CLI コマンドとパラメーター

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) コマンドとパラメーターは構文図で表されます。

Storwize® V3700 コマンド・ライン・インターフェースは、コマンド入力のためのコマンド・ライン自動補完を提供しています。 コマンド・ライン自動補完では、コマンドの最初の数文字を入力してタブ・キーを押すと、コマンド名の残りの部分が自動的に入力されます。 同じ文字群で始まる複数のコマンドがある場合は、可能なコマンドのリストが返されます。 コマンド名が明白になるまで、さらに文字を入力できます。

CLI パラメーターは、次の場合を除いて任意の順序で入力できます。
  • コマンド名を指定する場合、最初に指定する引数は実行したいアクションでなければなりません。
  • 特定のオブジェクトに対するコマンドを指定する場合は、オブジェクト ID またはオブジェクト名を行の最後の引数とする必要があります。
有効なパラメーターは、以下の要件を満たしています。
  • パラメーターは、任意の順序で入力できます。
  • パラメーターが関連した引数を伴っている場合、引数は常時、パラメーターの後に続く必要があります。
  • パラメーターは、'-' で始まる必要があります。さもなければ引数であると判断されます。
  • CLI に入力できる単一のパラメーターの最大長は、128 byte です。
  • 引数は、複数のデータ項目を含むことができます。リストに入力できるデータ項目の最大数は、128 です。 コンポーネント・リストは、コロンで個々の項目を分離してください。
  • 引数を使用するパラメーターは、-parameter=argument の形式で入力します。
  • -param= の入力は、引数が空ストリングであることを意味し、-param と同等です。
  • 記号「--」は、コマンド・ラインの最後のエントリーの 1 つ手前として有効です。 これは、次のエントリーがハイフンから始まっている場合でも、ターゲット・オブジェクト名または ID であることを指定します。
    chuser -usergrp=-usergrp -- -password
  • 記号「--」は、コマンド・ラインの最後のワードとして有効です。

有効な例

mkuser -name fred -usergrp 0 -password buckets
mkuser -name fred -usergrp 0 -password=buckets
mkuser -name=-barney -usergrp=0 -password=buckets

chuser -usergrp 1 fred
chuser -usergrp 1 -- fred
chuser -usergrp 1 -- -barney

無効な例

chuser -usergrp 1 fred --
chuser -usergrp 1 -- fred --
chuser -- -usergrp 1 fred
chuser -usergrp 1 -barney