オブジェクトの命名

システム内のすべてのオブジェクトは、ユーザー定義、またはシステム生成の名前を持っています。

オブジェクトを作成するときには、意味のある名前を選択してください。名前を指定しないと、 システムが名前を生成します。 正しく選択された 名前は、オブジェクトのラベルとして使用されるだけでなく、 オブジェクトをトラッキングおよび管理するためのツールとしても 使用されます。意味のある名前を選択することは、構成バックアップと復元の使用を決定した場合、重要です。

命名規則

オブジェクトの名前を選択する場合、以下の規則が適用されます。
  • 下線を使用できる場合でも、名前を下線で始めないでください。 名前の先頭文字として下線を使用することは、システム構成のリストア・プロセスで使用するために予約済みの命名規則です。
  • ファイル・ボリューム名の先頭文字に数字を使用することはできません。
  • 名前は最大 63 文字にできますが、1 つ例外があります。lsfabric コマンドでは、長いオブジェクト名をノードおよびシステム用に 15 文字に切り捨てて表示します。
  • 有効な文字は、大文字 (A から Z)、小文字 (a から z)、数字 (0 から 9)、下線 (_)、ピリオド (.)、ハイフン (-)、およびスペースです。
  • 名前をスペースで開始または終了することはできません。
  • オブジェクト名は、そのオブジェクト・タイプ内で固有の名前でなければなりません。例えば、ボリュームと MDisk をそれぞれ ABC と呼ぶことはできますが、2 つのボリュームを ABC と呼ぶことはできません。
  • デフォルトのオブジェクト名は有効です (整数のオブジェクト接頭部が付きます)。
  • オブジェクトは、現行名に名前変更することができます。