インストール - リリース情報

1.0 リリース情報/既知の問題点/制限
   1.1 正しくないランチパッド実行可能モジュール名
   1.2 インストールはデベロッパーのユーザー ID を使用して行う必要がある
   1.3 Windows Vista 下では、「管理者として実行」モードでインストールしてはならない
   1.4 既存の Rational Software Architect インストール済み環境へのインストールで必要とされる CDT
   1.5 アクセス可能性
   1.6 フローティング・ライセンス有効化に関する「インストール・ガイド」のライセンス管理セクションの更新
      1.6.1 ライセンスの管理
      1.6.2 ライセンス
      1.6.3 許可ユーザー・ライセンス
      1.6.4 フローティング・ライセンス
      1.6.5 インストール済みパッケージのライセンス情報の参照
      1.6.6 ライセンス有効化
      1.6.7 製品アクティベーション・キットのインポート
      1.6.8 フローティング・ライセンスの有効化
      1.6.9 ライセンスの購入
   1.7 特定の条件下において Rational Developer for System z v7.1.1 で Citrix Presentation Server がサポートされる
   1.8 TXSeries V6.2 サポート

1.0 リリース情報/既知の問題点/制限

1.1 正しくないランチパッド実行可能モジュール名

インストール・ガイドに記述されたランチパッド実行可能モジュールの名前は、RDzInstallLaunchpad.exe ですが、この実行可能モジュールの実際の名前は RDzLaunchpad.exe です。

1.2 インストールはデベロッパーのユーザー ID を使用して行う必要がある

Rational Developer for System z 製品のインストールは、デベロッパーがマシン上でこの製品を実行するときに用いるユーザー ID を使用して行ってください。さもないと、一部の機能 (例えば、リモート構文チェック) が正常に機能しないことがあります。インストール時には、そのユーザー ID は管理者権限を持っていなければなりません。この製品を実行するときは、ユーザーは管理者権限を持っていなくても構いません。

1.3 Windows Vista 下では、「管理者として実行」モードでインストールしてはならない

Vista ユーザーの場合、RDzLaunchpad.exe を「管理者として実行」モードで実行しないでください。

1.4 既存の Rational Software Architect インストール済み環境へのインストールで必要とされる CDT

既存の Rational Software Architect インストール済み環境へインストールする場合、C/C++ Development Tools (CDT) フィーチャーをインストールする必要があります。

1.5 アクセス可能性

インストール・ウィザードは、スクリーン・リーダーでは機能しません。スクリーン・リーダーの使用を必要とするユーザーの場合は、インストール CD 1 のルート・ディレクトリーから以下のコマンドを使用すれば、インストール・ウィザードをコンソール・モードで実行することができます。rdz71installwizard.exe -accessibility

1.6 フローティング・ライセンス有効化に関する「インストール・ガイド」のライセンス管理セクションの更新

1.6.1 ライセンスの管理

「ライセンスの管理」ウィザードとそれに関連する「設定」ページを使用して、インストール済みの IBM Rational Software Development Platform 製品と カスタマイズされたパッケージのライセンスを管理することができます。 「ライセンスの管理」ウィザードは、インストール済みパッケージのそれぞれについて、ライセンスのタイプと有効期限に関する情報を表示します。

製品アクティベーション・キットをインポートすることで、オファリングの試用版をライセンス版にアップグレードできます。 また、試用または永続ライセンスを持つオファリングに対して IBM Rational Common Licensing を使用可能にすれば、Rational ライセンス・サーバーから フローティング・ライセンス・キーを取得することができます。

1.6.2 ライセンス

IBM Rational ソフトウェア製品の購入者は、2 種類の製品ライセンス (許可ユーザー・ライセンスとフローティング・ライセンス) から 選択することができます。 お客様の所属組織にとって最良の選択は、製品を使用する人数、アクセスの頻度、ご希望のソフトウェア購入方法によって異なります。

