1051 プラグ可能 TPM で障害が発生したか、欠落している
説明
システムの Trusted Platform Module (TPM) が機能していません。
ユーザーの処置
重要: システムが少なくとも 1 つの他のノードで実行中であることを確認してから、この修復を開始してください。各ノードはその TPM を使用して、暗号鍵をそのブート・ドライブに安全に格納します。
ノードの TPM またはブート・ドライブを取り替えると、ノードはその暗号鍵を失うため、既存システムに参加して鍵を取得できることが必要です。このエラーがシステム内の最後のノード上で発生した場合、有効な鍵を持つオンライン・ノードが少なくとも 1 つシステムに含まれるまでは、TPM、ブート・ドライブ、ノード・ハードウェアを取り替えないでください。
- ノードをシャットダウンして、ノード・ハードウェアを取り外します。
- ノード・ハードウェア内の TPM の位置を確認し、それが正しく装着されていることを確認します。
- ノード・ハードウェアを再度差し込み、ノードに電源を供給します。
- エラーが続く場合は、TPM を、FRU ストックからのものに交換します。
- エラーが続く場合は、システム・ボードまたはノード・ハードウェアを、FRU ストックからのものに交換します。
障害のある TPM を IBM® に返却する必要はありません。
注: TPM の障害が原因で System Master Key (SMK) が失われるおそれがあるとは考えられません。
- SMK が、固有の暗号鍵を使用して TPM により封印されると、結果は、システム・ブート・ドライブに格納されます。
- SMK の作業用コピーは RAM ディスク上にあるため、TPM で突然に障害が発生しても影響を受けません。
- 障害がブート時に発生した場合、TPM は FRU であるため、ノードはリカバリー不能エラー状態のままになります。
- SMK は、システム内の他のノードによってもミラー保護されます。交換用 TPM を備えたノードはシステムに参加すると、SMK を持っていないことを確認し、SMK を要求し、取得してから、新しい TPM で封印します。