3032 機能のライセンスの限度を超過しました。
説明
クラスター機能用にライセンス交付を受けたスペースの量を超過しています。
超過している機能は、以下のものが考えられます。
- 仮想化 (イベント ID 009172)
- FlashCopy (イベント ID 009173)
- グローバル・ミラーおよびメトロ・ミラー (イベント ID 009174)
- 透過クラウド階層化 (イベント ID 087046)
クラスターは操作を続行しますが、ライセンス条件に違反している可能性があります。
ユーザーの処置
- どの機能がライセンス限度を超過したのかを判別します。これは、以下が考えられます。
- 仮想化 (イベント ID 009172)
- FlashCopy (イベント ID 009173)
- グローバル・ミラーおよびメトロ・ミラー (イベント ID 009174)
- 透過クラウド階層化 (イベント ID 087046)
- lslicense コマンドを使用して、現在のライセンスの設定を表示します。
- クラスターで報告されている機能の容量が、ライセンス交付を受けたサイズに一致するように設定されていたこと、あるいはライセンスが複数のクラスターに適用される場合は、このクラスターに割り振られているライセンスの配分値に一致するように設定されていたことを確認します。
- 機能の容量を増やすか、またはこの機能によって使用されているスペースを削減するかを決定します。
- 機能の容量を増やすには、IBM 営業担当員に連絡して、ライセンス容量を増やすように調整します。クラスターのライセンス設定を変更して、新たにライセンス交付を受けた容量に設定します。あるいは、ライセンスが複数のクラスターに適用される場合は、クラスター間のライセンス容量の配分を変更します。各クラスターを更新して、すべてのクラスターのライセンス容量の合計が、そのロケーションに対してライセンス交付を受けた容量を超えないようにします。
- 仮想化されたディスク・スペースの量を削減するには、いくつかの管理対象ディスクまたはイメージ・モード・ボリュームを削除します。使用済み仮想化サイズは、すべての管理対象ディスクおよびイメージ・モード・ディスクの容量の合計です。
- FlashCopy の容量を削減するには、一部の FlashCopy マッピングを削除してください。 使用済み FlashCopy サイズは、FlashCopy マッピングのソース・ボリュームであるすべてのボリュームの合計です。
- グローバル・ミラーおよびメトロ・ミラー容量を削減するには、いくつかのグローバル・ミラー関係またはメトロ・ミラー関係を削除します。使用済みグローバル・ミラーおよびメトロ・ミラー・サイズは、メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー関係にあるすべてのボリュームの容量の合計です。マスター・ボリュームと補助ボリュームの両方をカウントします。
- 透過クラウド階層化を使用する入出力グループの数を減らすには、透過クラウド階層化を使用する入出力グループの総数がライセンスの制限を下回るまで、個々の入出力グループから、すべてのクラウド・スナップショット対応ボリュームのクラウド・スナップショットを無効にします。
- ライセンス交付を受けた容量が、使用されている容量より大きくなると、エラーは自動的に修正されます。
考えられる原因 - FRU またはその他:
- なし