VMware オペレーティング・システムを実行するホスト用の QLogic HBA の構成

VMware オペレーティング・システムを実行するホストに QLogic HBA とデバイス・ドライバーをインストールした後、HBA を構成する必要があります。

このタスクについて

VMware ホストに QLogic ホスト・バス・アダプター (HBA) を構成するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. サーバーを再始動します。
  2. QLogic バナーが表示されたら、Ctrl + Q キーを押して FAST!UTIL メニュー・パネルを開きます。
  3. 「ホスト・アダプターの選択」メニューから、「アダプター・タイプ QLA2xxxを選択します。
  4. 「Fast!UTIL オプション」メニューから、「構成の設定」を選択します。
  5. 「構成の設定」メニューで、「ホスト・アダプターの設定」をクリックします。
  6. 「ホスト・アダプターの設定」メニューで、以下の値を選択します。
    1. Host Adapter BIOS: 使用不可
    2. Frame size: 2048
    3. Loop Reset Delay: 5 (最小)
    4. Adapter Hard Loop ID: 使用不可
    5. Hard Loop ID: 0
    6. Spinup Delay: 使用可能
    7. Connection Options: 1 - Point-to-Point のみ
    8. Fibre Channel Tape Support: 使用可能
    9. Data Rate: 4
  7. Esc を押して「構成の設定」メニューに戻ります。
  8. 「構成の設定」メニューから、「アダプターの詳細設定 (Advanced Adapter Settings)」を選択します。
  9. 「アダプターの詳細設定 (Advanced Adapter Settings)」メニューで、以下のパラメーターを設定します。
    1. Execution throttle: 100
    2. Luns per Target: 0
    3. Enable LIP Reset: No
    4. Enable LIP Full Login: Yes
    5. Enable Target Reset: Yes
    6. Login Retry Count: 8
    7. Port Down Retry Count: 8
    8. Link Down Timeout: 10
    9. Command Timeout: 20
    10. Extended event logging: 使用可能 (デバッグには使用可能な場合がある)
    11. RIO Operation Mode: 0
    12. Interrupt Delay Timer: 0
  10. Esc を押して「構成の設定」メニューに戻ります。
  11. Esc を押します。
  12. 「変更された構成の設定 (Configuration settings modified)」ウィンドウから、「変更の保管 (Save changes)」を選択します。
  13. 複数の QLogic アダプターがインストールされている場合は、「Fast!UTIL オプション」メニューで、「ホスト・アダプターの選択」を選択し、ステップ 3 から 12 を繰り返します。
  14. サーバーを再始動します。