CLI を使用した既存ストレージ・システムの構成の変更

コマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用して、既存ストレージ・システムの構成を変更できます。 論理装置 (LU) を削除して取り替える際に、 ストレージ・システムの構成を変更する必要があります。

このタスクについて

既存の LU を削除して新しい LU に取り替えるには、以下のようにします。

手順

  1. 以下の CLI コマンドを発行して、LU に関連付けられている 管理対象ディスク (MDisk) をそのストレージ・プールから削除する。
    rmmdisk -mdisk MDisk_name1:MDisk_name2 -force storage pool name

    ここで、MDisk_name1:MDisk_name2 は、削除する MDisk の名前です。-force パラメーターを指定すると、使用中のエクステントをストレージ・プール内の他のフリー・エクステントにマイグレーションする試みが行われます。ストレージ・プール内に十分なフリー・エクステントがない場合、-force パラメーターを指定した場合でもコマンドは失敗します。

  2. ストレージ・システムの構成ソフトウェアを使用して、既存の LU を削除する。
  3. 以下のコマンドを発行して、クラスター化システム から関連 MDisk を削除する。
    detectmdisk
  4. ストレージ・システムの構成ソフトウェアを使用して、新しい LU を構成する。
  5. 以下のコマンドを発行して、新規 LU をシステムに追加する。
    detectmdisk