1.6.3 許可ユーザー・ライセンス

IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、特定の個人による Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。 購入者は、製品にアクセスする個々のユーザーごとに許可ユーザー・ライセンスを取得する必要があります。 許可ユーザー・ライセンスは、購入者が当初の指名を長期または永続的に変更しない限り、再割り当てすることはできません。

例えば、1 つの許可ユーザー・ライセンスを購入した場合、そのライセンスは特定の 1 個人に割り当てることができ、その人は Rational ソフトウェア製品を使用することが可能になります。 許可ユーザー・ライセンスでは、ライセンス交付を受けた人がその製品を使用していない場合でも、別の人に製品の使用資格が与えられる ことはありません。

1.6.4 フローティング・ライセンス

IBM Rational フローティング・ライセンスは、複数のメンバー間で共用可能な、単一ソフトウェア製品のライセンスです。 ただし、同時ユーザーの総数が、購入したフローティング・ライセンスの数を超えることはできません。 例えば、Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合は、組織内の任意のユーザーがいつでもその製品を 使用できます。 別の人がその製品にアクセスしたい場合は、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。

フローティング・ライセンスを使用するためには、フローティング・ライセンス・キーを取得し、それを Rational ライセンス・サーバーに インストールすることが必要です。 このサーバーは、エンド・ユーザーによるライセンス・キーへのアクセス要求に応答し、組織が購入したライセンス数に一致する数の 同時ユーザーに対してアクセス権限を与えます。

1.6.5 インストール済みパッケージのライセンス情報の参照

IBM Installation Manager で、ライセンスのタイプや有効期限を含め、インストール済みパッケージのライセンス情報を再検討することができます。

ライセンス情報を参照するには、以下のようにします。

  1. IBM Installation Manager を開始します。
  2. メインページで、「ライセンスの管理」をクリックします。
インストール済みパッケージのそれぞれについて、パッケージ・ベンダー、現行ライセンス・タイプ、および有効期限日付が表示されます。

1.6.6 ライセンス有効化

Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスを延長したい場合、製品の ライセンスを有効化する方法についてのオプションがあります。

Rational Software Development Platform オファリングのライセンスは、次の 2 つの方法で有効になります。

1.6.7 製品アクティベーション・キットのインポート

製品アクティベーション・キットには、試用版 Rational 製品の永続ライセンス・キーが含まれています。 アクティベーション・キットを購入し、ローカル・マシンにダウンロードし、インポートして、ご使用の製品のライセンスを有効化します。 アクティベーション・キットを製品にインポートするには、IBM Installation Manager を使用してください。

アクティベーション・キットを購入し、アクセス可能なワークステーションにダウンロードすることが必要です。

アクティベーション・キットをインポートして、新しいライセンス・キーを有効にするには、以下のようにします。

  1. IBM Installation Manager を開始します。
  2. メインページで、「ライセンスの管理」をクリックします。
  3. 「パッケージのインストール」ページで、パッケージを選択して「製品イネーブルメント・キットのインポート」をクリックします。
  4. 「次へ」をクリックします。 現行ライセンスの種類とライセンスが適用されるバージョン範囲を含め、選択したパッケージの詳細が表示されます。
  5. キットのダウンロード場所となるパスを参照し、該当する Java アーカイブ (JAR) ファイルを選択して「開く」をクリックします。
  6. 「次へ」をクリックします。 「要約」ページに、アクティベーション・キットのターゲット・インストール・ディレクトリー、新しいライセンスが適用される製品、およびバージョン情報が 表示されます。
  7. 「完了」をクリックします。
永続ライセンス・キーを持つ製品アクティベーション・キットが、製品にインポートされます。 「ライセンスの管理」ウィザードにより、インポートが正常に行われたことが示されます。

1.6.8 フローティング・ライセンスの有効化

フローティング・ライセンス・キーを取得して、Rational License Server をインストールし、製品の Rational Common Licensing を使用可能にします。 Rational Common Licensing の使用には、以下の利点があります。

