mkfcconsistgrp

mkfcconsistgrp コマンドは、新しい FlashCopy® 整合性グループと ID 名を作成するために使用します。

構文

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>>- mkfcconsistgrp -- --+-------------------------------+------->
                        '- -name -- consist_group_name -'   

>--+---------------+-------------------------------------------><
   '- -autodelete -'   

パラメーター

-name consist_group_name
(オプション) 整合性グループの名前を指定します。整合性グループ名を指定しないと、その整合性グループには自動的に名前が割り当てられます。 例えば、次に有効な整合性グループ ID が id=2 の場合、整合性グループ名は fccstgrp2 です。
注: 整合性グループ名は、最大 15 文字の英数字ストリングであることが必要です。
-autodelete
(オプション) 整合性グループに含まれる最後のマッピングが削除されるか、整合性グループから除去された時に、その整合性グループを削除します。

説明

このコマンドは新規の整合性グループおよび ID 名を作成します。 コマンドの処理が完了すると、新規グループの ID が表示されます。

同じアプリケーションのデータ・エレメントを含んでいる 1 つのボリューム用に複数の FlashCopy マッピングが作成されている場合、それらのマッピングを単一の FlashCopy 整合性グループに割り当てる方が便利な場合があります。 その後、グループ全体に対して単一の準備コマンドと単一の開始コマンドを発行することができ、これにより、例えば、特定のデータベース用のすべてのファイルを同時にコピーすることができます。

注: このコマンドが指定された場合、rc_controlled 状態のマップはビューに表示されません。
要確認: メトロ・ミラーまたはグローバル・ミラー整合性グループ関係を表す名前は、長さが 15 文字に制限されます (拡張文字セットの 63 文字ではありません)。

呼び出し例

mkfcconsistgrp

結果出力

FlashCopy Consistency Group, id [1], successfully created