1950   メディア・エラーをミラーリングできません。

説明

ミラーリングされたボリューム・コピーの同期中に、メディア・エラーのレコードをボリューム・コピーに複写して、仮想メディア・エラーを作成する必要がありました。各管理対象ディスクには、仮想メディア・エラーのテーブルがあります。テーブルがフルであるために、仮想メディア・エラーを作成できませんでした。ボリューム・コピーは、不整合の状態であり、オフラインにされています。

ユーザーの処置

この問題を解決するには、3 つの異なる手法を取ることができます。1) ソースのボリューム・コピーを修正して、メディア・エラーを含まないようにする、2) ターゲットの管理対象ディスク上の仮想メディア・エラーの数を減らす、または 3) ターゲットのボリューム・コピーを、仮想メディア・エラーの空きエントリーがより多い管理対象ディスクに移動する。

メディア・エラー・テーブルがフルになっている管理対象ディスクは、ルート・イベントのデータから判別できます。

手法 1 - これが優先手順です。ソースのボリューム・コピーを、すべてのデータが読み取り可能な状態に復元するからです。通常の保守手順を使用して、メディア・エラーを修正します (バックアップからブロックまたはボリュームを再書き込みするか、またはローカル・プロシージャーを使用してデータを再生成します)。

手法 2 - この方式は、ターゲットの管理対象ディスク上にある仮想メディア・エラーの大多数がボリューム・コピーに関連していない場合に使用できます。イベント・ログ・イベントを使用して、仮想メディア・エラーが存在する場所を判別し、バックアップからブロックまたはボリュームを再書き込みします。

手法 3 - オフラインのボリューム・コピーを削除し、新規ディスク・コピーを作成します。これは、ストレージ・プール内の別の MDisk の使用を強制するか、完全に異なるストレージ・プールを使用するかのいずれかの方法で行います。

選択したオプションに従って実行した後、エラーに「修正済み」のマークを付けます。

考えられる原因 - FRU またはその他:

  • なし