お客様の所属チームの環境で Rational Common Licensing がサポートされていれば、製品のフローティング・ライセンスを有効化し、接続を構成して フローティング・ライセンス・キーへのアクセス権限を得ることができます。

ライセンス・サーバー、ライセンス・キー、および Rational Common Licensing 管理の詳細については、License Management Guide を参照してください。

ライセンス・サーバー接続情報を管理者から入手する必要があります。

指定したパッケージのライセンス・タイプとしてフローティング・ライセンスを有効化し、ライセンス・サーバー接続を構成するには、以下のようにします。

  1. IBM Installation Manager を開始します。
  2. メインページで、「ライセンスの管理」をクリックします。
  3. 「パッケージのインストール」ページで、パッケージのバージョンを選択して、「ライセンス・サーバーの構成」をクリックし、 「次へ」をクリックします。
  4. 「ライセンス・サーバー」ページで、「IBM Rational Common Licensing を使用可能にする」チェック・ボックスをクリックします。
  5. 1 つ以上のライセンス・サーバー接続を構成します。
    1. 「追加」ボタンをクリックします。
    2. 「サーバーの追加」ウィンドウの「名前」フィールドに、ライセンス・サーバーのホスト名を入力します。
    3. (オプション) 「ポート」フィールドに、ファイアウォールが使用されている環境の値を入力します。 管理者から指示された場合を除き、このポートには値を割り当てないでください。
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 追加のライセンス・サーバーのホスト名がシステム管理者から提供された場合は、上記のステップを繰り返して、各サーバーを追加します。 予備サーバー構成 (3 つのサーバーを使用) の場合、それぞれのホスト名を "hostname1", "hostname2", "hostname3" の形式で 入力してください。 それぞれのポート番号については、"host1port#", "host2port#", "host3port#" のように入力します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. (オプション) カスタム・パッケージのライセンス使用順序を構成します。 リスト内のライセンスの順序により、製品が特定ライセンスのライセンス・キー取得を試みる順序が決まります。
  8. 「完了」をクリックします。

「ライセンスの管理」ウィザードにより、フローティング・ライセンス構成が正常に行われたことが示されます。

使用可能になった製品をオープンすると、有効なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを取得するために、ライセンス・サーバーへの 接続が作成されます。

1.6.9 ライセンスの購入

現行の製品ライセンスの有効期限切れが近づいている場合や、チーム・メンバーのために追加の製品ライセンスを取得したい場合は、新しいライセンスを 購入することができます。

ライセンスを購入して製品を使用可能にするには、以下の手順に従ってください。

  1. 購入するライセンスのタイプを決定します。
  2. ibm.com® にアクセスするか、または IBM 営業担当員に連絡して、製品ライセンスを購入します。 詳しくは、IBM Web ページにアクセスし、ソフトウェアの購入方法について参照してください。
  3. 購入するライセンスのタイプに応じて、受け取ったライセンス証書を使用し、以下のいずれかを行って製品を使用可能にします。 また、オプションで、「パスポート・アドバンテージ」にアクセスして、製品のアクティベーション・キットをダウンロードすることもできます。 アクティベーション・キットをインポートした後、PC を長期間オフラインで使用する場合は、ライセンス・タイプをフローティングから永続に切り替えるオプションが あります。

アクティベーション・キットをインポートする場合、または製品のフローティング・ライセンス・サポートを有効化する場合は、IBM Installation Manager の 「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。

1.7 特定の条件下において Rational Developer for System z v7.1.1 で Citrix Presentation Server がサポートされる

Citrix Presentation Server 4.0 で実行されるとき、Rational Developer for System z がサポートされるようになりました。 これは、SDP Architecture Management 製品ファミリーでサポートされるオペレーティング・システムがサーバーで稼働している場合に限られます。

1.8 TXSeries V6.2 サポート

Rational Developer for System z v7.1.1 では、TXSeries バージョン 6.2 がサポートされます。 TXSeries V6.2 の詳細については、http://www-06.ibm.com/jp/software/websphere/ft/tx/index.html を参照してください。

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