入出力管理
ホストがボリュームに送信する入出力アクティビティーの最大数を設定できます。 この数量は、入出力管理速度 と呼びます。 管理速度は、1 秒当たりの入出力数または 1 秒当たりの MB で表示します。
物理メディアにアクセスする読み取り、書き込み、および検査の各コマンドは、入出力管理の対象となります。入出力管理により、システムが特定のボリュームに対して許可される入出力量が制限されます。システムは、入出力管理の限界に達するまで、入出力をスローダウンすることなく操作が可能です。その後は、次の管理期間 (1 秒) までそれ以上の入出力は許可されません。
入出力管理は、FlashCopy® およびデータ・マイグレーションの入出力速度に影響しません。
メトロ・ミラーおよびグローバル・ミラーの 2 次ボリューム上での入出力管理は、1 次ボリュームからのデータ・コピーの速度には影響を及ぼしません。
入出力管理をセットアップするためのステップの説明については、平衡型ストレージ・システムの構成を参照してください。