手順: ボリュームの従属関係について

ここでは、冗長ペアのうち 1 つのコンポーネントがオフラインまたは電源オフ状態になった場合、ボリュームへのホスト・アクセスがシステム内のエンクロージャーあるいはキャニスターにどのように従属するかを説明します。

保守手順がデータへのホスト・アクセスに与える影響は、管理 GUI を使用して確認することができます。
  1. 管理 GUI にログオンします。 「モニター」 > 「システム」に進みます。
  2. 動的グラフィックを使用して、キャニスターまたはエンクロージャーを右クリックし、「従属ボリュームの表示」を選択します。このページには、コンポーネントがオフラインまたは電源オフ状態になった場合にアクセス不能になるボリュームが表示されます。

保守手順中に、「従属ボリュームの表示」アクションによって従属ボリュームがあることが示された場合は、システムの冗長性を復元することが可能であるかを分析するための手順を停止することを選択できます。これにより、データへのアクセスを失うことなく手順を実行することができます。例えば、エンクロージャー内のオンライン・キャニスターのみを電源オフする手順を実行する前に、エンクロージャー内の両方のキャニスターがオンラインであることを確認する手順を実行することです。