ノードを個別に更新する場合は、構成ノードを更新する前に、クラスター化システム 内の構成ノード以外のすべてのノードを更新する必要があります。
このタスクについて
システム上のすべての非構成ノードを更新するには、その前に、システム上の各ノードの各名前を記録する必要があります。管理 GUI で各ノードのノード名を表示するには、を選択します。
手順
構成ノード以外のノードのノード・キャニスターを更新するには、以下のステップを実行します。
- すべてのホストで、システムからホストに対して提示されているボリュームへのパスがすべて使用可能であることを確認します。 使用不可のパスがある場合は、最大 30 分待って、再確認してください。まだ使用不可のパスがある場合は、コードのアップデートを開始する前に、接続問題を調査して解決してください。マルチパス・ドライバーが、完全に冗長な状態であり、どのパスも使用可能でオンラインになっていることを確認してください。アップデート中に、消滅するパスに関連したマルチパス・ドライバー・エラーが発生し、マルチパス・ドライバー・エラー件数が増える場合があります。
- 管理 GUI で、未完了のボリューム同期タスクが進行中でないことを確認します。 ページの下部にあるステータス・バーで、「実行中のタスク」を展開してアクションの進行状況を表示します。ノードを除去する前に、必ずすべての同期タスクを完了させてください。
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管理 GUI で、システムの動的イメージを使用して、キャニスターを表示します。除去するキャニスターを右クリックして、「除去」を選択します。
- Web ブラウザーを開き、アドレス・フィールドに https://service_ip と入力します。ここで、service IP は削除したノードのサービス IP アドレスです。 サービス・アシスタントのログイン・ページが表示されます。
- 画面に表示されるノード状況が「service」であるか検査することで、ノードがシステムのメンバーではなくなっていることを確認します。 このノードには、エラー・コード 690 が割り当てられます。 除去されたノードは、システムに認識されなくなります。ノード状況が「アクティブ」である場合は、おそらく誤ったノードに接続しています。
- サービス・アシスタントのホーム・ページで、左側のメニューから「手動アップデート」を選択します。
重要: 各ノードが同じコード・バージョンが稼働する必要があります。異なるバージョンのノードは非互換です。
- 正しい更新パッケージを選択して、「更新」をクリックします。 ノードが再始動して、更新が行われます。ノードの再始動中にはサービス・アシスタントへのアクセスが失われますが、依然として別のノードからサービス・アシスタントにアクセスすることができます。
- 最終的には、除去およびアップデートしたノード・キャニスターは、自動的にシステムと再結合します。 管理 GUI で、システムの動的イメージを使用して、システムの背面を表示します。キャニスターがオンラインに戻ったときに、モニターするキャニスターを右クリックします。 キャニスターがオンラインになったら、ステップ 9 に進みます。
- 構成ノード以外で、更新するノードがまだ残っている場合は、構成ノード以外の、これから更新する次のノードに対して、このタスクをステップ 1 から繰り返してください。