Solaris iSCSI イニシエーターのインストール

このセクションでは、Solaris iSCSI イニシエーターのインストール方法を説明します。

始める前に

次のコマンドを発行して、イニシエーター・サービスがインストールされていることを確認します。
pkginfo SUNWiscsiu SUNWiscsir

イニシエーター・サービスがインストールされていない場合は、Solaris オペレーティング・システムの指示に従ってこのサービスをインストールしてください。

このタスクについて

Solaris iSCSI イニシエーターをインストールするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. iscsiadm add コマンドに IP アドレスを指定して、ホストと Storwize® V3700 システムクラスター化システムの接続で使用するディスカバリー・アドレスを示します。
    iscsiadm add discovery-address 192.168.1.97:3260

    使用している Storwize V3700 のクラスター化システムのイーサネット・ポートのすべてに対して、このコマンドを発行してください。

  2. インターネット・ストレージ・ネーム・サービス (iSNS) サーバー機能を使用する場合は、iscsiadm add iSNS-server コマンドを発行してこの機能を見つけてください。
    iscsiadm add iSNS-server 10.0.0.1:3205
  3. iscsiadm modify discovery コマンドを使用して iSCSI ターゲット・ディスカバリー・メソッドを使用可能にします。
    • ファイル・ベースのディスカバリーの場合、このコマンドの形式は次のとおりです。
      iscsiadm modify discovery --sendtargets enable
    • iSNS ディスカバリーの場合、コマンドの形式は次のとおりです。
      iscsiadm modify discovery --iSNS enable
  4. ローカル・システムの iSCSI 装置リンクを作成します。
    devfsadm -i iscsi
  5. 次のコマンドを使用して、iSCSI ディスクからの入出力を停止します。
    iscsiadm remove discovery-address 192.168.1.22