムが稼働した状態のままでオプションを取り付けることができます。このとき、システムは、更新を行っていない方のキャニスターを使用して稼働します。
  1. クラスター内のすべてノードをリリース 7.5.0.4 以降に更新します。
  2. 1 つのキャニスターを取り外してオプションを追加した後、そのキャニスターを再取り付けします。
  3. ホスト・システムのマルチパス・ドライバーが安定するまで待ちます。
  4. もう一方のキャニスターを取り外して、それにオプションを取り付けます。

あるいは、システムを停止してからオプションを追加することもできます。