IBM SCLM Developer Toolkit リリース情報

バージョン 3.1

このファイルには、資料またはオンライン・ヘルプの発行後に入手可能となった情報が入っています。また、このファイルには、重要な支援情報も含まれています。

1.0 構文チェック
2.0 ホスト・セッション関連の問題
3.0 サーバー・エレメント・スピリット・オプション


1.0 構文チェック

2.0 ホスト・セッション関連の問題

3.0 サーバー・エレメント・スピリット・オプション

サーバー・サイドのメモリー消費を抑える、新しい機能が使用可能になりました。 その機能とは、「スピリット」エレメントの概念です。 スピリット・エレメントは、ホストが追跡しないようにサーバー・キャッシュから削除されたエレメントで、クライアント上には存続します。 クライアント上のエレメントには「スピリット済み」のマークが付けられるため、エレメントでコマンドを呼び出す必要がある場合、スピリット済みエレメントは サーバー上で再作成されます。

この機能は、Rational Developer for System z の rsed.envvars 構成ファイルで行われたカスタマイズを持つ RSE 上の SCLMDT で使用可能です。

Rational Developer for System z は最新のサービス・レベルにあることが必要です。 最新のサービス・レベルでは、この機能をアクティブまたは非アクティブにするために必要なパラメーターの事前定義も行われます。

この機能は、rsed.envvars で次のパラメーターによって設定されます。

_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_SPIRIT_ON=true"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DSPIRIT_EXPIRY_TIME=6"

-DDSTORE_SPIRIT_ON が true の場合、この機能は、この機能をサポートするリソースによって使用されます。 false の場合、この機能は使用されず、その他のオプションには効力がありません。

-DSPIRIT_EXPIRY_TIME パラメーターは、エレメントがスピリットのためにキューに入れられてから実際にスピリットが行われるまでに、サーバーが待機する 時間 (秒) を示す数値です。

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