Common Access Repository Manager (CARMA) - リリース情報

1.0 リリース情報、既知の問題、制限事項、および予備手段
   1.1 提供されるサンプルの RAM
   1.2 SCLM RAM 割り振りジョブ
   1.3 COBOL RAM ロード・モジュール
   1.4 CLIST 実行の命名制限
   1.5 DLL としての CRASUTIL のコンパイル

1.0 リリース情報、既知の問題、制限事項、および予備手段

1.1 提供されるサンプルの RAM

CARMA によって提供されるすべての RAM はサンプルで、実稼働環境で使用されることを意図していません。

1.2 SCLM RAM 割り振りジョブ

CARMA にアクセスする各ユーザー ID ごとに、hlq.SCRASAMP ライブラリー内の CRAS#ASLM ジョブを実行する必要があります。ジョブをカスタマイズするための手順は、そのソースに記載されています。各ユーザー ID について許される SCLM RAM 接続は一時点で 1 つに限られます。さもないと、630 エラーが発生します。

1.3 COBOL RAM ロード・モジュール

COBOL で記述された PDS RAM が提供されます。この RAM を使用するには、VSAM クラスター内で使用可能にする必要があります。

また、COBOL RAM はカスタム・アクションもサポートします。このカスタム・アクションを使用可能にするための手順は、hlq.SCRASAMP ライブラリー内の CRACOB24 メンバーに記載されています。

1.4 CLIST 実行の命名制限

CARMA ジョブの hlq.SCRASBMT(CRASUBMT) を実行するために使用する CLIST の名前には、「$」が含まれていてはなりません。結果として 655 エラーが出されます。

1.5 DLL としての CRASUTIL のコンパイル

SCRASAMP ライブラリーのメンバー CRA#CUTL および CRA#PUTL は、CRASUTIL 内のソースを DLL としてコンパイルするためのサンプル JCL として提供されます。 これは便宜のために提供されていますが、サンプル COBOL ram をビルドするのに必須ではありません。

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