イニシエーターを最適化するためのシステム・レジストリーの変更

iSCSI の操作を最適化するためにシステム・レジストリーを変更できます。

システムの保守中に確実な iSCSI 操作を行うために、システム・レジストリーで以下の値を更新することができます。表 1を参照してください。さらに、システム・レジストリーを更新し、遅延している確認応答設定を変更することで、システム間の iSCSI 操作でのパフォーマンスの低下に対処することもできます。 詳しくは、「Microsoft iSCSI Software Initiator Version 2.X Users Guide」のセクション『Addressing Slow Performance with iSCSI clusters』を参照してください。
表 1. システム・レジストリー
レジストリー・キー タイプ 値 (10 進数)
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥
{4D36E97B-E325-11CE-
BFC1-08002BE10318}¥bus id¥Parameters¥LinkDownTime
DWORD 120
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥
{4D36E97B-E325-11CE-
BFC1-08002BE10318}¥bus id¥Parameters¥MaxRequestHoldTime
DWORD 120
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Disk¥TimeOutValue DWORD 60
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥
{4D36E97B-E325-11CE-
BFC1-08002BE10318}¥bus id¥Parameters¥ MaxPendingRequests
DWORD 2048
注: これらの変更を有効にするには、コンピューターの再始動が必要です。