iSCSI ゲスト OS イニシエーター
VMware ホストの構成では、iSCSI ゲスト OS イニシエーターに関連したいくつかの要件を理解しておく必要があります。
VMware は、ゲスト OS をアプリケーションとして認識し、ゲスト OS とターゲット間のリンクを提供します。 VMware iSCSI イニシエーター自体は、何もアクションを処理しません。
ゲスト OS の iSCSI イニシエーターを使用する前に、以下の項目に該当することを確認してください。
- VMware 内のターゲット・ネットワークのセットアップおよび VMware からのターゲット IP の ping が構成されている。
- ゲスト OS 上の IP が構成されており、ターゲット IP を ping する。
- ゲスト OS 上の内部 IP は、ターゲット (ノード) から ping する。
ネットワークが構成されている場合、ゲスト OS の iSCSI イニシエーターを使用して、iSCSI ディスカバリーおよびロギング・アクティビティーを開始できます。また、ゲスト OS からマルチパス・ドライバー を使用して、IP パスの障害に対処することもできます。
iSCSI イニシエーターのインストールと使用については、ご使用のオペレーティング・システムの iSCSI インストールのトピックを参照してください。
ゲスト OS iSCSI イニシエーターに関するコマンドとセットアップには、変更はありません。オペレーティング・システムで使用されるコマンドが使用されます。
注: VMware のゲスト OS イニシエーターとして、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V5.4 のみがサポートされます。