CLI の PuTTY セッションの構成

セキュア・シェル (SSH) パスワードを使用して PuTTY セッションを構成する必要があります。パスワードを入力せずにコマンド・ラインにアクセスする必要がある場合、コマンド・ライン・インターフェース (CLI) 用に作成した SSH 鍵ペアを使用します。

このタスクについて

重要: バックグラウンドで稼働して、Storwize® V3700・コマンドを起動する子プロセスを作成するスクリプトは実行しないでください。 システムがデータへアクセスできなくなったり、データが失われたりする原因となる場合があります。

以下のステップを実行して、CLI の PuTTY セッションを構成します。

手順

  1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「PuTTY」 > 「PuTTY」を選択する。「PuTTY の構成 (PuTTY Configuration)」ウィンドウが開きます。
  2. カテゴリー・ナビゲーション・ツリーの「セッション」をクリックする。ご使用の PuTTY セッションの基本オプションが表示されます。
  3. 「プロトコル」オプションとして、「SSH」をクリックする。
  4. 終了オプションのクローズ・ウィンドウとして「正常終了の時のみ (Only on clean exit)」をクリックする。これにより、必ず接続エラーを表示させることができます。
  5. カテゴリー・ナビゲーション・ツリーの「接続」 > 「SSH」をクリックする。SSH 接続を制御するオプションが表示されます。
  6. 優先 SSH プロトコル・バージョンとして、「2」をクリックする。
  7. カテゴリー・ナビゲーション・ツリーの「接続」 > 「SSH」 > 「認証」をクリックする。SSH 認証を制御するオプションが表示されます。
  8. 「参照」をクリックするか、または「認証用秘密鍵ファイル」フィールドに SSH クライアントの完全修飾ファイル名とロケーション、およびパスワードを入力します。 パスワードを使用しない場合は、「認証用秘密鍵ファイル」フィールドに秘密鍵を入力します。
  9. カテゴリー・ナビゲーション・ツリーの「接続」 > 「データ」をクリックする。
  10. Storwize V3700上で使用するユーザー名を「自動ログイン・ユーザー名」フィールドに入力します。
  11. カテゴリー・ナビゲーション・ツリーの「セッション」をクリックする。ご使用の PuTTY セッションの基本オプションが表示されます。
  12. 「ホスト名 (または IP アドレス)」フィールドに、Storwize V3700 クラスター化システム (システム) の IP アドレスまたはホスト名のいずれかの名前またはインターネット・プロトコル (IP) アドレスを入力します。
  13. 「ポート」フィールドに 22 と入力します。 Storwize V3700 システムは、標準の SSH ポートを使用します。
  14. 「保管セッション」フィールドに、このセッションを関連付けるために使用する名前を入力する。 例えば、セッションに Storwize V3700 System 1 という名前を付けることができます。
  15. 「保存」をクリックします。

タスクの結果

CLI の PuTTY セッションの構成がこれで完了しました。
注: Storwize V3700 システムに複数の IP アドレスを構成している場合は、前のステップを繰り返して、2 番目の IP アドレス用に別の保管済みセッションを作成します。 これは、最初の IP アドレスが使用不可になった場合に使用できます。